2015年10月31日土曜日

世界遺産:富岡製糸場へ

大学生の息子が暮らす新潟を訪れたのは今年の6月ですが、先週、また新潟へ行ってきました。
偶然にも主人が仕事で新潟へ出張になり、それについていったのです。  

交通費を浮かせるべく、自家用車で出発。
圏央道ができたので、都内の混雑を避けることができます。
新潟に行く途中、行きたかった富岡製糸場に立ち寄ってもらいました。
歴史的な建物(特に洋館)が大好きな私、ずっと行きたいと思っていたのです。  

水曜日だったので、本当は富岡製糸場は休館なのですが、ネットで調べたら、偶然にも、先週の水曜日は「群馬県民の日」ということで開いていました。  

チケットを買うための混雑が予想され、ネットで調べたら、近くの物産館でもチケットが買えると書いてあったので、一足早くオープンする物産館へ行って、チケットをゲット。
開門と同時にすんなりと入れましたよ。  



いの一番に写真を撮ったので、人のいない写真が撮れました~。
はまっている「トイカメラモード」で撮影するとこんな感じ↓  






当時は電灯がなかったため、自然光を取りこむためにたくさんの窓が作られています。  
 



これは国宝の「繰糸場」。
繭から生糸を取る作業が行なわれていた建物で、長さ140m、高さ12mという、一歩入るとおお~~~という迫力です。

創業当時はフランス式の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の製糸工場だったそうです。
しかしながら、迫力の器械が、ビニールで覆われていたのはちょっと……。
透明なビニールだけれど、様子が全然わからないですよ~(>_<) 

ビデオではその様子を上映していましたが、実演もなく、ビニールに覆われている工場だけを見てもちょっと残念な感じです。  

ここは土日祝日には繰糸器や座繰りの実演が見れますが、平日は残念ながらやっていません。やってくれるといいんですけどね……入場料も1000円とお高いですし。

そういうわけで、実演がないため、見るものは、建物の外観と中の一部のみ。
ちょっと物足りない感じもしますので、多くの方はガイドツアーを申し込んでいて、ガイドツアー待ちの行列ができていました。

平日というのに大勢の人、それも団体客でごった返していました。
土日祝日はどんなに混むのでしょう……。
私たちは混雑を避けたいほうなのでガイドは申し込まず、自由に見学して帰ってきました。 

群馬県民の日だからか(?)、富岡市のイメージキャラクター「お富ちゃん」がいましたよ。
お富ちゃんのプロフィールを見たら、14歳の少女でした。
物産館ではお富ちゃんの顔のクッキーなんかも売っていたので、記念に購入(100円と安い!)。








また、富岡製糸場の売店では、工女さんも愛したカレーというネーミングの、市内の高田食堂さんのカレー(のレトルト)も買ってきて、家で食べました!





夜遅くまで働いていた工女さんたちは夜食にこのカレーを食べて仕事に励んだんだとか。  かな~りの辛さです!!! 
甘口カレー党の私にはきつかったけれど、辛党の主人はおいしく食べてましたよ。  

製糸場は群馬の日でたまたま開いていましたが、周辺のお店は水曜定休で閉まっているところが多く、私が行きたかった「富岡紅茶」を売っている「まるいち園」さんもお休みで……(;O;) 
これから行かれる方は水曜日は外した方がいいですよ。


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2015年10月18日日曜日

京王フローラルガーデンへ♪

東京さんぽ。昨日は、武相荘を訪ねたことを書きました。

そのあとは、小田急線→京王線と乗り継ぎ、調布市にある「京王フローラルガーデンアンジェ」へ。

「京王多摩川駅」を出てすぐのところにある、こじんまりとしたガーデンです。  

秋バラも咲いていて、思ったよりもたくさんの色彩が広がっていましたよ。
枯れたアジサイも、ドライフラワーみたいで味があります。

ガーデンとなると、夢中になって写真を撮ってしまう私。
今回もこんなに撮ってどうする!!ってくらい撮ってる自分がいました(^_^;) 

春先とは違ってちょっと秋めいた感じのガーデンには、「トイカメラモード」が合うかな~と。  












 

上の写真のピンクの植物は「ガウラ」。


 

上の写真右側の紫色の植物は「アメジストセージ」。  

平日でしたが、子ども連れ、車椅子の方や高齢者の方々の散歩、スケッチ、あるいはバーベキュー(BBQエリアがある)を楽しんでいる方など、たくさんの人で賑わっていました。

市民の憩いの場なんですね。
近くにこんなに素敵なガーデンがあってうらやましいなあ、と思いました。 


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2015年10月17日土曜日

白洲次郎・正子夫妻が暮らした家へ

東京での一日限定イベント「シングルオリジンフェスティバル」に行ってきました。

シングルオリジンティーとは、
「生産者が明確で、かつブレンドや着香などの加工を施していない、 茶葉本来の個性を味わう紅茶です。 茶樹の品種や、 生育される土壌や気候などの環境、 製茶の仕方の違いなどにより 多種多様なキャラクターが作られ、 様々な香りや味わいが楽しめます。」(HPより)

入場料が1000円ですが、中に入れば、どのブースの紅茶の試飲も自由です。
というか、どのブースも必ず試飲をさせていただけます。

買うかどうかわからないのに試飲させてもらうのは申し訳ない……と、小心者の私は思ってしまいますが、入場料を払っているので、今回は思い切り試飲をさせていただきましたよ。 

インドやスリランカ、アフリカ、ネパール……世界の名だたる生産地の紅茶、なかなか浜松にいては飲めない農園名のついた紅茶。
うわー、こんな味もあるんだ~~~と、驚いたり感動したり。
いつもお世話になっているCha Tea紅茶教室の方が、シングルオリジンティーのセミナーもしてくださっていてもちろん拝聴。丁寧にわかりやすくご説明くださいました。  

そしてそして、静岡県からは、100銘茶の方がブースを出しておられました! 
生産者さんにお声をかけられないくらい、ブースは常にお客様でいっぱい。何袋も買っていかれる方もたくさんいて……すごい!!! 
こんなに気に入ってもらえている!! 国産紅茶が支持されている~~~~と、感動(●^o^●)  

同じ会場の、一階下では「エコ茶会」が催されていて、こちらにも静岡の100銘茶の方が出店されておられると聞いて、そちらにもお邪魔をさせていただきました! 

エコ茶会は中国茶がメインですが、いろいろなお茶がありましたよ。
私はウーロン茶も大好きなので、地に足がついてない感じで、あっちでも、こっちでも、試飲に試飲、また試飲。
お昼ごはんも食べる時間がなくそのまま行ったので、おなかはお茶でたぷんたぷんでした(^_^;) 
食事のスペースもあったらうれしかったな。  
試飲して気に入ったお茶をあれこれ購入。また行きた~い! 

池袋コミュニティ・カレッジでの赤毛のアンの講座もあったため、一泊し、白洲次郎・正子夫妻が暮らした茅葺屋根の家「武相荘」を訪ねてきました。

小田急線「鶴川」駅から歩いて15分ほど。初めて降りる駅です。 

白洲次郎さんも正子さんも、ご自分の確固たる信念を持ち、周りに流されずに自分がこだわるスタイルを守り続けられました。
お二人とも、亡くなるまでこの家で暮らされたそうです。

本当にこの家を気に入り、ここでの暮らしに満足されいたそうです。
一般に公開されたのは2001年だそうですが、ほぼ、当時のままの姿をとどめているのだとか。  



入口からもう、別世界。
竹林。京都に来たような、和風庭園のような、気持ちのよい、凛とした空間となっていました。

四季折々の植物が見れるそうですが、ちょうど夏と秋の境目だったので、植物という点ではちょっとさびしい感じでした。もう少しあとだったら紅葉がきれいそうです。 


茅葺屋根の母屋には、長屋門をくぐって入ります。かっこいい……。   

お二人とも留学経験があったにもかかわらず、外国かぶれせず、古きよき日本を好まれたというところも、心動かされます。





次郎さんのお顔のりりしいこと、本当にイケメンです~~(^。^)y-.。o○  

正子さんは骨董好きで、家の中にもご自分が好きで集めた骨董が飾られていました。
でも嫌味がなく、家に溶け込んでいます。

お値段が、というよりもご自分がいいなと思うものを集めておられたとのこと。家の奥にある書斎をかねた小さな小部屋も、居心地がよさそうで、正子さんのお人柄がしのばれました。 



カフェでお茶もしてきました。
本当にまったりできる場所でした。


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