2015年6月9日火曜日

仙台、ニッカウヰスキー工場へ

新潟を訪れた前の日記の続きです。  

新潟から仙台までは、高速バスを利用しました。
地理的には、新潟と仙台は近いんですが、新幹線だといったん大宮まで戻らなくてはならず、JRだと米沢~山形経由でかなりの時間がかかります。

高速バスは新幹線乗り換えとほぼ同じくらいの所要時間で、重い荷物を持っての乗り換えもなく一本で行けて、楽です。  

仙台の実家は両親の様子を見に行っただけなのですが、膝が痛いだの、めまいがするだの、体のあちこちに不調があるようで……。
いつもはちょっとくらい調子が悪くても、私がおでかけしようと言えばついてきてくれたのですが、今回は家で休んでいる……と言われ。
そんなに体調が悪いのかと、驚きました。

無理無理連れ出して何かあっても大変だと思い、今回は両親とのおでかけは諦め、私一人で気になっていたところへ、レンタカーを借りて出かけました。  

仙台生まれで高校卒業まで仙台で育ちましたが、一度も行ったことのなかった場所。

NHK朝ドラ『マッサン』で一気に注目度がアップしたニッカウヰスキーの、仙台工場(宮城峡蒸留所)です。  

実は私、下戸なので、純粋にマッサンが思いを込めて作った工場を見たいというそれだけ。車で行ったのでどちらにせよ試飲はできませんし。  

仙台駅からニッカウヰスキーまでは車で約1時間とHPにはありますが、実際はもっとかかります。
私の実家は東北自動車道に近いため、30~40分くらいで着きましたが、途中、道が混んでいて、けっこう走った実感があります。



朝の9時15分ごろに到着。
9時20分からの見学ツアーに入れました。見学は無料です。

平日とはいえ、千葉ナンバーなど、けっこう車が来ていました。  
ツアーはさすがに毎日やっているのでスルスルと、滞りなくなめらかに進行します。
土日は一日2千人近くの来場者があるそうです! 

作並温泉郷にあるため、山の自然が豊か。とってもいいところです。  

1967年、この地を訪れたマッサンはそばを流れる新川の水をウイスキーを割り、一口飲んで蒸留所の建設を決めたそうです。
本来の土地の起伏を生かすこと、樹木の伐採は最小限にとどめること、電線は地下に埋設することなど、マッサンのこだわりを説明してくれました。  


これはドラマでもおなじみになった、単式蒸留機(ポットスチル)ですが、この宮城峡蒸留所の特徴は、当時すでに旧式といわれたカフェ式連続式蒸留機が導入されたこと。

写真的には見栄えのしない機械ではありますが、ブレンドウイスキーに大事な役割を果たすウイスキーが出来上がるのだそうです。
個性が違うウイスキーを作るためのマッサンのこだわりなんですね。  

 





最後に待ち受ける、無料の試飲コーナー。
お酒が飲めない人のためにはソフトドリンクが用意されていました(ありがたい)。
炭酸割りもできるように炭酸の機械も用意されています。  


これは「期間限定 リタのハイボール(りんごのハイボール)」。
ドラマ関連で作られた、マッサンとリタの物語、のロゴが入った缶。
これはスーパーなどでも見かけました(まだ売っているようですね)。
 


キングオブブレンダーのオリジナルステンドグラスも素敵でした。  

ここでツアーは終了。最後に売店へ。
せっかく来たので、ここでしか買えないものを選んで購入。  


ウイスキーは主人に。重いので小さなボトルを。
ラベルが宮城峡オリジナルのラベルです。
樽のものは、チョコレートボール(アルコールはなし)。
宮城峡の焼き印が入った、ウイスキー樽を模した入れ物に惹かれ……私は樽ものにも弱いようです(笑)。

実はこの中でこの樽チョコレートが一番高価でした。
買ったあと、あれ、なんでこんなに合計金額がいくのかと思ったら、チョコレートの値段も見ずに買っていたんですよ……。
でもまあ、食べたあとに入れモノとして使えるので。
ピンクの缶入りのアップルワイン入りのホワイトチョコレートも、缶が欲しくなって購入。アップルワインがかなり効いているので、1枚食べると私などはもうなんだか顔がほてってきましたー(^_^;) 
このピンクの缶は中の包装にも凝ってますよね。


チョコレートは個包装なのに、それをピンクの薄紙でくるんであって、贈答用にもいけるおしゃれなつくりです。  

私が売店を出て帰る頃には、見学者の数がどどお~んと増えていました。
ほぼ朝一で行ってよかった~~。  

このあとも気になったお店を覗きながら、最後は秋保温泉の「さいち」で、おはぎを購入。こっち方面にきたら、さいちのおはぎを買わないで帰るなんてできません~~~。
両親にもお土産で買って帰り、体のあちこちが痛いといいながらもとりあえずは元気そうだったので、ほっとして帰路につきました。  

浜松から仙台はとても遠いので、しょっちゅう帰ることはできませんので、久しぶりに帰ると両親がぐんと年老いて見え、胸がぎゅっとなります。
年月には逆らえないとはいえ、できるだけ健康でいてほしいと思います。 


 **インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***