息子も学校で忙しいので、一泊だけしました。
今年の3月に引っ越したばかりで、そのマンションに行くのは今回が初めて(浜松からは遠いので、引っ越しも自分で業者を手配してやってもらいました)。
夜に着き、まずは駅のそばで夕食。
へぎそばは、つなぎにふのりを使っているのが特徴とのこと。
のどごしがよく、くせもなくおいしいおそばでした。
翌朝は7時半に息子が大学へ行ってしまいましたので、散らかった部屋を片付けてやり、その後、観光へ。
洋館好きの私にはうれしく、新潟には古い洋館がけっこうあります。
右端に写っているのが新潟市歴史博物館。
左側の川向こうに立っている背の高いビルは「朱鷺メッセ」。
ということで、同じ敷地内にある国指定重要文化財「旧新潟税関」も閉まっていました……。でも遠くから建物だけ見れただけでもよしとしよう。
もうひとつ、同じ敷地内にある「旧第四銀行住吉支店」は、レストランになっているため、ここだけオープンしていました。
うわー、素敵。
リノベーションしているとはいえ、銀行の風格が残っていて上品です。
ここで飲食してみたかったな…。
雨が降ったりやんだりで不安定な天気でしたが、新潟ではよくあるらしい。
「どっぺり」とはドイツ語の「ドッペルン(二重)」の由来していて、旧制高校の学生が遊びに行く時の通り道だったことから、遊びすぎると落第する(だぶる=二重)ことから坂の名前がついたそうです。
どっぺり坂のそばに、旧県副知事公舎の洋館をリノベーションしたレストラン「ネルソンの庭」がありまして、洋館好きの私としてはそこでのランチをと考えたのですが、今回は別のお店のほうを優先しました。
外観だけパシャリ。木造はやはりだいぶ痛みが見えます。
ランチは「英国紅茶サロン メイフェア」さんで。
紅茶は2014年のダージリンセカンド「ギダパール農園」さんのをチョイス。
ティーカップ&ソーサーはウェッジウッドのターコイズクロッカス、とてもかわいらしい。こちらのスコーンはおいしいと有名らしく、確かにサクサクで、お持ち帰りしたくなるほど気に入りましたよ。
ピアノの生演奏もしていただき、優雅な時間を過ごすことができました。
石油王・新津恒吉が外国人客用に迎賓館として建てた洋館が「新津記念館」。
国登録有形文化財。高い塀に囲まれていて中に入らないと建物の様子もわからないんです。入館料が高いですが、それだけの価値はありました。
公開しているのは、一階の「イギリスの間」、二階の「フランスの間」と「日本間」です。ステンドグラスもすばらしかった。
そして最後に訪れたのが「新潟県政記念館」。
明治16年に建造された旧新潟県会議事堂。国指定重要文化財。
建物の裏のほうを先に見たんですが、後ろ姿(?)も実に美しい。
しかも入場無料で、内部の撮影も自由。
公共施設はこうでなくちゃあ。
議事堂にも入って、椅子に座って雰囲気を味わうこともできます。すばらしいっ。
ほかにもいろいろ見どころはあるのですが、夕方の高速バスで、実家の仙台へ向かうことになっていたので時間切れ。また次回のお楽しみです。
高速バスに乗る前に、いつも撮影しているマンホールを。
この写真では見えないかもしれませんが、中央部分、4つにわかれて「喜」「怒」「哀」「楽」の文字が入っています。どゆことかな?
これは『デザインマンホール100選』(アットワークス)に載っていたので覚えていました。国指定重要文化財の「萬代橋」のアーチを、抽象化したデザインだそうです。
そしてチューリップと太陽がかわいらしいマンホール。
チューリップは新潟市の花です。
お土産。古町で見かけた和菓子や「金巻屋」さんでちょこっと気になったお菓子を購入。パッケージもかわいらしかったので。
上に写っているお菓子は新潟米粉で作った「まるこぼうろ」。
北前船を模しているんですよ。↓
かつて港町としてにぎわった新潟。
北前船が発展していた江戸時代から明治初期まではかなり栄えていたとのこと。
同じく古町に新潟オリジナル雑貨を扱う「ヒッコリースリートラベラーズ」というお店にも惹かれ、いくつかお土産を購入。
萬代橋をデザインしています。和紅茶もありました~!!!
あえて新潟らしい、こちらも萬代橋と、トキのラベルをセレクト。
そのまま食べても、お湯を注いでもOK。いろんな味があるので楽しいし、プレゼントにもお値段も手ごろでかわいい。
ほかにも手ぬぐいとか、心そそられるものがありましたが、このあたりで今回は我慢、我慢。
ということで、いつものように、駆け足でめぐってしまいました。
息子がいるのでまた来ることもあるかなと思い、次の目的地、仙台へGO。
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