ラベル 岩手 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 岩手 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年11月12日水曜日

7月の東北旅行⑦遠野

7月の東北旅行①弘前-1




7月の東北旅行⑤青森 



 友だちが車で、私が行きたいとリクエストした遠野へ連れて行ってくれました(*^-^*)

友だちの家の近く、矢幅駅に泊まったんですが、学生の時に遊びに来た時はものすご~~~い田舎だったのに、今回行ったら都会になってました。びっくり!!!
病院ができて変わったんだそうです。

遠野はずっと行きたかったところ。
柳田国男の「遠野物語」によって、民話や伝承の里、民俗学の先駆けとして有名になりました。
私、中学(?)の頃に読もうとしたけど、なんだかおもしろさがわからず断念。
今もそのまま読まずにおります(-_-;)

朝ドラ「どんど晴れ」の舞台でした。2007年の放送。
観ていたけどあまり記憶がない・・・

宮本信子さんは、この「どんど晴れ」のあと「あまちゃん」、そして朝ドラじゃないけどNHKで放送された「母の待つ里」、どれも岩手が舞台のドラマに出演されました。岩手の方言ももう苦労もなく自分なりに話されているようです。

「母の待つ里」、よかったですね。ああいう終わり方になるとは!



いい天気です。爽やかに見えるかもしれませんが、遠野は盆地で蒸し暑い。
ただ立っているだけでだらりと汗が噴き出してきます。

弘前も盆地、盛岡も盆地、そしてここも。
東北なら涼しいかと思いきや、盆地にばかり行っていたので、下着までびっしょり汗まみれの旅行でした(;^ω^)




のどかな田園風景。



遠野の伝説の中でも忘れてはならないのが「カッパ」です。
カッパの像、一度素通りしてしまいました・・・。あまりに溶け込みすぎてる(笑)

伝統的建物が集まっている「ふるさと村」に立ち寄ったのですが、な、なんと!! 臨時休業!!!

ただ、車はたくさん停まっています。貸し切りで何かやっている気配。
ドラマか映画の撮影のようでした。

友だち、前もここに来た時、臨時休業だったそう。縁がないってこういうことなんですかね(^▽^;)

ドラマ「母を待つ里」のロケはここで行われたそうですが、こんな早くドラマができるわけはないので(実際に放送を見ても季節が違う)、来年以降公表される何か、ですね。

仕方がないので、同じように古い建物を集めた「伝承園」に行くことにしました。規模は小さいけれど十分楽しめる民話村です。



植木がカッパだ!




遠野の家は、去年訪ねた仙台の「みちのく杜の湖畔公園」にも移築保存されていました。その時の日記はこちら

わざわざ見なくてもいいくらい、古い民家はたくさん見てきましたが、ここは遠野に伝わる民話についても詳しく知ることができます。



馬小屋。寒い岩手で、大事な馬も一緒に家の中で暮らしていたのがわかります。
馬と娘との愛を描いた民話が「オシラサマ」
悲しくも美しいお話です。

遠野の民話の中で私たちも知っているのは、カッパ、オシラサマ、そしてザシキワラシ。






かやぶき屋根の水車。横を小川が流れてます。



きゅうりをえさに釣ろうとしているのは「カッパ」




伝承館のトイレにもカッパ




地元のおばあさんが作ったという、繭を使ったカッパの置物。
かわいいのでお土産に。
私はTシャツをお土産に買うことはめったにないのですが、このデザインが気に入って買ってしまいました。


『遠野物語』って、遠野に住む佐々木喜善から聞いた話を、柳田がまとめているんですよね。
佐々木喜善は小さい頃から昔話や伝説を聞いて育ち、のちに民俗学者になった人です。
この伝承園には佐々木喜善記念館があり、彼のことがよくわかる資料がたくさんあります。

しかし、佐々木喜善が有名になったのは柳田國男のおかげともいえます。
すでに近代日本における民俗学者として有名だった柳田に出会い、協力者になることで、民俗学発展に大きく貢献することになります。

高い学問教育を受けたわけではないものの、フィールドワーク(現地調査)や資料収集の質は高く、学問的アプローチ能力にもたけていたようで「日本のグリム」とも呼ばれています。

柳田との出会いは1909年で、今から116年前。
『赤毛のアン』の出版が1908年ですから、その翌年ですね。

佐々木は評価はされて各地の民話を収集して回ったものの、財政的に困窮し、54歳で亡くなったそうです。
彼のように成した業績はすばらしいのに知られていない人がたくさんいますよね。

この伝承園のそばに、カッパ淵という、カッパが出るとされる場所があります。
きゅうりをえさに、カッパをつかまえたい人は伝承園で「カッパ捕獲許可証」を買います。

許可証をもらったので、心置きなくカッパ釣りをいたしましょう。








おおおーーーカッパがいそうな雰囲気がむんむん。
雨が降りそうだったから余計ですかね。







すでに釣り糸にぶらさげられたきゅうりが用意してあります。

許可証をもらったので、これを持ってしばし、カッパが現れるのを待ちます。


妖怪というより、神さま的なカッパ様。

カッパは捕まえられなかったので・・・・というか、蒸し暑いのと蚊がこわいのとで早々に諦めました(^▽^;)



アイスクリームをいただきました(笑)
かっぱ模様のスプーンは抹茶味。




ザシキワラシ模様のスプーンはあずき味。

あまりにかわいらしいので、洗って、スプーンをお土産に持って帰りました(^-^;


伝承園に戻り、お昼はそばをいただきました。東北の山間地に行ったなら、そばでしょう!
伝承園名物のかっぱ焼きもお土産に。桑入りの生地で緑がかってます。









田んぼの中に建つ「荒神神社」

遠野らしい風景を回ってもらいました。




友だちがおすすめする「五百羅漢」にも行きましたよ。



もののけ姫のイメージそのものの、うっそうとした森のあちこちに、羅漢様がいるのです。
神聖な空気が漂っていました。








遠野の田園風景を一望できる高台に「道の駅 遠野 風の丘」があり、立ち寄りました。




遠野の郷土料理「けいらん」があったので食べてみました。

鶏卵の形のおだんごをお椀に2個入れ、熱いゆで汁を注いだもの。 冬の寒さを吹き飛ばす、小正月や来客のもてなしに供した遠野の郷土料理。主におやつとして食べられる。

と、いわての文化情報大事典にあります。




ふわふわで、とろっとしておいしかったです。




岩手の名菓「かもめの玉子」の紅茶味を発見。お土産に購入しました。




新花巻駅まで送ってもらう途中に立ち寄ってもらった「道の駅みやもり」

「めがね橋」に隣接しているため、鉄道ファンや宮沢賢治ファンが訪れます。




「宮守川橋梁(通称:めがね橋)」は、昭和18年に完成した5連のアーチが連なる鉄橋。
現在はJR釜石線が通っています。

この橋自体は賢治の没後に造られたものだそうですが、かつてこの地を「岩手軽便鉄道」が走っていて、宮沢賢治も乗っていました。
その風景や体験が『銀河鉄道の夜』の着想の一つになったといわれています。



現在、釜石線では冬季を除く土日祝にSL銀河号を走らせているそうで、煙をあげて走るSLがこの橋を渡る姿を見るため、多くの人が来るそうですよ。
見たいですよねー、いや、乗ってみるのもいいか。





道の駅は、ごく普通の道の駅ですが、中に入ったら――
「銀河鉄道の夜」を連想させる作りになっており、登場人物や、宮沢賢治のイラスト等が壁に描かれ、素敵な空間になっていました。



イラストレーターはどなたでしょう。とても素敵な絵です。



新花巻までの道中、釜石線が走ってきました!
助手席から撮影。
SLじゃないのが残念だけど、本数少ない釜石線と遭遇できたのはラッキーです。

新花巻駅で友達とおわかれ。
実は、大人の休日俱楽部パスは12月にも発売されるので、また友達と会う予定です。
今度は宮沢賢治記念館に連れて行ってもらいます!!

新花巻駅では、なんと、仙台のアン友さんとばったり遭遇。
彼女も大人の休日俱楽部パスで来ていました。
根拠はないのだけど、彼女に会えるような気がとてもしていて気になっていたのですが、本当に会えるとは、神さまのお導きですね。
席が空いていたので、仙台まで隣りの席に座って楽しくおしゃべりして帰りました。

12月2日、彼女が主宰する赤毛のアンの読書クラブさんとのコラボで、赤毛のアンのクリスマスお茶会を開催させていただきます。

残席わずかです。お申込みをお待ちしています。
************************

★★2025年12月2日(火)赤毛のアンのクリスマスお茶会@仙台

「赤毛のアンの読書クラブ」さんとのコラボイベントです。

『赤毛のアン』の時代、19世紀末のクリスマスはどんな過ごし方をしてどんな飾りつけをしていたのでしょうか。
アン・シリーズのクリスマスの場面を交えながら、奥田実紀がお話いたします。

アンがお好きな方は物語がさらに深まり、アンにそれほど詳しくなくてもカナダのクリスマスについて知ることができる楽しい機会ですよ。

午前の部 10:30〜12:30 残席わずか
午後の部 13:30〜15:30 満席(キャンセル待ち)

場所:アンティーク雑貨カフェTiTi(仙台市宮城野区鉄砲町中5-8)仙台駅東口から徒歩約10分
参加費 ¥4,500 (TiTiさん特製のスイーツとドリンク付き)

TiTiさんは場所をお借りしているだけですので、お申込み、お問い合わせは私までお願いします。

お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


**インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***


2025年11月9日日曜日

7月の東北旅行⑥盛岡

 7月の東北旅行①弘前-1




7月の東北旅行⑤青森 



盛岡駅からバスに乗り、岩手銀行さんにお邪魔しました。


岩手銀行さんは「いわぎんタータン」を制作し、スコットランド・タータン登記所に登録をされました。

タータンのお話をうかがいたく、お忙しい中、時間をいただきました。

いわぎんタータン制作にかかわられたみなさまが集まってくださり、資料を作って丁寧にいわぎんタータンについてご説明をしてくださいました。
私一人のためにこれほどまで時間を割いていただいているとは思ってもおらず、気軽にお訪ねしてしまい、恐縮至極でした・・・<m(__)m>

皆様、本当にありがとうございました。




右側が手織りのもの。
やはり印刷したものとは色合いも風合いも違いますね。




スコットランド・タータン登記所の登録証。

いわぎんタータンは、若手行員6人が主体となってチームをつくり、2022年に制作。

岩手銀行創立90周年の「 これまで 」を知り、創立100周年に向けた「 これから 」を考える中で、新しいビジュアルアイデンティティ「いわぎんタータン」導入となったそうです。

岩手銀行のイメージを出し合い、コーポレートカラー(緑)にイメージ色をあてはめ6色に。
その6色を使った6パターンのタータン柄をメンバーが考え、行内アンケートを実施し、一番多かったのが現在の柄だったそう。



8月からスタートし12月にはタータン案が決定していたとのこと。びっくりする速さですね。

タータン誕生には「神戸タータン協議会会長」で「神戸タータン」が生まれるきっかけを作られた石田原氏がアドバイザーとして関わられたそうで、それも心強かったことでしょう。

スコットランドタータン登記所には翌年登録。
行員がネクタイ、ポケットチーフ、スカーフなどを身に着けたり、発行物のデザインに使用されるなど、活用されてきました。

利用者はデビットカードがいわぎんタータンだそうです。


ホームスパンの祭典「Meets the Homespun」(赤レンガ館が会場)でも展示されます(このイベントは毎年11月最初の土日に行われています)が、
AZLM CONNECTED CAFE manorda いわて店)に、いわぎん展示棚があり、見れますよ!(上の写真がそれ)



個人的にいわぎんさんのデジタル専用キャラクター「いわぷぅ」がいわぎんタータンのマフラーをしているイラストにどはまりしてしまいました(^^)/

いわぷぅ、かわいすぎる。岩手がホームスパンで有名だから羊なんでしょう!!!
(上の写真は2024年のキャンペーンのもの。いわぎんタータンのマフラーをまとっているのがわかるでしょうか)

そのうわぷぅがいわぎんタータンをまとうなんて、私にしてみたらお宝です。

もうひとつのキャラクターもかわいい。「ろっくー」と「てっち」という名前ですって!!好み~~~。こちらに紹介されています。






その後、ランチまでセッティングしてくださいました。

その時に、岩手県立美術館で開催された「タータン展」の際にお知り合いになった、まちの編集室の水野さんと、蟻川工房の伊藤さんも同席くださり、楽しいランチタイムとなりました。

このあと、私が岩手銀行さんのかつての建物で、現在は資料館となっている「岩手銀行赤レンガ館」に行きたいという私を、近くまで車で送ってくださいました。
何から何までお世話になり、足を向けて寝れません(^▽^;)



東京駅に似てると思いませんか。

それもそのはず、建築は、日本の近代建築の礎を築いた建築家・辰野金吾とその弟子・葛西萬司が手掛けたから。外観は東京駅と同じく赤レンガに白い花崗岩のラインが用いられています。ルネサンス様式を基調とした重厚なデザインは銀行にぴったりですよね。

夏に訪ねた岡崎信用金庫の建物ともそっくりなのでよければその時の日記も見てみてください。

現在の赤レンガ館の建物は、1911年に盛岡銀行本店として竣工。
1936年、岩手殖産銀行が買受、同行の本店となる。
1983年には本店を新築移転することになり、この建物は岩手銀行中ノ橋支店となる。

1994年、現役の銀行としては初めて、国の重要文化財に指定。
2012年に中ノ橋支店としての営業が終了。
2016年、公開施設としてリニューアルオープン



マンホールにもデザインされています。

入館料300円。











銀行らしい重厚さと、凝った意匠はどこをとってもすばらしい。














赤レンガ館のすぐ近くには「もりおか啄木・賢治青春館」があります。
ここも以前から気になっていたので行ってみました。



この建物も、もとは銀行。
1910年、第九十銀行本店本館として建てられました。設計は盛岡出身の若き設計技師・横濱勉。

当時の盛岡は近代的な洋風建築が建ちはじめ、モダンな雰囲気が漂う街だったようです。

時期はすれ違っていますが岩手の有名な二人の作家、石川啄木と宮沢賢治の青春時代にまつわる資料館になっています。入館は無料。




「春と修羅」の初版本。

入ってすぐがカフェになっていて、ここも素敵でした。







一休みする時間がなかったのが残念(周遊バスの最終便が早くて(^▽^;))。

購入したお土産。




青春館オリジナルの手ぬぐい2種セットは、すっごく好みのデザイン。






賢治もなかに、チャグチャグ馬コ(盛岡の伝統的なお祭り)のもなか。

賢治好きとしては、賢治モチーフにはつい手が出てしまいます(^▽^;)

一泊した翌日は、友達と一緒に遠野へ行きましたよ。

(つづく)

今後の私のお茶会です♪ キャンセル待ち受付中です。

************************

★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

13:30~15:00 キャンセル待ち
参加費:3,000円

会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。静岡駅からバスをご利用いただくか、周辺のコインパーキングをどうぞ。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。

13:30~15:00 キャンセル待ち
参加費:2,800円

会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


**インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***