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2015年12月12日土曜日

新潟県村上市を初探訪!

先日、紅茶の取材で、新潟県は村上市を訪ねました。
息子が新潟にいるので、そこで一泊。新潟までは、東京経由で新幹線が一番早いのですが、今回は名古屋へ出て、そこから高速バスを利用してみることにしました。
13時ごろに出発し、新潟に着くのは20時と、7時間かかりますが、乗り換えがなく、安いところがバスの利点です。  

というわけで東海道線~名鉄に乗り変えて名古屋へ。
マトリョーシカがいっぱいのカフェ「リャビーナ」さんに一度行きたかったので、午前に立ち寄ってきました。



名古屋といえば、有名なシンボル「ナナちゃん人形」。クリスマスバージョンになっていましたよ。  

新潟までの高速バスは、ゆったりとしていて、ルームスリッパなんかもついていて、快適でした。
でも7時間は飽きちゃいますね…。
もっと寝られたらよかったのですが、寝たい時に限ってなんだか眠れず…。  

新潟から村上までは、新潟駅から山形のほうへと向かいます。
山形が近いとなると、実家の仙台に帰りたくなりますね(^_^;) 

白新線で1時間ちょっと。村上へ到着です。
「雪国紅茶」という名前をご存知の方もいらっしゃると思います。
冨士美園さんの紅茶です。上越新幹線の中でも買えます。



紅茶の話は「月刊茶」のほうに書きますので、そちらをご覧くださいね。

ここでは村上の食べ物のお話を。いろいろご案内いただき、冨士美園さん、ありがとうございましたm(__)m 

村上の特産として有名なのは、村上茶のほかに、鮭があります。
平安時代には村上の鮭が京都の王朝貴族に献上されていたそうです。
古くから鮭と密接にかかわり、独特の鮭文化が発達。
人口孵化にも成功し、おいしい鮭を求めて多くの観光客が訪れるそうです。

ということを教えていただき、お昼は「はらこ丼」。
駅前にある旅館「石田屋」さんにて。地元の方も通う確かなお店です。  



奥にあるのが「塩引き」。塩引き、宮城でも”塩引き”と言います!!!なつかし~~~。

はらこの卵は、弾力があって噛み切れないくらい、ぷちぷちした食感がたまりません! 
おいしい~~~。
冬が近づくにつれ、弾力が増していくのだとか。  

取材が終わり、すてきなカフェはありませんか、という私のリクエストで連れていっていただいた「扇屋旅館」さんが営むカフェ。
古さと新しさが調和する、落ち着きのある空間です。






「雪国紅茶」がメニューにあります。
大きなカフェオレカップでたっぷりと出してくださいました♪ 
スイーツもおいしい~~。  

村上は城下町なので、古い建物も残っています。
冨士美園さんのお店も古い町屋のひとつ。たたずまいだけでも見事ですが、中には囲炉裏があって、鉄瓶で沸かしたお湯で呈茶をしてくださいます。もちろん雪国紅茶を♪  







やはり、急須できちんと淹れていただくお茶は格別。
村上茶を盛り上げたいという熱い思いにもふれ、ますます国産紅茶を応援したい気持ちが強まりました。  

一日しかいれませんでしたが、村上、とてもいいところでした。


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2015年11月3日火曜日

2015・秋・新潟観光

昨日のブログ(富岡製糸場)をあとにし、目的地・新潟へ。

群馬県から新潟県へつながるトンネルを抜けたとたん! 
大雨が……。
群馬県はあんなに晴れていたのに、こんなに違うものなのでしょうか、びっくりぽんです。

夕方に息子と落ち合い、夜はやっぱり、鮮魚でしょう! 
ということで鮮魚問屋が営む「港食堂」へ。海鮮丼と猟師汁を堪能しました。   



翌日、主人は仕事へ。
私は、今回はどこを観光しようかなと迷っていた時に「行形亭・北方文化博物館新潟文館・旧斎藤家別邸 お食事・見学パック」を見つけ、それを利用しました。

新潟の有名な料亭「行形亭(いきなりや、と読むそうです)」さんでのミニ会席と、2つの施設の入場券付きです。  

旧斎藤家別邸は、新潟の三代財閥のひとつ、斎藤家の別荘。
大正7年の建築。
有名なのは庭園で、建物との一体感を狙った巧みな演出がされています。  




入ってすぐの大広間から一望できる、見事な池泉回遊式庭園。
思わずおお~~っと声が出てしまいます。

 

紅葉にはちょっと早かったですが、でもだいぶ色づき始めていました。

 

上の写真は二階の大広間。
一階と二階と、高さは違いますが、どちらも庭園が見渡せます。パックを利用した人にはハーブティーを出してくださいました。  





外に出て、庭園内を散策もできます。
滝、茶室、雪見灯籠、巨石など、ところどころにポイントがあり、飽きさせません。建物と庭との一体感は、庭から見ても感じられますね。

このあと雨という予報通り、どんどん空が暗くなっていきます……。  
授業を終えて時間があいた息子が合流し、一緒に北方文化博物館分館も見学。
ここは会津八一が暮らした家。八一と、良寛の展示が充実しています。

このあと、行形亭での昼食です。
会席料理は、普段ではいただけないものですし、高級料理店での食事となればなおさらのこと。このパックのおかげで、老舗料亭の雰囲気を味わうことができました。  






旧斎藤邸別邸の隣りに位置し、木戸を抜けるとまたしても和風庭園が広がり、お店の方が玄関に立っていて出迎えてくれました。(帰りは女将さんらしき方が出てきて挨拶をしてくださいました。さすが老舗料亭です)  

学生の息子にはちょっと過ぎたお高い昼食ではありましたが、こういう経験も必要なのかなとふんぱつして息子の分も申し込み。
美しいミニ会席を、静かな雰囲気の中でいただくことができました。  

息子はこのあと授業のため、ここでお別れ。
元気でがんばっている様子にほっとしました。

これで私の新潟観光もおしまい、次はいつ来る機会があるでしょう。


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2015年6月8日月曜日

新潟観光2015

先週。東京への取材があり、その足を利用して、大学生の息子が住む新潟へ行ってきました。
息子も学校で忙しいので、一泊だけしました。

今年の3月に引っ越したばかりで、そのマンションに行くのは今回が初めて(浜松からは遠いので、引っ越しも自分で業者を手配してやってもらいました)。  

夜に着き、まずは駅のそばで夕食。
新潟名物ののっぺ汁と、へぎそば(天ぷら付き)をいただきました。




息子も新潟に住んで2年目になりますが、どちらも食べたことがないというので。
へぎそばは、つなぎにふのりを使っているのが特徴とのこと。
のどごしがよく、くせもなくおいしいおそばでした。  

翌朝は7時半に息子が大学へ行ってしまいましたので、散らかった部屋を片付けてやり、その後、観光へ。

洋館好きの私にはうれしく、新潟には古い洋館がけっこうあります。

新潟市歴史博物館「みなとぴあ」がある信濃川の河口は、眺めがよく、散策にも適した公園みたいになっています。  


右端に写っているのが新潟市歴史博物館。
左側の川向こうに立っている背の高いビルは「朱鷺メッセ」。
歴史博物館は重厚な建物で、迫力があります。

  

ただ、新潟市歴史博物館は、なんと! 臨時休業でした……(;O;) タイミング悪すぎ。




ということで、同じ敷地内にある国指定重要文化財「旧新潟税関」も閉まっていました……。でも遠くから建物だけ見れただけでもよしとしよう。  


もうひとつ、同じ敷地内にある「旧第四銀行住吉支店」は、レストランになっているため、ここだけオープンしていました。
が、まだオープン前の時間だったため、飲食はできませんでしたが、無理言って中を見せてもらいました。


うわー、素敵。
リノベーションしているとはいえ、銀行の風格が残っていて上品です。
ここで飲食してみたかったな…。  

雨が降ったりやんだりで不安定な天気でしたが、新潟ではよくあるらしい。
観光循環バスに乗っていたのがちょうど私一人だったので、運転手さんと話がはずみ、お勧めの「どっぺり坂」も見てみることにしました。


「どっぺり」とはドイツ語の「ドッペルン(二重)」の由来していて、旧制高校の学生が遊びに行く時の通り道だったことから、遊びすぎると落第する(だぶる=二重)ことから坂の名前がついたそうです。  

どっぺり坂のそばに、旧県副知事公舎の洋館をリノベーションしたレストラン「ネルソンの庭」がありまして、洋館好きの私としてはそこでのランチをと考えたのですが、今回は別のお店のほうを優先しました。
このレストランは次回に…。


外観だけパシャリ。木造はやはりだいぶ痛みが見えます。  

ランチは「英国紅茶サロン メイフェア」さんで。
一人でもアフタヌーンティーを受け付けてくれ、時間も自由に決めていいですよという寛大さ。予約をして、アフタヌーンティーをランチとしていただきました♪  


紅茶は2014年のダージリンセカンド「ギダパール農園」さんのをチョイス。
ティーカップ&ソーサーはウェッジウッドのターコイズクロッカス、とてもかわいらしい。こちらのスコーンはおいしいと有名らしく、確かにサクサクで、お持ち帰りしたくなるほど気に入りましたよ。

ピアノの生演奏もしていただき、優雅な時間を過ごすことができました。  

さて、午後は再び、洋館めぐり。


石油王・新津恒吉が外国人客用に迎賓館として建てた洋館が「新津記念館」。
国登録有形文化財。高い塀に囲まれていて中に入らないと建物の様子もわからないんです。入館料が高いですが、それだけの価値はありました。

公開しているのは、一階の「イギリスの間」、二階の「フランスの間」と「日本間」です。ステンドグラスもすばらしかった。  

貧しい家の出でしたが、実力で石油王にのぼりつめ、自分が今あるのはお世話になった世間の人々のおかげと、奉仕の精神も忘れなかったという新津氏、立派です。



そして最後に訪れたのが「新潟県政記念館」。
明治16年に建造された旧新潟県会議事堂。国指定重要文化財。
建物の裏のほうを先に見たんですが、後ろ姿(?)も実に美しい。
しかも入場無料で、内部の撮影も自由。
公共施設はこうでなくちゃあ。  

議事堂にも入って、椅子に座って雰囲気を味わうこともできます。すばらしいっ。  

ほかにもいろいろ見どころはあるのですが、夕方の高速バスで、実家の仙台へ向かうことになっていたので時間切れ。また次回のお楽しみです。  

高速バスに乗る前に、いつも撮影しているマンホールを。
デザインマンホールは3つ見つけましたよ~。  







この写真では見えないかもしれませんが、中央部分、4つにわかれて「喜」「怒」「哀」「楽」の文字が入っています。どゆことかな?  

これは『デザインマンホール100選』(アットワークス)に載っていたので覚えていました。国指定重要文化財の「萬代橋」のアーチを、抽象化したデザインだそうです。
本に載っていたのはカラーマンホールでしたが、それは私が歩いた範囲では見つかりませんでした。

 

そしてチューリップと太陽がかわいらしいマンホール。
チューリップは新潟市の花です。  

お土産。古町で見かけた和菓子や「金巻屋」さんでちょこっと気になったお菓子を購入。パッケージもかわいらしかったので。  

上に写っているお菓子は新潟米粉で作った「まるこぼうろ」。
北前船を模しているんですよ。↓  



かつて港町としてにぎわった新潟。
北前船が発展していた江戸時代から明治初期まではかなり栄えていたとのこと。  

同じく古町に新潟オリジナル雑貨を扱う「ヒッコリースリートラベラーズ」というお店にも惹かれ、いくつかお土産を購入。
新潟らしさを取り入れたポップで新しいお土産がいろいろありましたよ。

  

左のお茶缶は、なんだかパリっぽくて。でもパリじゃありません、
萬代橋をデザインしています。和紅茶もありました~!!!  
あえて新潟らしい、こちらも萬代橋と、トキのラベルをセレクト。
これは、こんぺいとうではありません、と書いてあったので、なにかな~と思ったら、あられ菓子。アメやガムが私は好きじゃないので、これはいい!と思って買いました♪ 


そのまま食べても、お湯を注いでもOK。いろんな味があるので楽しいし、プレゼントにもお値段も手ごろでかわいい。
ほかにも手ぬぐいとか、心そそられるものがありましたが、このあたりで今回は我慢、我慢。  

ということで、いつものように、駆け足でめぐってしまいました。
息子がいるのでまた来ることもあるかなと思い、次の目的地、仙台へGO。 


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