2023年1月20日金曜日

2023年に注目すべき旅行先

 The New York Timesが「2023年に訪れるべき52の旅行先」を発表したことがテレビでも大きく話題になっていますね。
日本ではこれまで注目されてこなかった盛岡が、1位のロンドンに次いで2位になったということで騒然となったわけですが、東北出身者としては驚きでも何でもなく、盛岡のよさをわかってもらえたということでとてもうれしいです。

2019年に「タータン展」で久しぶりに訪れた盛岡。
↓その時の日記もよかったら読んでね(宮沢賢治がらみの話題ですが)。

賢治ゆかりの「林風舎」

賢治ゆかりの「光原社」

岩手のホームスパン


The New York Timesの「2023年に訪れるべき52の旅行先」で私がさらにうれしかったのは4位に大好きなスコットランドの、キルマーティン・グレンが入ったことです。
キルマーティン・グレンってどこ?とグーグルマップで調べてみましたがピンポイントでは出てきませんでした。
Daily Record紙の記事を見ると、「スコットランドの荒々しい景観を有する西海岸にある緑豊かな渓谷に位置するこの地域」と出てきます。オーバンとロッホジルプヘッドの間にある渓谷をさすようです。



オーバンは、コロナが発生しなければ2020年に私、行く予定だった町です(;_:)
宿まで予約していたのに・・・。

このあたりには数千年前のストーンサークルやケルンなどが点在していて、遺跡好きの私はこれらを見て回るつもりでした。
ニューヨークタイムズは重要な先史時代の遺跡があるのもかかわらず「ほとんど観光地化されていない」と指摘し、キルマーティン博物館やキルマーティン城をおすすめしています。

ニューヨークタイムズだけでなく、ロンリープラネットも、お勧めの旅行先を紹介する「ベスト・イン・トラベル2023」を発表していますね。
旅行者の視点に立って食、長い旅(journey)、くつろぎ(unwind)、つながり(connect)、学び(learn)の5部門で6つずつ掲載。

食部門で福岡、長い旅部門でカナダのノヴァスコシア、学び部門でスコットランド南部と、イングランド北部のマンチェスターが入っています。

カナダのノヴァスコシアは、赤毛のアンの故郷プリンス・エドワード島の海を隔てた向かい側。物語の中で、アンが生まれた町があり、アンが通った大学がある州です。
私も2回ほど旅行しましたが、とても好きな州なのでランクインはうれしい。

スコットランド南部が「学び」部門というのは、歴史的な遺跡があるからでしょうかね?
同じスコットランドでも、南部はイングランドに近いという地理的なものもあり、政治的にもイングランドに寄っているのでそのあたりも”学び”になるのかな???

そして、エクスペディアとホテルズドットコムが発表した2023年の人気旅行先にも、スコットランドのエディンバラがランクインしています♪
日本では東京、アメリカではニューヨーク、オーストラリアではシドニーと、都会に人気が集まっているとのこと。


私はこうしたリストアップに影響されず、自分が行きたいところに行く派ですが(^^; それでも自分が好きな場所が入っているのはよろこばしく思っています。
ただ、物見遊山の人々に荒らされないことを祈るばかりです。



2020年に計画していたスコットランド・タータンツアーはコロナで中止になりましたが、いつかリベンジしたいです。早くて来年でしょうか・・・。
今年は6月に国内(軽井沢)を予定しているので、決まったらアップいたします!


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まだ間に合いますので、新品でご希望の方はご連絡くださいませ。サインもお入れいたします~。
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2023年1月15日日曜日

映画とドラマ鑑賞

 昨年の出来事は昨年中にアップしなくちゃ!とがんばってブログを書いたので、年明けはゆっくりさせていただきました(笑)

家じゅうの片づけはいまだ終わっていませんが、一部分の片づけ中に出てきたT-Laboのぽれぽれ動物たち。今年の干支のウサギちゃんもいました。


おうち動物園ができました♪ 

さて、年明けてから、浜松の市民映画館「シネマイーラ」さんの会員登録を更新しに行き、早速、「ミセス・ハリス、パリへ行く」を観てきました。


1957年、ロンドン。ハリスおばさんはもうすぐ60歳の通いの家政婦。
夫を戦争で亡くし、質素な生活を送っている。ある日、勤め先の衣装戸棚でふるえるほど美しいクリスチャン・ディオールのドレスに出会う。
今まで身なりを気にしてこなかったが、自分もパリでディオールのドレスを仕立てようと決意し、必死でお金をためることに。
ためた現金を持って、いざパリへ。ハリスおばさんはディオールのドレスを買えるのでしょうか?

原作はアメリカの作家ポール・ギャリコ(1897~1976)の『ハリスおばさんパリへ行く Mrs.Harris Goes to Paris』
日本では1970年に邦訳が刊行。映画化するにあたり角川文庫が新装版を発行しています。
ハリスおばさんシリーズは今回映画化されたパリをはじめ、ニューヨーク、モスクワ、国会にまで行くそうですね。

私は原作を読んだことがないのですが、ポール・ギャリコは『トンデモネズミ大活躍』で覚えていました。これはギャリコが1968年に発表した児童文学で私はこのアニメ(1979年放映:日本アニメーション)を観ました。こちらも原作までは読んでいません(;^_^A

どんなお話だったか忘れてしまったので(!)ぐぐってみると、なんと! 
物語に登場するトンデモネズミは、モナコ公国の公妃であったグレース・ケリーが初めて作った陶製のネズミの置物がモデルなんですってね!

グレース公妃からポール・ギャリコに執筆の依頼があったんだそうです。

原題は「Manxmouse: The Mouse Who Knew No Fear」。マンクスマウスを”トンデモネズミ”と訳したのは訳者の矢川澄子さんだそう。

wikiによると、マンクス (Manx) は、イギリスのマン島を発祥とする尻尾の無いネコの品種だそうです。尻尾が無いネコはこのマンクスとキムリックしかなく、マン島で突然変異的に数百年前に発生した無尾ネコの遺伝因子が、島という閉ざされた環境の中で固定され、島特有の固定種として定着したものと考えられている、とのこと。

物語のマンクスマウスは、尻尾のないネズミということで、物語ではマンクスマウスはマン島へ行き、自分が食べられる運命のマンクスキャットに会うそうです。

アニメをまったく覚えていないので、ぜひとも原作を読んでみたくなりました。

私のようにこのアニメを知っている人はまれかもしれませんね。『スノーグース』『ジェニィ』、映画化された『ポセイドン・アドベンチャー』のほうが有名だと思います。

ハリスおばさんの話に戻りますと、なぜ今、このお話が映画化されたのかわかりませんが、ただお金を貯めてドレスを買いに行く、というお話ではなくて、イギリスの階級社会のことや、パリのオートクチュールのシステム改革の話などなど、歴史的にもおもしろく見ることができました。

悪役が出てくることは出てきますが、まあ、このくらいは、というレベルですし、最後はハッピーエンドで、夢物語と言えばそれまでですが、でも心がほっこりとするすばらしい映画でした。

別の日には、台湾映画「アメリカから来た少女(原題:American Girl)」を観に行きました。
こちらの舞台は2003年。SARSウィルスが猛威をふるった年で、コロナ禍の今と重なります。

注目の新星ロアン・フォンイー監督による半自伝的映画だそうです。アメリカで暮らしていた母娘が、母親の病気で台湾に帰国せざるをえなくなり・・・。

個人的に母親に感情移入してしまう私ですが、多感な13歳の少女の心の葛藤もわからなくもない。けど、母親としてはこんなふうにされたらつらいわぁ・・・と泣きたくなる。

それから、観たかった海外テレビドラマ「ザ・クラウン」もやっと観ることができました。

某大手レンタルDVD店は、私が観たいイギリス映画はほとんど置いていないので、マニアックな映画を取りそろえているレンタル店で借りていましたが、ある日通りかかると閉店していました・・・・(/o\)

本当にショックです。仕方がないので、インターネットからレンタルすることに。シーズン1の1~3を観ることができました。

エリザベス二世女王が主人公のドラマです。おもしろいと聞いていましたが、確かに!これははまりそうです。私的なことだけでなく、政治や社会情勢なども相対的に描いてくれているので、イギリスの当時のことがよくわかります。
早く続きが観たいです(^-^;

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2023年1月1日日曜日

2023年今年もよろしくお願いします


昨年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


写真は、岡山に住む息子のお年賀。岡山県発祥の日本の和菓子店「宗家 源吉兆庵」のもの。箱には絵馬がついており、願い事を書いて飾れるようになっています。
ナイスアイデアですね!



生菓子が2種。きゅんきゅんくるかわいらしさ。
うさぎのように飛躍する年にしたいものですね!

源吉兆庵ですが、11月に岡山を訪ねた際、夜ご飯を食べたお店のそばにある本社を通りました。



クリスマス前だったので、こんなに迫力あるイルミネーションがされていて、思わず写真を撮ってしまいましたよ。
もう、この上品なイルミを見ただけで、格調あるお店であることがわかりますよね。



となりにはこれまたどでかいクリスマスツリー。暗いビル街にあって、ひときわ輝いていました。
お正月なのにクリスマスの写真です(;^_^A でも欧米ではクリスマスは1月6日まで続きますので(去年のセミナーでもお話しました~)オーケーですね!

それでは今年も一年、少しがんばって地道に歩いていきましょう。

卯年ということで思い出しました、京都の「うさぎ神社」こと岡崎神社を訪ねたブログはこちら。うさぎみくじが可愛かった。

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