2018年12月21日金曜日

横浜の西洋館めぐり:その3

横浜山手の西洋館めぐりの最後は、山手イタリア山庭園にある、外交官の家とプラフ18番館です。 


 ↓外交官の家は、スペインのクリスマス。 






 ↓プラフ18番館は、フィンランドのクリスマス。
こちらは西洋館の中で一番ゴージャスだったかも。
「伝統的な暖かいクリスマス」と、「スタイリッシュでモダンなクリスマス」の2つの違ったクリスマス展示があったからでしょう。 




 ↑こちらはいわずもがな、スタイリッシュでモダンなクリスマスのほう。

 ↓こちらは伝統的なクリスマス。
北欧ということで、白を基調に、雪や妖精をイメージしたという、ほれぼれするような演出です。 





駆け足でしたが、8館すべて制覇しました(^^)/ 
疲れた……けど、楽しいウォーキングでした。

入場無料というのもうれしいですね。
平日でしたがカメラを持ったたくさんの観光客がいましたよ。

こうした、期間限定の時に来てみるのも楽しいですね。

2018年12月20日木曜日

横浜の西洋館めぐり:その2

その1ではイギリス館でのスコットランドクリスマスについて書きました

今回はそのほかの西洋館のクリスマスについて♪ 

横浜市イギリス館のとなりにあるのが、山手111番館
ここは、エストニア共和国のクリスマスです。↓ 




エストニアって…どこ???(^^; ぐぐっちゃいました。
バルト三国のひとつで、最も北に位置する国。
フィンランドの、海を隔てた下(向かい側)なんですね。北欧。 

石川町のほうへ山手本通りを歩いて、次に訪ねたのは山手234番館
こちらは、イタリアのクリスマス。↓ 





 ↓エリスマン邸モナコ公国。 





エリスマン邸のすぐ隣りが、べ―リック・ホール
こちらはドイツのクリスマス。↓ 
週ごとにお花のアレンジが変わるそうです。 




このトナカイが引くソリに乗って記念撮影できるようになっていましたよ。 


 ↓旧山手68番館エクアドルのクリスマス。
この68番館だけが、山手本通りから離れています(坂道をけっこう歩きました…)。 



エクアドルの家庭には欠かせないキリスト降誕の場面を表す人形飾り「ナシミエント」。


西洋館めぐりはつづきます。

2018年12月19日水曜日

横浜の西洋館めぐり:その1

三鷹市美術ギャラリーさんでの『タータン展』開催に合わせて東京へ行った際、横浜にも立ち寄ってきました。 

2018年12月25日まで、「山手の丘で巡る8つの国の物語 横浜山手西洋館 世界のクリスマス2018」を開催中。 
2時間以上かけて、8館すべて回ってきましたよ♪ 

1858年に開港した横浜。
外国人居留地に定められた山下町には、西洋館が建てられていきました。

1923年の関東大震災では倒壊と火災により壊滅しましたが、復興されました。

現在残る西洋建築は復興時のもので、デザインはそれを反映してシンプルで合理的になり、地震や火災に備えて木造建築の外壁はモルタルが主流になり、学校や教会は鉄筋コンクリートで作られました。 

横浜大空襲は免れたものの、昭和40年代をすぎるとマンションの建築ブームや老朽化による建て替えなどのため数が減ってきて、横浜市が保存に乗り出します。

現在、山手の7館が横浜市の管理です。 
私が山手の西洋館を最後に訪れたのはいつだったか、思い出せないくらい、はるか、はるか昔です(^^; 
それに、行ったのは数館だけだった気がします。
こんなあいまいな記憶ですから、初めて訪れたかのような新鮮さ(笑) 

元町・中華街駅から、まず訪れたのは横浜市イギリス館
私のタータン・セミナーを受けてくださった方が、このイギリス館のクリスマス展示を引き受けられたことをうかがったからです。

テーマは”スコットランドのクリスマス”で、タータンをふんだんに使う予定だと聞いたら、見に行かないわけにはいきません!!(笑) 

その日の予定を変更して横浜へ向かいました。 
港の見える丘公園に入り、そこからイギリス館へ。

公園の展望台からの眺めは…建物や橋で、海がほとんど見えない…(;O;)
こんな光景だったでしょうか?(いや、前に来た時は夜だった気がするので夜景はきれいだった…) 



イギリス館へ向かう途中にあったサンクン・ガーデン。
暖かい日だったので、秋バラがまだ咲いていました。


庭から見たイギリス館。こちらも、ちらほらとバラが咲いています。 



入り口のリースには、スコットランドの国旗セント・アンドリューズ・クロスに、赤いタータン。
スコットランドといえばタータンということで、館内のデコレーションにはタータンがたくさん使われていました。 






スコットランドでは、実は、クリスマスよりも大晦日(ホグマネイ)のほうが盛大です。
なので、そうした説明パネルもされていました。

イギリスと一口に言っても、スコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドは、もともとは別の国でしたから、クリスマスも一つにくくれません。
展示もすごく難しかったはずで、必ずしもスコットランドに限定したデコレーションにはなっていないようです。 





飾られているパンは「ユール・ブレッド」というクリスマスの時に焼く無発酵パンだそうです。 




スコットランドといえば…の、ウイスキー。 

スコットランドがテーマになることはめったにないので(^^; 
ぜひみなさま、お時間があったら訪ねてみてください。
私はタータンの解説をちょこっと書かせていただいています。

つづく

2018年12月15日土曜日

三鷹の素敵なティールームでお茶会を♪

前の日記では、山本有三記念館について書きました。



山本有三記念館のすぐ隣りに、イギリスを思わせるレンガの建物があります。

ここの1階に、今回お茶会をお願いしたティールーム「ローズアンドM」さんがあります(当時。現在はありません)。

思わず、写真を撮ってしまうくらい、まるでイギリス!!の素敵な場所。




1階はティールームアンティークショップギャラリーで、2階はフレンチレストラン。 時間になるまでアンティークショップを見せてもらいましたが、イギリスへ直接買い付けに行った商品もたくさん。気になる商品もありました…(;'∀') 

この建物を建てたのもアンティークショップのオーナーさんだそうです。
イギリスが好きで…と、嬉しそうにお話してくださいました。 
イギリス製のウールやカシミアのタータン商品もありましたよ!! 
お店オリジナルの紅茶やコーヒーも。 




ティールームはこじんまりとしていて、貸し切りイベントには最適♪ 
私たち15人が入って、外の寒さも忘れてしまうほど熱気に包まれました。 

スイーツはお任せプレートをお願いしていて、スコーンだけは必ず、と聞いていましたが、あとは私も当日までわかりませんでした。 

見てください(#^.^#) 
こんな素敵なプレートを出してくださいました~~~(;O;)感激~~。 
甘いものと、塩味のあるものをうまくまとめてくださっています。




 
紅茶は1杯目がダージリン、2杯目はミルクティー
こちらのミルクティーはスパイシーではなく、あっさりとしていて紅茶やミルクの味がよくわかる、私好みのミルクティーでした! 

煮だして泡が立っているのがフォトジェニック♪ 

お茶会なので私が何か話すということはなかったですが、私はそれぞれの机を回ってみなさんとおしゃべりさせていただきました。

また、参加者さん同士が交流してくだって、とても盛り上がっていて、企画した私も嬉しくなってしまいました。 

イギリス好き、紅茶好き、そして、羊好きというカメラマンさんも!! 
私も羊好きですが、いやいや、羊追いかけて湖水地方へ5回も行かれているそうで、日本国内でも羊の牧場や、イベントなどにも関わっておられるとのことで、私もすっかり刺激を受けました!! 

銀座の土屋ショールームさんでの私のセミナーを主催くださった木谷朋子さんも来てくださり、また、『スコットランド タータンチェック紀行』でお世話になった、サクラ・タータンを作られたシズエさん(現在は日本在住)もご参加くださり、本当に、初対面の方同士とは思えないほどのわきあいあいとした交流になりました。 

お店の方も、イギリス好きのお客様とお話するのは楽しい!と言ってくださり、心温まるおもてなしをしてくださって、私はすっかりお店のファンになりました。

ローズアンドMさん、ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!

2018年12月14日金曜日

三鷹駅おすすめスポット:山本有三記念館その2

その1に続き、山本有三記念館のご紹介です。 



2階への階段。
ステンドグラスはやはり、洋館には欠かせませんよね! 

ステンドグラスは大正時代には中流階級の出現や、洋風建築の普及で一般家庭にも用いられるようになってきていました、と説明文にあります。
現在のステンドグラスは当時のものではないとのことですが、面影をしのぶことはできますね。 



2階の有三の書斎
引き戸の窓は和で、右側の8角形の窓は洋、不思議な融合を感じます。
私はこういう部屋が好きなんです~(≧▽≦) 

バリバリの洋は気後れしてしまいますが、和を土台にして工夫しているこんな和洋折衷の感じ、好みです。 



お庭から見た建物。さまざまな様式が取り入れられているとか。 
お庭も趣があって素敵です。ちょうど紅葉が美しい時でした。 



ざっとしか見れなかったので、今度はゆっくりと訪ねたいと思います。
みなさんもぜひ訪ねてみてください(#^.^#) 

次はお茶会のご報告です。

2018年12月12日水曜日

三鷹駅おすすめスポット:山本有三記念館その1

三鷹市美術ギャラリーさんでの『タータン展』を観覧した午後は、お茶会を企画していました。 
ネット検索して気になっていたティールーム「ローズアンドM」さん。
知人からも素敵なところだと聞いていたので、思い切ってお茶会を企画したいとお願いしてみました。
快く受けていただき、その時間、貸し切りにしてくださるとのご連絡。
何人集まるか、心配でしたが、おかげさまで満席になりました<(_ _)> 

三鷹駅から、玉川上水沿いをてくてく歩いて8分くらい。
もうちょっと行くと、ジブリ美術館です。川沿いの歩道は散歩するのにぴったりですね。 



タータン展を見る前か後に、ぜひ散歩をしてみてください~。
吉祥寺まで歩いていくのもいいですよ~。 


おすすめは、山本有三記念館。バス停の看板にもトトロ発見。気が利いてますね♪  


この門構え、日本とは思えませんね。


こちらの建物は、『路傍の石』『真実一路』などを著した作家・
山本有三が購入し、1936年(昭和11年)から1946年(昭和21年)まで家族とともに住んだ家です。 

建物自体は、1926年(大正15年)に、実業家によって竣工された豪奢な洋館です。
現在は三鷹市の所有で、一般に公開されています。
洋館好きの私、もちろん、立ち寄ってきましたよ。 



1階の、もと食堂だった部屋。暖炉には、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルに用いたことで脚光を浴びた「スクラッチタイル」が使われています。
ライトといえば大谷石を使ったことでも知られていますが、この家にも大谷石が多用されています。 


食堂奥にあるサンルーム。半円形の窓、レンガの枠など、凝ってます。 


暖炉は邸内に3つあり、それぞれデザインが違っています。
こちらは1階の暖炉。
有三一家のだんらんの場であり、来客の控室としても使われたとのこと。
椅子の部分の高さがとても低くて座りやすいんです。

私もここに座って、展示してある本をゆっくり読ませていただきました。 
そして、この部屋の説明文に目が釘付けに。 

「暖炉を中心とした小さな空間は、スコットランド古語で「暖かく居心地がいい場所」という意味の「イングルヌック」と呼ばれています。
工業化が進む19世紀後半のイギリスでは、手工芸の復興を目指したアーツ・アンド・クラフツ運動が展開され、イングルヌックは手仕事や家族の在り方を再確認するものとして当時流行しました。」 

”イングルヌック”は、”炉端””炉辺”などと訳されます。
私はこの説明から、赤毛のアン・シリーズの『炉辺荘のアン』(原題:Anne of Ingleside)を思い出しました。
Inglesideも”炉端””炉辺”という意味ですが、アンの住むアヴォンリー村は、カナダに移民したスコットランド系の人々が多く、アンの物語に描かれている暮らしもスコットランドと結びついているので、モンゴメリはもしかしたらAnne of Inglenookとしたかったかもしれないな~なんて思ったことがあったのです。

実際、『アンの愛情』には、炉端のソファ(inglenook-sofa)という言葉を使っているので…。 
この暖炉の説明文をどなたが書かれたのかわかりませんが、Inglesideではなく、Inglenookについて書いてくださったことが、うれしかった。

そして、アーツ・アンド・クラフツ運動の広がりと、暖炉との結びつきにまで説明が及んでいる部分にも、並々ならぬ、書いた方の思いを感じるのです。
 (長くなってしまったので、次回へつづく)