2020年12月31日木曜日

2021年よろしくお願いします




2021年が始まりました。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 

写真は、日本平夢テラスからの富士山です。

撮影した日は雪が積もっていませんでしたが、さすがに今は積もっています。 
テレビにうつる、元旦のダイヤモンド富士がきれいでしたね。 

いろいろ考え、今年から紙の年賀状は失礼させていただくことにしました。
申し訳ございません。 

混雑する場所が息苦しく、もともと好きではないので、毎年、年末年始は家にいることがほとんどです。 

今年はコロナ禍でもあり、さらにステイホームが加速(^^; 

運動不足解消の散歩だけは欠かさずにおうち時間を楽しんでいます。 

本を読んだり、録画番組を見たり、原稿を書いたりと、家でやりたいことはたくさんあり、時間はいくらでもほしいです。 

昨年はまさかこんなにコロナの感染が世界中に拡大し、人々を恐怖に陥れ、日々の暮らしをおびやかすとは思いもしませんでしたね。

まだ私の周りで感染された方はいませんので実感がわきませんが、ともかく感染予防は徹底してやっています。 

息子が医療従事者なので、いつも医療従事者のことを気にかけています。
油断は絶対にしたくありません。 

ただ、家でじっとしていても生活費は入ってこないので、予防を徹底した中で、イベントを再開し、今も地元・静岡県内で開催させていただいております。 

こんな状況だからこそ、楽しい時間は必要で、経済もまわしていかないといけないです。 

時間はだれにも等しく流れていきます。
どんな状況であれ、前向きに過ごす時間を選びたい。 

いつになったらコロナが収まるのかまったくわからない状況ですが、感染を広げないように気を付け、万全の対策をして、くいのない一年にしていきたいと思います。 

どうぞみなさまもお気をつけて。よい一年となりますように。

2020年12月29日火曜日

茶農家さんのアフタヌーンティー♪②

前回のつづきで、鈴木茶苑さんでの限定コラボアフタヌーンティーのお話です。  



  
日本の茶農家さんのアフタヌーンティーなので、洋風ではこないだろうなと予測していましたら、なんと!

こんな素敵な曲げわっぱでフードが出てきました(≧▽≦) 
井川(いかわ)メンパだそうです。 

井川は、川根本町よりもさらに山奥へとのぼっていったいわゆる秘境で、井川ダムが有名。私はまだ井川までは行ったことがありません。 

井川の曲物は鎌倉時代から造られたといわれており、室町時代に井川で金山が栄えると、金山の水替えに杓(ひしゃく)や曲桶が必要とされたため、盛んに曲物が作られたとか。 

江戸時代末期になると、井川メンパは山村農民の生活用具をこえて、農村の副業生産物として近隣へ販売されていたようです。
そこに、漆塗りの技術が加わり、現在の井川メンパが誕生したという流れのようです。 

今では製作する人も少なく、手に入れるのは困難な品のようですが、伝統は大事に続いていってほしいですね。  



鈴木さんのお話を聞きながら、奥様がお茶を淹れて出してくださいます。
お茶は4種類、出してくださいました。 

一煎目は、徳山郷煎茶「かぐら」 柚子あんロールとともに。 

フードを担当した風工房さんとは何度もお茶に合うペアリングを研究し、このアフタヌーンティー用にお菓子を作ってもらったのだそうです。 

この「かぐら」は、在来種を一晩萎凋させた萎凋煎茶。在来種は、品種茶ができる以前にそれぞれの土地に根づいていた茶の木。
品種茶隆盛になり、抜かれてしまったりして、今では貴重な存在になってしまいました。 
川根茶といえば、昔は在来だったそうです! 
かぐわしい香り、川根の様子が浮かんでくるような、ほっとするお茶に、私たちはうっとり。  

  


二煎目は、香り釜茶「山翡翠(やませみ)」。品種はふじみどり。 
レモンカルダモンチーズケーキとともに。レモンは島田市産。 
ふじみどりは煎茶用品種ですが、個性的な香りと独特の味が敬遠されているとか・・・。

今年は青柳式の釜炒り機で製造してみたそうです。台湾式の釜炒り機のものより華やかな香りは抑えられているとのことで、ひかえめな釜の香りが心憎い。 
写真のように、どのお茶も、たっぷり出してくださいます。  




  
三煎目は、老練紅茶「くらさわ」 ツナといろいろ野菜のキッシュとともに。 

老練、とつけたのは、お父様の勝彦さんが「爺が作っているから」と。 
くらさわも煎茶用品種ですが、独特の香りがあるので紅茶にする農家さんはいらっしゃいます。
さつまいものような甘い味わいが特徴です(苦くない)。 

だいぶ前に、勝彦さんから、くらさわで作ってみたよ、と、試作品をいただいたことがありました。精力的にさまざまな品種で紅茶を試作されるので、次はどんなのを作るのかな、と、楽しみにしていました。 

四煎目は、ほうじ紅茶「火恋し」 スコーンとともに。
カフェ「うえまる」さんの、川根本町産ブルーベリージャム付き。 

煎茶用の品種で作った紅茶を、強火で火入れし焙じた、紅茶の焙じ茶だそうです。
甘みのある紅茶を焙じることでパンチを出しているとのこと。 

ほうじ茶って、つきささるような感じがあって、私はあまり飲まないのですが、こちらのほうじ紅茶はやさしくて、和食にもあうなあと思いました。 

たっぷりのお茶を4種類、どんどん飲んで、おなかがいっぱい。フードも全部食べられなかったので、お持ち帰りさせていただきました。 

生産者さんがみずから、お茶作りのこと、お茶への思いを話してくださる機会(それも私たちだけに向けて)はそうあるものではありません。

ペアリングばっちりのおいしいお菓子もすばらしく、本当に、充実した楽しい時間でした。鈴木さん、ありがとうございました<(_ _)> 

こんないい企画を今回限りではもったいないですよ!とお話したら、今後もやっていきたいと思っているとのこと。
やった~!(^^)! 楽しみにしています! 

終了後、それぞれ気に入ったお茶を購入。私はやっぱり、老練紅茶ですね!
和紅茶のセミナーを来年させていただくので、そこでみなさんにお出ししたいと思っています♪

2020年12月28日月曜日

茶農家さんのアフタヌーンティー♪①

先日、静岡県中部、川根本町の茶農家さん「鈴木茶苑」さんの限定コラボアフタヌーンティーにお茶友さんと行ってきました♪ 

鈴木茶苑さんのお茶と、同じく川根本町のカフェ「風工房」さんのお菓子がセットになった、すてきな企画(≧▽≦) 

しかも、お茶のお土産付き♪♪ 
鈴木茶苑さんのインスタグラムをフォローしているので、この案内があがってすぐに申し込んじゃいましたー。 
お値段も一人1,500円と破格!!! 

これは静岡県民限定の「大井川あそぼうけん」での企画だから。
島田市と川根本町が、観光事業の一環で発行するお得なチケットで、島田市と川根本町にある15の体験・アクティビティを、通常価格の半額で体験することができるというもの。 

秋の行楽シーズンに、島田、川根本町に来てほしい、という目的で10月1日に発行されました。 
10月1日がフリーだったので、私は午前にすぐにコンビニでこの券を買うことができたのですが、午後にコンビニに行ったお茶友さん二人から、売り切れになってました~~~(;O;)!!!とのメールが( ゚Д゚) 

え~~~~そんなに人気の券だったの~~~~!!! 
何より、予約しちゃったのに券が買えないのは一大事。
鈴木茶苑さんにお問合せしたら、予想外の売れ行きで、急遽、再発行が決まったとのお知らせ。次は買わなくちゃ!!!ということで、無事に再発行日にゲットできました。 

私は『紅茶をめぐる静岡さんぽ』(マイルスタッフ)という本を出させていただいており、静岡県内で紅茶をティーポットで出してくれるお店を90軒ほど、取材して、本書でご紹介しています。 
「風工房」さんもこの本で取材をさせていただいたところ。
ずっと行けてなかったんですが、その間に、お嬢さんに代替わりされたのだそうです。
アフタヌーンティー当日に、お嬢さんにお目にかかることができました(#^^#)  


 
現在も販売中ですが、データがちょっと古くなってしまったのでお問合せいただければ少しサービスできますのでよかったら~。  


残り6冊となりました。

本書では、和紅茶、和紅茶生産者さんもご紹介しています(^^)/ 
(私、和紅茶の応援団として、和紅茶のセミナーもさせていただいています) 

その関係で、静岡県内の和紅茶の生産者さんとお話をする機会も多く、鈴木茶苑さんは、一代目の鈴木勝彦さんに大変お世話になっています。 

紅茶は今でも勝彦さんがバリバリつくられているそうですが、緑茶やほうじ茶などは二代目の息子さんご夫妻ががんばっておられます。

今回のアフタヌーンティーも、若いお二人の発案だとか。 
新たにお茶工場を増設され、その横でのアフタヌーンティーです♪ 

お茶とお菓子をいただくだけだと思っていましたが、二代目みずから、茶工場を案内・説明してくださり、アフタヌーンティーの時も、そばに座って、出すお茶への思い、どのように作っているのか、などを、やさしく、丁寧に、熱く語ってくださいました。  



昔、このあたりでは、摘んだ茶葉を、座敷に広げて萎凋(いちょう)していたとか。
萎凋というのは、茶葉の水分量をぬくために、茶葉を置いておいてしおれさせる工程です。そうすることで、茶葉が持つ酸化酵素の働きによって発酵がうながされるからです。

萎凋をすることで、青っぽかった生葉の香りが、花や果実にもたとえられる独特の芳香に変わっていきます。 
煎茶は発酵させないので、香りはご法度。萎凋させずにすぐに蒸してしまいます。

でも、嗜好が多様化し、最近は香り緑茶といって、萎凋をして香りを出した緑茶も堂々と販売できる時代になりました。
私は香りのするお茶が好きなので、萎凋したお茶と聞くと、あ、私好みかな?って、だいたいわかります(;^_^A 

川根でも、昔は萎凋させた緑茶だったんですね。
鈴木さんは、その時の素朴な、香りの高いお茶を作りたいと、竹かごに茶葉を広げて萎凋しているのだそうです。
大きなかごが、上のほうに並んでいました。今じゃ、こういうかごも売ってないですよね。茶業をやめられた方から譲ってもらって増えたとのこと。  

 

 

そして、この古い製茶機!! 昭和29年製です。
今じゃ、この機械をお持ちの方もほとんどいないのでは。
幸運なことにこれを手に入れることができたと、鈴木さんもうれしそうに話してくれました。

きれいにして、ない部品を補うなどの手入れが必要だそうですが、早くこれを使えるようにして、これでお茶を作りたいと話してくれました。 

昔使われていた製茶機で、昔ながらの萎凋した緑茶を作る。手間もかかるし、大量生産はできないけれど、自分が小さい頃親しんだ、香り高いお茶を作っていくという自分たちのビジョンに合うと。 

この製茶機、「高林謙三翁発明」と記してある「高林式粗揉機」です。
高林謙三(1857~1941)は、埼玉県生まれ。裕福な医者でした。
海外との貿易不均衡を知り、国益のためには茶の振興だということで、茶苑経営を始めます。
しかし、手もみ製法ではつくれるお茶の量は限られています。
そこで製茶機械の発明に力を注ぐのです。 

失敗して資金がなくなっても諦めずに続け、明治31年、茶葉粗揉機の特許を取得し、製造も開始されます。 
粗揉機製作の特約を結んだ松下工場の名前も、上の写真に書いてありますね! 

この字の書体もいいですねぇ~~~。と、お茶友さんと盛り上がり(笑) 
アフタヌーンティーをいただく前にだいぶ茶工場で話し込んでしまいました(^^ゞ 

ということで、アフタヌーンティーの話は次回

2020年12月27日日曜日

江戸から昭和期の双六

先の日記で、島田市を走る蒸気機関車トーマス号に乗ってきたことを書きましたが、また別の日に、再び島田市へ車ででかけました。 
目的は、島田市博物館の企画展『双六と人々の生活』を見るため。



島田市博物館は大きな博物館ではありませんが、広いと疲れてしまうので(^^; 
このくらいのほどよい大きさのところが気軽でいいです。 

とはいえ、遠くのこの博物館まで来たのは、もちろん、双六というテーマに興味があるからでもありますが、チラシにもなっている上の双六の絵が、川端龍子の作で、本物を見たかったからです。 

私は川端龍子の絵が好きで、東京にある記念館にも行ったことがあります。
この川端龍子の双六、「友子の空想旅行双六」(1919年)という大きな双六で、ひとつひとつが、とってもかわいいのです(≧▽≦) 

友子さんが天女様からもらった飛行機で、天の上の理想の島にたどりつく、それまでいろいろな目にあうというもの。 

川端龍子の双六は、ほかにも「少年軍艦双六」(1917)と「冒険小説雙六」(1913)、「花咲双六」(1912)の3点もありました。うれしい~。 

双六には二種類あって、「盤双六」という、二人で対戦するボードゲームと、紙に描いた絵をさいころで出た目の数ずつ進んでいく「絵双六」があるそうです(それも知らなかった(;^ω^))。 

江戸時代には盤双六と絵双六が共にすごろくと呼ばれていたので混乱し、盤双六は幕末期に廃れたそうです。

現在では、双六といえば「絵双六」ですよね。 
展示は写真が撮れなくて残念。 

ひとくちに、絵双六といっても、仏教の教えを説いたものとか、旅をしていく道中ものとか、立身出世もの、戦争時には戦意高揚もの、明治になると文明開化ものなど、さまざまな目的で作られていて、見ていておもしろいです。 

お料理献立双六、流行のファッション双六、どうぶつえん双六などもありました。 
ゴールにつくまでの紆余曲折も、あれま、こんな目にあうのね、などと笑えたり笑えなかったり(;^_^A 

単なる遊びにとどまらず、知識や情報を広める機能や、それぞれの時代を生きた人々の生活や夢をうかがうことができます。
決して、子どものものではなかったんですよね。 

この展示、特殊東海製紙Pamコレクションより、と書いてありました。
検索してみると、三島市にある特種東海製紙の企業資料館のようです。
紙に関する幅広い資料が所蔵・展示されていて、予約すれば見せてもらえる様子。
紙に携わる仕事をしている者としては、紙好きとしては、興味をそそられます~。 

島田市博物館の常設展は、「旅と旅人」がメインテーマ。
人はなぜ旅をしたのかを考え、江戸時代後期の大井川と川越しの様子、島田宿の川留め文化などを紹介しています。 
こちらもなかなかおもしろい展示です。
子どもにもわかるように説明してあります。 

博物館の目の前を流れる巨大な大井川は、江戸時代、超えるのが大変だった東海道の難所のひとつでした。
弥二さん喜多さんの道中記にも登場します。 
川越の話だけでなく、当時はいくらかかったのかとか、旅人はお金をどうやって持ち運んだのか、とか、そういうことも書いてありますよ。  

  

 

 雨などで流れが早くなると大井川は危険なので渡れなくなり、渡れるようになるまで(いつとはわからない)足止めをくらいます。 
川を渡すのは人力で、お金によって肩車だったり、蓮台だったりします。下の写真が蓮台。  
 

こんな記念碑があるのを今回初めて知りました(;^_^A 
川を渡す人を川越人足といい、この人たちは一年中人足をしていたわけではなく、人足当番じゃない日は農業をやっていたとか。 

そういえば、川越人足がすたれたあと、人足たちはこのあたりの茶畑の開墾に携わっていくのですよー。そこまでは博物館ではふれていませんでしたが。  

 

女性の日本髪として一般的な「島田髷(まげ)」。
由来は諸説ありますが、この島田宿の遊女「虎御前」が考案して結ったのが始まりというのが一説です。 

島田市では毎年9月、「島田髷まつり」が開催され、さまざまな型の日本髪・島田髷を結い、揃いの浴衣を着た髷娘たちが手踊りをしながら歩く「島田髷道中」が有名です。

私はまだ一度も見たことがなく、いつか見たいと思っているのですが、今年はコロナのため中止になってしまいました(-_-;)  

 

トイレの絵も、江戸風でかわいらしいかった。  

 

島田市博物館には分館があります。
当時の島田宿の面影が残る通り(川越街道)を歩いていくと、明治23(1890)年に建てられた町屋があり、そこを分館として活用しています。 

以前、この川越街道でお茶のイベントがあり、私もお仲間に入れていただき、和紅茶のテイスティングセミナーをさせていただきました。 
もっとどんどん、この場所を活用したらいいのになあ、と思います。  

 

町屋の裏手の中庭。
奥の、白い新しい建物が、2000年にオープンした「海野光弘版画記念館」です。 
私はこの海野さんの版画が大好きです。 

海野光弘は、昭和14(1939)年静岡市生まれ。中学1年より本格的に版画を制作。
昭和52(1977)年にはスイス美術賞展優秀賞を受賞するなど、版画家として第一線で活躍をしながら39歳の若さで急逝。 
記念館は、海野光弘の作品を季節によって展示替えしています。
近かったら、何度でも行きたいくらい、大好きな絵です。  


  

京都の数寄屋風の造りになっているらしく、畳に座って、こもれびや、日本庭園をゆっくり眺めるのもいいんです。  

 

当時の台所。この分館は当時の家の様子や暮らしがわかるようになっているのもいいですね。 
規模は小さいけど、見ごたえのある施設や場所が、静岡にはたくさんあります。

コロナで、県外へ行きにくくなったおかげで、地元再発見できる機会が増えました。
ありがたいことです。 
まだまだ行っていないところ、知らないいいところがあるので、これからも楽しく歩いてみたいと思います!(^^)!

2020年12月24日木曜日

トーマス号でクリスマスを②

 昨日の日記、トーマス号乗車ツアーのつづきです。 


乗客がみんな立ち去ったあとの、静かな新金谷駅ホーム。味わいがありますね。 (人がいなくなるまで、じっと待ちました(^^;) トーマス号を下車後、1時間半ほど、自由時間。みんな、DAY OUT WITH THOMASのイベント会場で過ごします。 晴れた日でしたが、風がびゅうびゅう吹き抜けて、寒い・・・・。


自動販売機もトーマスと仲間たち仕様。左から、パーシー、トーマス、ジェームズ。こうして並ぶとなんだかかっこいいですね。


トーマス号は停まっているので、ここでゆっくり記念撮影ができます。


なかなかよく撮れました~。


転車台に停まっているのはジェームズ。ジェームズもクリスマス仕様♪



イベント開催日は、普段見られない整備工場の中も見ることができます。
13時からは、トーマスがジェームズにジョイントしてジェームズを引いていき、また戻ってきて、今度はトーマスが転車台で回転するというイベントが。
勝手がわからないので、どこが絶好の撮影スポットなのかわからず。人が乗り出してくるので、なかなかよい写真が撮れません・・・。
撮るからにはきれいな写真が撮りたい私。



これはなかなかよく撮れたのでは? ツアーはこれで終わりではなく、12月にオープンしたばかりの道の駅「KADODE OOIGAWA」に立ち寄りました。行きたいと思っていたので嬉しい! でも40分しか時間がないので、全体の様子を見ただけでしたが。



この道の駅のために、大井川鐵道は新しく「門出駅」を新設し、通路でつなげました。縁起がいい駅ということで、テレビでも話題になってました。 トーマス号の2便目が、この門出駅を通過する時間が近づいたということで、ホームにはトーマスを待つ人の列ができていました(乗車しなくても、ホームの手前まで入れます。これはうれしい)。

私も、今日はトーマスづくしの日にしたい!と、寒い中、トーマスを待ちます。 周りの人がカメラやスマホを上にあげて邪魔なので(;^_^A 私はしゃがんで撮りました。


おおぅ!!なかなかのいいショットじゃないですか??! 無事にトーマス号が撮れたところで、ツアーも終了。浜松へと戻ります。

このKADODE OOIGAWAは、お茶処らしい、お茶のワークショップや展示をしているので、今度またゆっくり来るつもりです。
そうそう、最後になりましたが、このツアーの参加特典としていただいたもの。

  

オリジナルのミニタオル、ウェットティッシュ、シール、そして緑茶。
 GOTOのおかげで、安く行けたうえにクーポン、そしてこんな特典もいただいて、一日楽しく過ごせました。ありがたいことです。地元静岡発見にもつながりました。

  

もうすぐ夕暮れを迎える空。 あっという間のプチトリップでした。

トーマス号でクリスマスを①

今日はクリスマスイブですね♪ 

今月はじめ、私が住む浜松発着の日帰りバスツアーで、大井川鐵道のトーマス号に乗ってきました♪ 

 『きかんしゃトーマス』は、イギリスの「汽車のえほん」シリーズをベースとする人気のテレビ番組。日本でも放映されています。 

大井川鐵道がトーマス号を走らせたのは、2014年から。
最初は3年契約といっていたけれど、3年たったあとも今まで、途切れることなく、毎年夏にトーマスが走っています。 

クリスマスの時期にも走るようになったのはいつからかわかりませんが、クリスマス仕様になったトーマスはとてもかわいいので、一度見たいと思っていました。 

運行日が限られていて、予約も取りずらいと聞いていたので、ずっと乗るつもりなくきましたが、今年はGOTOキャンペーンで、バスツアーが安くなっていたので、この機会を逃す手はない!と、申し込みました。 

蒸気機関車は好きですが、撮り鉄というわけでもない私が、なぜトーマスに詳しいか(はい、実は詳しいんです(^^;)。 

それは、息子が小さい頃、電車好きだったからです。トーマスも例外ではなく、私も一緒になってトーマスの番組を見ました。
トーマスの英語のビデオも買って見せました(これは英語を覚えてほしかったから(笑)) 

山梨の富士急ハイランドにあるトーマスランドにも連れて行きました。
イギリスに連れていって本物のトーマスに乗せてあげたいな、って考えたこともあったんですよ、さすがにそれは実現しませんでしたが。 

でも、実際にイギリスへ行ってトーマス号に乗った方が、息子がトーマス好きと知って、イギリスで買ってきたバッグをくださったんです。
息子は大事にそれを使っていました。 

電車好きの息子のために、大井川鐵道まで蒸気機関車を観に連れてもいきました。実際に蒸気機関車に乗ったこともあります。

その時はまだトーマスをこの鉄道が誘致するなんて、思ってもいませんでした。 
息子がトーマスに夢中だった、もっと早い時期に走らせてくれたらよかったのにな~って、本当に残念でなりません。 

そんなわけで、小さい頃の息子を思い出しながら、トーマス号に乗ってきたというわけなのです。 

大井川鐵道は、千頭駅が最終駅ですが、トーマスはそこまでは走りません。
途中の家山駅で折り返します。 

トーマスの運行は一日2便。私が乗ったのは一便目。10:38発。
平日だというのに、トーマス号は満席。乗れなくてもトーマスを見に来た人々でけっこうな混雑でした。 

それは、「DAY OUT WITH THOMAS」というイベントをやっているから。
DAY OUTとは、戸外で楽しく一日を過ごす、という意味。 

トーマスと仲間たちをテーマにしたこの観光イベントは、世界各地で開催されていて、日本ではこの大井川鐵道がやっています。
アジア圏では唯一だとか。  

このイベントは始発の新金谷駅で、トーマスの運行日のみ開催されています。 

トーマス号に乗車する人は無料で入場できますが、このイベントだけに参加することも可能なので、たくさんのお子さん連れ、鉄道ファンが会場にいましたよ。 
イベント会場に入れば、停まっているトーマスやジェームズをじっくり見て、写真もゆっくり撮れますし、他の仲間たちにも会うことができます。 




クリスマス前ということもあって、駅もクリスマス仕様。  


見つけました!たばこならぬ、ちゃばこ。”お茶”の自動販売機。  

 

スティックの緑茶が入っているそうです。ここでしか買えないというので、お土産にいいですよね。  



これは、プラザロコというSLセンターの中に展示してある蒸気機関車で、クリスマス仕様になってました。
プラザの中にお土産もたくさん売ってます。 GOTOキャンペーンのツアーで行ったため、2,000円分の地域クーポンまでもらっちゃいました(なんだか申し訳ない・・・)。
このクーポンでお土産を買いました。  


竹炭入りのSLクッキーに、SL黒カレー。

 

↑これは後日家で食べたSL黒カレー。なかなかおいしかった。  

 

↑これも家に帰って食べた時に撮影。静岡抹茶ぷりん。
三層になっていてビジュアル的にきれいですが、私には甘すぎた・・・(*_*)  

 

静岡お茶生キャラメル。お茶の味はふんわりです。
生キャラメルとありますが、そんなにふわふわではないです。賞味期限も長い。  

 

ホームは、トーマスの写真を撮る乗客で、ごったがえしています。 
思い切り、逆光(-_-;) 
でも、クリスマス仕様のトーマス、かわいいですね♪  

 

トーマスの中も、クリスマス仕様。  

片道約30分、あっという間に家山駅に着いちゃいます。 
家山駅には回転台がないので、トーマスはバックする形で折り返します。  

 

ツアーはお弁当付き。子どもにはトーマスの形の海苔が乗ったお弁当が出るみたいで、量は少なくていいから私はそっちのお弁当が欲しかった(笑)  





蒸気機関車に乗車した人しか買えない限定グッズの販売もあります。
私はSL人形焼きを買いました。SLシール付き。
中は緑茶あんです。うん、これはお茶処をアピールするいいアイデア。  



途中の窓からの景色。茶畑のところでは、トーマスの声で、お茶が名産だということをアナウンスしてくれます。 
水が全然流れていませんが、向こう岸の道路との間にあるのが、大井川。巨
大な川です。 私は向こう岸の道を車でちょくちょく走って、川根にはよく行きます。

実はトーマスツアーに参加する前日にも、川根に行きました(^^ゞ 
その話はまたあとで日記に書きますね。  

 

トーマスと競争するように走っているのが、バスのバーティー。 
途中、何度も、子どもたちが「バーティ―!!見えた!」を繰り返しますが、なかなかタイミングが合わず、私が撮れたバーティ―の写真はこれだけ。 

正面の顔がうつらないと、普通の赤いバスにしか見えませんよね(^^; 

 バスのバーティーも、トーマスに出てくるキャラクターです。
このバスに乗れば、走っているトーマスを見ることができるわけです。
トーマスに乗ってしまうと、トーマスを撮ることはできないので(笑) 
バーティ―に乗るという手もありますね。  


こちら、イベント会場にて、停まっているバーティ―を、
しっかり表から撮りました(^-^;  

 

新金谷駅に戻ってきても、やっぱりまだ、逆光です(-_-;)  

  

 

到着後にちょうど、発車するSLが停まっていたので、トーマスを下りた人たちは今度はこの蒸気機関車を撮影していました。 
いや~、かっこいいです~~~(≧▽≦) 

トーマス号ツアー日記はつづきます。