2024年3月29日金曜日

冬の鳥取旅④カニ鍋

冬の鳥取旅①仁風閣

冬の鳥取旅②民藝博物館


冬の鳥取旅③砂の美術館


昨年12月の鳥取旅の記録、今回が最終回。

夕食はカニ!と決めてました(笑) 観光する場所よりもまずはカニ!とお伝えした私です(^▽^;)

港のほうにある行きつけのお店に連れて行っていただきました。車がないとなかなか効率的に動けないので、お世話になった方には感謝、感謝です!!




松葉ガニです。松葉は、私、人生初です。

松葉ガニは、冬の日本海で獲れるオスのズワイガニのこと。
ズワイガニは産地によって呼び名が変わるんだそうです(知らなかった)。
たとえば、福井県では「越前ガニ」、石川県では「加能ガニ」。
で、メスのズワイガニは「親ガニ」と一般的に呼ばれ、松葉ガニとは区別されるんですって。

弾力のある肉質と甘み、カニの中でも最高級の松葉ガニ。
もう、とにかくおいしくておいしくて。
カニを食べる時って、折ったりかきだしたりするので無口になりますよね(^▽^;)
一生懸命食べてたら、すでに最初のゆでカニだけでおなかがいっぱいに。




まだまだこれから。カニ鍋に火が付きます!
こちらのお店では、カニの味を楽しんでいただくために、野菜は白菜のみ。
投入する白菜の量も大量!!!
でも、ゆでると本当に少なくなってしまうんですよね。



ぐつぐつ。
いい色になってくるカニ!!!おいしそ!!
ゆであがったあつあつのカニも、一生懸命食べました!




最後に、雑炊にします。
これを食べねば締まらない、とわかりながらも、もうおなかがいっぱい。
がんばって食べたものの、申し訳ない、残してしまいました。

年を取るごとに食べられなくなってきているのが残念。
もりもり食べられたあの頃はいずこ・・・

雪ではありましたが、大雪にはならず、時々は晴れてくれたし、行きたいところにも行けて、最後は大好きなカニで一日を終えることができ、連れて行ってくださった方のおかげで充実した一日となりました。心より感謝いたします。

またゆっくり、鳥取観光に行きたいですね。
東北出身ながら、雪は苦手なので春とか秋に行ってみたいです(;^_^A
でも、松葉ガニが食べられるのは冬の間だけ。
悩ましい・・・・(笑)

浜松と静岡のカルチャースクールさんでさせていただく赤毛のアンのセミナー情報です!どちらもオンライン(見逃し配信付)対応です!

***NHK文化センター浜松教室***

モンゴメリ生誕150周年記念 『赤毛のアン』に見るスコットランド


『赤毛のアン』の作者モンゴメリの先祖はスコットランドからカナダへの移民です。アンが住むアヴォンリーはスコットランド系カナダ人が集まる村。マシューとマリラの先祖もスコットランド人。アンの物語に色濃く反映されている”スコットランド”について学びを深めてみませんか。

日時:4月24日(水)13:30~15:00 オンライン(見逃し配信付)対応
場所:NHK文化センター浜松教室(浜松市中央区板屋町111-2アクトタワー8階)JR「浜松駅」から徒歩約5分
参加費:3,300円 
入会手続きはありません

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モンゴメリ生誕150周年記念
『赤毛のアン』を生んだ二人の女性 L.M.モンゴメリと村岡花子


今でもファンの多い小説『赤毛のアン』。
物語がどのようにして生まれ、その後のシリーズ化に繋がったのか。
物語の魅力と戦禍を潜り抜け原書を守り、翻訳出版した村岡花子さんと静岡とのゆかりを交えてお話します。

日時:5/19(日)13:30 〜 15:00 オンライン(見逃し配信付)対応
場所:静岡朝日テレビカルチャー 静岡スクール(静岡市葵区鷹匠1-1-1 新静岡セノバ5F)JR「静岡駅」北口から徒歩約7分
参加費:先行販売価格:3,300円(4/18までにお支払いの方の価格で、4/18以降のお支払いになりますと価格が上がりますのでぜひ4/18までお支払いをお済ませくださいませ)これに維持費110円がかかります。
当日、ZOOMによるオンライン受講も可能です(オンライン受講には見逃し配信がつきます)
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場所はサロン&カフェSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)
駐車場あります。電車で来られる方はご相談ください。

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参加費:2,800円(セミナー、お菓子、お茶付き)
残席あります。

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2024年3月24日日曜日

冬の鳥取旅③砂の美術館

冬の鳥取旅①仁風閣

冬の鳥取旅②民藝博物館


夕方にお世話になっている方とまた落ち合い、夕食をご一緒させていただきました。
その前に、せっかく鳥取に来たのだからと鳥取砂丘を車で回ってくださいましたが・・・何しろ雪です。白い丘で、砂丘の面影はまったくなし( ̄▽ ̄;)

せめてで砂丘を味わえればと「砂の美術館」へ。



またふぶいてきました・・。
この美術館は砂像彫刻を専門に演じする世界初の美術館だそうです!
砂像とは、砂と水だけでつくった砂のかたまりを彫刻して制作。
世界中の砂像彫刻家たちが結集してたくさんの作品を生み出しています。




コンセプトは”世界旅行”。テーマを変えて展示を行っていて、一つのテーマが終われば作品をすべて崩して元の砂に戻し、次のテーマの作品作りに入るそうです。
だから作品とは一期一会。

私が行った時は「エジプト」がテーマでした。エジプト、好きです、歴史。行ったことはありませんので、ここでエジプト行った気になりました(^^♪

ちなみに、もうエジプト編は終わっていて、4月からフランス編になるそうですよ。

砂と水だけで作られたとは思えないほど精巧な彫刻。すごすぎです。



ナポレオンのエジプト遠征とロゼッタストーンの発見。




ツタンカーメン王の墓の発掘。




死者の書。この本物を展覧会で以前見た気がします(もう忘れている・・・・)。




ナイル川。




ルクソール神殿。




プロジェクションマッピングも見てきました!
一番奥のメイン彫刻、アブ・シンベル大神殿に、映像が映し出されます。



エジプトの歴史が音楽とともに。過去から現代へと・・・。

砂像彫刻っていえば。
プリンス・エドワード島に住んでいた時に、カーフェリーでマドレーヌ島(Magdalen Islands:マグダレン島とも)で開かれていたサンド・キャッスル・コンペティション(砂の城コンテスト)に行ったんです。

マドレーヌ島はケベック州に属する島なんですが、プリンス・エドワード島の北にあって、島から船が出ているんです。マドレーヌ島はアザラシの赤ちゃんを見に行くツアーで有名になった島です。





砂の城を砂像彫刻して一等を競うというお祭りですね。1987年からずっと開催しているようです。私が行ったのが1993年だったかな。
今も続いているとは、感無量です。

希望者を募って4人だったか5人だったか・・・。お祭りだったので宿の部屋が一部屋しか取れず、エクストラのマットを借りて雑魚寝した愉快な思い出が(笑)









砂のお祭りだったので、海岸には砂像彫刻がいっぱい並んでいました。
コンペティションといいながら、子供と一緒に作ったと思われる小さなお城から、プロ級のものまで。作っている途中もあり、なんだかまったりしたお祭りでした。
どの作品が優勝したのかはわかりません(^▽^;) ケベック州なのでフランス語なんです。

”砂の城”って響き、胸にきゅんときませんか。切ないような、泣きたくなるような。
私的には一条ゆかりさんの漫画です!!!今も文庫を持っています。名作です。今読んでも涙なしでは読めません。

鳥取の砂の美術館はもう芸術作品ですから、目を見張る逸品ぞろい。
でも、マドレーヌ島のあのお祭りも、夏の日のきゅんとくる思い出として残っています。

さて、鳥取旅の最後、夜はカニです!(≧▽≦)
(つづく)


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2024年3月23日土曜日

冬の鳥取旅②民藝美術館

冬の鳥取旅①仁風閣

仁風閣のあと訪ねたのは「鳥取民藝美術館」へ、ぶらぶらと歩いていきました。



写真左側が美術館で、右側が民藝を扱う「たくみ工芸店」。
現在の建物は昭和32年に新築したもので、国の登録有形文化財。

鳥取の医師吉田璋也(明治31年~昭和47年)により、柳宗悦(明治22年~昭和36年)が見出した民衆的工藝すなわち「民藝の美」の思想の普及と、新たな創造の指針を示すため、鳥取の民藝運動の拠点として創設されました。朝鮮陶磁器、日本・中国・西洋や鳥取地方の古民藝、吉田璋也がつくった新作民藝など、収蔵品は総数5000点以上。(HPより)

吉田璋也については、安西水丸さんの著書『鳥取が好きだ。』に詳しく書いてあり、非常におもしろくこの本を読みました。
吉田璋也は医師でしたが、民藝の美を生活に取り入れるために「たくみ工芸店」を開店。
全国的に広まった民藝運動の中でも早く始まり大きな影響を与えたようです。

理解されないこともあった中、美と生活を結ぶべく活動し、民藝のプロデューサーを自認し生涯を民藝運動に捧げました。河井寛次郎からは「民藝の母」と呼ばれていたそうです。


私自身、民藝にはとても興味があります。今、「民藝展」が全国を回っていますね。早く近くに来ないかなあと、楽しみにしています。




小さな空間ながら、吉田璋也が収集した日本やアジアの民藝が展示されています。誰もいなかったので存分に楽しむことができました。
鑑賞用の美術品ではなく、実用品の中に見出す美。素材もしっかりしているので長く使えるものばかり。
そういうもので揃えている空間はとても心地よいものですね。





イギリスのアーツ&クラフツ運動にも影響を受けたといわれる日本の民藝運動。
ただ、やはり庶民が買えるものではなかったようです(今もちょっとお高いですよね)。

いいなあと思うけれど、自分の家でこういった民藝で部屋を揃えられるかというとなかなか・・・。
見て触れて、いいなあ、と思うだけで幸せです。



鳥取駅の近くで、名物「とうふちくわ」も買いました(^^♪

鳥取観光はつづきます。


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2024年3月19日火曜日

冬の鳥取旅①仁風閣

昨年12月の備忘録です( ̄▽ ̄;)

兵庫県の湯村温泉へ行ってきたのですが、息子の住む岡山から鳥取経由で行きました。
鳥取にはお世話になっている方がお住まいなので、その方とお目にかかりたいと思ったためです。

私にとって鳥取(鳥取県自体が)初訪問です!!とても楽しみにしていました。

その日は雪の予報で、特急も止まる可能性大と言われていました。止まった場合のう回ルートなども調べて(といってもそちらも止まる可能性はあったので、最悪、鳥取行き断念という選択肢もありえました)、どうか止まりませんようにと祈りながら就寝。
朝、予定通りの運行と知って、どれほどほっとしたか。

鳥取の手前から雪が舞っており、鳥取に着いたら、やはり予報通り、雪でした。5センチくらい積もっていました。降ったりやんだり不規則です。水分を含んだ雪なので、歩くたびに靴がぬれます(ちゃんと撥水スプレーはふってきましたが)。

浜松ではまずもって、雪が降ることはありません(あたたかいのです)。

故郷の仙台ではよく降りましたが、数センチがいいところで翌日には溶けてしまいます。浜松に嫁いでからは雪とは無縁でしたので、雪は懐かしいものの、歩いて観光できるのか、不安でした。

お世話になった方が迎えに来てくださり、車で、おススメのカフェ「ダウラ」さんへ連れていっていただきました。そこでおいしい紅茶とカレーをいただきました(*^▽^*)







その方はお仕事へ。夕方にまた落ち合います。
私はここから観光へ。
ダウラさんから歩いて5分くらいの仁風閣(じんぷうかく)。
晴れていればすぐですが、雪が降っていて、道路はびしゃびしゃ。歩きにくいし、靴が濡れないようにと気を遣いながらなので前になかなか進まない(~_~;)
折り畳み傘は持っていましたが、それじゃだめでしょ、と丈夫な傘をお借りして、これが大変役に立ちました(^^;

歩道はぐちゃぐちゃで歩ける状態ではなかったため、自動車が来ない時は車道を歩きました。あまり車が通らなかったのは幸いしました。




鳥取城跡に建っている仁風閣。中央の白い建物がそうです。手前は内堀。このお堀端は桜の名所だそうですが、今は冬・・・。



入り口には、鳥取出身の音楽家・岡野貞一の記念碑。「ふるさと」「おぼろ月夜」「春の小川」「もみじ」などを作曲した方。どの歌も名曲ですよね。鳥取出身の方だったんですね。



左が二の丸跡で、石垣は復元されたものです。右の白い建物が仁風閣。
国の重要文化財に指定されている洋風建築です。

修理工事のため昨年12月29日(金)から約5年間休館します、というお知らせを見たので、休館前に行かねば!と、一番最初に訪れました。




遠くから見ているとわかりませんが、近くに行くと修復の必要性をひしひしと感じました。木造なので傷みが早いんですね。

仁風閣は明治40年(1907)に建てられた、鳥取池田家の第14代当主池田仲博侯爵の別邸。
フランスのルネサンス様式を基調としているそうです。

設計したのはあの片山東熊(かたやまとうくま)です!
赤坂離宮をはじめ、京都国立博物館など、数多くの有名建築を設計しました。
たった8か月で完成させたそうですが、その費用もすごかったらしい。





当時の皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)の山陰行啓時の宿泊施設として利用されたということで、各部屋にその説明がありました。




見逃してはならないポイントのひとつ、「らせん階段」。
階段には支柱がなく、硬いケヤキを彫った厚板(ささらげた)で支えています。高さ4mの曲線美はまさに芸術品、日本国内では珍しいとのこと。



建物の裏には広い日本庭園(池泉回遊式)が。雪で白一色。これはこれで美しいです。
が、寒い! そして靴が濡れる!(~_~;)




庭から見た建物。1・2階ともバルコニーが設けられています。映画「るろうに剣心」のロケが行われたとのことですが、私、この映画は見ていない・・・。



↑ 2階のベランダ。美しいですね。
美しいだけでなく、昭和18年の鳥取大地震でもガラスが壊れなかったとのことで頑丈に作られていたことが証明されたのでした。

(鳥取観光、つづく)


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2024年3月6日水曜日

東洋文庫ミュージアムへ

前の日記で、六義園に行ったことを書きました

六義園をあとにして向かったのが「東洋文庫ミュージアム」。

ここは、アジア全域の歴史と文化に関する東洋学の専門図書館ならびに研究所。
アジア最大の東洋学センターで、ミュージアムを併設しています。

ちなみに「東洋」とは、トルコ以東をさすとのことです。

東洋文庫の創設者は岩崎久彌(いわさきひさや)。三菱財閥の創設者岩崎弥太郎の息子で、第3代当主です。
先ほど行った六義園を東京都に寄付したのも岩崎久彌でした。

ライブラリで調べたい書籍を閲覧できるようですが、この日は時間もないので建物内を普通に見学したのみでした。

開催されていた企画展は「キリスト教交流史 ~宣教師のみた日本、アジア~」

HPより:

「キリスト教」はご存じの通り世界的な宗教ですが、その歴史をさかのぼると、東西の文化交流において重要な役割を担ってきたことに気づきます。

はじめは陸路で、大航海時代には海路を使って宣教師たちがアジア諸地域に次々とやってきましたが、反応や受容のあり方は地域ごとに異なるものでした。

キリスト教交流史の視点からアジアを眺めることで、かえってアジア各地の多様性や特徴が際立って見えてくることでしょう。

東洋文庫は設立時からキリスト教関係の貴重書を豊富に所蔵しており、国内有数の質と量を誇ります。諸言語で編まれた多彩な作品群から、キリスト教を通じた東西交流のあゆみをおいかけてゆきましょう。


説明文を読むと難しい気がしますが、実際に見ていくと世界の歴史にはキリスト教が必ず関わっているので、アジア地域でどのように受け入れられ、広がったのかを知ることができてとても興味深いものでした。


2階にあがると、東洋文庫の数あるコレクションのなかで最も有名な「モリソンコレクション」。1917年、東洋文庫の創設者、岩崎久彌は北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソン博士から東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点をまとめて購入しました。それらがど~~んと展示されています。

こういう、天井まで本棚がそびえる図書室、夢に見たくらい、私の憧れです。
円形ドームだったら私の夢見た図書室そのもの!



本を取り出すときにこういうはしごをのぼっていくのも、憧れ!!!
昔の少女漫画に出てきませんでしたか???

もう一つ有名なのが「岩崎文庫」。
所蔵の国宝・重要文化財と最高級の浮世絵の名品を展示していますが、良質な保存状態を維持するため、展示は一ヶ月に限られるとのこと。いつか見てみたいものですね。

お昼は「オリエント・カフェ」でいただきました。


東洋文庫と小岩井農場が共同でプロデュースするレストランです。
東洋文庫創設者の岩崎久彌は、小岩井農場の経営者でもありました。久彌はこの二つを終生こよなく愛し支援したそうです。
ミュージアムショップにも、小岩井農場の商品が並んでいました。

小岩井農場は岩手県にあり、今も人気の農場です。

高校の時、仲良しグループで小岩井農場に旅行に行った思い出が蘇ります。農場の中にSLホテルがあって、そこに泊まったんです。

調べたら、SLホテルは老朽化のため2008年11月から営業をやめているとのこと。日本で一番長く営業したSLホテルだったとのことで、時の流れを感じます。

小さい頃、スイスに憧れ、牧場で暮らしたいと思っていた私です。小岩井農場、また行きたいなぁ。




オムライス(マルコポーロセット)をいただきました。
とてもおいしかったです(*^▽^*)
マリーアントワネットのお茶会の内容を調べていた際、ここを知り、マリーアントワネットのお重をいただきたいと思っていました。

なぜ頼まなかったかというと、肉が入っていると思い込んでいたからです。中身は季節によって変わるらしく、中身を聞いてから頼めばよかったわ・・・と後悔(/o\)

東洋文庫とマリーアントワネットの関係はというと、東洋文庫にマリー・アントワネットの旧蔵書が所蔵されているから、のようです。その蔵書を模したデザインの重箱に入ってランチが出てくるそうで、今度はそれをいただきたいと思います!(肉じゃなかったら・笑)


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2024年3月5日火曜日

六義園へ

先月、打ち合わせで東京へ行ったのですが、午後からの打ち合わせで時間があったので、六義園を訪ねてみました。

東京都公園協会のHPから引用しつつまとめました。

六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていました。
元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳澤吉保(綱吉の側近)自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。

六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。

庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。

庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。

つまり、六義園のモデルは和歌の浦(日本遺産に認定)ということですね。江戸に作った”和歌の浦”、江戸にもあった”和歌の浦”というところでしょうか。

明治時代に入り、岩崎彌太郎氏(三菱創設者)の所有となりました。その時に、庭園の周囲が赤レンガで囲まれたとか。現在も赤レンガの塀が長く続いています。
昭和13年に久彌によって東京市に寄付され、一般公開されることになりました。





2月はじめのと~~っても寒い日で、どんよりとした曇りの日でした。




瀧見茶屋。趣がありますが、寒くて座っていられない。







暖かい飲み物を飲みたいと思いましたが、こんなふきっさらしの所では寒くて落ち着いていられませんのでやめました( ̄▽ ̄;)


この橋を渡ったところが中の島ですが、渡れないようになっています。




藤代峠。
ここを上っていくと・・・庭園が一望できます。




六義園には、以前来たことがあるのですが・・・30年以上前の話です(◎_◎;)
この小高い山にも上った記憶がありません。
枝垂桜の頃に来たのは覚えていますが・・・それだけ(~_~;)




寒い日でしたが、梅の花が咲いていて、気持ちを明るくしてくれました。
寒いので一回りして次の場所へ。
ほとんど人のいない静かな庭園を満喫はできましたが、春の桜か、秋の紅葉の時期がよさそうですね。


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