前の日記で、六義園に行ったことを書きました。
六義園をあとにして向かったのが「東洋文庫ミュージアム」。
ここは、アジア全域の歴史と文化に関する東洋学の専門図書館ならびに研究所。
アジア最大の東洋学センターで、ミュージアムを併設しています。
ちなみに「東洋」とは、トルコ以東をさすとのことです。
東洋文庫の創設者は岩崎久彌(いわさきひさや)。三菱財閥の創設者岩崎弥太郎の息子で、第3代当主です。
先ほど行った六義園を東京都に寄付したのも岩崎久彌でした。
ライブラリで調べたい書籍を閲覧できるようですが、この日は時間もないので建物内を普通に見学したのみでした。
開催されていた企画展は「キリスト教交流史 ~宣教師のみた日本、アジア~」
HPより:
「キリスト教」はご存じの通り世界的な宗教ですが、その歴史をさかのぼると、東西の文化交流において重要な役割を担ってきたことに気づきます。
はじめは陸路で、大航海時代には海路を使って宣教師たちがアジア諸地域に次々とやってきましたが、反応や受容のあり方は地域ごとに異なるものでした。
キリスト教交流史の視点からアジアを眺めることで、かえってアジア各地の多様性や特徴が際立って見えてくることでしょう。
東洋文庫は設立時からキリスト教関係の貴重書を豊富に所蔵しており、国内有数の質と量を誇ります。諸言語で編まれた多彩な作品群から、キリスト教を通じた東西交流のあゆみをおいかけてゆきましょう。
説明文を読むと難しい気がしますが、実際に見ていくと世界の歴史にはキリスト教が必ず関わっているので、アジア地域でどのように受け入れられ、広がったのかを知ることができてとても興味深いものでした。
こういう、天井まで本棚がそびえる図書室、夢に見たくらい、私の憧れです。
円形ドームだったら私の夢見た図書室そのもの!

本を取り出すときにこういうはしごをのぼっていくのも、憧れ!!!
昔の少女漫画に出てきませんでしたか???
所蔵の国宝・重要文化財と最高級の浮世絵の名品を展示していますが、良質な保存状態を維持するため、展示は一ヶ月に限られるとのこと。いつか見てみたいものですね。
東洋文庫と小岩井農場が共同でプロデュースするレストランです。
東洋文庫創設者の岩崎久彌は、小岩井農場の経営者でもありました。久彌はこの二つを終生こよなく愛し支援したそうです。
ミュージアムショップにも、小岩井農場の商品が並んでいました。
小岩井農場は岩手県にあり、今も人気の農場です。
高校の時、仲良しグループで小岩井農場に旅行に行った思い出が蘇ります。農場の中にSLホテルがあって、そこに泊まったんです。
調べたら、SLホテルは老朽化のため2008年11月から営業をやめているとのこと。日本で一番長く営業したSLホテルだったとのことで、時の流れを感じます。
小さい頃、スイスに憧れ、牧場で暮らしたいと思っていた私です。小岩井農場、また行きたいなぁ。
オムライス(マルコポーロセット)をいただきました。
とてもおいしかったです(*^▽^*)
マリーアントワネットのお茶会の内容を調べていた際、ここを知り、マリーアントワネットのお重をいただきたいと思っていました。
なぜ頼まなかったかというと、肉が入っていると思い込んでいたからです。中身は季節によって変わるらしく、中身を聞いてから頼めばよかったわ・・・と後悔(/o\)
東洋文庫とマリーアントワネットの関係はというと、東洋文庫にマリー・アントワネットの旧蔵書が所蔵されているから、のようです。その蔵書を模したデザインの重箱に入ってランチが出てくるそうで、今度はそれをいただきたいと思います!(肉じゃなかったら・笑)
浜松と静岡のカルチャースクールさんでさせていただく赤毛のアンのセミナー情報です!どちらもオンライン(見逃し配信付)対応です!
モンゴメリ生誕150周年記念 『赤毛のアン』に見るスコットランド
『赤毛のアン』の作者モンゴメリの先祖はスコットランドからカナダへの移民です。アンが住むアヴォンリーはスコットランド系カナダ人が集まる村。マシューとマリラの先祖もスコットランド人。アンの物語に色濃く反映されている”スコットランド”について学びを深めてみませんか。
日時:4月24日(水)13:30~15:00 オンライン(見逃し配信付)対応
場所:NHK文化センター浜松教室(浜松市中央区板屋町111-2アクトタワー8階)JR「浜松駅」から徒歩約5分
参加費:3,300円
入会手続きはありません
教室でのご受講の方はこちらから。
オンラインでのご受講の方はこちらから。
***静岡朝日テレビカルチャー 静岡スクール***
モンゴメリ生誕150周年記念
『赤毛のアン』を生んだ二人の女性 L.M.モンゴメリと村岡花子
今でもファンの多い小説『赤毛のアン』。
物語がどのようにして生まれ、その後のシリーズ化に繋がったのか。
物語の魅力と戦禍を潜り抜け原書を守り、翻訳出版した村岡花子さんと静岡とのゆかりを交えてお話します。
日時:5/19(日)13:30 〜 15:00 オンライン(見逃し配信付)対応
場所:静岡朝日テレビカルチャー 静岡スクール(静岡市葵区鷹匠1-1-1 新静岡セノバ5F)JR「静岡駅」北口から徒歩約7分
参加費:先行販売価格:3,300円(4/18までにお支払いの方の価格で、4/18以降のお支払いになりますと価格が上がりますのでぜひ4/18までお支払いをお済ませくださいませ)これに維持費110円がかかります。
当日、ZOOMによるオンライン受講も可能です(オンライン受講には見逃し配信がつきます)
入会手続きはありません
★★浜松&掛川で、お茶会を開催中★★
**掛川での開催**
場所はサロン&カフェSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)
駐車場あります。電車で来られる方はご相談ください。
2024年3月30日(土)13:30~15:00「イースターのお茶会」
参加費:2,800円(セミナー、お菓子、お茶付き)
残席あります。
2024年4月21日(日)13:30~15:00「いたずらウサギのお茶会」
参加費:2,800円(セミナー、お菓子、お茶付き)
残席あります。
検討中。こちらのブログで告知させていただきます。
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