2019年2月28日木曜日

京都旅:下鴨神社から、銭湯カフェへ

京都旅の続きです。今回が最終回。

京都旅:インクラインと琵琶湖疎水




旧三井家下鴨別邸のあとは、世界遺産下鴨神社へ。
こちらも初めて訪れたところ。 

創祀の年代を特定することが出来ないほど古くから根付き、信仰された神社。
正式名は、「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。 

京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流にまつられているお社というところから「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」とよばれているそうです。
東西の両本殿はともに国宝。 




ちょうど梅が満開できれいでした(≧▽≦) 

本殿以外にも、敷地内には、美顔祈願の「河合神社」や、縁結びの「相生社」、お祓いの「井上社(御手洗社)」、八咫烏を祀る「任部社」など、さまざまなお社が並んでいます。 

ちょうど、3月3日に井上社で流しびなの行事が開催されると、テレビでやっていました!
流しびなは、ひなまつりのもとになったといわれるもので、人をかたどった人形に、身の穢れを移して水に流して清める意味がありました。 

そして、この井上社(御手洗社)は、みたらし団子の発祥地でもあるとか。
みたらし祭で、氏子が五体に見立てて5つずつ串に刺しただんごを供物とし、持ち帰って食べ厄除けとしたものが、境内の茶店などで売られるようになったそうです。 

また、後醍醐(ごだいご)天皇(1288~1339)が境内の御手洗池で水をすくうと、泡が1つ、しばらくして4つ浮かんできたという伝承から作られたものとも。

古くはしょうゆでつけ焼きにしたもので、現在普及している甘いたれは、和菓子店「亀屋粟義(かめやあわよし)」が考案し、1922(大正11)年に門前に開業した「加茂みたらし茶屋」で売り出したものだそうです。 

そのお店は今もあるので、参拝のあと、加茂みたらし団子を食べてきましたよ~。
焼き立てはあたたかくて、寒さで冷えた体にしみわたりました。
温かい緑茶との相性も抜群!! 


 
お昼が近づいてきました。
以前、テレビの『ふるカフェ』で紹介されていた、銭湯をリノベしたカフェ「さらさ西陣」を思い出し、ルート検索してみました。

今いる団子屋さんから、バスで近くまで行けることがわかったので、早速、バスに乗りましたよ♪ 
最近はできるだけバスでの移動で回るようにしている私です(景色が見れて、住んでいる人々を垣間見られるので好きなんです)。 
地図アプリは本当に便利ですね~。

開店時間前に着きましたが、すでに待つ人の列が。人気なんですね。 


この唐破風の外観!!!素敵すぎる~。 



マジョリカ・タイルの柄がお花っていうのもキュンキュン・ポイント。 


ランチもやさしい味で、とてもおいしかったです。
雑誌や本がたくさんあるのもグッド~(*^^)v 



このあと、京都駅まで、またバスで移動。
京都伊勢丹でやっていた「長くつ下のピッピの世界展」を観て、帰路につきました。 

まだまだ、行きたい場所がたくさんある京都。
今度はいつ行けるかな~。

2019年2月27日水曜日

京都旅:旧三井家の下鴨別邸

京都訪問日記、続きます(^^; 





英国の羊展』を訪ねた日は、せっかくなので一泊しました。 

夜はお友だちと、イノダコーヒの本店でお茶をしてきました。
1940(昭和15)年に創業した、京都の老舗喫茶店ですね。 
閉店時間まであと30分くらいしかないと言われてどうしようか迷いましたが、次に来るといってもいつになるかわからないので、入ります!! 

外観は町屋づくりですが、中はモダン。
奥に洋館(旧館)がありますがいかがしましょう、と言われ、そりゃあ、洋館でしょう!!!(笑)と、洋館へ。 




最後に入ったので、お店を出るのも一番最後でした(^^; 
そのおかげ(?)で、人のいない店内が撮れました! 
南側の、出窓の部分も素敵でしたよ。
ギンガムチェックのテーブルクロスがノスタルジックでもあり、くつろぎ感を与えていました。 


 
最後に残っているケーキ2種をお友だちと分けて。飲み物はもちろんコーヒー。
私はコーヒーはほとんど飲まないのですが、ここに来てコーヒー飲まないって…ですものね。

職人が焙煎したネルドリップ式のコーヒーがこちらのこだわりだそうです(かなり濃かったです)。 
カップやお皿についているお店の紋章が歴史を感じさせます~。かっこいい~。 


*** 一泊して翌日の朝は、オープン前に「旧三井家下鴨別邸」へ向かいました。
というのも、3月19日(火)まで、通常は非公開の3階の”望楼”が特別に公開になっていたからです。

平日でしたし、並ぶってことはないとは思いましたが、念のため早めに…。一番乗りでしたが後からどんどん人が来ました。 

下鴨神社の鳥居の横に建つ、豪商・旧三井家別邸は、2011年に重要文化財に指定されています。
もともと、三井家の祖霊社がここにあり、その参拝の際の休憩所(住まいではない!!・笑)として建てられたんだそうです。 

主屋は、明治に建てられた三井家の木屋町別邸のものをもってきて、改修や増築などがされて、1925年に現在の姿になったそうです。 


 
休憩所ということで、豪華さはありませんが、ガラス窓の導入(当時高価だった)や、当時では珍しい輸入木材、高級だった合板の使用など、豪商の財力やこだわりは感じることができます。 

特別公開の3階望楼は、四方ガラス窓で、眺めもとてもいいです(窓からの景色は周りの住民のプライバシー配慮のため禁止で残念)。
大文字焼の山や、比叡山まで見えました。 
望楼はの当時の富裕層のステータスだったとか。 





 
一階の、庭園に面した広間ではお茶が飲めます。
朝ごはんも食べてないし、寒くてたまらなかったので、一休みしました。

本来なら抹茶でしょうが(笑) 紅茶を選ぶ私。
お菓子は「焼きもっちり」。
中に抹茶餡が入った、今川焼き風のお菓子です。 


日本庭園も、こじんまりしていますが、とても素敵でした。
けっこう長い時間ゆっくりさせていただきました(#^^#)

2019年2月26日火曜日

京都旅:無鄰菴(むりんあん)

『英国の羊展』が開催された京都市交流会館の隣に、『無鄰菴(むりんあん)』というお庭があります。 

羊展の、4時からのギャラリートークまで時間があったので、無鄰菴を訪ねてみました。
私の好きなテレビ『百年名家』でも紹介されていたお庭ですが、かなり前に観たので記憶なし…(^^; 

ここは政治家・山縣有朋(やまがた・ありとも)の別荘で、1894年~1896年に造られました。 
先の日記に書いた「琵琶湖疏水」が大きく関わっている日本庭園です。

明治の大公共事業、琵琶湖疏水開通に政治家として関わった有朋は、この地で最初に別荘を築き、疏水の水を直接引き入れました。 

無鄰菴とは、隣がない、という意味で、当時、周りには何もなかったとか。
敷地は950坪、別荘としてはこぶりなんだとか(^^; 


 
敷地内には、母屋・洋館・茶室の3つの建物と、庭園があり、庭園は有朋好みに作庭されました。 
東山を借景にすること 
・苔が好きじゃないからを植える 
・通常使わないモミの木を植える 
・流れる小川の水音が自然に聞こえるように流れをつくる 

などなど。

ちょうど、無料のガイドサービスがあり、座敷にあがって、お庭を見ながら、有朋がどのように庭に思い入れたかをうかがうことができました。 

苔が嫌いで芝を植えたけれど、自然に発生した苔には、それなりの美を認めて受け入れ、そのままにしておく。

芝の上にぼうぼうと、さまざまな雑草が生えてくるのも楽しいと、雑草の野原をおもしろがったり。 
有朋は固定観念にとらわれない、高い美意識を持った人だったようですね。 



 
↑一瞬だけお日様がさした時の写真。
この日、お日様がさしたのはこの一瞬だけでした…( ;∀;) 

有朋のこだわりを聞くと、無鄰菴は四季折々にかなり違う表情を見せるようです。
機会があれば京都を訪れるたびに、その変化を見に来てみたいと思ったほど、私はかな~り気に入りました。 
イベントもさまざま、企画されているようですよ。

ご興味のある方はぜひHPをご覧になってください。 

ここでお茶をしたかったのですが、お庭がよく見えるように、戸が全部開け放たれており、風の通りがよすぎて寒くて寒くてたまりませんでした(-_-;) 
温かいお茶もすぐに冷えてしまいそうだったので、今回はお茶は諦めました(笑) 
次回のお楽しみにします。

京都旅:南禅寺水路閣

昨日の京都観光(インクラインと琵琶湖疎水)のつづきです。 

私の高校の修学旅行は京都でしたが、南禅寺は訪れていません。
ですので、今日が私の、初・南禅寺です(*^^)v 


 
お寺も素敵ですが、一番見たかったのは、水路閣レンガ造りの建築物に惹かれるんです(≧▽≦) 

先の日記に書いた琵琶湖疏水」。 
灌漑や防火用の水路は別に引っ張りました。
蹴上船泊から分水する疏水分線を通すために、南禅寺境内に巨大な「水路閣」が築かれました。 
竣工1890年。全長約93メートル幅4メートル。
ローマの水道橋を模して作られたそうです。 

この水路閣の上を、現在も、疎水の分流が流れているんですって!すごいな~。 



 
ドラマのロケでもよく出てくる水路閣。じかに見ると、やっぱり迫力があります。
そして美しい! 

たくさんの人が写真を撮っていて、真ん中のアーチ型の穴のところはまったく人が引かないので諦めて、外観だけは、一瞬の、人のいない写真が撮れました(笑) 


 
もうひとつ、今も残るレンガの建物が、京都市国際交流会館のすぐそばにあります。
蹴上発電所」。

疏水のそばにあるということは…「琵琶湖疏水」を利用した水路式水力発電所ですね。
日本初の事業用水力発電所として1891年に運転開始。

それから125年以上経った今も、現役の発電所として電気を送り続けているのだとか!!!すばらしいい!!! 

毎週金曜日に無料で見学会が開催されているようです。
後から知ったので、今度行くときは金曜日に合わせて行こうと思います!(^^)! 

外観だけ見るとかなり傷んでいるようなので、補修しながらのちにまで残してほしいです。 

お友だちとの待ち合わせの時間までもうちょっと時間があったので、岡崎神社へ足を伸ばしました! 
「うさぎ神社」こと岡崎神社に祀られているのは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)、そして二神から生まれた三女五男八柱神(やはしらのみこがみ)。

祭神二柱が多くの子宝に恵まれたことから、縁結びや子授け、安産にご利益がある神社として知られています。 


 
岡崎神社のおみじくの容器はうさぎさん。
おみくじを引いた参拝者が容器を持ち帰らずに、ここに奉納していったのが、こんなかわいいうさぎさんの列になっているとのこと。
私もこのおみくじは買いました♪
小吉でした(*_*) 
かわいいので家にもって帰りました(笑) 




 
手水舎には「子授けうさぎ」の像。
黒うさぎの像に水をかけ、そのお腹をさすりながら祈りを捧げると、子宝と安産に恵まれるそうです。
絵馬や神札にもうさぎが描かれていて、とてもかわいらしいですね。 

うさぎが大好きだったお友だちを思い出してしんみりしてしまいました。昨年ご病気で亡くなられたのです…。
素敵な方でした。うさぎを見るたび、彼女のことを偲んでご冥福をお祈りします。

2019年2月25日月曜日

京都旅:インクラインと琵琶湖疏水

英国の羊展』を訪ねた日、午前は観光してました(;'∀') 

羊展の会場の京都市国際交流会館への最寄り駅は「蹴上」です。 
調べてみると、私が一度見たいと思っていた”蹴上インクライン”や”南禅寺水路閣”のそばだったので、歩いてみました♪ 

インクラインとは、傾斜鉄道のこと。
この蹴上インクラインは、世界最長587mの傾斜鉄道(跡)。 

明治時代初期、琵琶湖の水を京都に引くために建設された琵琶湖疏水(全行程20キロ以上にもなる大工事!)。
蹴上船泊から南禅寺船泊までの高度差が36メートルもあったため、船の行き来ができず、その解決のために、船ごと台車に載せて、動力によってレールの上を上り下りする仕組み「インクライン」が作られたのです。 


 
道路のかなり上を通っている線路。
斜めに下っていき、現在「疏水記念館」があるところが最終地点(南禅寺船泊)で、そこから水路で鴨川へつながっていくんだそうです。 


こちらは下っていった下から、上を撮影したもの。 両脇はサクラの木。
ここは京都でも有名なサクラの名所です(サクラの季節に来てみたいものです)。 

現在の蹴上インクラインは1977年に産業遺産として”復元”されたもの。
撤去されたのは1948年、鉄道の発達で疏水の利用者が減ったから。

輸送手段としての琵琶湖疏水はなくなってしまいましたが、琵琶湖疏水の水は、今も生活用水に、発電に、防火に、工業用水に、京都の生活と産業を支えています。

柵の横を、どどど~~っと、すごい水量の水が流れています。
これが琵琶湖から来ているのですね。 



 
蹴上船泊の第3トンネル西口にある「旧御所水道ポンプ室」。
このレンガと石造りの建物、片山東熊設計のネオ・ルネサンス建築!美しい建物ですよね!(近くで見たかったけど、中には入れない…残念) 

京都御所に防火用水を送る目的で建てられたポンプ室にしては、立派すぎますね。
当時の皇太子様(のちの大正天皇)が疎水を利用する際、京都側のここで皇太子様を出迎える目的もあったと聞けば、その豪華さにも納得。 
あとから知ったことですが(^^; 

なぜ大変な工事をしてまで疏水を作ろうと思ったのか。
それは、1869年に首都が東京に移ってから、京都の衰退が激しかったから。 

そもそも琵琶湖から京都に水を引く計画は、平安時代からずっと話があったそうです。
明治になってやっと実現した琵琶湖疏水。
その甲斐あって、疏水の開通後、京都はまた活気を取り戻し、産業もさかんになり、人口も増えていったとのこと。
琵琶湖疏水についてはこちらのサイトに詳しいです→http://sirdaizine.com/travel/KeageIncline.html 




 
インクラインの下にある「ねじりまんぽ」。
「まんぽ」は、京都や滋賀の方言で小さいトンネルの意。
蹴上インクラインを横断するための歩行者用トンネルで、上からの負荷に耐えられるよう、レンガを螺旋状にねじらせて組み上げていく技法がとられました。

なんか、ファンタジーの世界への入り口みたいですね。 
 トンネルの上に書かれた文字は、「雄観奇想」(素晴らしい眺めと優れた考えの意)。

粟田焼(京都・粟田の地で焼かれる陶器)でできていて、琵琶湖疏水を開通させた京都府知事・北垣国道(きたがきくにみち)の筆だとか。 
 このトンネルを抜けてまっすぐ行くと、南禅寺へと抜けられます。 

(つづく)

2019年2月24日日曜日

英国の羊展

2019年2月21~24日まで京都で行われていた『英国の羊展 ~英国羊毛の魅力~』。 
初日に行ってきました\(^o^)/ 

タータンがご縁でお知り合いになったスピナッツさん主催のイベントです。 

スピナッツさんは原毛屋さんで、羊毛に関わる書籍もたくさん出されています。
私も何冊か、タータンを調べる時に参考にさせていただきました。 


 
スコットランドのタータン工場では、糸になったものを輸入していて、染色するところからが作業です。 
ウィーバーズ・コテッジでは、古い手織りの機械で織っているところを見せていただきましたが、それもすでに糸になったものを織る作業しか私は見ていませんでした。 

羊毛を紡いで糸にする、という作業はもちろん知っていたし、ちょこっと体験したことはあります。春になると羊牧場では羊の毛刈りがされることも知っていました。 

が、実際に刈るところは見ていなくて(見たいとは思っているのですが)、さらには刈られた原毛フリースといいます)も、見たことがありません。 


 
ですから、英国の羊展の会場に入って驚いたのはその匂いです。
原毛の匂い!! そして、布にくるまれた原毛の山!!! 

布を開いて見せていただいたのは、英国の羊の原毛、まさに刈られたそのままのもの。

洗っていないので、ごみもついていますが、まさにこれが!!
初めて見る原毛(フリース)なのでした!!これは衝撃でした!! 

切れ目なく、きれいに刈られているので、その原毛をつまみあげると、立体的になり、どちらが前かもわかりますし、どのくらいの大きさの羊かもわかって――そこに肉体がないだけ(^^; 

ああ、本当に毛が刈られたんだな、というのがわかる…不思議な感じです(笑) 

この原毛を購入して、自分で洗って、櫛で繊維を揃えて、色を付けたい人は染めて、紡いで糸にする。 

そしてやっとそこから、編んだり織ったりする作業が始まるのです。 

私の好きなタータンという織物
タータンになる、ずっとずっと前の、原点がそこにありました。 

英国には60種類を超える羊がいますが、それだけさまざまな羊を目にする機会はありません。 
このイベントでは、それぞれの羊の生息地が地図で示されていて、その毛の特徴に合わせてわかりやすく分けられていました。
そのうえ、数多くの羊の原毛がじかに見れて、触れて、買うことができるのです。 


↑羊によって毛の感じもいろいろ!!楽しい!! 


 
スピナッツの代表・本出ますみさんのギャラリートークも聞くことができ、羊毛への熱い想いに感化されました。 

羊毛を紡いだり、自分で織って作品にすることへ、こんなに多くの方がご興味がある、ということにも初めて触れて、何から何まで、初めてづくし。
興奮して、楽しくて、そして勉強させていただきました。 



 
上の写真の右側が、私がスコットランドのANTAというお店で買ってきた、スコットランドの羊の毛で作られたトートバッグです。
スコットランドの羊の毛はゴワゴワしているので、肌に触れる衣類には向かないということでタータンには使われていません(それを知った時はかなりショックでした…)。

たしかに、このバッグもゴワゴワしているのですが、それが素朴でワイルドでなかなかいいバッグなんですよ。
それを本出さんにお見せしたら、きっとここらあたりの羊の毛では?ということで見せていただいたのが上の2つの写真の原毛。マンクス・ロフタンとスウェイルデイル。 


 
 ↑一度も目にしたことのないシェトランド・レースも見れて、実演してくださった方からお話も聞くことができました。
私はとてもとても、レースを編むということはできそうにないですが、羊毛で編むレースの独特の風合いもあたたかく、大変に美しいデザインにも見惚れてしまいました。 

また、私のお友だちもやっているフェアアイルもずらりと並んでいて、見ごたえがありました。 


 
↑三鷹でのお茶会にご参加くださった、写真家・平林美紀さんの羊写真も展示されていましたよ~。
羊愛あふれる素敵な写真でした。 

神戸ファッション美術館さんがパネルでご協力されていて、学芸員の方々にちょうどお会いすることが出来ました! 
タータン展以来のうれしい再会でした(#^^#) 

タータン展』は、東京での会期を終え、4月からは岩手県立美術館で始まります。
呼んでいただいているので、またタータンのセミナーをさせていただきます。
ありがたいことです。 

岩手もホームスパンがさかんな地域ですので、お店など、のぞいてみたいと計画しています♪

2019年2月1日金曜日

イギリス展@浜松 お礼

早いもので、2月になりました。 

1月はありがいことにセミナーのご依頼を複数いただき、週末は関西へ、関東へと飛び回っていましたが、実は月の半分以上は体調不良で…((+_+)) 
薬のおかげでなんとか持ちこたえました。インフルエンザでなかったのは幸運でした。 

1月いっぱい、浜松の「カフェシーン」さんで開催していただいていた『三人展 イギリスに恋して』も、おかげさまで無事に終了しました。 

私→著書と写真(壁にかけてある写真はすべて私です)
阿部優生子さん→ガラス作品
石丸偲さん→イギリスの布地を使った作品

オーナーがインフルエンザにかかられたため、一週間遅れての10日(木)からの開催になりましたが、いろいろあるのがこの世の中、よい思い出になりますね。

在廊できる日が限られており、せっかく来てくださったのに、お会いできなかったみなさまもたくさんいらっしゃったと思います。申し訳ありませんでした。 

浜松ではなかなか、イギリスというテーマでのイベントや展示が少ないので、お好きな方には楽しんでいただけたのではないかなと、思っていますがいかがでしたでしょうか。 



 
私自身は、昨年10月に「カフェアポロン」さんで『美しきスコットランド』展をさせていただいたので、同じ写真を展示するのは来てくださる方に申し訳ないので、写真を入れ替え、また、新しく展示のための写真のコラージュ額も5点、作りました。 

かなり大きなサイズになり…自分でもびっくりしましたが(;'∀') 
私らしい、こちゃこちゃっとした、おもちゃ箱みたいな雰囲気が出たのではないかと思っています。 





 
シーンさんはお食事もおいしいです。
行くたびに、カレーにしたり、スパゲティにしたり、リゾットにしたり…。楽しみました♪ 

昨年10月に、松山のアンティークショップで見つけた、ヴィクトリア女王即位50周年を記念したガラスのお皿も、自分用に額を作ってもらっていたのですが、ちょうどこの展示のお話をいただいたので、タイミングよく、お客様にも見ていただくことができました。
(お皿より、額代のほうがすごかった…(笑)) 


 
一日だけ、アフタヌーンティーで交流会、というイベントをもうけまして、満席で開催させていただくことができました。

イギリス発祥のアフタヌーンティーのお話や、タータンのお話もちょこっとさせていただき、あとは参加してくださったみなさんとおしゃべりして交流させていただきました。

セミナーではなく、こうしたお茶会は、気兼ねなく、自由に話せるので好きです。
またこういう機会をもうけられればいいなと思っています。 



 
一緒に展示をしてくださったガラス作家の阿部優生子さん、テキスタイル作家の石丸思さん、本当にありがとうございました。

素敵な作品のおかげで、私の作品も見映えしました!!! 
 会場を提供してくださったシーンのみなさまにも、足を運んでくださったみなさまにも、心よりお礼を申し上げます。