2016年12月25日日曜日

英国ファンタジーの世界展、ありがとうございました!

浜松市の絵のある生活を提案するギャラリー「ページワン」さんでさせていただいておりました『図説英国ファンタジーの世界』出版記念・奥田実紀作品展は、昨日、無事に終了させていただきました!!  

たくさんの方にご来場いただきました。本当にありがとうございましたm(__)m 


ページワンさんのおかげで、新たな出会いがたくさんあり、本を多くの方に見ていただける機会となりましたこと、心から感謝いたします。


ページワンのみなさま、大変お世話になりました!!! これからも額装などでお世話になります~。

これをきっかけに、ますます精進していこうと、気持ちも心も新たにいたしました。
どうぞこれからも応援のほど、よろしくお願いいたします。  


作品展は終わりましたが、本のご注文は承っています。
新品で購入できる本はこちらにまとめてあります
ご希望の方は私から直接、サイン入りでお送りすることができますので、お問合せ下さいね。
絶版でも、中古で良ければお分けできる本もありますので、まずはお問合せ下さい<(_ _)>


また、お茶会などの小さなイベントもこれからやっていきますので、このブログや、フェイスブック、インスタグラムを見てください~↓

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2016年12月13日火曜日

奈良の旅⑤最終回

奈良の旅、最終回です。

①はこちら

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③はこちら

④はこちら

最終回は、フード&お土産編。



お土産は……近鉄奈良駅で見つけた「まほろば大仏プリン本舗」さんのプリン。瓶がかわいらしくて!!



お友達からいただいた「ぶと饅頭」。唐菓子のひとつで、米粉を油で揚げています。
春日大社の御祭礼にお供えされる神撰だそうです。

お皿と鹿みくじは、「中川政七商店」で購入。断捨離しているので、モノは買わないつもりだったのに、あまりにかわいいのでつい…(~_~;) 




JR奈良駅のところにあった土産店で見つけた米粉のシカクッキー。 


地紅茶サミットのメイン会場だった県庁のそばに、本葛のお店があると知り、「天極堂 奈良本店」さんでランチをしてきました。
ゆでたての葛もちは、はずせません!! 
こんなにおいしかったのか!!と感動するくらいにおいしい葛もちでした~。

ティールームにも行きました。「ブライトン・ティールーム」さんは本場イギリスのお菓子を手作りしています。




上の写真はアップル・クランブル。ちょうどクリスマス前だったので、ミンスパイも期間限定でありましたので、それも一緒に…。



↑そして、県庁そばにもティールーム発見。「アンヌ・マリーカフェ」さんでは、アフタヌーンティーを頼みました~~~(^。^)y-.。o○ これが夜ごはん替わりでした。

三日間という短い時間に、もりだくさん回って疲れましたが、楽しい疲れです。

奈良はとても気持ちよく旅行ができるところで、また行きたい!!!

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2016年12月12日月曜日

奈良の旅④

奈良の旅のつづきです。

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②はこちら

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奈良公園でシカちゃんたちを満喫したあとは、いよいよ、今回の奈良旅の目的である「全国地紅茶サミットin奈良」へ。
毎年、場所を替えて行なわれてきた「全国地紅茶サミット」は、今回が15回目、奈良が会場です。(去年は静岡県下田市でした!)  

奈良での全国地紅茶サミットは2016年12月4(日)・5日(月)でした。

メインとなる飲み比べ試飲販売会の会場は、奈良県庁回廊。チケットを購入すると、オリジナル試飲用カップとお菓子がついて、会場内での試飲が好きなだけできます。
下の写真が、試飲カップとスプーン(鹿の角の形です!)とお菓子。
奈良らしいデザインです。  



すでにチケット購入を待つ長い列ができていました。”全国”とつくからには、そうです、全国の紅茶生産者が集まるのです。
直接生産者さんとお話ができるうえ、生産者さんが扱う紅茶や緑茶などの試飲ができるんです。
通信販売ができるとはいえ、やはり直接お会いして、試飲して、好きな味を見つける楽しみは何よりですよね。 



イベント限定のセットやお菓子などもあり、また、地元のスイーツや名物などの販売もあり、サミットを知らずに訪れていた観光客の方も興味を持って参加してくださったりもしたそうで、テレビによると2500人もの参加があったとのこと。
すごい!!!    
テレビや新聞の取材もたくさん入ってました。

実は私も新聞記者さんに感想を聞かれて……翌日の朝日新聞にそのコメントが載っていたらしいのですが、私が泊まったホテルには朝日新聞はなく、結局新聞は見ずに今に至っています……(>_<) 
どなたがそのコメントが載った記事をお持ちでしたらスキャンして送ってください~~~(笑)  





試飲販売のほかにも、講演会や関連イベントなどがたくさんありました。
全部に出ることはできませんでしたが、興味のあるいくつかに参加させていただき、その合間に観光もして、楽しい休日を過ごさせていただきました。  

来年(2017年)は、熊本県水俣市で開催が決定しています。プレイベントは2017年11月5日(土)に行なわれ……な、なんとオレンジ列車の貸し切り企画があるじゃないですか!!! 

去年、取材で水俣市を訪れたのですが、その時にオレンジ列車に乗ろうと、予約の電話をかけたら、冬の間はやっていないと言われて……(;O;) 
リベンジしなくちゃと思っていたのでした。この貸し切り列車に乗れたらいいなあ。

水俣市もお茶処で、紅茶の生産に特に力を入れておられます。

先日、NHKの番組『サキドリ!』でも水俣市の紅茶を取り上げていました。とてもいい番組でした。  

奈良の話に戻ります。
日曜日は県庁はやっていませんでしたが、月曜日は中に入れて、県庁の屋上は絶景スポットになっているとネットで見たので行ってみましたよ。  



県庁入口のせんとくんと、シカちゃん。
せんとくんは、やっぱりいつ見ても強烈だなあ…(~_~;)


(奈良の旅は⑤へとつづく)

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2016年12月11日日曜日

奈良の旅③

奈良の旅のつづきです。

①はこちら

②はこちら

泊まったのはJR奈良駅のそばのホテル。翌朝は、三条通りをてくてく歩いて、猿沢池へ。


周囲360メートルという小さな池ですが、興福寺が行う宗教儀式「放生会」を行う池として、天平21年(749年)に造られた人工池なんだそうです。
放生会とは、万物の生命をいつくしみ、捕らえられた生き物を野に放つ儀式だとか……。  池の向こうに「興福寺」が見えるこの景色は美しいですね。多くの人が写真を撮っていました。


紅葉の時期は過ぎてはいましたが、ちょうどいい場所に、まだモミジの赤い葉が残っていました。興福寺の五重塔を下からじっくりと眺めて…。

 その後、一の鳥居をくぐって、奈良公園へと向かいます。とはいえ、10時から県庁のところで「全国地紅茶サミット」が始まるので、春日大社まで行って観光する時間はありませんでした。奈良公園のシカを見るだけでタイムオーバー。




 

やっぱり小鹿ちゃんたちがかわいらしく、夢中で何枚も写真を撮ってしまう……こんなにシカばっかり撮ってどうするんだ、って思うんですが、撮ってしまうんですよねえ…(~_~;)

放し飼い(というか”野生”だそうです)にされているので、当然のことながら、シカたちは道路にも平気で出てきます…。シカ注意!の看板も…。


奈良の方々にとってはこのような光景も普通なのかな?? 

きっと運転にも慣れているのでしょう、と思いきや、けっこう事故も多いようで年間90匹以上が亡くなっているとか…。現代では共生はなかなか大変なのですね…。

近鉄奈良駅のウェルカム看板。シカが空を飛んでいる!? 
奈良と言えば、やっぱりシカが浮かびますが、はて、そもそも、なぜシカ???

世界遺産でもある春日大社におまつりされている神様が鹿に乗っていたという伝説があり、シカは神様のお使いだからなのだとか。  
いつまでもシカを見ていたい気持ちでしたが、さ、いよいよ、地紅茶サミットへ~~!!!

(奈良の旅は④へとつづく)
  

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2016年12月10日土曜日

奈良の旅②

奈良訪問日記①のつづきです。  

二日目は朝早くから、「ならまち」を散策しました。
修学旅行では、ならまちは訪ねていないので、今回が初訪問です♪   

710年に平城京へ都が遷されたとき、飛鳥の法興寺( 飛鳥寺) も「元興寺」として平城京に移されました。
この元興寺の旧境内を中心とした地域を「ならまち」と呼んだのだそうです。

ここは平城京の「外京」にあたり、当時の道筋をもとに発展した長い歴史を持っています。さまざまな時代を経ていく中で、盛衰をくり返してきました。
今は、江戸時代の末期から明治時代にかけての町家の面影を今に伝えています。




 

青面金剛の使いである申(さる)のお守り「身代わり申」は魔除けとして家の軒先に吊るされています。


ならまちの伝統的な町家を再現した「ならまち格子の家」。間口が狭く、奥行きの深い町屋。中から外を眺めると、額縁のある絵のようです。  



こうした古い町屋を改装したお店もたくさん。「カナカナ」さんは特に有名で、私も絶対に行きたかったところです。おいしいごはん、いただきましたよ。 


こんなおしゃれなお店もありますが、古い町並みの中に、しっくりと溶け込んでいて、いい感じの温故知新だな~と感じました。


(奈良の旅は③へとつづく)

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2016年12月9日金曜日

奈良の旅①

奈良に行ってきました。
全国地紅茶サミット」が目的ですが、毎年、地紅茶サミットは、旅行だと思って楽しんで観光もしてくるんです。 



奈良は高校の修学旅行で初めて行き、その後は結婚当初に一度訪ねただけで、ほぼ20年近くごぶさたでした。なので、初めて行くかのようなワクワク感があります。

実際、はるか昔に行っていると記憶も定かでなく…(^_^;)   

冬だと、日が暮れるのも早いので、観光できる時間は限られてしまいますね。
初日は、夕方に奈良入りをしたので、一か所しか見れませんでしたが、一番行きたかったところを訪ねます。
それが平城京跡」。  

ここは私が修学旅行で行っていなかったところ、いや、平城京跡自体、整備されて公開されたのは2010年(平安遷都1300年にあたる年)ですから、修学旅行で行っていないのは当たり前(^_^;)

近鉄「大和西大寺」駅から、歩きます。案内の向こう側に、朱雀門が見えました!!! 


朱雀門に着きました。入園は無料ですが、16時で閉まります。本当にぎりぎりで間に合いましたよ。平城京の正面門ですから、近くで見ると迫力があります。
横は約25メートル。奥行きは約10メートル。門というか、建物ですよねー。
平城京は、中国の都・長安をまねて造営したとされますが、そういう雰囲気ありますよね。



門をくぐり、はるか遠くの正面に見えるのが「第一次大極殿」。
歩いて行くのですが、敷地の途中を近鉄線が通っていくんです!! 
平城京の中を鉄道が横切っていくのって、おもしろいですねー。

このあたりで日が暮れました(^_^;) 

大極殿は、平城宮最大の宮殿で、当時、天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われていたそうです。  

奈良時代(平城時代ともいわれる)
って、日本の歴史の時代の中でも、私的にはかな~り興味が惹かれる時代(一番は飛鳥時代(^^ゞ)。

ちょこっと歴史を調べてみると、 平城京に都がうつされたのは710年 古事記完成が712年 日本書紀完成が720年 東大寺の大仏の開眼供養が752年 唐招提寺建立が759年 万葉集ができるのが760~770年 平安京に都がうつされるのは794年(泣くよ坊さん平安遷都、って覚えた。笑)

ほんの84年でしたが、仏教を中心とし、中国大陸だけでなく西アジアや南アジアの影響もうけた国際色豊かな天平文化が花開いたのでした。

奈良時代に数回にわたり派遣された遣唐使が持ち帰ったものが天平文化に影響を与えたといわれています。

遣唐使」――日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていたこの奈良~平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたといわれているのが「お茶}なんですよね!!  

ということで、お茶へとつながりました。

(奈良旅は②へとつづく)

2016年11月12日土曜日

益子陶器市へ!その1

 今月のはじめ、栃木県益子町の「益子陶器市」へ、行ってきました! 
陶芸好きのお友達と一緒に行くことになりました。

浜松からだと、新幹線、JR、在来線と、何度も乗り継がないと行けないのですが、お友達が「つくば」駅からレンタカーを借りて行くというので、それに同乗することに。
つくば市から益子へは、北上すること約1時間。
道も簡単で、高速を使う必要もなく、迷わず行けましたよ。  

陶器市は、10時くらいから始まるとは言いますが、実際には朝早くから出掛ける人が多いそうです。なので、前日に益子入りして、町の様子をチェックしがてらの観光です。

行く場所は、事前によく調べるのが私のくせで(^_^;) 
なんと、益子の飲食店も、博物館も、ほとんどが夕方5時で閉まってしまうということが判明。夕食はどうしたらいいんでしょ??(夕食なしの宿にしたので) 

暗い夜に、知らない道を走って夜ごはんを探しに出るのも怖いので、あらかじめ買って宿で食べることにしました。  
5時前に、夕食を買うのと、行きたい美術館に行かないといけません。
ということでランチのあと、急ぎ足で『つかもと美術記念館』へ。



1864年創業の窯元「つかもと」の、明治に建てられたつかもと家の母屋が、益子焼の美術館となっています。

ここの目玉は、棟方志功の肉筆屏風。
陶芸家で人間国宝・濱田庄司や、河井寛次郎の作品も飾ってありました。

こじんまりとした美術館ですが、建物と相まってとてもよい雰囲気です。喫茶スペースも素敵で、心そそられましたが、まったりしている時間は残念ながらなく、次の目的地『濱田庄司記念 益子参考館』へ。


道案内も、益子焼でつくられています。

 

濱田庄司が、自分の家と敷地を活用して開館したこの参考館、思っていたよりもずっとずっとすごかった! 

作品だけではない、作品を展示する建物や空間までにもこだわり抜いていました。
濱田は生前に多くの民家や長屋門、蔵などを県内外から移築して生活と制作の場としていたそうです。



ここは濱田が選んだそれらの建物を利用しているので、ものすごい迫力なんです。民藝博物館みたいな感じ。  



そうそうたる建物の中に飾られているのは、作陶の参考にと、何年もかけて、世界中から集めた手工芸品や美術品。
すべて濱田のお眼鏡にかなったもの。
濱田自身の作品ももちろん展示してありますし、柳宗悦、河井寛次郎、バーナード・リーチ、棟方志功などの作品も、思う存分、味わうことができます。
民藝ファンにはたまりません!!

濱田のスケッチブック。鉛筆でささっと書いたレベルがすごすぎる…。


茅葺屋根の母屋の一角。喫茶コーナーを兼ねているようです。一休みしたくなるぅ…。





 
濱田が作業していた仕事場や、登り窯も、もちろんあります。見るところもりだくさん、周りの環境も気持ちがよく、ここは何時間いても飽きません。いいところだな~。




これが、買って帰った夜ごはん。「つかもと」はそば屋や、レストホールも運営していて、レストホールで、お土産用の釜めしと、具だくさん七福汁をテイクアウトしました~。

あの峠の釜めしの釜を焼いているのが「つかもと」だと知ったので、まだ一度も峠の釜めしを食べたことがない私、夜ごはんにチョイス。
釜は、お土産に持って帰れます!!(釜だけでもけっこうな重さがありましたが) 


  

そして、青い器に入っているのは、10月にできたばかりという「道の駅ましこ」で買った、益子焼の器に入った「窯ブリュレ」。
これ、ふるさと納税のお礼品としても使われているとか。
この器も「つかもと」で焼かれていました。濃厚で、とてもおいしかった。これも器はお土産として持ち帰りました(●^o^●)

さあ、明日はいよいよ、陶器市初日。気合いが入ります。朝7時には駐車場に入ることを決め、10時過ぎには就寝しました。

その2へつづく)

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2016年11月11日金曜日

岡山、後楽園へ!

先日の、鞆の浦観光の続きです。

鞆の浦を満喫した翌日は、目的の講演会の日。
開始時刻まで余裕があったので「岡山後楽園」に行ってみました。

岡山藩2代藩主池田綱政[いけだつなまさ]がやすらぎの場として作らせた庭園です。
金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並ぶ、日本三大名園として知られています。  

なんといっても、観光客にとっては、開園時間が早いというのがうれしい!(私が行った時は朝8時から開園)。早い時間だと、観光客も少ないので、落ち着いてゆっくりと楽しむことができます。







入ってまず驚くのは、はるか向こうにまで広がる芝生。

その広さと雄大さに圧倒されます。お天気がとてもよく、これで季節の花が満開だったらいうことなしですが、ちょうど、季節の境目で、目玉がなにもない時期(と、園に詳しい人が言っていました)でしたが、それはそれで楽しめました。

岡山城が向こうに見えます。お城との共通券がありましたが、お城まで観る時間はなかったので、今回は庭園だけ。


 昔は園内に広く田畑がつくられていたそうですが、現在はこの部分だけがその名残をとどめています。田んぼだけでなく、茶畑もありましたよ。↓

築庭当時からこの位置にあり、背景のゆるやかな曲線を描く土手山と調和しています。 

江戸時代には、ここで作った葉茶は、藩主がふだんに飲むお茶として使われました。 
毎年五月の第三日曜日には、茶つみ祭を行っているそう。

ここには鶴が飼われているんですよね。1月1日には放鳥されるとか。2~3カ月前からその練習のための放鳥が運がよければ見れるようです。
この後楽園の広々とした園内を、鶴が優雅に飛んだり歩いたりする様子は、美しいでしょうねぇ。


ということで、お土産は「つるの玉子」。

明治からつくられている伝統的な菓子で、当時めずらしかったマシュマロと和菓子を融合させたものだとか。中は黄身餡。
本当に玉子を食べている感じですが、マシュマロに包まれているので、ふわふわ。アイスの雪見大福みたいです。
林芙美子の『放浪記』に、義父がこれを買ってきてくれたことを思い出した、と書かれているそうです。
  
これと一緒に、売店で買ったのが、宮本英治さんの国産紅茶。
岡山県新見市で紅茶農園・カフェを営みながら、紅茶づくりをされている、有名な方ですね。紅茶農園、惹かれます~~~。


短い時間ではありましたが、後楽園、想像していた以上にすばらしい庭園で、感動しました~~。また行ってみたい!! 

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2016年11月7日月曜日

鞆の浦、観光♪

岡山県にある「ノートルダム清心女子大学」が生涯学習センターを設立。
そこでの赤毛のアン関連のセミナーを受講するため、先月、岡山へ行ってきました。

せっかく岡山へ行くので、たっぷり観光もしたい! ということで一泊してきました。  

まずは、お隣り、広島県の鞆の浦を訪ねました。
以前から、行きたいと思っていた場所のひとつです。

瀬戸内海のほぼ中央に位置する、有名な景勝地です。ドラマ「流星ワゴン」のロケがされたこと、そして私が録画して観ている「百年名家」でも鞆の浦の「太田家住宅」が紹介されていたことで、行ってみたい度がUP!!! 

ジブリ映画「崖の上のポニョ」の町のモデルにもなったところだそうです。  


鞆の浦のあたりは、古来から海上交通の要所で、軍事的にも重要な場所でした。
また、潮の流れがこのあたりで変わるということで、良港だった鞆の浦は”潮待ち風待ちの港”として多くの船が集い、栄えました。

小さな町ながら、昔ながらの建物や、古刹、旧跡が残っており、その歴史や文化を感じながらの、風情ある散策を楽しむことができます。

あの坂本龍馬率いる海援隊のいろは丸が、紀州藩の軍艦と衝突し、その賠償交渉がこの鞆の浦でなされました。そういうことで町を歩いていると、坂本龍馬があちこちに顔を出します。








上の写真は公衆トイレの表示。こんなところも坂本竜馬!!!


今年6月に公開された映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』のロケもされたとのことで、こんな看板も。



私はまだ観ていないので、DVDになったら早速、観てみよう!!

ちょうどお昼ごろに着いたので「御舟宿いろは」でお昼をいただきました。ここは坂本龍馬が衝突事件の賠償交渉をした場所のひとつ。当時の町屋が現在はお宿&喫茶となっています。



 
頼んだのは「うずみ重膳」。うずみとは、 江戸時代に行われた倹約政治のため贅沢品とされた鶏肉・えびなどを堂々と口にすることができない庶民が、具を飯で隠しながら食べていたことが始まりだと言われています。
この御舟宿 いろはでは、鶏肉などの代わりに瀬戸の海の幸を隠していましたよ。
鞆の浦といえば、鯛が有名で、鯛がちゃんと入っていましたよ。最初は普通に食べ、次はだし汁をかけて食べてくださいね、と言われて、何倍にも楽しめました。








 

絵になる古い街並みに、たくさんシャッターを切ってしまいましたよ。一時間もあれば主要なところはざっと回れるくらいのコンパクトなところがいいですね。宮崎監督のサインも見つけましたよ。


さて、鞆の浦といえば……この常夜燈でしょう。左側、写真ではわからないけれど海に向かって階段になっていて、「雁木(がんぎ)」と呼ばれています。潮の満ち引きに関係なっく積荷のあげおろしができるようにとの工夫がうかがえるところです。




海側から見るとこんな感じ。のどか~~~(●^o^●)


 
鞆の浦が一望できるという「医王寺」までも上ってみましたよ。けっこうな坂ですが、がんばった甲斐がある、絶景です。


本当にいい天気で、暑いくらいでした。そこで「鞆の浦サイダー」なるものを見つけ、飲んでみました。


鞆の浦の名物「保命酒」入りのサイダーです。保命酒は、生薬入りのお酒。起源は約350年前。保命酒の生みの親となったのが、大阪の医師・中村吉兵衞。すでに醸造業が栄えていた鞆の浦のお酒と、吉兵衞の漢方の知識が合わさって、保命酒は生まれました。やがて保命酒は、江戸幕府より備後の特産品として庇護され、全国に知れわたり、高級品となります。あのペリーにもふるまわれたとか。  現在、保命酒は広島県福山市鞆町にある4つの保命酒屋でしかつくられていないとのことで、お酒好きなら買って帰るところですが、私はお酒は飲まないので、サイダーで。けっこうお酒の味がしましたよ。ラベルがかわいかったので家に持って帰りました。描かれている舟はいろは丸をイメージしたのかな??


歩き疲れたので、カフェで一休み。「あずみ野IN鞆の浦」。大正ロマン漂うお店。ジェラートが有名です。2階にあがってゆっくりしました。


ジェラートもおいしかったけれど、あんこもとてもおいしかった!!


これからあちこち回るので、お土産はいつものように、軽くてすむ”紙モノ”(笑)。常夜燈のイラストがあるものに惹かれてしまいました(^_^;) 

竜馬の隠れ部屋「枡屋清右衛門宅」の一角が、地元のお土産もの、作家ものを集めた雑貨屋さんになっていて、ここのセレクトはデザイン性があってなかなかおしゃれでしたよ。  

鞆の浦、数時間の滞在ではありましたが、とてもいい町で、気に入りました(^。^)y-.。o○


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