2016年12月9日金曜日

奈良の旅①

奈良に行ってきました。
全国地紅茶サミット」が目的ですが、毎年、地紅茶サミットは、旅行だと思って楽しんで観光もしてくるんです。 



奈良は高校の修学旅行で初めて行き、その後は結婚当初に一度訪ねただけで、ほぼ20年近くごぶさたでした。なので、初めて行くかのようなワクワク感があります。

実際、はるか昔に行っていると記憶も定かでなく…(^_^;)   

冬だと、日が暮れるのも早いので、観光できる時間は限られてしまいますね。
初日は、夕方に奈良入りをしたので、一か所しか見れませんでしたが、一番行きたかったところを訪ねます。
それが平城京跡」。  

ここは私が修学旅行で行っていなかったところ、いや、平城京跡自体、整備されて公開されたのは2010年(平安遷都1300年にあたる年)ですから、修学旅行で行っていないのは当たり前(^_^;)

近鉄「大和西大寺」駅から、歩きます。案内の向こう側に、朱雀門が見えました!!! 


朱雀門に着きました。入園は無料ですが、16時で閉まります。本当にぎりぎりで間に合いましたよ。平城京の正面門ですから、近くで見ると迫力があります。
横は約25メートル。奥行きは約10メートル。門というか、建物ですよねー。
平城京は、中国の都・長安をまねて造営したとされますが、そういう雰囲気ありますよね。



門をくぐり、はるか遠くの正面に見えるのが「第一次大極殿」。
歩いて行くのですが、敷地の途中を近鉄線が通っていくんです!! 
平城京の中を鉄道が横切っていくのって、おもしろいですねー。

このあたりで日が暮れました(^_^;) 

大極殿は、平城宮最大の宮殿で、当時、天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われていたそうです。  

奈良時代(平城時代ともいわれる)
って、日本の歴史の時代の中でも、私的にはかな~り興味が惹かれる時代(一番は飛鳥時代(^^ゞ)。

ちょこっと歴史を調べてみると、 平城京に都がうつされたのは710年 古事記完成が712年 日本書紀完成が720年 東大寺の大仏の開眼供養が752年 唐招提寺建立が759年 万葉集ができるのが760~770年 平安京に都がうつされるのは794年(泣くよ坊さん平安遷都、って覚えた。笑)

ほんの84年でしたが、仏教を中心とし、中国大陸だけでなく西アジアや南アジアの影響もうけた国際色豊かな天平文化が花開いたのでした。

奈良時代に数回にわたり派遣された遣唐使が持ち帰ったものが天平文化に影響を与えたといわれています。

遣唐使」――日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていたこの奈良~平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたといわれているのが「お茶}なんですよね!!  

ということで、お茶へとつながりました。

(奈良旅は②へとつづく)