The New York Timesが「2023年に訪れるべき52の旅行先」を発表したことがテレビでも大きく話題になっていますね。
日本ではこれまで注目されてこなかった盛岡が、1位のロンドンに次いで2位になったということで騒然となったわけですが、東北出身者としては驚きでも何でもなく、盛岡のよさをわかってもらえたということでとてもうれしいです。
2019年に「タータン展」で久しぶりに訪れた盛岡。
↓その時の日記もよかったら読んでね(宮沢賢治がらみの話題ですが)。
The New York Timesの「2023年に訪れるべき52の旅行先」で私がさらにうれしかったのは4位に大好きなスコットランドの、キルマーティン・グレンが入ったことです。
キルマーティン・グレンってどこ?とグーグルマップで調べてみましたがピンポイントでは出てきませんでした。
Daily Record紙の記事を見ると、「スコットランドの荒々しい景観を有する西海岸にある緑豊かな渓谷に位置するこの地域」と出てきます。オーバンとロッホジルプヘッドの間にある渓谷をさすようです。
オーバンは、コロナが発生しなければ2020年に私、行く予定だった町です(;_:)
宿まで予約していたのに・・・。
このあたりには数千年前のストーンサークルやケルンなどが点在していて、遺跡好きの私はこれらを見て回るつもりでした。
ニューヨークタイムズは重要な先史時代の遺跡があるのもかかわらず「ほとんど観光地化されていない」と指摘し、キルマーティン博物館やキルマーティン城をおすすめしています。
ニューヨークタイムズだけでなく、ロンリープラネットも、お勧めの旅行先を紹介する「ベスト・イン・トラベル2023」を発表していますね。
旅行者の視点に立って食、長い旅(journey)、くつろぎ(unwind)、つながり(connect)、学び(learn)の5部門で6つずつ掲載。
食部門で福岡、長い旅部門でカナダのノヴァスコシア、学び部門でスコットランド南部と、イングランド北部のマンチェスターが入っています。
カナダのノヴァスコシアは、赤毛のアンの故郷プリンス・エドワード島の海を隔てた向かい側。物語の中で、アンが生まれた町があり、アンが通った大学がある州です。
私も2回ほど旅行しましたが、とても好きな州なのでランクインはうれしい。
スコットランド南部が「学び」部門というのは、歴史的な遺跡があるからでしょうかね?
同じスコットランドでも、南部はイングランドに近いという地理的なものもあり、政治的にもイングランドに寄っているのでそのあたりも”学び”になるのかな???
そして、エクスペディアとホテルズドットコムが発表した2023年の人気旅行先にも、スコットランドのエディンバラがランクインしています♪
日本では東京、アメリカではニューヨーク、オーストラリアではシドニーと、都会に人気が集まっているとのこと。
私はこうしたリストアップに影響されず、自分が行きたいところに行く派ですが(^^; それでも自分が好きな場所が入っているのはよろこばしく思っています。
ただ、物見遊山の人々に荒らされないことを祈るばかりです。
2020年に計画していたスコットランド・タータンツアーはコロナで中止になりましたが、いつかリベンジしたいです。早くて来年でしょうか・・・。
今年は6月に国内(軽井沢)を予定しているので、決まったらアップいたします!
******以前、出版社にももう在庫がなく、私が持っている30冊で終了ですとお知らせした『図説タータン・チェックの歴史』(河出書房新社)は、お申込みをいただきまして、現在残り16冊となりました。