2025年11月9日日曜日

7月の東北旅行⑥盛岡

 7月の東北旅行①弘前-1




7月の東北旅行⑤青森 



盛岡駅からバスに乗り、岩手銀行さんにお邪魔しました。


岩手銀行さんは「いわぎんタータン」を制作し、スコットランド・タータン登記所に登録をされました。

タータンのお話をうかがいたく、お忙しい中、時間をいただきました。

いわぎんタータン制作にかかわられたみなさまが集まってくださり、資料を作って丁寧にいわぎんタータンについてご説明をしてくださいました。
私一人のためにこれほどまで時間を割いていただいているとは思ってもおらず、気軽にお訪ねしてしまい、恐縮至極でした・・・<m(__)m>

皆様、本当にありがとうございました。




右側が手織りのもの。
やはり印刷したものとは色合いも風合いも違いますね。




スコットランド・タータン登記所の登録証。

いわぎんタータンは、若手行員6人が主体となってチームをつくり、2022年に制作。

岩手銀行創立90周年の「 これまで 」を知り、創立100周年に向けた「 これから 」を考える中で、新しいビジュアルアイデンティティ「いわぎんタータン」導入となったそうです。

岩手銀行のイメージを出し合い、コーポレートカラー(緑)にイメージ色をあてはめ6色に。
その6色を使った6パターンのタータン柄をメンバーが考え、行内アンケートを実施し、一番多かったのが現在の柄だったそう。



8月からスタートし12月にはタータン案が決定していたとのこと。びっくりする速さですね。

タータン誕生には「神戸タータン協議会会長」で「神戸タータン」が生まれるきっかけを作られた石田原氏がアドバイザーとして関わられたそうで、それも心強かったことでしょう。

スコットランドタータン登記所には翌年登録。
行員がネクタイ、ポケットチーフ、スカーフなどを身に着けたり、発行物のデザインに使用されるなど、活用されてきました。

利用者はデビットカードがいわぎんタータンだそうです。


ホームスパンの祭典「Meets the Homespun」(赤レンガ館が会場)でも展示されます(このイベントは毎年11月最初の土日に行われています)が、
AZLM CONNECTED CAFE manorda いわて店)に、いわぎん展示棚があり、見れますよ!(上の写真がそれ)



個人的にいわぎんさんのデジタル専用キャラクター「いわぷぅ」がいわぎんタータンのマフラーをしているイラストにどはまりしてしまいました(^^)/

いわぷぅ、かわいすぎる。岩手がホームスパンで有名だから羊なんでしょう!!!
(上の写真は2024年のキャンペーンのもの。いわぎんタータンのマフラーをまとっているのがわかるでしょうか)

そのうわぷぅがいわぎんタータンをまとうなんて、私にしてみたらお宝です。

もうひとつのキャラクターもかわいい。「ろっくー」と「てっち」という名前ですって!!好み~~~。こちらに紹介されています。






その後、ランチまでセッティングしてくださいました。

その時に、岩手県立美術館で開催された「タータン展」の際にお知り合いになった、まちの編集室の水野さんと、蟻川工房の伊藤さんも同席くださり、楽しいランチタイムとなりました。

このあと、私が岩手銀行さんのかつての建物で、現在は資料館となっている「岩手銀行赤レンガ館」に行きたいという私を、近くまで車で送ってくださいました。
何から何までお世話になり、足を向けて寝れません(^▽^;)



東京駅に似てると思いませんか。

それもそのはず、建築は、日本の近代建築の礎を築いた建築家・辰野金吾とその弟子・葛西萬司が手掛けたから。外観は東京駅と同じく赤レンガに白い花崗岩のラインが用いられています。ルネサンス様式を基調とした重厚なデザインは銀行にぴったりですよね。

夏に訪ねた岡崎信用金庫の建物ともそっくりなのでよければその時の日記も見てみてください。

現在の赤レンガ館の建物は、1911年に盛岡銀行本店として竣工。
1936年、岩手殖産銀行が買受、同行の本店となる。
1983年には本店を新築移転することになり、この建物は岩手銀行中ノ橋支店となる。

1994年、現役の銀行としては初めて、国の重要文化財に指定。
2012年に中ノ橋支店としての営業が終了。
2016年、公開施設としてリニューアルオープン



マンホールにもデザインされています。

入館料300円。











銀行らしい重厚さと、凝った意匠はどこをとってもすばらしい。














赤レンガ館のすぐ近くには「もりおか啄木・賢治青春館」があります。
ここも以前から気になっていたので行ってみました。



この建物も、もとは銀行。
1910年、第九十銀行本店本館として建てられました。設計は盛岡出身の若き設計技師・横濱勉。

当時の盛岡は近代的な洋風建築が建ちはじめ、モダンな雰囲気が漂う街だったようです。

時期はすれ違っていますが岩手の有名な二人の作家、石川啄木と宮沢賢治の青春時代にまつわる資料館になっています。入館は無料。




「春と修羅」の初版本。

入ってすぐがカフェになっていて、ここも素敵でした。







一休みする時間がなかったのが残念(周遊バスの最終便が早くて(^▽^;))。

購入したお土産。




青春館オリジナルの手ぬぐい2種セットは、すっごく好みのデザイン。






賢治もなかに、チャグチャグ馬コ(盛岡の伝統的なお祭り)のもなか。

賢治好きとしては、賢治モチーフにはつい手が出てしまいます(^▽^;)

一泊した翌日は、友達と一緒に遠野へ行きましたよ。

(つづく)

今後の私のお茶会です♪ キャンセル待ち受付中です。

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★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

13:30~15:00 キャンセル待ち
参加費:3,000円

会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。静岡駅からバスをご利用いただくか、周辺のコインパーキングをどうぞ。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。

13:30~15:00 キャンセル待ち
参加費:2,800円

会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

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