町並み保存地区は大きい範囲ではないので、半日あれば回れます。
メイン通りは、「本町通り」↓
見通しの良いまっすぐな道が、町の中心を、南北に走っています。
原田知世さん主演、大林監督の映画『時をかける少女』では、生徒たちの通学路として何度も登場。
中央を歩いているのが原田知世さんと尾美としのりさん。(テレビからパチリ)
中央を歩いているのが原田知世さんと尾美としのりさん。(テレビからパチリ)
江戸時代前期に建てられた商業の神様だそうです。
本町通りの北はじにあって、町の人々はみなこれを見て生活しているといってもいいほどのシンボル的存在だとか。
↑上から撮影された胡堂。知世さんたち三人が歩いています。
映画では重要なシーンで登場しますね。↓
気になった方はぜひ映画をご覧ください~。
現在の胡堂↓
一方、南はじにあるのが旧笠井邸。明治5年に浜だんな(塩田の経営者)の家として建てられました。
当時の豪商の屋敷の中で、ここは無料で見学させてもらえます。 ↓
細かな意匠からも、お金をかけているのがうかがえますね。
細かな意匠からも、お金をかけているのがうかがえますね。
岡本さんと私、テンションアップ~(≧▽≦)
旧笠井邸の2階。はい、アニメ『たまゆら』を見た方ならわかりますね、楓が友達と一緒に「私たち展」を開催した場所です!
私が訪ねた時、たまゆらの紹介がされていましたが、その時はたまゆらを見ていなかったのでさくっと見ただけでした。
もっとしっかり見ておけばよかったなー。
旧笠井邸が本町通の南はじで、駅方面からはここが町並み観光のスタート地点ともいえるところです。
上の写真のように案内板が、旧笠井邸の前の家に貼られています。
この看板、『たまゆら』でもばっちり描かれてます。
曲がり角の家にご注目。
大林監督の『時をかける少女』で、知世ちゃんが幻覚を見る骨董屋ですが、今は一般のおうちのようです。
大林監督の映画『時をかける少女』のロケ地をたどるのも、竹原探訪の目的のひとつでした。
尾道だと思っていたけど、竹原でのロケもたくさんあったんですよね。
(ちなみに、尾道は30年ほど前に映画のロケ地めぐりで訪れています)
この映画は今から38年前(!!)、1983年の映画で、私にとって『時をかける少女』の映画はこれです!(歳がばれる…)。
『ねらわれた学園』で、薬師丸ひろ子さんの相手役一般公募で選ばれた高柳良一さんが、この『時をかける少女』でも原田知世さんの相手役で、好きになってしまう運命の人です。
今、彼はどうしているんだろう…。
ということでググってみましたら、俳優業は引退して、放送局にお勤めだとか。
棒読みや演技下手など、つっこみどころがいろいろありますが(^^;
監督があえて指示したともいわれているし、でもこれは原田知世ちゃんのための映画なので、それでいいんです(笑)
堀川吾朗役の尾美としのりさんの演技はやっぱり違っていました。
小さい頃から活躍していた方なので、キャリアが違う(^^;
尾美さんは大林宣彦監督の映画、10本以上に出演しているほどの、監督のお気に入りの役者さんでしたね。
『時をかける少女』のDVDを借りて来て見直してみました。
見たのははるか、大昔なので(^^; 記憶もあいまい。
そして、私はこのストーリーをわかっていなかった!!!ことに驚愕(◎_◎;)
二人は結ばれないんです…悲しいラブストーリーだったんですねぇ…。
『時をかける少女』は、アニメにもなっていたなあ…私の息子はこのアニメは観たと言っていた。
どれどれ、と、2006年公開のアニメも見てみましたら、原田知世さんが演じた主人公の芳山和子は、オールドミス(これって死語!?)になっていて、和子の姪が、時をかける主人公になっていました。
スカート短っ!携帯出てくる! ああ~~~すごく、今っぽい(これも死語!???)。
おまけに、このアニメにはラベンダーは出てこないぞー!
2010年公開の実写映画『時をかける少女』も続けて見ました!
アニメ版『時をかける少女』で、主人公の声を演じた仲里依紗さんが、実写映画の主人公に。わ、若い!!(当たり前なんだけど・笑)
こちらは、アニメ版よりもさらに年月が経ち・・・・芳山和子は結婚し、娘は高校を卒業、という設定。
母・和子のかわりに、その娘が、タイムリープして、母のメッセージを運命の人に伝えるお話です。
和子が運命の人に会った1972年にタイムリープするはずだったのに、間違えて2年後に行ってしまった…というのがミソ。
1972年って…私は小学校に入ったばっかりですよ。そんなに昔???って、びっくりしちゃいました。
原作の『時をかける少女』って、1965~1966年にかけて連載された小説だったんですねぇ。
私、おなかにいた頃ですって(◎_◎;)
アニメにしろ、実写版にしろ、主人公が好きな男性と結ばれないのは同じで…やっぱり泣けてしまう(;_:)
切ないんですよね・・・。
でも、だからこそ何十年も支持されているのかもしれません。
竹原旅行記、つづきます。