ロンドン着予定は6:25という早朝。
ヒースロー空港は大混雑空港で、予定通りにヒースローに来ていても着陸ができず上空を旋回することも当たり前のようで、燃油がなくなり別の空港に下りた飛行機もあるとか。別の空港に下りても乗客は下りることができないそう。ヒースロー着となっている以上、ヒースローに着陸するのがルールだそうです。
私が乗ったカタール航空も何回か上空で旋回したようですが(寝ていたのでよくわからない)、それほど遅れなく着陸できたのはラッキーです。
早朝なので入国ゲートもスムーズ、ただ全員のスーツケースが出てくるまで時間がかかりました(20人いますからね(^^; チェックインも全員一緒にしていませんし)。
それと、ツアーバスは待機ができないそうで、全員が揃ってからガイドさんが運転手に電話、それからバスが来てみんなが乗り込む形です。これも大型バスの混雑を緩和する策なのでしょうね。
朝の通勤時間帯に当たり、道路は大渋滞。
ロンドンの渋滞緩和策として、ロンドン中心部に入ってくる車は高いお金を払うことになっているそうで一日5,000円くらいと、ガイドさんが言っていました。「それでもこんなに渋滞しています」たしかに(^▽^;) 5,000円は効いていないのね。
最初の観光はバッキンガム宮殿です。バスから降りますが、中には入らず外から観光。
あいにくの雨でしたが、小雨だったのでまあ、許容範囲です(^-^;
時間が経つにつれて雨はやみました。
バッキンガム宮殿近辺にはスリが多いので気をつけるようにと添乗員さんに言われ、バッグが開かないよう止めるクリップなどをくださいました。
また、宮殿前にいた警官からも「あんたがたはツアーか?スリがいるから気をつけるようにみんなに伝えてくれ」と親切にアドバイスを受けました。
バッキンガムに限らず、ロンドンではスリが多発しているとのことで、グループでタッグを組んであの手この手でくるようです。

「ヴィクトリア記念碑」。
ヴィクトリア女王をたたえるために1911年に建立。
高さ21m、彫刻が施された石造りの土台は2300トンの大理石だとか。
記念碑の最上部の金色の彫像はヴィクトリア女王と同じ名前を持つ勝利の女神で、
像の周囲には、正義、真実、慈悲などを象徴する天使やライオンなどの彫刻が施されている。
このあと、ウェストミンスター寺院、国会議事堂とエリザベスタワー(旧ビックベン)、ロンドン塔、タワーブリッジと、観光が続きます。

ウェストミンスター寺院。
1066年以来、戴冠式が執り行われてきた場所。現在の寺院は1245年にヘンリー3世によって再建されたもの。
ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚式をあげたのもここ。
ちなみに入場料は約6,000円!
ガイドさんが近くの教会のお手洗いに案内してくださいました(10ペンス寄付をします、これまでの旅行で現金が残っていたので助かった)。海外ではトイレは有料なんですよね。
バスでまた移動。
今度はロンドン塔です。
こちらも中には入らず外から観光。入場料は約7,000円(^-^;
おそろしく高い・・・。

さすがイギリス。犬連れの方もたくさん見かけました。
今回ツアーで行った場所はすべて、私が初めてのイギリス旅行で訪ねた場所でした。
バッグパッカーで一人旅をした1993年のことです。
32年前!(◎_◎;)
当時私はワーキングホリデーでプリンス・エドワード島に住んでおり、島での1年3か月の暮らしを終えて日本に帰る前、大西洋を渡ってすぐのイギリスを旅行しようと思い立ったのです(航空運賃もすごく安かった)。
島での1年3か月、何をしたかの行動記録は毎日付けていました(どこに行って誰と会ったか、という簡単な行動メモです)。
今もそれが残っていて、イギリス一人旅は8月21日にロンドン着、9月2日にプリンス・エドワード島へ帰っているので11日間、旅行していたことになります。
ロンドンではヴィクトリア駅近くのB&Bに泊まったことは覚えています。
ロンドン観光後、湖水地方へ移動。
そこからピーク・ディストリクト、ストラトフォード・アポン・エイボンにも泊まり、ロンドンに帰るという日程でした。
(もちろん電車とバス利用です。若かったのでまだ体力があった(笑)何しろ大きなバッグパック背負って移動していたのですから・・・)
当時はデジカメではなく、仕事用の写真は一眼レフでポジフィルムで撮影、日常撮影は写ルンですを使っていました。日常写真といっても私は自分の写真をほとんど撮らなかったので(今もですが)イギリス旅行の写真も数えるくらいしかありません。
一眼レフでもあんまり撮ってなかったみたいで(^-^;
その後、タータンや英国ファンタジーの取材でイギリスを何度も旅することになりますが、バッキンガム宮殿やビッグベン、ロンドン塔などは一度観光したのでいいわ~と、一度も訪れることがありませんでした。
なので、今回のツアーは、くしくも私の初めてのイギリス旅行を追体験するものとなったのです。
一日フリーの日はどこに行くか?も、結局、日帰りコッツウォルズツアーに参加したのですが、1993年の時も私、日帰りのコッツウォルズツアーに参加していたのです。
自分ではロンドン発着のツアーに参加したつもりでいましたが、当時の記録を見ると、ストラトフォード・アポン・エイボンからのコッツウォルズツアーでした。
いや~~人の記憶というのは、30年以上たっているとぼんやり、薄くなります。もともと記憶力が弱いことに加え、当時の写真がほとんどないので余計です。
ですから、今回のツアーは初めてのイギリス旅を回顧しながらも、まるで初めて見るような(当時の記憶がほぼないから(;^_^A) 新鮮さを持って観光できたので、このツアーに参加してよかったと心から思いました。
もちろん、当時こんなだったっけ?という、わずかな記憶に30年の変化も感じましたし、全然変わってない建物もありました。
このローラ・アシュレイのスカーフは「1993」と入っているので、1993年の旅行の時に買った記憶がよみがえります。
薄くて軽いのと柄が気に入っていたので今日まで持っていました。
たしか、スカートかワンピースも一緒に買ったのですが、どんなだったか覚えていません・・・。
1993年に買ったお土産で今も残っているのはこのくまのプーさんグッズ。
電車とバスを乗り継いで100エーカーの森(アッシュダウンの森)まで行き、「プーコーナーの店」で買いました。今もあるお店ですよね!
でも当時はグッズしかなくて今のように飲食はできなかったです。
バスに日本人の女性が乗っていて、同じところで降りたので、プーさんの森に行くのですか?と声をかけたらそうだったので一緒に歩いたことを覚えています。
その子とプー棒投げ橋や、森を一望できる高台「ギャレオンくぼ地」までも歩きました。
今は棒投げ橋のそばにはプーやコブタやフクロの家もあるらしいですね。
もうひとつ、ピーク・ディストリクトではHope、Castletonを訪ねています。
泊ったのはYMCA。そこしか安いところがなかったから。
今もあるのかぐぐってみたら、ありました。しかもとってもいい感じの古い建物。こんな素敵なところに泊まったんだろうか・・・記憶が・・・(^-^;
内部は当時と同じ二階建てベッドだったからやっぱりここに泊まったのでしょう。
洞窟に行った記憶があります。そこは”ブルー・ジョン”と呼ばれる、美しい縞模様の入った蛍石(フローライト)の仲間(半貴石)が産出されます。鉛を採るために坑道を掘っていた鉱夫によって発見されたとか。
日本ではほとんど知られていませんが、ヨーロッパでは人気があり、上流階級で使われたそうです。ほぼ掘りつくされてしまい、ブルー・ジョンが自然に産出するのは世界でここだけとか。

なぜ私がここに行ったのか当時の気持ちを思い出せません・・・が、キャッスルトンで買ったピアスがあります。私はピアスをあけてないのでイヤリングに加工しようと思って、30年がたちました(;^_^A
縁あって2年ほど前にやっと!やっとイヤリングにしました ↑
ただ、ブルー・ジョンって、ネットを見ると紫色がかっている石なんですよね。私が買ったのはずいぶんと青です。こういうブルー・ジョンもあるみたいですが。
決して高価じゃなかったので、本当にこれがブルー・ジョンなのかもわかりませんが(^^;
どんな石でも、がんばってバッグパックで旅行した若い頃の大事な思い出です。
話がそれました。
午前の観光が終わり、バスはウィリアム・モリス・ギャラリーへ向かいます。
(つづく)
猛暑が予想される8月、9月は、私のお茶会はお休みさせていただきます<(_ _)>
7月まで予定しているお茶会は以下の通りです。よろしかったらご参加くださいね。
***ロンドンツアーの写真を見ながらのロンドンのお茶会***
2025年6月28日(土)13:30~15:00 残席あり
場所 カフェ&サロンSerendipity(静岡県掛川市大多郎39)
参加費 2,800円(セミナー・紅茶・菓子すべて込み)駐車場あり 公共交通機関でお越しの方はご連絡ください。
****星の王子さまのお茶会****
「星の王子さま」のお話を読んだことございますか?
作者はどんな人? どんなお話?
知っているようで知らない星の王子さまを掘り下げます。
2025年7月23日(水)13:30~15:00 残席あり
場所 浜松市中央区入野
参加費 2,800円(セミナー・紅茶・菓子すべて込み)駐車場あり
お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!
こちらからどうぞ(google form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。
これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。
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