2016年4月22日金曜日

国産紅茶の父をしのぶお茶会

国産紅茶の父といわれた多田元吉(1829~1896)。

元吉が果たした国産紅茶への偉業をたたえ、元吉が住んでいた静岡市駿河区丸子で国産紅茶を作り始めたのが、「丸子紅茶」の村松二六さんです。  

4月2日(土)、「多田元吉翁ゆかりの品種の紅茶と包種茶(烏龍茶)を楽しむ会」が行われ、参加させていただきました。

4月2日は、多田元吉の亡くなった日ということで、いつかその日に、多田元吉をしのぶ茶会をやりたいと希望していた村松さんの思いに応えたいと、「萬千吉茶坊」さんが、多くのご協力者を得て実現されました。

多田元吉顕彰碑の前での、屋外のお茶会です。
心配していた雨もなんとか持ち、過ごしやすい日となりました。

  

私は午前に「茶菓きみくら」さんでの紅茶イベントがあったので少し遅れて行ったのですが、た~くさんの方がいらっしゃり、村松さんが満面の笑顔で、お茶について自由にお話をされていましたよ。多田元吉をしのぶ献花台も置かれていました。  

多田元吉ゆかりの茶の品種は「べにほまれ」「ただにしき」「べにふうき」「べにふき」「いずみ」とあり、それらで作った紅茶や包種茶などが、なんと13種類も出していただきました!!! 
それも、それぞれのお茶に合わせた茶器とお菓子が組み合わされて――。  

30人以上の参加者へ、これだけこだわって一つ一つのお茶を、丁寧に、おいしく出してくださるなんて、本当に感激です。
裏方のみなさんのご苦労は大変なものだったことでしょう。



ひとえに、村松さんのお人柄と、多田元吉への熱い尊敬の念、そしてそれに共感して協力を惜しまないお茶好きのみなさんの思いのたまものだと感じました。
こんなすばらしい会に参加できたこと、幸せです。みなさま、ありがとうございました。








 
二六さんの、「2」と「6」の数字で作ったクッキー。もちろん、丸子紅茶の茶葉入り♪



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