赤毛のアン、タータンチェック、英国ファンタジー、台湾、お茶など好きなテーマで書籍出版や記事執筆、お茶会、セミナーなども開催♪テーマ問わず単発の取材依頼、自費出版のお手伝いなども承ります。
2017年12月21日木曜日
日本で味わう英国「ブリティッシュ・ヒルズ」へ
2017年12月20日水曜日
アルパカに会いに那須へ♪
2017年11月13日月曜日
益子陶器市へ! その2
初、益子陶器市!
その1はこちら
陶器市初日の朝。
隣りの部屋の音が、筒抜ける宿でして(^_^;)
すでに隣りの部屋が6時過ぎに出かけていくのがわかりました。お目当ての作家がいる方は、並んで待ったり、整理券を出すところもあるそうです。
私たちは、どんな作家が、どんな作品を作っているのかわからないので、ネットでちょこっと検索してみました。好きな作風の作家は見つかりましたが、その作家が、どこに出店するのか、ブログ等で告知していないとわからないのです。
陶器市の案内地図に、「作家テント」の欄があったので、そこを気長に一つ一つ、見ていくことにしました。
7時に駐車場に入りましたが、3分の1くらいはもう、車が埋まっていて、びっくりしました。
なんとなく、ここにしようか、ということで決めた駐車場(共販第4P)でしたが、結果的に正解でした。
メイン通り(城内坂通り&里山通り)から出入りする駐車場に停めてしまうと、出る時が大変!
それというのも、このメイン通りは、10時過ぎには、駐車場を探す(満車なので待つ)車で渋滞し、まったく動けない状態になっていたからです。
車を停めて、いざ、作家テントへ。
作家テントは点在しているので、駐車場から近いテントから…。
おお、本当に並んでいる!! あちこちに行列がありました。
まだ、朝7時ですから、開いているブースもありますが、閉まっているブースもたくさんあります。
9時くらいになってから、やっと開くテントもありました。
なので、何度も行ったり来たりして、まんべんなくテントを見るようすると、けっこう歩き疲れます。
途中で、昨日買っておいたパンと、出店のコーヒーで朝ごはんしました。モーニングをやっているお店もありましたが、できるだけ多くのテントを見たかったので、ベンチでささっと済ませました。
陶器市の常連さんらしき人々は、みな、お買い物かご(バスケットなど)を持って歩いていました。なるほど~。買ったものは新聞紙にくるんでビニール袋に入れてもらえますが、ぶつかって割れないとも限りません。バスケットに入れておけば確かに安心です。エコだし。
陶器は、やっぱり重たいんですよね。ぽてっとした素朴な感じの陶器の味わいは好きなのですが、持って帰る、普段使いすることを考えると、重いな~~~収納大変だな~~と感じてしまいます。
薄く作ってある商品もあったので、さわってみながらチェック。作家モノはさすがにお値段もそれなりなので、なかなか、思い切って買おうと思うものは見つかりません。せっかく来たのだからと、妥協して買うのもいやだし……。
諦めかけていたとき、このみの作品がいくつか続けざまに見つかって、結局、買ってきましたよ(^_^;) 私としてはかなりのふんぱつ。
お昼は、益子焼の器で出してくれるおそば屋さんでいただき、そのあとすぐにつくばへ戻りました。
お昼までしかいなかったけれど、朝早くから動いたので5時間くらいはいられましたし、作家テントもほぼほぼ制覇できたので、十分に満足できました♪
陶器市のように、商品が一堂に集まるイベントは、賑やかで、見ているだけでも本当に楽しい。この間行った、瀬戸も、お祭りの時にまた行きたいなと思いました。
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2017年10月31日火曜日
焼き物の里・瀬戸さんぽ
紅茶をテーマに動くようになって、茶器をはじめとする焼き物にも目が向くようになりました。
先月、愛知県尾張旭市で開かれた「尾張旭紅茶フェスティバル」のお手伝いをさせていただく際、一泊して、以前から行ってみたかった、焼き物の町・瀬戸市の観光もしてきましたよ。
浜松から、新幹線は使わず、JRの快速と愛知環状鉄道(今回初めて乗りました)を乗り継いで約3時間。
橋の欄干も磁器、神社の鳥居にも磁器が使われていました。さすが、焼き物の町です。
有名な、焼き物の散歩道である「窯垣の小径」へ行ってみました。
この小径は、以前窯元の住居が密集し、それらをつないでいた約400mの細い路地。
焼き物を運ぶ荷車や、天秤棒を担ぐ人たちが往来していた道だといいます。
”窯垣”というのは、焼き物を焼成する際に、窯の中で、器に灰がかぶらないよう保護したり、より多くの焼き物を効率よく摘んだり並べたりするための棚をつくるのに使われた板や柱(窯道具といい、タナイタ、エンゴロ、ツクなどと呼ばれる)を利用してつくった塀や壁のこと。よーく見ると、塀や壁のあちこちに、そうした窯道具を発見します。
上の写真は、デザイン的に美しく磁器のボタン(タイル?)を配した壁。一つ一つの磁器が違っていて、それらを眺めるだけでも楽しい。
窯垣の小径には、ギャラリーや資料館などもあり、車は来ないし、静かだし、気持ちのいい散歩道です。
「窯垣の小径資料館」は、窯元の家をそのまま生かす形で改修されたもので、一休み場所としても最適。無料というのもうれしい。昔の様子を知るビデオを見たりして、瀬戸焼のことを知ることができました。
磁器というのは新技術で、江戸中期以降に入ってきたもの。それ以前は、陶器でした。
なので、磁器が焼かれる前のもともと作られていた陶器を「本業焼」といい、磁器は「新製焼」と呼んで区別したのだそうです。
もともとの陶器(本業)と、新製(磁器)とが融合して、日本初のタイルが作られたのですが、それを「本業タイル」といいます。
陶器の表面の粗さを覆うために、磁器の土を使って表面を化粧し、銅版転写の技術を使って美しいタイルが誕生したのです。
この本業タイルは昭和になって、硬質陶器タイルや磁器タイルにとってかわり、衰退したそうです。
窯垣の小径資料館には、当時のままの、本業タイルの浴室とトイレが残っています。これは見事!
お昼の時間だったので、資料館の方にどこかいいお店はないかとお尋ねすると、「瀬戸本業窯」の横にカフェがあるとのこと。
行ったのが土曜日だったので、ちょうどカフェが開いている日でした、ラッキー。ということで、その「窯横カフェ」でランチ。
窯で働いていた人たちが食べていたという炊き込みご飯。おいしい!
窯横、という名前がつくぐらいですから、もちろん使っている食器は、「瀬戸本業窯」のもの。
岡崎市の宮ザキ園さんの紅茶がメニューにあったので頼みましたよ。ランチにつく紅茶はカップですが、単品で頼むと、ティーポットで出してくれるそうです。そのティーポットも本業窯のものだというので、お願いして見せていただきましたよ。
本業窯とは、伝統的な陶器を焼く登り窯のことで、1970年代まで使われていた登窯が残されています。
ここでは、昔から伝わる製法で土づくりを行い(100%瀬戸の土だそうです)、天然の灰で釉薬を独自に調合して、ロクロやタタラの技術で、実用食器を作り続けています。
昔と同じように分業制を守り、それぞれが質の高い伝統技術を守り続けているのだとか。
民藝運動の柳宗悦やバーナード・リーチもここを訪れ、見事な手仕事を絶賛したそうです。本業窯の代名詞はあの有名な「馬の目皿」。
説明を聞けば聞くほど(本業窯のギャラリーで、奥様が丁寧に説明をしてくれました)、見れば見るほど、いいなあ~と、ためいきが出るすばらしい食器ばかりでした。
こうした伝統的なものばかりでなく、作家さんが作る新しい瀬戸焼もいろいろあります。
駅に帰る道すがら、商店街でそれらも眺めて目を楽しませてもらいましたが、やっぱり瀬戸が一番賑わうのは、9月の瀬戸もの祭りの時だそうです。いつか行きたいなあ。
2017年10月15日日曜日
9月のイギリス旅行記 その16(最終回)










2017年10月14日土曜日
9月のイギリス旅行記 その15






2017年10月13日金曜日
9月のイギリス旅行記 その14



