2017年10月14日土曜日

9月のイギリス旅行記 その15

昨日の投稿の続きで、ロンドン滞在二日間のお話です。

目的の4. 映画のロケ地めぐり ですが、何の映画のロケ地を回ってきたかというと…… 『小さな恋のメロディ』  

原題は「Melody」、1971年公開のイギリス映画。
ワリス・フセイン監督の処女作で、本国ではヒットしなかったらしいのですが日本では大ヒットになった映画です。
かなり古いので、若い方はご存知ないかもしれません。  

しかし、前にも何度も書いていますが、私が今でも一番好きな映画で、イギリス好きになるきっかけになった映画でもあり、かつ、出演していたジャック・ワイルドは私の初恋の人でした(^^♪ 
病気で他界されたと聞いた時はショックで、ショックで…。  

パブリックスクールに通う10歳のダニエル君(マーク・レスター)が、メロディちゃん(トレイシー・ハイド)に一目ぼれしてしまいます。
周りから冷やかされながらも、メロディちゃんもダニエルが好きになり、おつきあいをはじめます。
親友のトム(ジャック・ワイルド)はそれに嫉妬しますが、最後には二人の結婚式をやってあげて、反対する先生や親から逃れるためトロッコに乗せてあげる……。

なんということはない、少年と少女の初恋物語ですが、外国の学校生活や、その純粋でいちずな思いにきゅんきゅんしてしまったのを覚えています。  

私のようにこの映画が好きな方々が、すでにネット上にこの映画のロケ地を紹介していらっしゃったので、それを参考に、今回やっと、やっと、ロケ地を巡ることができました。
感無量です。  

まずは、私が宿泊していたホテルからすぐ近く、ソーホー・スクエア。ダニエルとトムが走って行くシーンで使われました。  

そして、ロケが集中しているのが地下鉄「Lambeth North」駅。メロディがパブにいる父親に会いに行くシーン。そのパブがここ。
トムが走り去るシーンでもちょこっと映っています。  

「The Ship」というパブ。朝早いので、まだオープンしていませんでした(^_^;)   
そのそばには、メロディが金魚を道路の桶に放つシーンで使われた、昔の馬の水桶(石造り!)がまだ残っていました。  

車がばんばん通る、交差点のところにあります。ムードないですね…。  

でもこのあたりは歩道も広く、緑が多くて、歩くにもとても気持ちがよかったです。  
ここから歩くこと7分ほどのところには、宣伝用スチール写真で使われた学校があります。生徒たちが走って出てくるところ、生徒たちの集合写真が撮られたところがここです。  

1661年に創設されたArchbishop Temple's Schoolですが、映画公開後、1974年に廃校になったと、門にかかっているプレートに書いてありました。  
スチール写真ではなく、本編の中でロケされた学校については、このあと書きます。

いよいよこの旅行記の終わりも見えてきました(^_^;) 

(その16へつづく)  

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