マンスフィールド伯爵家の先祖であるアンドリュー・マレー卿が、要塞として建てた16世紀のタワーハウスです。現在は廃虚となっていますが、自由に見ることができます。
丘の上にひっそりと歴史を刻む廃墟に、心惹かれてしまう私です。誰もいないかと思いましたが、駐車場に5台くらい停まっていましたよ。
崩れた石塀からは、のどかな田園風景が…。
ヘイ(干し草塚)が並んでいる光景は、まるでカナダのプリンス・エドワード島みたいでした。
ホテルに着くまでに、食事を我慢できるかなと思ったのですが、やはり無理だったので…どこかないかと探していた時に、Farm Cafeの文字が飛び込んできました! グッドタイミング!
農家カフェ、しかもオーガニック♪
土曜日だったこともあって、駐車場への車の出入りが激しいこと!
お昼時間はとうに過ぎていましたが、ティータイムにかかっていたからか、お店の中も、庭が見えるテラス席も、畑のほうの屋外席も…人でいっぱい!
遅いお昼、いただきます。本日のスープ。4・5ポンド。
スープにはパンがつきますが、珍しく、ライス・クラッカーもあるというので、それをチョイス。要するに、味のないおせんべいね(^_^;)
スイーツもいただこうかと思いましたが、一人で取材の時は、あまりおなかに入らないのです(取材に全神経がとられてしまうようで)。
このお店から、ホテルへの道沿いには「Falkland Palace」という、スコットランドの王宮だった宮殿があります。
16世紀にルネッサンス様式に改築され、スチュアート王家の狩猟の離宮として使われ、スコットランド女王メアリもたびたび滞在しています。
メアリ女王ゆかりの宮殿はとても見たかったのですが、さすがの短時間観光が得意な私でも時間的にきつかったので、今回は断念!
やっとホテルに到着。Loch Levenに近い、レズリーという町のホテルです。何度もスコットランドに来ていますが、初めて訪れる町。
なぜここを選んだかというと、明日行われる「スコットランドの女王メアリー・フェスティバル」に行くため(これが今回の旅行の2番目の目的)。
キンロスという町で行われるのですが、キンロスの宿泊施設がやはり空きがなく、周辺のホテルの中で見つけたところです。
キンロスから車で20分くらい。少々贅沢して、窓からの眺望がいい部屋を選びました。
明日は雨の予報なので、今日のいい天気を逃してはなりません。
夕方でしたが、21時頃まで明るいイギリス。
ホテル周辺の、景色のいい場所は、事前にしっかり押さえてあります!
このあたりは「ローモンド丘陵広域公園」に指定されていて、ハイキングコースもたくさん通っています。ハイキングする体力はさすがに残ってないので(^_^;)
標高434mの、East Lomondの鉄塔駐車場へ行ってみました。その山道の幅が細くて…((+_+))
車一台が通るのがやっと。対向車が来たら、待避所までバックしなくてはなりません。
中腹からは、対向車が見えるようになりましたが、引き返したくてもUターンできないので、視界が開けてくるまで、ひたすら前に進むしかない…。
こういう時、ひとりって怖い!!
とはいえ、頂上は…なんと! 見晴らしのいいこと!
がんばってあがって来てよかった~~~(^◇^)
大満足でホテルに戻り、窓からの美しい景色を眺めながら、夜ごはん(日本から持って行ったインスタント食品ですが(^_^;))をいただき、今日こそは!と、湯舟につかって(栓はしっかり閉めました!)、眠りにつきました…。
明日もがんばろー。
(その7へつづく)
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