『赤毛のアン』の作者のモンゴメリ生誕150年。
「赤毛のアン」のセミナーを切り口を変えてさせていただくことになっています。
そういえば、日本版「赤毛のアン」があったなあ・・・しばらく続きを読んでいないなあ・・・と思って図書館で検索してみたら、続きがどかどか出ていました(^^;
日本版「赤毛のアン」というのは、柴田よしきさんの小説『お勝手のあん』シリーズ。
私のお茶会によくご参加くださるアン・ファンの方から教えてもらいました。
文庫版を4巻まで買って読み、続きが気になりながら時が過ぎ・・・
もう9巻まで出ているのですね!!
時代は江戸。
主人公は8才の時に父親に売られたやす(安、なので”あん”)。
神奈川宿の旅籠に連れていかれるが、そこが欲しかったのは下働きになる男の子だった。
だが、たまたまそこに居合わせた、品川宿の老舗旅籠の主人に引き取られ、勝手女中として働くことに。
食べ物を見分ける嗅覚が優れていたやす。台所の料理人・政一に見込まれ、その才能を開花させていく・・・。
江戸時代、1854年頃ではないかと思われます。
というのも、お話の中に”薩摩のお姫様”として篤姫が出てくるからです。家定に輿入れするために江戸に来て、輿入れが遅れている間、やすと偶然出会う――。
食べ物の話がたくさん出てくるお話なので、島津斉彬が作らせた”さつま揚げ”も登場。
昨年、鹿児島へ行って、島津斉彬ゆかりの仙巌園を訪ねたことを思い出し、その時購入した「島津紅茶」と「武士の紅茶」を出してきて飲みました。
「武士の紅茶」というのは、あの五代友厚が紅茶を作ってはどうかと上申書に書いた歴史から、当時の作り方で製造して商品化した和紅茶。
なぜ紅茶製造を上申書に書いたかというと、その紅茶を売って、薩摩藩士を英国留学させる費用を捻出しようというアイデアだったよう。
それが実行されたかどうかは不明ですが、薩摩藩士は1865年、英国留学(極秘で行われた)を実現させ、学んだことがのちの日本の近代化につながりました。
アンは、あんこにも通じるからか、『和菓子のアン』にも使われていますね。
こちらも和菓子が好きな主人公の奮闘記。やっぱり食べ物系です(^^;
漫画家の川原泉さんも、『赤毛のアン』は食べ物系小説に分類しているので、食べ物が印象的なんでしょうね。
さて、私が主催者となっている、モンゴメリ生誕記念交流パーティの参加者募集中です。
詳細はこちら↓
【大阪】残席1席
★L・M・モンゴメリ生誕150周年記念『赤毛のアン』交流パーティ
コース料理をいただきながら、アンファンの方々と交流しましょう。奥田実紀もミニセミナーをさせていただきます。生誕を記念して奥田が限定製作した赤毛のアン・ティーセットもお土産につきます。
開催日: 2024年10月18日(金)19:00~22:00
開催地: 大阪近辺のレストラン(予約確定後個別にお知らせします)
参加費:9,000円程度(奥田実紀のセミナー、飲み放題付コース料理、赤毛のアン・ティーのお土産つき)
**大阪のみ、お申込みはこちらの専用フォーム、または以下のQRからフォームへアクセスください。現在、残席2席です。
【仙台】2回開催します
★L・M・モンゴメリ生誕150周年記念『赤毛のアン』ファンの集い
宮城野納豆製造所の敷地内にある昭和初期のレトロな建物を貸し切り、モンゴメリの生誕年を祝う交流パーティーを開催します。奥田実紀が『赤毛のアン』の舞台プリンス・エドワード島で一年間暮らした体験談を中心に、『赤毛のアン』の魅力、今も物語の片りんを残す素朴な島の魅力を1時間ほどお話します。
ころころコロンタンスイーツプレートと、奥田厳選の紅茶をいただきながら、アン好きさんとの交流もお楽しみください。
奥田が限定製作した赤毛のアン・ティーがお土産につきます。奥田の著書の販売、お持ちの方にはサインもいたします。
開催日時:2024年10月28日(月) 12:30~15:00
開催場所:となりのえんがわ(仙台市宮城野区銀杏町4-29)仙石線「陸前原ノ町」駅から徒歩4分、または仙台駅よりバス。駐車場あり
参加費:5,000円(スイーツプレート、紅茶、奥田限定製作赤毛のアン・ティーのお土産付き)
★L・M・モンゴメリ生誕150周年を祝う『赤毛のアン』のアフタヌーンティー会
ナチュラルガーデンやアンティーク家具も魅力的な英国風ティールーム「クランブル」さんを借り切ってモンゴメリの生誕年を祝うアフタヌーンティーを企画しました。奥田実紀が『赤毛のアン』の舞台プリンス・エドワード島で暮らしたお話、赤毛のアン誕生秘話、モンゴメリの深い島への愛情などについて30分ほどお話します。
当日は著書へのサインもいたします。奥田が限定製作した赤毛のアン・ティーの販売もします。
開催日時:2024年10月26日(土) 11:00~13:00
開催場所:ティールーム「クランブル」(仙台市青葉区花京院2-2-54-5)仙台駅から徒歩10分
参加費:5,000円(アフタヌーンティー、奥田実紀のミニお話会)*赤毛のアンティーのお土産はつきませんが販売をいたします
【千葉】キャンセル待ち
★L・M・モンゴメリ生誕150周年記念『赤毛のアン』ファンの集い
日本にいるのを忘れてしまいそうな「アトリエ&カフェ赤毛のアン」さんを貸し切って、アンファンの方々との交流会を開催いたします。アフタヌーンティーをいただきながら思う存分、アン愛を語っりあいましょう。奥田が限定製作した赤毛のアン・ティーがお土産につきます。
開催日時:11月21日(木)11:30~13:30 現在満席のためキャンセル待ち受付中
開催場所:アトリエ&カフェ赤毛のアン(市川市大野町3-1940)武蔵野線「市川大野」駅から徒歩16分
参加費:5,500円(アフタヌーンティー、奥田限定製作赤毛のアン・ティーのお土産付き)
【岡山】
★L・M・モンゴメリ生誕150周年記念『赤毛のアン』交流パーティ
登録有形文化財に指定された、100年近い歴史があるルネサンス様式の洋館「キューティパイ倶楽部」を貸し切っての交流パーティです。モンゴメリ研究家の赤松佳子さんのエミリーについての基調講演をお願いしました。スイーツセットと紅茶をいただきながら、赤毛のアンファンの方々との交流も楽しんでください。奥田が限定製作した赤毛のアン・ティーがお土産につきます。
開催日時:11月25日(月)14:00~16:00
開催場所:キューティパイ倶楽部(岡山市北区いずみ町2-1-4 総合グラウンドクラブ1F)岡山駅から徒歩16分
参加費:5,500円(基調講演、スイーツセット、奥田限定製作赤毛のアン・ティーのお土産付き)
お申込み先
大阪以外は奥田あてで!
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