2026年1月20日火曜日

【追悼】上砂理佳さん

大好きな銅版画家・上砂理佳さんが、2025年12月31日お亡くなりになったことを知りました。

私の2歳上、61歳。若すぎます・・・。

私の姉も、同じ年齢で亡くなり、去年7回忌でした。

姉とも重なり、なんだかとても気持ちが沈んでしまい、現実味がありません。


 

私が上砂さんに出会ったのは、浜松のギャラリー「ページワン」さんでの上砂さんの個展でした。

細かく描かれた、かわいらしい、絵本の挿画のような世界。
私が好きなテイストにどんぴしゃ。

個展が開かれ、そこで初めて購入させていただいた絵が、上の写真の神戸を描いたもの。
「風見の坂」
サインもしていただき、お話もたくさんできました。

上砂さんは大阪在住で、気さくにお話をしてくださいました。

私が大阪で赤毛のアン展をしたいという夢を話したところ、ギャラリーさんをご紹介くださいました。
おかげさまで、2012年に「ギャラリーThe 14th Moon」さんで、「私の赤毛のアン展~24人の作家と写真がおりなすアンの世界~」を開催させていただくことができました。

24人の作家――たくさんの作家さんにアンの世界を描いていただきたい。という希望も、上砂さんがお知り合いの作家さんをたくさんご紹介くださいました。

上砂さんがいらっしゃらなかったら、このアン展はできませんでした。
どれほどお礼を言っても、言い足りません。

その後、2016年にページワンさんには、『図説英国ファンタジーの世界』出版記念・奥田実紀作品展をしていただいたのですが、これはアートを扱うページワンさんが初めてされた、アートではない作品展です。(本当にありがとうございました<m(__)m>)
そのような名誉をいただけたことに、上砂さんも喜んでくださいました。

上砂さんには大阪のアン展以来、お目にかかる機会がなかなかありませんでしたが、ブログはずっと拝見させていただいていました。
フィギュア・スケートがお好きで、フィギュア愛を熱く語っておられました。

ご病気が見つかったこともブログに赤裸々に書いておられたので、それを知った時は驚きました。

ブログの更新がなくなり・・・お亡くなりになったとお姉さまが書き込まれているのを見て、言葉がありませんでした。




何も返せなかった自分が情けなく、せめてもう一枚、作品を手元に置きたいと思い、ページワンさんを訪ねました。

オーナーさんと上砂さんを偲びました。
ページワンさんにある作品は残り少なく、その中から「雪あかり」を購入させていただきました。
女の子と犬の、ほんわかした愛情が伝わってきます。




私が二番目に購入させていただいたのは、上の写真のアリスをモチーフにした作品。
「森が呼んでいる」

上砂さん独特の世界が広がっていて、ファンタジックで大好き。




これはちょっと小さめの絵。
「デルジベットのランタン」
こういう、小人的な世界も私の好きなもの。




これが4作品目。
やっと!やっと、上砂さんが赤毛のアンを描いてくれました!
「アンと友達 ~カナダの猫~」

大阪のアン展では、私は描かないので~って言われてしまい、上砂さんのアンがッ見たかった私はがっかりしたものです。

これは即買いでした。猫好きの上砂さん。モンゴメリも猫好きだったのをきっと知っていましたよね。
もっとこの絵について話を聞けばよかった・・・

悔いばかり残ります。

好きな絵はいろいろあるので、一人の作家さんの絵を何枚も持つことは私的には珍しい。
上砂さんは特別だったんだ、と持っている絵を見ながらしみじみ思いました。

上砂さん、ありがとうございました。
これからも上砂さんの絵を大事に飾ります。

ご冥福をお祈りします。