2015年7月13日月曜日

プリンス・エドワード島ツアー2015旅日記その3





ボーデン・カールトンをあとにし、次に向かったのは、ロウアーベデック小学校。
「赤毛のアン」好きのために内容を考えたツアーですので、アンや、作者ルーシー・モード・モンゴメリゆかりの場所は絶対にはずせません。  

ロウアーベデック小学校は、教員免許を取ったモンゴメリが、三番目に教えた小学校です(1895~1896年)。
代用教諭として赴任しました。
廃校後、朽ち果てていた建物を、地元の有志が協力して修復し、博物館として公開しています。



モンゴメリは下宿先のレア―ド家の長男ハーマンを愛するようになりますが、その愛は実ることはありませんでした。  

当時の小学校というのは「ワンルームスクール」と呼ばれ、一つの部屋の中で、6~16歳ぐらいまでの生徒がみな一緒に勉強していました。教師は一人だけ。
モンゴメリも分刻みのスケジュールをたてて、さまざまな年齢の子たちに、さまざまな教科を教えていました。

建物の中は、そんな当時の学校の様子がわかるよう整えられています。  
当時の学校の様子がわかるところというと「Orwell Corner Historic Village」がありますが、ここは残念ながら、アン関連の観光地とは方向が逆になるため、今回のツアーには組み込むことができませんでした。
あと一日あったら、入れられたのですが……(>_<)  

その後、島で二番目に大きな町・サマーサイドへ。
アンがハイスクールの校長先生として働く町として『アンの幸福』に、実名で登場します。モンゴメリ自身は、サマーサイドで暮らしたことはありませんが、訪れたことはありました。  

お昼の前、30分ほど、サマーサイドの町を歩いて案内していただきました。
アンの物語に出てくる、アンの下宿した家「柳風荘(Windy Willows)」のように、塔(tower)のある家も、外から見学(現在はアパートだそうです)。  




この家の塔は丸い形ですが、六角形などの塔を持つ家もあります。
サマーサイドは造船や、シルバーフォックス(銀狐)の飼育で財産を築いた人の豪華な家も多く、歩きながら家を見て歩くのも楽しいですよ。  

海辺に建つホテルで昼食。
ここで、サマーサイドに住んでいた時の私のホストマザー、ジョーンが会いに来てくれました。
話したいことはいっぱいあるのに英語が出てこない~~~。
今の生活では、英語を使う機会はまったくありません。
翻訳する機会はあっても、しゃべる機会はまったくなし。使わないと、脳の機能の低下とともに、英語もどんどん忘れていきます~~~(>_<) 
やはり、英会話、定期的にやらないといけないかな、って実感。  

ホテルの真向かいがハーバーフロントになっていて、Spinnaker's Landingという、ショッピングエリアがあります。
ここで30分ほど自由時間を取っていただきました。ジョーンは実はチョークアーティストで、島の風景をチョークで美しく描いています。
作品のポストカードが、このエリアのお店でのみ売っています。  
地元の作家が描いた島の風景。お土産にもいかがですか~~~(^-^) と呼びかけましたら、ツアーの参加者さん、ご購入くださいました、本当にありがとうございました。


せっかくですからジョーンにサインも入れてもらって、本当に素敵なお土産になったのではと思います。  
ジョーンとはここで、再会を願ってお別れ。

そのあと、西へと車を走らせ、ビディファドへ。
ここはちょっと遠いため、ツアーではなかなか組み込むのが難しいところですが、ぜひとも訪れていただきたいところです。

ビディファド牧師館という、モンゴメリが下宿した牧師館が、修復され博物館として公開されているからです。
教員免許を取ったモンゴメリが、初めて教師として働いたのが、ここビディファド村の小学校(1894~1895年)。
小学校の建物はもう取り壊され、跡地しかありませんが、モンゴメリが下宿した家(牧師館)は残っています。  




2008年でしたか、NHKで原文で読む赤毛のアンのシリーズ番組があり、松坂慶子さんがこの牧師館の客間での朗読会に参加されていましたよね。  



二階には、モンゴメリが借りていた部屋。「大きすぎる」と日記にモンゴメリが書いているように、とても大きな部屋で、日記の描写の通り、マルペック湾が窓から見えます。

『赤毛のアン』に、アンが間違ってレイヤーケーキに塗り薬を入れてしまう失敗をする場面がありますが、それは実際にあった事件で、その事件が起きたのが、ここの牧師館だったのです。当時の牧師夫人が間違って塗り薬を入れてしまったのだとか。  

ほかにも、台所やパントリー、納屋、ダイニングルームなど、当時の暮らしぶりがよくわかる展示がたくさんあり、モンゴメリに興味がなくても、十分に歴史を感じられる博物館になっています。  

帰りはハイウェイをまっすぐ、シャーロットタウンへと戻りました。

夕食は、モンゴメリの名前を取った「ルーシー・モード・ダイニングルーム」で。
『赤毛のアン』の、クイーン学院のモデルになったのは、モンゴメリ自身が教員免許を取得するために通った「プリンス・オブ・ウェールズ・カレッジ」。
その学校はのちに大学へと移行。学校があった場所には現在、「ホーランド・カレッジ」という専門学校があります。

このホーランド・カレッジで料理を勉強する生徒たちのトレーニングの場として作られたレストランが、ルーシー・モード・ダイニングルーム。  

私はてっきり、ホーランド・カレッジの中にあると勘違いしてみなさんをご案内してしまいましたが、場所が違っていて……(-_-;) 
たくさん歩かせてしまう結果になってしまいました、申し訳ありませんでした。
レストランはホテルのすぐそばにあったんです……(汗)。

建物自体はコンクリートの何のへんてつもないビルですが、レストランの窓からは海が見渡せ、ロケーション抜群です。
料理人を目指す人たちの作る料理、盛り付けなども美しく、凝った創作コースがいただけました。  


食事が終わって20時。まだ明るいので(21時くらいまで明るいんですよ)、少し町を歩いてみました。
古い建物を壊したりせず、外観はなるべく保つようにしているため、入るお店は変わっても、町並みは変わりません。  


上の写真は、赤毛のアンのミュージカルが行なわれるコンフェデレーション・センター。
赤毛のアンのミュージカルの広告イラストがかわいらしいですね。(毎年広告デザインは変わります)  

赤毛のアンのミュージカルは、同じ場所で途切れなく毎年続いてきた最長ミュージカルとしてギネスに認定されています。
今年は、アン役は初めてこの島出身の女優さんがやるということで、話題になっていました。
でも、今回のツアーで観るのはこちらではなく、「アンとギルバート」。
赤毛のアンは、劇団四季のミュージカルで観ている方も多いかなと思って、日本では未公開の「アンとギルバート」を選びました。  

何度も出てくる「コンフェデレーション」という言葉。連合、連邦という意味の言葉です。コンフェデレーション・センター、コンフェデレーション・ブリッジなどなど、島のあちこちで使われています。
なぜなら、北アメリカにあったイギリスの植民地がまとまって、カナダという連邦国を作りましょう、という会議が、記念すべき第一回目の会議が、なんと、ここシャーロットタウンで開かれたからです! 
1864年のこと。

ですから、島は、カナダ発祥・誕生の地ということを観光のアピールポイントにしています。  
とはいえ、会議が重ねられ、1867年にカナダという国(自治領カナダ)が正式にできた時、プリンス・エドワード島はそこに加わっていませんでした。
カナダに加入するメリットが見いだせなかったのでしょう。島がカナダに加入するのは、ずっとあと、1873年のことです。  

去年2014年は、カナダ建国会議から150周年ということで、盛大にお祭りが行なわれたそうです。
1864、150という数字、今年もまだ残っています(^_^;) 

島の人にとって大事なのは、カナダができたことでなくて、カナダができるきっかけになった会議がここで開かれたということ、なんですよね。  

そういうことで、車のナンバープレート。
以前は、赤毛のアンの顔が描かれたものと、コンフェデレーションの象徴であるプロビンス・ハウス(州議事堂)が描かれたものと、好きなほうを選べたのですが、今はコンフェデレーションのナンバープレートに統一されました。  



このプレートに動物が描かれているものもあり、それは、環境保護への寄付をした人であることの証だとか。
ガイドさんからいろいろ教えていただき、私も勉強になります~。

それにしても、こんなにころころとナンバープレートが変わる州も珍しいのでは?と思いました。
私が住んでいた時期は、赤毛のアンの顔や、州議事堂の建物が描かれたナンバープレートが作られる前。アルファベットと数字だけのプレートでした。

 (その4へつづく) 

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2015年7月12日日曜日

プリンス・エドワード島ツアー2015旅日記その2

その1のつづきです。

今回のツアーで泊まったホテルは、シャーロットタウンでも老舗の「ロッド・シャーロットタウン」。(シャーロットタウンホテルと親しみを込めてみんな呼んでいます) 



1931年に、カナディアン・ナショナル鉄道によって建てられました。
ホテル内には、ジョージ六世夫妻が訪れた時の写真なんかも飾られています。
地元の人は、結婚式の二次会などもここで行なったりします。  

本当は、アンの雰囲気を味わっていただけるB&Bに泊まるようにしたかったのですが、ツアーという大勢の人が泊まるには、B&Bは収容人数が少ないため泣く泣く諦め……
ならば、歴史のある、趣きのあるホテルがいいなと思い、いくつか候補を挙げた中からこちらのホテルに決まりました。  


朝食を取るダイニングルームもとてもクラシカルで素敵です。  
最初の朝はブッフェスタイル、次からはワンプレートで出てきました。

パンやパンケーキ、フルーツ、卵、じゃがいも、ウインナー。ベーシックな欧米の朝食です。

私はいつも、朝食は食べないのですが……旅行となるとやはりがんばって食べてしまうんですね(^_^;)  

長時間の飛行機移動で疲れて眠ってしまったとはいえ、時差もあるので少しぼうっとはしていますが、いよいよ、観光スタートです。
丸4日、島を観光します。  

今日は、ヴィクトリア→ボーデン・カールトン→ロウアーベデック→サマーサイド→ビディファドというスケジュールです。  

島内のツアーは、もちろん、日本語ガイドさんがいるPEIセレクトツアーズさんにお願いをしました。
私自身は、個人旅行でしか来たことがなく、いつもレンタカーで移動してしまうので、セレクトツアーズさんにお願いするのは今回が初めて。
(こちらで働いている日本人の方は何人も存じ上げていてお友達もたくさんいるのですが) どんなガイドをされるのか、楽しみです。  

そういうわけで、いつも自分で運転していたので、他の方の運転する車に乗っているというのが、それも大型車に乗っているというのが、初体験! 
そして、あら、あら、なんて快適!!!   

ただ、好きな場所で停まって写真を撮ることができない、というのがつらいですが、そのあたりは希望を言えば、できる限り聞いてくださいます。(80キロ以上のハイウェイでは停まれないルールもありますし、大型車なので安全に停まれる場所を考えないといけませんので)  



ということで、ボンショーの小高い丘の見晴らし台で停まっていただき、写真タイム。  曇ってはいますが、このあと快晴になるんですよ(ラッキー)。

以前は、ウエストリバーがうねうねと蛇行する様子がもっと見えたのですが、年月が経つごとに、木々が成長していくので、隠れていってしまうのは致し方ない……。
木が成長しすぎて、きれいな景色が見えなくなってしまった場所は、他にもたくさんあります(^_^;)  

この先、道路工事で、ハイウェイのルートがちょっと変わったと、ガイドさんが話してくれました。そういえば、ちょっと感じが違います。
切り崩した山の赤土で作った原住民の道しるべ的なオブジェもありました。  

ツアーの車はUVカットがしっかりとした黒いガラス窓になっています。
そこから写真を撮ると、ちょっと曇った感じの写真になってしまうんですが、画像修整ソフト(photo shopなど)があれば、それをクリアにできます。









さすがに、速いスピードで走っている車の中からの写真なので、流れた感じになってしまったり、ピントがちょっとぼけてしまうのは、御愛嬌ということで…。のどかな田園風景は、以前と変わりません。  

最初の目的地ヴィクトリアは、小さな漁村ですが、私が大好きな村です。
15分もあればぐるっと村の中を回れてしまうコンパクトさに加えて、景色がとてもきれい。小さいですが、ホテルやB&B(このBBが素敵なんです!)、劇場、ギャラリー、カフェ、レストランなどもあるんですよ。



小さな灯台は、中が見学できます。ここで30分ほど自由散策。  

上の写真は、ヴィクトリア村から、入江をはさんでハイウェイ側を撮ったもの。潮の干満で、赤土があらわになったりもするので景色が変わる楽しさもあります。  

他の大型観光バスなんかも停まっていて、あら、ここもだいぶ有名になったのね……と、ちょっとびっくりしました。
アンティークショップに行きたかったのですが、時間が早くてまだ開いておらず。お気に入りのアートギャラリーも開いておらず(;O;) 

チョコレートショップは開いていたので、しぜんとみな、そこへ集合し、ホットチョコレートを飲んだり、お土産を買ったり。お店のディスプレイが素敵なんですよ。  

ヴィクトリアをあとにし、ボーデン・カールトンへ。
ここは、1997年に完成した「コンフェデレーション・ブリッジ」の島の玄関口。
私が島に住んでいた頃にはまだ、作る、作らないの議論が交わされていました。

ここの海は冬には凍結するので、橋を作ったら橋桁がだめになるのではという意見もありましたし、海底トンネルにしたら、という意見や、特産のロブスター漁に影響するという意見も。でも結局できあがりました。

私はまだ渡ったことがありません(個人的には橋には反対派でした、できちゃったので仕方ないですけれど…)。  
全長12・9キロ。冬に海が凍結する地域では世界で最長らしいです。
この橋で、対岸のニュー・ブランズウィック州に行けます。  




この橋をたもとから見れる場所へ。すごい迫力です。
美しい橋ですね。橋を渡り切るまで約10分とか。  

島の行き帰りになる玄関口ということで「ゲートウェイ・ビレッジ」という休憩エリア(ショッピングエリア)があります。
ここに、キャヴェンディッシュ・フィギュリーンという、赤毛のアンをテーマにした陶磁器を作っている工場がありまして、ここではアンの恰好をして記念撮影をするスペースがあります。
私は以前、撮っているので、今回はみなさんが楽しめるように…と思っていましたが、スタッフの方にあれよあれよという間にドレスを着せられ、撮影することに。
こういうところで撮りましたよ、という会場の写真をUPします。



駅でアンがマシュウを待っているシーンです。  

私が島に住んでいた頃は、撮影スペースは本当に小さくて質素で、サービスの一環という感じで、料金もかかりませんでした。
今は個人だと有料のようです(以前テレビで紹介された時に料金が表示されていた…)。
とにかく、どんどん観光客が来るので、それに対応した形なのでしょう。

行ったのは6月末でしたが、向こうではもう学校が夏休み(7~8月の2カ月)に突入する時期なのもあってか、観光客が多かったです。
この時期でこんなにいるなら、7月~8月はどうなってしまうのでしょう。
のどかな島を知っているだけに、めまぐるしい近年の変化には驚きでした。
10年ひと昔とは、よく言ったもので、まさにこの島でもそれを実感しました。

 (その3へつづく)

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2015年7月11日土曜日

プリンス・エドワード島ツアー2015旅日記その1

私が同行解説するツアー、2015年6月29日(月)~7月5日(日)まで、無事に終了しました!

プリンス・エドワード島だけを観光する、まさに赤毛のアンファンのために考えた内容になっています。
一週間も!と思われるかもしれませんが、飛行機での往復をぬかせば、4日間しかありません。

ゆっくりと観光できるように組みましたので、4日間ではやはり十分ではありませんでした。
5日間あればある程度納得するものになったのですが、そうすると全8日間の日程になってしまい、なかなか8日間休みを取れる方は少ないだろうということで……泣く泣く一週間に。  

成田ではなく、羽田空港からの出発だったことは、とても幸運でした! 
やはり、行くまでの所要時間は、成田に比べてダントツに短いですから…。 

初めて利用した羽田空港。新しい空港ですから当たり前なのですが、きれい!!! 
大きすぎないのでわかりやすい!!!の一言に尽きます。
気持ちがいいです。

江戸の町をイメージしたというショッピングエリアも、風情があって素敵でした。
一度ここを利用してしまうと、成田に行くのがおっくうになってしまうわ…(^_^;)  

航空会社はもちろん「エア・カナダ」。
最短は、トロントでの乗り換え1回ですが、今回は2回です。トロントと、モントリオールです。

2回乗り換えですが、出発したその日のうちに、プリンス・エドワード島(シャーロットタウン空港)に行くことができます。
シャーロットタウン空港到着時刻は23:39。スーツケースを取り、お迎えの車でホテルに着いた時には24:00をまわって翌日になっていました。

でも、その日はもう寝るだけ、時差ボケを直すためにも疲れを利用してぐっすり寝ることが一番です!  

トロントでの入国審査後と、入国審査後にスーツケースをいったん引き取り国内線のベルトコンベアーに乗せる際に、抜き打ちで、ツアーの参加者さんお二人が「ちょっとこっちへ…」と別室へ連れていかれてしまいました! 
あれこれ問われ、スーツケースを開けられたりしたものの、もちろん何も問題はなかったのですが、まさか、外見からもまったく疑われそうもない方々だったので、驚きと不安と……。

それも一度終わったと思ったら、また! 
そうこうするうちに、モントリオール行きの飛行機がぎりぎり。乗り遅れなくて本当によかった……。  

これが、30人とか40人とかの大きなツアーだったら抜き打ちもされないのでしょうか…??? 
そうでもないとは後から聞きましたが、いつ、誰が抜き打ちにあうか、わからないので、飛行機の乗り継ぎには余裕を持っておく必要があるんですね。

あと、金属探知機でも、私を含め、何人か調べられました。
もちろん、問題はなかったんですが、なんで???っていうところで引っかかったりしますね(-_-メ)  

プリンス・エドワード島では、小額でもほとんどのところでクレジットカードが使えます。また、今回はツアーなので、ホテル、食事(チップ含む)、移動のバスとガイドさんは、全部含まれているのでほとんど現金は必要ありません。

ただ、食事の際に珈琲か紅茶以外のお酒やソフトドリンクと、ホテルのピローチップ(お掃除してくれた人へのチップ。1ドルが相場)はかかるため、多少はカナダドルに換えておかねばなりません。

私は30ドル分の紙幣はあらかじめ持っていたのですが、コインがないためくずさなくてはならず、参加者さんもみなお札しか持っていなかったため、みんなで空港の売店で何かしら買う必要がありました。

できればトロントの空港がお店の数も多いので、ここでくずしておいたほうがいいですよ。(私たちは、その時間がなくなってしまって不運でしたが…)  

ただ、価格には税金が上乗せされます。これがくせものです。
トロントのあるオンタリオ州は13%、プリンス・エドワード島州は14%(たかっ)が加算されますので、買おうとするものが、最終的にいくらになって、いくらのおつりが来るのか即座に計算がしにくい……。

買ったはいいけど、おつりのなかに1ドル硬貨がない!という時はさらにくずしてくださいと言わなくといけません。(まぎらわしいことに2ドル硬貨もあるので、それが出てきたら1ドル硬貨×2にして、と言う必要があります)  

買いたくないものを買うよりも、換金する際に、小銭がでるよう、上手に換金するのも手だと思います。
日本円→カナダドルの、小銭が出る換金は、日本ではしてもらえないかもしれないので、トロントでするのがいいかもしれません。
手数料を取られますが、何人かまとめて一緒にやってしまえば、手数料を割り勘にできます。    




長い間、カナダの硬貨を見ていなかったので、どれがどれやら、わからなくなります(^_^;) ガイドさんから聞いたのですが、今、カナダでは1セント硬貨は廃止されてしまったそうです。
1セント台の金額が出たら、四捨五入するんだとか。
あらー、そんなふうになっていたとは……。日本が1円をなくすってこと、たぶんないでしょうにね。  

夜中にホテルに着くので、もしかしたら小腹がすくかもしれません。
そんな時のために、私は、機内で出る食事の、パンとバターやジャム、クッキーなどは無理して食べずにバッグにしまっておきます。
ちょこっと食べれば小腹がみたされます。今回もそのおかげでよく眠れました(^_^;)  

エア・カナダの機内食の味は、いたって”普通”です(笑) 

トロントまでの飛行時間12時間のうち、3回食事が出ます。
2回目の夜食(?)にあたるものが、なんと、日清のカップヌードルだったのには、ちょっと驚きました(^_^;) 

お湯を入れた日本サイズよりも大きいカップヌードルがどんっと、箸と一緒に渡されます。なんか、笑えました。

寝ていたのですが、匂いについ惹かれてもらってしまいました。
食べないと損すると思ってしまう自分もいます(^_^;) 
味は欧米人が好む味に変えてあるように感じました。  

トロントまでは、行きも帰りも、日本人のキャビンアテンダントさんがいました。ありがたや。

映画の中には日本映画も数本ありました(番組が多いので探すのが大変!)。
英語での字幕がついています。これがすごく英語の勉強になりましたよ。

 (その2へつづく)


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2015年6月19日金曜日

オリエント急行でティータイム♪

先日、お友達と一緒に、箱根日帰り旅行に行ってきました。
目的は「箱根ラリック美術館」にある、本物のオリエント急行でのティータイム。  

残念なことに、このオリエント急行でのティータイムは、事前予約ができません。
実際に訪ねていかないとだめなのがネックです。
平日に行ったので、大丈夫とは思いましたが、それでもやっぱりこれのために行くので、予約できなかったらショックだわー。
もちろん、ちゃんと予約はできたんですけどね。  

高速道路の運転には不安があったので、浜松から高速バスで行くことにしました。
御殿場ICまで、そこでまたバスに乗り換えです。

御殿場ICからは20分くらいであっという間に到着。
御殿場から箱根は近いんですね。  

すぐにラリック美術館へ行き、オリエント急行を予約。
ランチタイムだったので、どこで食べようか相談。

ラリック美術館のレストランから、オリエント急行の車両が見えるのと、野菜がたくさん料理に使われているようなので、ここに決定。
 



とてもおいしかったです。
梅雨どきでしたが、雨にはならず、曇りでラッキーでした。
ただ、ものすごく蒸して、ちょっと歩いただけで汗が。  

箱根にはたくさんの美術館がありますね。
今回は「ラリック美術館」と「星の王子さまミュージアム」の2つに行くことにしました。

どちらも事前にチケットを買うとだいぶお安くなります。  

まずは先に「星の王子さま」のほうへ。歩いて5分。  



南仏風の建物で、ひときわ目を引きます。
入る前から「かわいい~」とテンションがあがりました。  

ここのお庭は、有名な吉谷桂子さんが手がけていますので、とってもムードがあってすてき。
普通のモードと、最近はまっている「トイカメラモード」の両方で撮影。






上の写真はトイカメラモードです。
こういうメルヘンちっくなところはトイカメラモードが合っている感じがします。

ちょうどバラが満開でした。
浜松ではもうバラは終わっていますが、こちらは標高が高いので今が時期なんですね。

「星の王子さま」の物語にも、バラが登場しますよね。

 

庭を過ぎると、フランスの町並みが! 
去年の10月に訪れた「リサ&ガスパールタウン」にもパリの街が再現されていましたっけ。どちらも、作者はフランス人ですものね。




 

あちこちに、星の王子さまや、登場人物のオブジェがあり、見つけるのも楽しいです。
これ、物語を読んだ方ならわかりますよね。  

展示ホールでは、星の王子さまのお話や、作者サン=テグジュぺリの人生がわかる展示がされています。
裕福な家の出。絵が大好きで、絵の勉強もしたけれど、パイロットになるという夢を叶えて、世界中を飛び回ったんですね。

本も出していて、子どもの本は「星の王子さま」が初めてだったんだとか。
二度の世界戦争を体験し、最後は戦争中に、空から戻ってこなかった――。  

子どもの頃、星の王子さまを読んで、さっぱり意味がわからなかったです。
どちらかというと、お話よりも絵のほうに惹かれました。
今も内容をわかってるとはいえないかもしれませんが、大人になってわかることがありますね。  

ラリック美術館に戻り、ラリック美術館を鑑賞。
開館10周年記念ということで「ミュシャとラリック展」をやっていました。
二人の作品を同時に並べることは世界初だそうです。

同い年で、同じフランスで同時期その才能を開花させて活躍した二人。
親しい交流はなかったそうですが、二人の共通点や、生き様など、見比べていくとおもしろいものがありました。

展示数も多く、ゆっくり見ていたら、あっという間にオリエント急行の予約時刻に。  

16時からの、最後の回を予約したこともあってか、私たちだけの貸し切り状態でした。うれしい。

最初に、ビデオを見て、この美術館にオリエント急行の車両が来た経緯などを知ります。
この車両は箱根の山を一生懸命けん引されてやってきました。
この車両をセッティングしてから、まわりの外壁などが出来て行った様子が映し出され、オリエント急行をこの美術館の柱にしていることがよくわかります。

 





このオリエント急行、内装はすべて、当時のまま。
ラリックが手がけたガラスも、世界でまだ現役で走っているオリエント急行はレプリカが使われているそうですが、ここのは本物。
なので触らないでくださいと注意されます。  

ブラインドがおろされているので、外の世界からはシャットアウト。
まるで本当にオリエント急行で走っているかのような、不思議な感覚です。

アガサ・クリスティもこれに乗ったんだ~~~と、感動します。
椅子もゆったりしてくつろげます。
スタッフの方がいろいろと説明もしてくれて、そしてお茶とスイーツが登場。  


たっぷりの量がありました。
3人とも別々のものを頼んだので、違う飲み物を1杯ずつ楽しみました。
45分はあっという間。優雅で落ち着きのあるひとときを過ごし、幸せな気分で帰路につきました。 


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