2021年2月6日土曜日

すぐそばにあった!古墳群

先日、浜松市の都田図書館が主催する郷土講座に参加してきました♪ 

三方原学園内に位置する「千人塚古墳群」について、現地で解説してもらうという企画。 

大都市圏では緊急事態宣言が発令され、コロナへの緊張感が高まっている中、 開催すべきか悩まれたそうですが、屋外でのイベントであり、参加人数も少ないということで、開催が実現しました(とはいえ時間は短くなりました(;_:))。 

実際に、風がびゅうびゅう吹きすさぶさむ~い中で、みなさん距離を取って聞いていたので、問題はなかったです。 

千人塚古墳群のことはまったく知らず(灯台下暗し?)、我が家からそう遠くない場所にあったことも驚きでした。 

ここは三方原台地で、古墳群は台地の東のへりに集中して作られていました。 
南北7キロにわたって、160基あまりの古墳群があったそうです。

もちろん年代差はあり、古墳時代中期~終末期にまで及び、200年ほどの間、ずっと、古墳が造られていたとのこと。 

開発によって現在は81基を数える程度になってしまいましたが、この一大古墳群を「三方原古墳群」と呼んでいるそうです。 

その古墳群の中心となるのが今回訪れた「千人塚古墳群」です。 
時代的には、400年代後半~500年代。  

学校の敷地中にあるので、一般公開はされていません。
なので、このような企画は本当にありがたいです。 

文化財課の方が来て、古墳を一つずつ、解説してくださいました。
1号墳から9号墳まで。番号は、発見された順にふられただけだそうです。  


1号墳は、この知識内で一番初めに確認された古墳なので1号。
瓢箪塚古墳という名前で、瓢箪(ひょうたん)のような形をしているところからの命名。
前方後円墳です。

前方部が一部通路のため削り取られていますが、元の全長は45m。
後円部から当時の棺が出土されたそうです。 

何百メートルもある大きな古墳って、実際に訪れて歩いても、全体の様子がわからないので、ただ森や丘を歩いている感じなんですよね。 
このくらい小規模だと、全体がよくわかります。  


↑このあたりが前方から後円へのくびれ部分。  


↑これも実は古墳だそうで、8号墳とのこと。  


千人塚古墳群で、一番大きいのが、この千人塚古墳(5号墳)。 
おお~~~と、わかる古墳らしい古墳ですよね。 

これは円墳で、浜松市の中では一番大きい円墳だとのこと。
埋葬主体は2人だとか。
直径約50m、高さ約6m。  

古墳は二段になっていて、一段目と二段目の踊り場には、埴輪がずら~~っと並べられていたとか。
その様子を妄想・・・・(≧▽≦)  


その埴輪が風や雨で落ちて壊れる。古墳の下にはそのかけらが転がっていて、「ほら、これも埴輪のかけらですよ」って、拾って見せてくださいました! 

え!!今も埴輪のかけらが転がっているなんて!と、参加者みんな、びっくりです。

「これは?」「それは違います」「これは?」「それは埴輪ですね」と、みなさん目を皿のようにして埴輪のかけら探し(^^; 

もちろん、土地の所有者のものですので、勝手に持ってかえれません。  


こちら、最後に見せていただいた埴輪のかけら。
模様とか、けずったあとがよくわかります。  


千人塚古墳には、登らせていただきました。
発見された時はすでに盗掘にあっていたそうですが、それでも出土品はあり、博物館に展示されているそうです。 

そうそう、この間、博物館に行ってきたんですよ!! 
あの時の展示品はここのだったんですね(説明文を読んでもすぐに忘れてしまう・・・(^▽^;) 

てっぺんの石碑は、第二次世界大戦時に建てられたようです。
大戦中は、防空壕として穴が掘られたそうです(古墳はこのようにこんもりしていて掘りやすそうですものね・(笑))  


てっぺんから見下ろすと、かなりの高さ・・・。  


この古墳群の周りには川がないので、人々が暮らしていたのは台地の下の川のある平野部。いつも見上げると、その地を支配した首長の墓(古墳)がある。
葬られた首長からすると、支配した土地を見渡せる高い場所に葬られたというわけで、すごく納得がいきます。 

建物や木々で全然わかりませんでしたが、確かに、見晴らしがよく、ここが台地なんだということを実感しました(;^ω^)  


千人塚古墳のすぐ東にある4号墳。
この4号墳からは、銅製の鏡(周りに鈴がついた珍しい七鈴鏡)が出土されています。
これは、覚えています、博物館に展示されていました! 

始まる前から雲行きがあやしかったのが、途中で空が暗くなって雨が降ってきてしまいました。でも少ししたら晴れ間が。  


校門入ってすぐ、駐車場から見えるところで、お社が建っているこれが、7号墳。 
詳しく調査がされたのは昭和23年(1948年)とのことで、その当時は確認されたものの、現在は消滅していて、見た目にここに古墳があったということがわからない古墳も、地図を見ながら教えていただきました。 

1時間あまりの短い時間でしたが、実際に古墳をこの目で見て、触れることができ、本当に有意義な時間でした。 

実は私、古墳時代を背景にした物語を書いていまして・・・本を読んでも漠然としかわからなかったことがわかり、質問もさせていただいて、だいぶクリアになってきました。

  



私が古墳好きということを知って、古墳のマスキングテープをお知り合いの方がくださいました~~~きゃ~~~~うれしい~~~~。
ありがとうございます!古墳のかたちは一つではなく、円墳、方墳、前方後円墳、前方後方墳など、いろいろあるのが、このマステからもわかります~。 

このマステ、たしか浜松では、引佐の地域遺産センターの売店に売っていたと思います。
マニアックな商品ですが(^-^; 
きっと私のように、古墳好きの方はたくさんいらっしゃるのでは~~~????と、勝手に想像しています♪