「高畑勲展」を見た午後は、静岡市科学館るくるに行きました。
企画展「ぼくらの世界を紡ぐ糸」をやっていて、それが見たかったのです。
私たちの生活にあふれている糸や繊維は何からできているんだろう?
動物や植物から作る天然の糸や、石油を原料とする人工の糸まで多種多様な糸を紹介!
と書いてあるチラシを見て・・・行きたい!と思いました。
私が推しているタータン(チェック)、もともとの原料は羊毛です。
羊の絵が描かれていたので、羊毛も当然扱うのだな!と思い、どんなふうに展示しているのか見に行きました♪
お茶プラザがあるビルの奥のビルになります。
子どもがいないと、行く縁のない場所ですが・・・(^^; 平日なので子どもはもちろんおらず、けっこう大人の方が来ていました。

動物の毛から作られる糸。動物の写真とともに。手で触れます。
さわり比べてみると・・・やっぱりカシミアはダントツ・・・お値段だけあるな~。
羊毛の糸が毛織物になるまでの過程(機械製造)はビデオで。
スコットランドで何度か見たことがあります。
梳毛と紡毛。
ミュール精紡機の映像も!!(世界遺産になっているニュー・ラナークにありました!)

植物からできる糸。からむし。
綿の花から、糸を自分で作るコーナーもあり、やってみましたよ。とっても大変!!!昔の人々のご苦労がしのばれます。
絹糸は蚕(かいこ)が繭(まゆ)をつくるために口から出す糸から。
世界遺産の富岡製糸所で学びました。
この科学館のすごいところは、本物の蚕を展示していたところ。
クワの葉を食べている蚕がたくさん。

気持ち悪いという人もいるかもしれませんが、よくよく見るとかわいいんです。
スタッフの人が、そろそろこの子は糸を吐き出す頃かも、とお話されて、え?わかるんですか?? 「はい、ずっと見てるとわかるようになるんです」。
そろそろ糸を吐くな、と思ったら、こちらの棚へ移動させるそうです ↓

こうやって、どんどん白い繭になっていきます。すご~い!!こんな進行状況をまじかで観られるなんて!! 富岡製糸所でもなかったです。
まあるくなった白い繭の中でサナギになった蚕さんは、繭をやぶって成虫として出てくるわけですが、出てくる前に、絹糸のためにゆでられてしまうのですね(;O;)
なので、絹糸、絹織物って、蚕の命をもらっているわけなんですね。
そう思うとなんと尊いことかと思います。
成虫になれずに散っていく蚕さんですが、会場には成虫も展示されていました。もちろん、生きています ↓
浜松市と掛川市で定期的にお茶会を開催しています。
3月、東京で久しぶりに対面セミナーをさせていただきます!
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ガーデニング大国・英国。ユネスコの世界遺産に登録されている、世界最大規模のキュー王立植物園。もともとは王族の庭園として始まりました。世界有数のボタニカルアートコレクションを誇るキューガーデンの成り立ち、深く関わっている英国王室についてわかりやすくご説明します。教室受講のみとなります、ご了承ください。2024年3月9日(土)14:00~15:30 会員・一般共3,522円(税込)
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***浜松での開催***
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午前、午後の部とも、満席です。キャンセル待ち受付中。
2024年2月28日(水)「鹿児島のお茶を楽しもう」
午前、午後の部とも、満席です。キャンセル待ち受付中。
3月以降のお茶会についてはこちらのブログで告知させていただきます。
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