早いもので1月も終わってしまいました・・・。
今年の1月は地震から始まり、心を痛めています。
仕事のほうでもいろいろな展開があってあわただしく、気持ち的にもブログを書こうという気力が出ませんでした・・・。
12月の鳥取旅行のこともまだあげられていません( ̄▽ ̄;)
まずは、1月の浜松市立図書館主催の文化財講座を聴きに行った話を備忘録として書きます。
1月20日、同じ日に興味のあるテーマの講演会が2つ重なりましたが、午前と午後だったので、うまく両方、聴くことができました。
午前は細江図書館で「狐塚古墳とその時代」と題した発掘調査でわかった狐塚古墳の副葬品について、時代の様相について。
鈴木一有氏のお話はとてもわかりやすく、いつまでも聴いていたいほどの情報量でいっぱい。
当時の陸上、水上交通の拠点だった場所にこの古墳が築かれたこと
築造は5世紀前半
小さい古墳ながらも身分の高い人が祀られていることがわかる出土品
ヤマトから贈られたのではないかと思われる短甲
などなど、本当におもしろかったです。
残念なのは、狐塚古墳は工事によってなくなってしまったということ。工事で失われる前の時間の余裕がない中、必死で発掘調査をしたそうです。
大事な遺跡を残す方向で考えられたらいいですね・・・。
そういえば、吉野ケ里遺跡も、住宅団地建設がもう計画されていて、その前の調査だったのが、あまりにすごい遺跡が見つかったために、住宅団地計画はなくなってしまったとか・・・。テレビでやってました。それはそれでよかったのでは、なんて、遺跡好きの私は思うのですが・・・。
浜松の古墳については、郷土講座で現地での解説講座に参加させていただいたこともあります。その時の日記はこちら。
千人塚古墳群見学会へ
光明山古墳見学会へ
午後は場所を移動し、万斛(まんごく←これが読めなかった・(;^_^A)庄屋公園へ。
「万斛庄屋公園に眠る古の時代」と題した講演会でした。
現在公園として整備されていますが、もともとは江戸時代に万斛(まんごく)村の庄屋としてこの地域を治めていた鈴木家の屋敷跡です。名字帯刀を許された有力な庄屋だったそうです。
徳川家康の側室・阿茶の局が預けられていたという言い伝えも。
2010年に浜松市に寄付されたあと、歴史的価値を解明する調査と発掘が行われ、江戸時代の遺構のみならず、それ以前の遺跡であることがわかったとのこと。
一番古くは飛鳥時代の溝を確認できたそうです。
出土遺物には鎌倉時代以前のものもあるとのこと。いくつか、実際に会場に展示してあり、見せていただきました。
これからまだまだいろいろ出てきそうな感じで、楽しみですね。
公園として整備されているので、多くの人々に使われていくのはすばらしいこと。
↑ 母屋だった建物は現在「鈴松庵」というレストランになっていて、とても人気があるとか。
お友だちからもここのランチに行きましょうと誘われていました。で、来月、ランチを予約したところです! 楽しみ(*^▽^*) またその様子はアップしますね。
浜松市と掛川市で定期的にお茶会を開催しています。
3月、東京で久しぶりに対面セミナーをさせていただきます!
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