2024年10月11日金曜日

魔法の文学館へ

日本ティースタイル協会さんのイブニングティーのイベントに、先月、参加させていただいたことを昨日の日記に書きました

その前に訪ねたのが、江戸川区にある「魔法の文学館
別名 江戸川区立角野栄子児童文学館

児童文学作家の角野栄子さんは、幼少~青年期まで、江戸川区北小岩で過ごされたそうです。
平成30年に児童文学の小さなノーベル賞と言われる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞された角野さん。
江戸川区はその功績を称えるべく「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、初の受賞者となっていただき、この文学館の設立に至ったとのこと。

角野さんの夢あふれる世界観と功績を伝えるとともに、児童文学の素晴らしさを広く発信する場。子どもたちが自由に本を選び親しむことで、豊かな創造力を育むことができる場とすることが目的、とHPにありました。

開館したのは昨年2023年。
ずっと行きたいと思っていて、やっと叶いました。
角野栄子さんを世界的に有名にしたのは「魔女の宅急便」という小説です。
ジブリのアニメ映画にもなったのでみなさんご存知ですよね。

実は私、江戸川区に住んでいたことがあります。25年も前の話ですが、その頃にはこの文学館のあるなぎさ公園(総合レクリエーション公園)はありました。東葛西駅のそばに住んでいたので、自転車で子どもを連れて行ってよく遊びにきました。

魔法の文学館はそのなぎさ公園の中に建っています。
遊んだ、といっても環七通りに近い場所で遊んだだけで、文学館が建っている江戸川べりまでは行ったことがありませんでした。



展望の丘と呼ばれる眺めのいい丘の上に文学館があり、江戸川がすぐそば。

葛西駅からも、葛西臨海公園駅からも、歩くにはちょっと遠い場所。
今回は葛西臨海公園駅からバスに乗っていきました。




バス停から公園沿いを歩いていきます。
文学館の目の前はポニーランド。



真っ白い建物が文学館です。隈研吾氏のデザイン。すてきです。




予約制です。すいていれば当日でも入れるみたいですが。




入り口入ってすぐにどーんと目に入る広い階段。
ピンクは、正しくは「いちご色」と角野さんは読んでいます。
角野さんのテーマカラー。
どこもかしこも、いちご色ですよ。

コリコの町をイメージした町並みだそうです。




魔法のホウキもあちこちに・・・。

ミニシアターで、子どもたちと一緒におばけのアッチを楽しみました。




文学館ですから、子どもの本がた~くさん並んでいる、図書館のような場所です。
貸し出しができないだけで、好きな本を、好きな場所で、好きなだけ読める。
大人にとっても夢の国。



角野さんの著作はもちろん揃っていますが、栄子さんが自ら選んだ世界の児童書や絵本が1万冊くらい所蔵されているとか。

子どもたちの自主性を活かすべくあえてあまり分類せずに配架されているとのこと。




なぎさ公園が見える窓際の席なんて、特等席じゃないですか?!


世界中で翻訳されている「魔女の宅急便」





小さい小窓を覗いて見れば・・・・




角野さんの仕事場を模したコーナー。
直筆原稿や絵具などの文房具が置かれ、棚には愛読書や旅先で集めた、角野さんお気に入りの小物が並べられています。




カフェがあります。軽食がいただけます。
写真ではわからないかもしれませんが、このメロンパンもイチゴ色。




食器類もイチゴ色。




一人だったので、窓際の壁際の席を。土曜日だったので家族ずれで混んでいました。

私が住んでいた時にここができていたらなあ・・・・息子を連れて毎日来たのに(江戸川区に在住か在勤の人には割引あり)。

読んでみたかった本がたくさんあり、どんどん読みましたよ(笑) どこに座わって読んでもいいので、あそこ、今度はあそこ、と次々移動して・・・

本が好きな人なら、一日中いても飽きません。
私は一日中いたかった・・・!!!

バスで東葛西駅へ移動。東葛西のホテルに一泊しました。
昔住んでいたアパートを見に行ったら、おお!まだありました!懐かしかった。
息子がお気に入りだった「地下鉄博物館」も健在でした。


さて、私が今年限定で製作させていただいた、赤毛のアン・ティーはおかげさまで完売しました。ありがとうございました。

アンティー5種のうち、バラで2種をおつけする講座をNHK文化センター浜松教室さんでさせていただきます。

会場参加、オンライン参加(見逃し配信付)と、お好きな方を選んでください。


「赤毛のアンのティータイム」

『赤毛のアン』の時代背景は19世紀後半。当時、お茶の席を設けることは社交の一貫でもありました。物語に描かれたお茶のシーンをふり返りながら、アンの時代のティータイムについてお話します。

今年は作者モンゴメリの生誕150周年に当たり、講師の奥田が生誕記念オリジナルの赤毛のアン・ティーを製作。5個セットはすでに完売しましたが、今回のセミナー用に特別にバラで2個をお分けさせていただきます。紅茶を飲みながらこのセミナーを楽しみください。

11月16日(土)13:30~15:00

オンライン(見逃し配信付)のお申込みはこちらから。

会場でのリアル参加はこちらから。


おうちで赤毛のアンの講座を受講できるオンデマンド講座も受付始まりました!

「赤毛のアン」の魅力再発見!


録画済の動画を視聴する講座です。
配信期間内でしたら、お好きな時にお好きなだけ見ることができます。

NHK文化センター浜松教室さんで6回シリーズで2年前に開催させていただいたもの。
今年はモンゴメリ生誕150周年ということでオンデマンドでもう一度見られるようにしていただきました!

6回シリーズはそれぞれ、違うテーマでお話をしています。
ご興味のある講座をセレクトしていただくことも可能ですが、6回まとめていただくと少し受講料がお安くなります。

入会は不要。





「赤毛のアン」の魅力再発見!【6回】


「赤毛のアン」の魅力再発見!物語の時代背景


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの物語に登場する植物


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの物語に登場する食べ物


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの物語に登場するニードルワーク


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの続きの話と映像化


「赤毛のアン」の魅力再発見!作者L・M・モンゴメリについて


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これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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