2026年8月21日金曜日

市谷の杜 本と活字館

今日8月21日は静岡県民の日だそうです(知らなかった・・・(^^;)
しかも今年は150周年、静岡県が、現在のような形でスタートしたのは、1876年8月21日とのこと。
モンゴメリ(『赤毛のアン』の作者)が生まれた2年後かぁ・・・・


さて、4月の東京探訪の備忘録。

お茶友さんと一緒に市ヶ谷にある「市谷の杜 本と活字館」に行ってきました。

市ヶ谷駅から徒歩15分。
それほどの距離ではないですが・・・上り坂がきつかった・・・( 一一)






 
活版印刷を中心とした”印刷”の美しさや奥深さ、楽しさを体感するための文化施設です。
入場料はいりません。



時計台があるので、もとは学校だった建物かと思いきや、大日本印刷の市谷工場だったそう。それを、竣工された1926年当時の姿に復元し、「市谷の杜 本と活字館」として生まれ変わらせたのが2020年だそうです。

鉄筋コンクリート研究第一人者による構造設計で、当時の建築意匠の特徴である分離派(セセッションともゼゼッションともよばれる)の作風がよく表れているとのこと。
伝統的な建築様式から”分離”する、という新しい流れがセセッションのよう。




活版印刷は、文字のスタンプにインクをつけて、紙に押しつけて印刷する、ととらえるとわかりやすいですね。
金属の文字を、文章に合わせて一文字ずつ並べ、版(活版)をつくって↓


印刷にかける。
圧をかけるので、印刷された紙の文字を見ると凹凸が見られます。これがいいんですよねー。

その後、活字を組む必要のないオフセット印刷にとってかわられましたが、味のある活版印刷を求めるアート系の方々などが今も活版印刷を好んで使っています。

私が広告代理店や編集プロダクションで働いていた頃は、もうオフセット印刷になっていましたが、活版印刷は私、当時から好きでした。
自分の本も、可能ならば活版印刷にしたいくらい。費用がかかるので無理ですが・・・いつか自費出版ででも、活版印刷してみたい。




製本のワークショップをやっていました。
こうしたワークショップがけっこうあるので、参加することもできますよ。





本棚にあった写真植字の見本帳。
テンションあがりました~!!!
私、まさにこの見本帳を手にしながら誌面の書体を考えてましたもん。
引っ越しを繰り返すうちにどこかにいってしまった。残念。




カフェもあり、明朝体カプチーノがおすすめとのこと。
明朝体というのは、写真にあるような、新聞や教科書などで広く使われる標準的な書体です。



お友達が頼んでくれました。どの柄が出てくるかは選べません。それも楽しみの一つですね。




休憩ベンチも活字になっていますよ(*'▽')





二階へ。階段は大理石??








二階、という案内表示も活字になっています。



行った時の企画展は、まさにその「明朝体」の企画展でした。
同じように見えて、線の細さやハネ、トメのデザインが微妙に違う。
それがまとまると(文章になると)、全体のイメージががらりと変わる。
書体って大事なんですよね。書体デザイナーさんがいるくらいです。




「150年以上にわたる明朝体の歩みを、時代をさかのぼりながら紹介します。ふだん意識することの少ない文字の背景に広がる、その奥行きと歴史の重なりをご堪能ください。」

とあるように、私は嬉々として楽しみました!

当時、かっこいいなあと思っていたモリサワの書体も!




ぜひ、おみくじがあったらやってみてください。




受付に持っていくと、おみくじと交換してくださいます。無料です!
私がひいたおみくじは”秀英体”。「大吉」でした(^。^)y-.。o○



休憩所から見える中庭。
DNPの英字は、大日本印刷のこと。

編集プロダクションにいた時も大日本印刷の担当の方と打ち合わせすることもあり、大変お世話になりました。

今も、私の著書の印刷は大日本印刷さんです。ありがとうございます<m(__)m>




昔、和紙の原料になる木として、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)と習いませんでしたか。全部クワ科の落葉低木です。

写真が、中庭に植えられていたみつまたの花です。かわいい!!!
ちゃんと紙と関係する樹木を植えているところがにくいですね。

お子さんの自由研究にもぴったりの場所。
大人も楽しめます。無料なんてありがたすぎます。
また行きたいと思える場所です。

帰りは神楽坂駅まで歩きました。和紅茶のお店があるのでそこを目指したのですが、なんと、イベントのため、カフェ営業はないとのこと・・・(;_:)
お茶だけ購入してきたので、カフェはリベンジしなくては。

8月、9月は猛暑のため、浜松でのお茶会はお休みいたします<m(__)m>

ただ、9月13日(日)大阪で開催の「文学フリマ大阪14」というイベントに出店いたします!

出店名: 奥田実紀の児童文学ワールド
  ブース: く(ひらがなの「く」)-39〜40

2026年9月13日(日)
時間 12:00〜17:00(最終入場16:55)
入場料 無料
会場 インテックス大阪 2号館
大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」から徒歩約9分
大阪メトロニュートラム「トレードセンター前駅」から徒歩約8分
大阪メトロニュートラム「中ふ頭駅」から徒歩約5分

入場無料・来場にあたっての事前予約は不要です。
作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会です。アマチュアからプロまでいろいろな方々に出会えます♪
ぜひお越しくださいね。

10月以降のお茶会のお知らせ

★くまのプーさんのお茶会@浜松
10月28日(水) 13:30~15:00 希望が多ければ午前も開催します。

★エリザベス女王のお茶会@浜松
11月25日(水) 13:30~15:00 希望が多ければ午前も開催します。

浜松の参加費は2,800円(お茶とお菓子付き)です。


静岡市のヴォーリズ建築の洋館「ミス・カニンハム」さんでもお茶会を開催させていただきます。
★ロマノフ王朝のお茶会      希望が多ければ午前も開催します。
11月19日(木)13:30~15:00 
参加費:3,000円(お茶とお菓子付き)


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これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。
原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります
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