2015年9月26日土曜日

蘭字展@清水・フェルケール博物館

昨日、静岡市にある「フェルケール博物館」に行ってきました。  
11月1日まで、『蘭字と印刷 ~60年ぶりに現れた最後の輸出茶ラベル~』という企画展をやっていたからです。
昨日は午後から「蘭字とデザイン」をテーマにしたシンポジウムがあり、それも聞きたかった。  

開国以降、日本は外貨獲得のために、生糸やお茶の輸出に力を入れました。
外国にお茶を輸出する際、茶箱につけられた商標ラベルが”蘭字”と呼ばれていました。

外国に日本を印象付けるデザインがされ、商業デザインという視点からも大変に興味深いものです。

大きな茶箱に貼られていたので、一般の消費者にもアピールができ、美しいデザインが、欧米での日本ブームにも一役買ったようです。  

3年前、浜松の「平野美術館」でも蘭字展をやったことがあり、それにも行きまして、蘭字のファンになりました。  

今回は、あらたに出てきた戦後の中東向け蘭字も加わっていました。
印刷技術という観点からも捉えられており、昨日のシンポジウムでは初期の木版印刷は、浮世絵職人の技術が生かされたことも丁寧に説明され、浮世絵のことも知ることができました。  

お茶だけでなく、デザイン、印刷、浮世絵と、研究の幅が広がっている蘭字。
これからもどんどん研究が進んで、新しい発見がありそうで、楽しみです(*^^*)

ところで、「フェルケール博物館」は、港と船の博物館として、とてもおもしろい展示をされています。エスパルスドリームプラザのすぐそばです。  

エスパルスドリームプラザに寄ってみたら、スイーツフェアをやっていました。
そこで、前にテレビで見て気になっていた、清水の老舗和菓子店「甘静舎」さんの「河童まんじゅう」を発見!!一つ一つ、手で飾り付けをしているんでしょう、表情が違うんですよ。
5種類くらいある中から、気にいった2個を購入。(ちなみに、富士川楽座の名物・かっぱまんじゅうは、かっぱの形をした人形焼きで、おまんじゅうではない)




食べるのがもったいないくらい、キュートなミニまんじゅうです。
私はごまが大好きなので、右のごまあんがおいしかったです!  

そして、清水といえば。漁港です、魚市場です、魚介類です!!! 

ランチは駅からすぐにある、魚市場の「河岸の市」でいただきました。
魚市場ですから、どのお店に入っても間違いないでしょう。だからこそ迷ってしまいます(^_^;) 

ただ、私は見かけによらず小食なので(笑)、ミニ丼があるお店にしました。  
その日仕入れた魚から、好きなものを2つ選べるところも気に入りました。
前から食べたくて食べたくてたまらなかった生しらすと、中とろに決定!
生しらすは鮮度が命なので、なかなか食べられません。
あま~いしらす。感激!!! 
中とろもおいしくて、大満足でした!
 




同じ静岡県ながら、清水は意外と遠い。各駅停車にゆられた、日帰り旅行になりました。


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