私の仙台の実家は、幸運にも倒壊を免れ、家族も親戚も無事でしたが、大切な方々をなくされた方の悲しみは痛々しく、身につまされます。
謹んで哀悼の意を表します。
10年がたち、私の父も、姉も、叔母も、いとこも、今はこの世にはいません。
10年という月日が、確実に流れていることを痛感します。
子どもだった人は、もう大人になっていますね。
10年たったけれど復興はまだ終わってはいないので、震災の体験を語り継いでいってほしいです。
黙っていたら、風化してしまいます。
これからもできる限り、東北応援は続けていきます。
先日、浜松の百貨店で行われていた東北物産展。
ここで、東北の商品を買うのも、小さいことではあるけれど、支援です。
懐かしいずんだ餅、そして岩手の回進堂の羊羹。
「回進堂」は羊羹専門のお店ですが、もともとは「岩谷堂羊羹」として始まったそうです。
時は延宝年間(1637〜1681)、伊達藩・岩谷堂城・城主の保護奨励により
城の名をつけることを許されたとか。
以来、200年以上にわたって伝統を受け継いできたんだそうです。
私、仙台出身ではありますが…仙台の三色最中というと、「白松がモナカ」だと思い込んでいました。
ネットで調べると、白松がモナカは、三色最中は出していない!
そーなんだぁ~~!!!!
小さい頃から聞いていた「一つ食べてもおしさ3つ」のキャッチコピーは、寿の三色最中だったのか!!! 今頃気づいた!!(;^_^A
創業は、寿三色最中本舗が昭和6年、白松がモナカが昭和7年と、寿三色最中本舗のほうが一年早い。
そのうえ、会社の名前にまで三色最中とついている(創業当初からこの名前だったかはわかりません)。
しかも、「仙台伝承銘菓処」の文字まで書いてある。並々ならぬ、誇りを感じますね。
一つの最中のなかに、3つの味を入れるというアイデアはお客様からの提案だったそうです。
小豆餡、白餡、胡麻餡の3種類。時々胡麻餡が、抹茶餡の時もあるようです。
私が食べたのは胡麻餡でした。抹茶餡のも食べてみたいなー。
仙台銘菓には、どら焼きもあります!
ほかのどら焼きと何が違うのか、というと、お餅が入っているんです。今では当たり前なのかもしれませんが、小さい頃、どら焼きってだけでごちそうだったのに、それにお餅が入っているなんて、贅沢すぎました!(≧▽≦)
こだまのどら焼きは、第二次世界大戦後の、復興の中で生まれたんだそうです。
HP見て、今、知りました。
今では、焼印入りのどら焼きや、オリジナル焼印入りのどら焼きも手掛けているようですね。なかなかやりますね。
浜松のスーパーで、このこだまのどら焼きを見つけたんですよ!
それも生どら。
クリームの入った、洋菓子感覚の生どらは、実は宮城県生まれ!!
1985年に、利府町の菓子店「カトーマロニエ」が生み出したもので、今は「元祖生どら」として販売中。←これも検索して今、わかった!
生どらというと、塩釜市の榮太樓が有名ですが、さまざまな味の生どらを生み出して、生ドラブームが起こったのです。
遠く離れたこの浜松で、こだまの生どらが売っているのを見た!!これは、買わねばなりませんて。
仙台弁なまりのかわいいこけしちゃん。
私、こけしやマトリョーシカ大好きですから、キュンキュンきちゃいましたよ。
ってことで買いました、仙台弁こけしグッズ。いっぱいある!
ドリップ式珈琲のセット。(紅茶党だけど、紅茶がないからぁ…(;O;)→作ってけろ!仙台弁)
リンクを貼ったHPに、仙台弁の解説がのってますので見ていただけるとうれしいですが。(URLにご注目。kokeshiではなく、Kokesuってなってます。そう、仙台弁では「こけし」は「こけす」になる(;^ω^))
「んだ」→「そうだ」
「いぐすぺ」→「行きましょう」
「のむすぺ」→「飲みましょう」
*すぺ、の使い方、もうわかりましたね
「まんず どうもねー」→「どうもありがとう」
18歳で仙台を出てしまっているので、そうそう普段の言葉に仙台弁は出ないのですが、仙台に帰ればそりゃあ、戻ります。忘れてるものもありますが。