2021年3月26日金曜日

抹茶の魅力

先日、「移動喫茶なごみ茶屋」のお茶子さんの抹茶のセミナーを受講させていただきました! 

いろいろな場所で、お茶のおいしさ、楽しさを伝える活動をされているお茶子さん。 

私もお茶は好きで、和紅茶のセミナーもさせていただいていますが、抹茶については全然知らないので、 いろいろ教えていただきましたよ(*^▽^*) 

抹茶にするお茶は、刈り揃った畝にはせず、自然栽培なので手摘みになってしまい、それで高価になることや、葉脈まで取って挽くことなど、ほお~~~と思うことや納得することばかり。 

だいぶ前に、抹茶で有名な愛知県西尾市に行き、抹茶工場の見学もしてきたのに、なんにも覚えていない自分の記憶力の低さをまたしても実感し、情けなくはなりましたが、何度でも学ぶ意欲だけはあるんだよな~(笑) 

西尾探訪記2019はこちら。 



家で、抹茶を点ててよく飲むのですが、きれいに泡立たないのが悩みでしたが、セミナーでお茶子さんが、抹茶をふるいにかけていたのを見て、あ~~~これが私には足りなかったのか~~~と気づきました。 
やはり、手間をかけるということは大事なのですね!  



 お好きな抹茶椀を選んでいいですよ~と言われて、渋い柄のを使わせていただきました。  


二杯目は、抹茶ラテづくり。 ミニミキサーで混ぜるとふわふわになってどんどん泡立っていくので、大きな計量カップで泡立てます(^^ゞ 
カップからはみ出るほど泡立たせた方もいらっしゃったとか。  


牛乳を飲まないようにしているので、豆乳でやらせていただいたのですが、やっぱり、牛乳で作る方がだんぜんおいしいですね・・・(>_<) 
豆くささを取る工夫をしないと、おいしい!ってはならないなあ・・・  


ちょこっと、追い抹茶をすると、少しは豆くささがまぎれる気がします。
写真だけ見ると、スープみたいですね(^^; 

この間、NHKのテレビ「沼にはまってきいてみた」で、抹茶をやっていて、3人の抹茶大好きな若者が登場していました。 

洋服も、インテリアも、持ち物も、何でも抹茶色で統一している女の子。
お菓子にも料理にも、ばんばん抹茶を振りかけて食べている女の子。 
高級抹茶を美しく点てている男の子。 

いいね、いいね。好きなものを追求する、極めるって幸せだよね~と思いながら見ていました。 

そういえば、私は「沼」の意味がわからなかったのです( ̄▽ ̄;) 
沼にはまる、っていう意味から、のめり込む、っていう意味なんだろうな、っては思っていたけれど、調べたらやっぱりそうでした。 
ネット用語だそうですね。
底なし沼のイメージから、特定のコンテンツにのめり込んでしまうこと、どっぷりとはまってしまうことをいうのだそうです。 

自分では使う習慣はつかないだろうと思うけれど、新しい言葉がどんどん出てくるのもおもしろいなと思います。 

私は抹茶が好きかと言われたら、好きでも嫌いでもないけど、無性に飲みたくはなるので必ず家には常備してあります。みなさんはどうですか。 

ちまたでは、海外でまでも、抹茶ブームですが、本物の抹茶がどういうものかを知ったうえでのブームになってほしいなと思うのですが。 

特に、海外で作られた抹茶は、日本の宇治などの抹茶のように、きちんと作られてはいない、なんちゃって抹茶で、だからこそ価格も安いのではないかと疑ってしかるべきで。 

もちろん、日本でもなんちゃって抹茶はあるのかもしれないけれど、日本の歴史あるちゃんとした抹茶をしっかりと伝えていかないと、海外のものに負けちゃうよ~~~と、思ってしまいます。 

抹茶ブームといっても、抹茶をそのまま飲むブームではないですからね。 
抹茶を使ったお菓子やドリンクですよね。 

抹茶は繊細なので、光や日光でどんどん色が茶色になっていくものなので、鮮やかな緑のままを保つにはすぐに食べないと、飲まないといけないので、緑のまま長く売られているものには着色料なり添加物が入っているのは明白です。 

抹茶スイーツといえば。 私の大好きな、スコットランドのウォーカーズ社のショートブレッドに、抹茶味があったのを見つけて驚きました。
こんなところまで抹茶ブームが・・・!!  



 うっすら緑色をしているのがわかりますでしょうか。  


この写真だとよくわかりますかね。緑色のが、抹茶ショートブレッド。

あとのものは、クリアファイルに印刷された、プレーンのショートブレッドです(^-^; 

一口にショートブレッドといっても、形はいろいろあります。 
 で、抹茶のショートブレッド。食べてみましたが、う~ん・・・どうでしょう(笑) 

あまり抹茶の味はしないです。
それに、ショートブレッドは味をつけない、プレーンが一番おいしいなと実感した次第です( ̄▽ ̄;)  


描かれているのは、スコットランドの国花のアザミです。 

抹茶もお茶だから、抹茶がブームになって、お茶に興味を持つ人が増えてくれるのはうれしいけれど、正しい知識は持っておかないといけませんね。 

私のほうは、和紅茶のセミナーを5月にさせていただきます。 
2021年5月19日(水)午前の部と午後の部とございます。
こちらはテイスティングセミナーとなります。場所は浜松市中区曳馬です。受講料は2,500円です。お申込みは私まで。