連休が終わりましたね。
ちまたでは4月26日から11連休、って言ってましたが、カレンダー通りという方も多かったのでは？？
私は平日動けるので、混雑する休日には動かないようにしています。ただ、あまりに天気がよかったので、4月30日に思い立って「浜名湖ガーデンパーク」に行ってきました。
連休なかびの30日ということもあって、確かに通常より来園者は多いなと感じました。
去年は浜名湖花博が開催され、バラに合わせて５月に行きましたが、おととしはネモフィラを目的に4月20日にこのガーデンパークに行ってました。
おととしネモフィラは4月20日で満開、今年は10日遅れて行ったわけですが、やはりもう終盤でした。
フォトスポットになっていたところも残ってました。
新緑がきれいです。
開園当初は、ジヴェルニーのモネの庭と邸宅を模したことで話題になりました。
園内はボランティアの方々が手入れくださっているおかげで、いつ行ってもきれいに整えられています。ありがとうございます。
（私の友人もボランティアをしています。この庭にクマガイソウがあると教えてもらって行ったのですが、遅かったみたい・・・）
写真ではどうやっても、見えている通りの美しさが写らない・・・。やっぱりじかに見るに限ります。
まだ葉ばかりの支柱は、5月中旬からはバラが咲き誇ります。
バラはまだですが、フジが満開でした！
館の隣りにはフジがこんなふうに仕立てられていて・・・
中に入って見上げるとこんな感じ。フジのカーテン。うっとり・・・夢のよう。
奥にある池でもフジが満開でした。
すっかりフジに覆われてしまいましたが、緑色の柵が見えるでしょうか。池の中央にかかる太鼓橋です。
開園当初はこの橋は渡れましたが、今は危ないので渡れません（木の橋なので老朽化）。
ひときわ香りの高い、白のフジ。房も長くてカーテンのようになっています！！
白フジと、太鼓橋。太鼓橋はフジにすっかり覆いつくされてなんだかわかりませんね(^-^;
スイレンはまだ咲いていませんでしたが（5月後半なので）、池のスイレンは高知県の北川村「モネの庭」マル モッタンのスイレンから株分けしたものだそうです。
北側村の庭はちゃんと”モネの庭”と名乗れるんですよね。一度行ってみたいと思いながら、高知はちょっと遠いな・・・。
白いフジは、イギリスのコテッジハウスの庭でも満開でした。
イギリスの庭だと、黄色のキングサリ（キバナフジ）がよく植えられています。
花の美術館入ってすぐのところのベンチ。
まるでイギリス！！じゃないですか～。
この青い花、ブルーベルでは？？？
近くで撮ると、やっぱりブルーベルに見えます。
イギリスでは森の中に咲くブルーベルは春のあかし。
イギリスで撮ったブルーベルの写真がこちら↓
ブルーベルと呼ばれる花はいくつかあって、ブリテン島ではこの学名Hyacinthoides non-scriptaをブルーベルと言うようです。イングリッシュ・ブルーベルという呼び名もあります。
スコットランドには”スコティッシュ・ブルーベル”と呼ばれる花があり、それは学名Campanula rotundifolia。
イングリッシュ・ブルーベルとは違う花なのです。紛らわしいですが・・・。
花の美術館に植えられているのは園芸種のスパニッシュ・ブルーベル（学名Hyacinthoides hispanica）。「シラー・カンパニュラータ」と呼ばれるほうが多いとも、検索するとわかりました。
私がイギリスで撮ったブルーベルは、園芸種よりも花のつきかたが少なく、いかにも野生、という感じですね。園芸種はたくさん花がつくように改良されたのでしょう。生育力も野生より強いらしく、外来種のスパニッシュ・ブルーベルとの交雑が進んで野生種が減少、自生地では保護の対象となっているとも書いてありました。
野生種は守っていかないと本当に根絶してしまいますよね・・・。
もっと近かったらなあ、といつも思います。
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