2026年8月31日月曜日

読んだ本のこと


8月も今日で終わり、明日から9月!

前回、日本銀行本店見学のことを書きました
日本銀行本店の建物を設計した辰野金吾は、ジョサイア・コンドルの弟子で、コンドルは鹿鳴館を設計した人です。

その鹿鳴館が出てくる小説が『鹿鳴館の花は散らず』です。
”鹿鳴館の花””日本のナイチンゲール”と呼ばれた侯爵夫人、鍋島榮子をモデルにした小説です。

今、朝ドラのモデルになっている二人は1888年に看護婦養成所に入学。大山捨松が設立に尽力した学校です。

そのころ、鍋島榮子は日本赤十字社篤志看護婦人会会長で、大山捨松はこの会の発起人でもあったので、鍋島榮子とは同志だったでしょう。
今後、この篤志看護婦人会がドラマに出てくるでしょうから、鍋島榮子も登場する・・・かも??
8月25日に、負傷兵のいる病院を大山捨松らが慰問した場面があり、先頭で声をかけていた令嬢がもしや・・・と思いましたが、小松宮妃(小松宮彰仁親王の妃、頼子様)でした。

『鹿鳴館の花は散らず』で初めて作者の植松三十里さんを知り、ものすごくおもしろかったので植松さんの小説を続けて読みました。

『イザベラ・バードと侍ボーイ』は、マンガの『ふしぎの国のバード』(KADOKAWA)をお友達から借りて読んでいたので、小説はどうかなと思って読みました。

実におもしろい!!一気読みしてしまいました。

ちなみに漫画のほうはまだ続いているようです。




イザベラ・バードはイギリスの女性旅行家で、1854年から亡くなる3年前の1901年まで海外の旅を重ね、その舞台は南米以外の全大陸に及んだというある意味冒険家ですね。
その旅行記を出版してベストセラーになりました。

1878年に日本を訪問。当時は外国人の移動範囲が限られ、制限がある中で、観光地でない日本を求めて北海道のアイヌ民族まで訪ねています。

出帆された『日本奥地紀行』をもとにしているので、マンガも小説もそれに沿って描かれていますが、マンガも小説もそれぞれ、オリジナリティがあっておもしろい。

『ニュクスの角灯』は漫画で、長崎で泊まった宿に置いてあったのを読んでおもしろかったので購入しました。
明治の長崎とパリの歴史をもとに、アンティークを軸にしたお話が展開。
お茶の歴史に大いに関係している大浦慶や松尾儀助なども登場し、おお!!と引き込まれました。
とても人気のある漫画だそうで、『ふしぎの国のバード』もそうですが歴史ものが人気が出るのはなんだかうれしい。
まだ最終巻まで読んでいないのでこれからの楽しみです。


前回紹介した門井慶喜さんの小説『東京、はじまる』を知ったのは、『誰かに話したくなるレトロ建築の話』がきっかけ。
辰野金吾をモデルにした小説があるのか!と早速読みました。おもしろかったんですが・・・
門井さんの小説のほうはなんというか・・・難しい言葉が多いのと、文体が私には読みにくく、植松さんの小説のほうがどの本もすんなりと入ってきて読みやすかった。

植松さんの本で『帝国ホテル建築物語』もおもしろかった。

帝国ホテルを設計したのはフランク・ロイド・ライトですが、完成を見ずに帰国してしまったんですよね。
とにかく時間もお金もかかって、依頼者を困らせます。

建物には黄色いスクラッチレンガと大谷石が使われていることで知られています。
黄色いスクラッチレンガは愛知県の常滑の煉瓦職人・久田吉之助に頼んでいるんですが、その人がまあ、クセのあるつわもので。
というのを、愛知発地域ドラマ「黄色い煉瓦~フランク・ロイド・ライトと騙した男」として2019年に放映したのを見ていたので知っていました。
オンデマンドで見れるようです。ご興味のある方は見てみてください。

『帝国ホテル建築物語』には当然、その久田ももちろん出てきますし、大谷石のことも出てきます。
建築好きにはたまらないお話で、わくわくしながら読みました。
明治村へ移築するのがどれほど難しかったのか、ということもわかりました。

明治村は大好きなところですが、最後に行ったのは20年くらい前???え、もうそんなになる??(@_@)
久しぶりに行きたくなりました。



出店名: 奥田実紀の児童文学ワールド
  ブース: く(ひらがなの「く」)39〜40

時間 12:00〜17:00(最終入場16:55)
入場料 無料
会場 インテックス大阪 2号館
大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」から徒歩約9分
大阪メトロニュートラム「トレードセンター前駅」から徒歩約8分
大阪メトロニュートラム「中ふ頭駅」から徒歩約5分

作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会です。アマチュアからプロまでいろいろな方々に出会えます♪
ぜひお越しくださいね。
お支払いは現金のみとなります<m(__)m>

≪10月以降のお茶会のお知らせ≫

★くまのプーさんのお茶会@浜松
10月28日(水) 午前の部 10:30~12:00
          午後の部 13:30~15:00 

★エリザベス二世女王のお茶会@浜松
11月25日(水) 午前の部 10:30~12:00
          午後の部 13:30~15:00 

浜松の参加費は2,800円(お茶とお菓子付き)です。

静岡市のヴォーリズ建築の洋館「ミス・カニンハム」さんでもお茶会を開催させていただきます。
★ロマノフ王朝のお茶会      希望が多ければ午前も開催します。
11月19日(木)13:30~15:00 
参加費:3,000円(お茶とお菓子付き)


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