2017年7月4日火曜日

プリンス・エドワード島ツアー日記 その5

私が同行解説するプリンス・エドワード島ツアー2017日記。

その1

その2

その3

その4


ヴィクトリアをあとにし、次はボーデン・カールトンへ。

コンフェデレーション・ブリッジのたもとにある、いわゆる”道の駅”です。
お土産店もたくさん並んでいます。  

コンフェデレーション・ブリッジは、私が住んでいる時は賛成派、反対派が分かれてまだ作るのか作らないのか、喧々諤々やっていた頃です。
その後1997年に結局橋はできあがりました。全長12・9km。



この橋は、対岸のニュー・ブランズウィック州(本土)へつながっています。
私はまだ車で一度もこの橋を渡ったことはありません。
どちらかというと橋には反対だったので、なんとなく渡る気が起きないまま、今に至っています(~_~;) 

この橋ができたため、アンのように、舟で島へ渡ろうと思ったら、フェリー航路は、もうひとつの対岸、ノヴァ・スコシア州とつながる「ウッド・アイランズ・フェリー」のみとなりました。  

時間がなくなってしまったので、2年前のように、橋のたもとには行けなくなってしまいました(遠くから眺める場所での撮影タイムのみ)。

このボーデン・カールトンには、アンファンのお楽しみスポットがあります。
アンの格好をして記念撮影ができる場所があるのです。
Cavendish Figurinesという、赤毛のアンをモチーフにした陶器の置物を手描きで作っている会社の、来場者サービスとして始まったものですが、今では広い撮影スポットを持つ目玉となりました。個人で行く場合は有料のようです。  




私は何度も撮っているので今回はいいかな~と思ったのですが、みなさんの興奮の渦にまかれて結局撮ってもらいました(^_^;)  
マシューの格好もできるようですが、やっぱりアンですよね!! 

Cavendish Figurinesは、手描きできる職人さんたちが高齢になり引退してしまったので、もう製造はしていないそうです。名前も「Shop&Play」となっていました。
在庫がなくなるまで販売はしていますが、なくなったら、本当に終わりなんだそうです。これはものすご~くショック。私が初めてPEIを訪れてから今までずっと、見慣れてきた置物なので…寂しさがつのります。(といってもそれなりのお値段がするので私は1つしか持っていませんが…)買おうと思っている方は、在庫がなくなる前にお買い求めくださいね。  

このあと『赤毛のアン』の作者モンゴメリが、教師をしていた小学校へ向かいました。
朽ち果てていた建物を、モンゴメリの業績を伝えるために有志が募金をつのってととのえたものです。
1897~1898年まで、モンゴメリは代理教師として、このロウアー・ベデック村の小学校で教鞭をとりました。  
この場所も、家からは離れていて通えないので、モンゴメリは下宿生活をしています。
その下宿先の息子ハーマン・レア―ドにモンゴメリは恋をしてしまいます。  


モンゴメリの下宿した家は個人の所有だったので、観光客は外から眺めるだけでしたが、な、なんと!! 
去年2016年、その家が売りに出され、カフェになったという情報が!!! 
これはアンファンなら、行かなくてはいけません!!!!! 
ここでランチをしましたよ(*^_^*)

 

私はずうっと前、取材ということで、住んでいた方に特別に見せていただきましたが、その家がこうしてカフェに生まれ変わっているなんて、感無量です。
モンゴメリが使っていた部屋は2階で、自由に見ることができます。  




内装もとってもかわいいんですよ♪  
テーブルの一つには、赤毛のアンの英語のページが、テーブルクロスとして使われています。粋なはからい!!  



サラダと、クラムチャウダー、焼き立てスコーン(島の人はビスケット、と呼んでいます)付き。そしてデザートは…アンにちなんで、ラズベリーコーデュアルケーキ!!!  


ツアーのみなさんの分がずら~っと並んでいる姿が迫力があったので思わずパチリ。
このカフェは、紅茶の種類もた~くさん。好きなものを選ばせてくれて、かつ、一人一人の分をティーポットで出してくださるという丁寧さ。

大人数だったので、とても大変だったでしょうに、本当にあたたかいおもてなしをしてくださいました。  
紅茶好きにはたまらないカフェですね~。ここは絶対、また来たいと思いました!!! 
(注:その後、閉店してしまいました・・・残念でなりません(;O;))


ここでのランチにだいぶ時間が取られてしまったので…次のサマーサイドは時間を短縮。
『アンの幸福』で、アンが下宿した塔を持つ柳風荘をイメージさせる、塔のある家を見たら、急ぎ、今日の最終目的地ビデフォード牧師館へ車を走らせます。  

モンゴメリは3つの小学校で子どもたちを教えました。ビデフォード、ベルモント、そして先ほど見学したロウアー・ベデックという順番です。

ビデフォードは初めて教師を務めた地。ビデフォード牧師館に下宿しました。
子どもたちの生き生きした様子、思わず笑ってしまう回答など、モンゴメリは日記に教師生活を事細かに書き残しています。
『アンの青春』で、アンは小学校の先生になりますが、その背景にはモンゴメリ自身の教師生活が色濃く反映されているのですね。  

この牧師館も、朽ち果てていたのを、有志がきれいに修復復元したもの。
アンファン、モンゴメリファン、地元の人々の努力があってこそ、楽しい観光ができるのだと、感謝の気持ちでいっぱいです。  

このビデフォード牧師館は、シャーロットタウンからは片道2時間ほどかかる遠方のため、1~2日しか滞在しない観光客はなかなか来れないところなのですが、私のツアーでは丸4日をあてているので、アン関連、モンゴメリ関連の場所はすべて網羅しています。

アンのファンの方々には、ぜひ、島での滞在を少なくとも3日はあてて、ぜひともこちらまで、足をのばしていただきたいなと思います(^◇^)  

シャーロットタウンへ帰るバスの中は、もちろん、みなさんお休みタイム。
楽しいツアーの一日目は、無事終了です。 

(旅行日記はその6へつづく) 

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2017年7月3日月曜日

プリンス・エドワード島ツアー日記 その4

私が同行解説するプリンス・エドワード島ツアー2017日記。

その1

その2

その3


ファーマーズマーケットをあとにし、次はヴィクトリアへ。

ここは私が大好きな場所なので、ツアーでは必ず訪ねていただくよう、お願いしています。 

夏休み前の、天気が続く6月は、道路工事の時期。雪でデコボコになった道路を、あちこちでなおしており、時には渋滞になることも。
そういう情報をちゃんとつかんでくださり、ガイドさんとドライバーさんは、工事個所を避けて、スムーズに目的地に行くように気を配ってくださいます。
 




そして、赤土や、ルーピンがきれいな場所もちゃんと通ってくださり、車を降りての撮影タイムも♪ 
2年前より時期の早いツアーですが、ルーピンは、2年前と同様、ちょうど満開だったんです。なんという幸運! 

その年の天候で、必ず満開の時期に当たるとは限らないので、ほんと、自分で言うのもなんですが(^_^;) 私のツアーは恵まれています。





  

ヴィクトリアは、漢字の「田」のかたちになっている、ちっちゃな漁村。
これ!といった見どころはないのですが、その、何もないところ、景色が美しい、静かなかわいらしさのあるところが気に入っています。
私だけの秘密の場所という勝手な認識でいましたが(^_^;)、最近、かわいらしい村ということで、観光客がよく訪れるようになったとのこと。

2年前のツアーで、大きな観光バスが停まっているのを見てびっくりしました。  
でも、だからといって変に背伸びする様子もなく、以前とほぼ変わらないヴィクトリア。むしろ、村の人々はせっかく訪ねてくれる観光客のために、積極的に家や庭先をきれいに整えているそうです。何気ない風景が、とても気持ちがいいのは、そのためなんですね。 


上の写真のギャラリーは、銅版画作家のお店。
ずっと前、私は友達と一緒に、ここで版画を買いました。25年たった今も作品を生み続けておられたのを見てうれしくなりましたよ。
今の作品のモチーフは、もっぱら、この看板にある”うさぎ”。うさぎ好きなら必見です! 

このギャラリーを見ていたので、チョコレートショップに立ち寄る時間がなくなってしまいました…。
この村で作られているハンドメイドのチョコレート。お店もとってもかわいらしいんですよ。ホットチョコレートも人気です、とご説明していたので、しっかりホットチョコレートをテイクアウトで買ってこられたお客様もいらっしゃいました。

私も次回は絶対に買おう!! 

(旅行日記はその5へつづく) 


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2017年7月2日日曜日

プリンス・エドワード島ツアー日記 その3

私が同行解説するプリンス・エドワード島ツアー2017日記。

その1

その2

前回も今回も、ツアーは7日間ですが、日本とカナダとの往復移動で3日取られてしまうため、プリンス・エドワード島での滞在は丸4日。

この島だけに滞在するうえ、ツアー内容は私が島に住んでいた経験を生かして立てており、私も同行解説するので、他にはないツアーになっていると自負しています。  

2年前のツアーも、今回のツアーも、滞在時期や曜日も違うため、まったく同じ内容とはいきませんが、どちらも、そして今後またツアーをする際にも、その時のベストを尽くしていることは誓って言えます。
(今回のツアー日記には、前回行っていないところを中心に掲載しているので、今回のほうがよいツアーのように見えるかもしれませんが、それは違います。誤解ないようにとお断りしておきますm(__)m)  

さて、深夜到着から一夜明けました。
ガイドさんから、このところずっと雨が続いていて、私たちの滞在期間も雨という予報だったそうですが、起きてみたらよい天気!!! 
強力な晴れ女(男)が揃ったのかもしれません(^^ゞ 

参加者さんは朝から精力的にホテルの周りを散策された様子。
体調を崩されている方もなく、ほっとしました。  

PEI(プリンス・エドワード・アイランドの略)初日は、島の西部を観光します。  

開催期間が限られているうえ、水曜と土曜しかやっていないので、前回は残念ながら行けなかったところ。島の特産品、島民のハンドメイド商品が販売されています。







上の写真のいちご、参加者さんが食べたところ、想像以上にえぐみと酸味があったとのこと。ガイドさんに聞いたところ、今年はまだ島のいちごは適期になっていないので(雨が多くて)、並んでいたのはおそらく隣りの州ノヴァ・スコシアのものではないか、とのこと。みなさんが心待ちにしているので、早く並べなくてはと、ノヴァ・スコシアからもってきたのだろうということでした。  

朝摘みのいちごは、夏のファーマーズ・マーケットの目玉ともいえます。
ワーキングホリデー制度で島に住んでいた頃、いちご摘みのアルバイトをしたことが思い出されます。
朝4時とか5時に農場へ行き、おこづかい稼ぎの子どもたちと一緒にいちごを摘むんですが、子どもたちはつまみ食いばかりして量がまったくはかどりません。
写真の器に山盛り摘んで、いただけるお金は日本円で30円程度。
ガイドさんに聞いたら、それは今もほぼ同じですね~ということでした(@_@;) 

稼ぎたい人には向かないアルバイトではありましたが、朝露にぬれたピカピカしたいちごを、いくらでもつまみ食いできる(!)のは、魅力でした。  




このファーマーズでの私のお目当ては「Lady Baker's Tea Trolley」という紅茶屋さん。2006年にできたお店なので、私が住んでいた時にはもちろんなかったです。キャサリンさんというオーナーさんが、若い頃のお茶飲み友達だった”レディ・ベーカー”さんを偲んで立ち上げたと、ホームページに書いてあります。
オリジナルのブレンドだということや、お土産に買いやすい小さいサイズでも売っているのもGOOD♪ 
    




上の写真、パッケージの裏はこんなふうになっています。  

赤毛のアンのシルエットが描かれたパッケージの紅茶は、切手を貼って送れるようになっているアイデアがいいですね♪ 

ツアーの参加者さんもたくさん買っていかれましたよ~(後日、グリーンゲイブルズ郵便局から日本の家族やお友達に送ってられました。この郵便局から出すとアンのスタンプを押してもらえるのでさらに喜ばれますよ)(*^_^*) 

紅茶は小さくて、軽くて、値段も手ごろなので、お土産にいいですよね~と、参加者さんの感想。そうなんですね、お茶はお土産には最適なんですよね。  

次の観光があるので、残念ながらイートインする時間がつくれませんでしたが、個人で行かれる方はぜひ、ファーマーズで食べたり飲んだり、おしゃべりしたりして過ごしてくださいね~。
ダウンタウンからは歩くと30分以上かかりますが、なんと、今はバスが走っているので便利になりましたよ(バスについてはまた追って書きます)。 

(旅行日記はその4へつづく) 


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2017年7月1日土曜日

プリンス・エドワード島ツアー日記 その2

私が同行解説するプリンス・エドワード島ツアー2017。
その1 の続きです。

赤毛のアン
の舞台になった、カナダのプリンス・エドワード島は、カナダの大西洋側(東海岸)にある小さな島です。
日本との時差は12時間、ちょうど真反対。
地球儀で見ても、日本のちょうど反対側にあるんです。  

飛行機で行く場合の最短ルートは、成田(又は羽田)―トロント―シャーロットタウン(島の国際空港)。
真夜中にはなってしまいますが、その日のうちに(正確に言うと12時半過ぎの到着になるので翌日ではありますが)島に入ることができます。
夜中にホテルに到着したらあとは寝るだけなので、時差ボケ解消にもいいかもしれませんし、翌日は元気に朝から観光ができます。  

カナダでは少額でもクレジットカードが使えて、手数料も取らないので、ツアーの場合は特に、現金はほぼ必要ありません。
ベッドメーキングの方へのチップと、レストランでアルコールを頼む場合にだけ現金となるので、現金への換金は1万円でいいのでは、ということで、ツアーの参加者さんの分をまとめてトロント空港で換金しました。(手数料も人数割りできるので安くすみますしね)  

現在のカナダドルのレートは、1ドル=87円くらいですが、おお! 
換金となると、1ドル=101円でした!!! 
よくないですね~仕方がありませんが…。  

今回のツアーは参加者さまの人数が多かったこともあり、日本から添乗員さんがついてくださいました。なんという心強いこと。
私はカナダに行く途中に起こりうる問題には本当に不慣れで……あわあわしてしまいますので(・_・;)  

今回のプリンス・エドワード島現地ガイドさんは、2年前と同じMさんをお願いしました。お話も、お人柄もとてもよい方で、私も気負うことなく自然に一緒にガイドができたので、今回も安心!  

ツアーの内容(観光するところ、ホテル、レストラン等、すべて)は、私の方でアレンジさせていただいているので、他のツアーとは違う部分もあり、それが私のツアーの特徴ともなっているところです。通
常ツアーには入らないところを入れてもらうなど、無理もお願いしているのですが、快く受けていただいて、本当にありがたいことです。



今回、シャーロットタウンのホテルは「ザ・グレート・ジョージ」をお願いしました。
2年前は予約が取れなかったので、今回こそ!!と、早くに予約を入れていただいたのです。
このホテルは2014年、BS日テレ『ホテルの窓から』という番組で取り上げられました。私が島に住んでいた時はまだホテルではなかったので、私自身も泊まったことはなく、番組を見て、ツアーのみなさんにはぜひここに泊まっていただこう!!と思っていたのです。
その希望が叶い、うれしい限りです。  

今回は人数も多かったので、何名かは別館にお泊まりいただくことになってしまいました(私も別館でした)。
別館ももちろん素敵ですが、テレビで取り上げたのは本館のほうのお部屋です。
参加者さまのお一人がまさにそのお部屋に泊まられていて、中を見せていただきました(^O^)/




窓から教会が見えるお部屋と言えば、番組で取り上げたお部屋に泊まれると思いますので、ご興味のある方はぜひどうぞ~♪  

(旅行日記はその3へつづく) 


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2017年6月30日金曜日

プリンス・エドワード島ツアー日記 その1

2017年6月に、私が同行解説するプリンス・エドワード島ツアーが催行されました♪

今日、7月1日は、カナダ・デー(カナダの建国記念日)です!! 
毎年、この日は島のあちこちで記念のお祭りがあるので、私が企画するプリンス・エドワード島ツアーは、この日をまたぐように企画をしていたのですが、今年はホテルが取れず、前倒しになってしまいました。 

なぜホテルが取れなかったのかというと、今年のカナダ・デーは特別だからなのです。  
特別――カナダ建国150周年にあたる年なんです! 



北アメリカにあったイギリスの各植民地が、一つになって強い国(のちのカナダ)を作りましょう、という会議が重ねられ、ついに1867年、自治領カナダが誕生しました。
現在は独立国家ですが(1931年に独立国家となる)、今でもカナダはイギリス連邦(Commonwealth of Nations)の一員です。

アメリカが独立戦争を起こして独立したのに対し、カナダは隣りに位置しますが、アメリカとは違ってイギリスの傘の下にとどまることを選んだのです。 

町には「カナダ150」の文字やロゴがあふれていました。国ができてまだ150年。カナダは新しい国なんです。 







シャーロットタウンのコンフェデレーションセンターには、それを示す大きな飾りが。

会議に参加した各植民地の代表者は、カナダ建国の父、と呼ばれています。
そしてカナダの初代首相になった人が、ジョージ・マクドナルド。
『赤毛のアン』の作者・モンゴメリの父方の祖父は、プリンス・エドワード島の州議員だったので、モンゴメリは少女の頃、祖父と一緒にマクドナルドと同じ列車に乗る幸運に恵まれたんですよ。


シャーロットタウンの町中にあるこの像が、ジョージ・マクドナルドさん。
この写真は2年前のツアーの時ので、ちょうどカナダ・デーだったので手に誰かがカナダの旗を握らせていましたよ。 

2年前のツアーでは、こんな文字も置いてあったんですよ↓  


今回の「1867(年)」から3年前、「1864(年)」というのは、一つに国になりましょう、という記念すべき第一回目の会議が開かれた年。
その会議は、なんとこのプリンス・エドワード島で開かれたんです!! 

だから。プリンス・エドワード島は”カナダ発祥の地”を観光の売りにしています! 
この数字の後ろに移っている建物「州議事堂」で、建国の父たちが討議を行ったんです!! 州議事堂は現在、修復工事が行われており、今回はフェンスに囲まれて中が見えなくなってしました↓  



フェンスの間から写真を撮りました(^_^;) 
工事が完了するのは2020年の予定。東京オリンピックの年ですね~。 

こんなふうに、大々的に建国記念日をお祝いしていますが、実はプリンス・エドワード島は、1867年の自治領カナダには入っていませんでした。
参加を自ら拒否したんです。

プリンス・エドワード島がカナダの仲間入りをするのは、1869年。 

ですから、プリンス・エドワード島が、カナダ建国150周年を祝っているのは、正確にいうとおかしい!!んです(^_^;)  
が、そこはおおざっぱな(?)、いや、おおらかなプリンス・エドワード島。 
こういうところ、嫌いじゃありません~~~(笑) 

そういえば、私はカナダ建国125周年の時も、島にいたんでした。
節目の年にここにいられたというのはうれしいことなのですが、経過した年月を感じずにはいられません…。

 (ツアー日記はその2へ続く)




2017年6月1日木曜日

お茶の輸出用ラベル「蘭字」♪

静岡県菊川市で2017年6月21日(水)まで行われている「菊川おんぱく~音と緑の博覧会~」での、講演会に参加してきました♪

  「海を渡った菊川茶」と題した講演会で、以前から行きたいと思っていた赤レンガ倉庫の中での講演会だったので、とてもわくわくしましたよ。 




このレンガ倉庫は、菊川市内で初の国の登録文化財として登録されたもの。
もともとは、明治33年に建てられた、富士製茶の工場です。

製茶と日本茶の輸出に大きく貢献した原崎源作さんが建てられました。
原崎さんは、日本茶を輸出するには外国人商人を介していてはだめだと、自らアメリカへ行き、サンフランシスコ支店をつくります。  

外国商館によるお茶の再製工場で働いていた女工たちの過酷な労働を見て、再製機械の開発を手掛け、特許を取得しました。
そんな原崎さんの偉業も交えてのお話はとても興味深いものでした。  

原崎さんのひ孫にあたる方が、原崎さんがずっとつけていた日記も現在、解読(大変な達筆だったそうで…)されているとのお話も。
それが読めるようになったら、郷土史や、茶業史がもっと解明されることでしょう!  

さて、蘭字というのは、輸出茶ラベルのことをさします。
今回は、富士製茶ゆかりの蘭字が200枚ほど、あらたに発見され、それがこの倉庫内に展示されていることと、その蘭字の資料についての詳しい説明でした。  

蘭字のお話は、浜松の平野美術館や、清水のフェルケール博物館などで、今までも何回も聞いていますが、その時によってテーマが変わり、何度聞いてもおもしろく、まだまだ解明されていないことがたくさんあり、研究されている井出先生や吉野亜湖さんの今後の成果を蔭ながら応援している私です。

吉野亜湖さんがこの時の講演会のことを書かれていますのでそちらも読んでみてください。

公益社団法人日本茶業中央会のHPにも蘭字について書かれていますので見てみてくださいね。

2017年5月29日月曜日

英国ファンタジーのお茶会@東京

先週、お世話になっている日暮里の「Cha Tea紅茶教室」さんで、英国ファンタジーのセミナーをさせていただきました(^O^)/  

2017年2月の「旅の本屋のまど」さんでの英国ファンタジーのトークイベントにご参加くださって、ぜひお教室でも!とお声をかけていただきました。本当にありがたいことです。



『図説 英国ファンタジーの世界』(河出書房新社)でご紹介したすべての作品をお話しすることはできないので…4人に絞ってお話をさせていただきました。

私の一押しのアリソン・アトリー、まだまだ日本では知られていないようで…そうなると俄然燃えてしまい(笑)熱く語ってしまいました(^_^;) 

特におすすめは『時の旅人』(岩波少年文庫)!!! 
テューダー朝にタイムスリップするお話。
イギリス好き、テューダー朝好きの方はもちろん、ハーブもたくさん出てくるので、ガーデニング好きの方にも読んでいただきたいな~。


セミナーの最後はティータイム。
ハリー・ポッターや、秘密の花園などの物語にも登場する、クランペットを出していただきました。
もちもちの、おいしいクランペット!!!に、みなさん大満足されていました~。

 


上の写真は別の日の打ち合わせの時のものですが、Cha Teaさんにはお仕事柄、たーくさんのすてきな茶器が揃っていて、今日はどんな茶器が出てくるのかな~という楽しみもあるんです♪ 

日常生活に紅茶や茶器を自然に取り入れていて…こんなふうになりたい~といつも思うんです。  

そして翌日は、東京ビッグサイトで開かれていた「カフェ&喫茶ショー」へ。
Cha Teaさんが「国産紅茶の未来」と題したセミナーをされるということで、私もちょこっとお手伝いをさせていただきました。
講師として名前や写真がパンフレットに載っているのが恥ずかしいくらい、私は本当にお手伝いです(^_^;) 

とはいえ、講師ということで、休憩にはVIPルームを使わせてもらっちゃいました!(きゃー(^◇^))  

お茶関係のブースを中心に回りましたが、ストレートティーというよりもフレーバーがかなり多かったです。
フレーバーになると組み合わせも無限なので、そちらに人気が寄っているのでしょうか。 

セミナーは、こじんまりと…なんてお話していたのですが、当日ご参加がどどっと増えて、32名も! 
Cha Tea主催の立川さんの、ほれぼれとする見事なセミナーを横で聞くことができ、自分の立場を忘れてしまうほどでした(^^ゞ 勉強になります。  

日本全国の10種類の国産紅茶のテイスティングは、みなさん真剣!!
最後に気に入った2つに挙手をしてもらいましたが、香りが高いものに集中していたものの、ほぼばらけていたので、やはり嗜好品なんだな~と、感じました。  

Cha Teaさん、二日間、大変お世話になり、ありがとうございました。
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございます。
みなさまのおかげで私自身も楽しい時間と、新しい発見がありました。ご縁に感謝m(__)m