2019年6月28日金曜日

ニューイングランドツアー日記 その7(ターシャ・テューダーの庭)








2019年6月13日(木)雨 

ターシャ・テューダーの庭を訪ねる日。願いは叶わず、この日は朝から雨でした。
が、これも神様のおはからい。現実大肯定。 

ボストンのあるマサチューセッツ州から、隣りのバーモント州へと向かいます。 

ニューイングランドというのは、アメリカ北東部の6州(メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネティカット州)の総称なんだそうです。 

1614年ロンドンの商人数人が渡来し、そのときの船長ジョン・スミスが「ニューイングランド」と名づけたと、事典にあります。 

「ピルグリム・ファーザーズ」と呼ばれる清教徒たちがメイフラワー号でアメリカにたどり着いたのは1620年。それ以降、フランス人、ドイツ人なども移住しました。 

ターシャ・テューダーの庭は、ターシャが、住みたかったバーモント州で、縁あって1971年に購入した約30万坪(東京ドーム約20個分!)という広さの土地にあります。

家と納屋は、新たに建てるものの、古く見えるようにしてほしいというターシャの願いを聞いて、息子のセスさんが建てたんだそうです。

ターシャは、自身がなぜか惹かれる1830年代の暮らしを実践していたので、それに調和する古さのある家が欲しかったというのは納得できますね。 
通称「コーギー・コテッジ」。 

ウェルシュ・コーギーが主人公の絵本をターシャは何冊か出版していますが、自分の家でも飼っていたので、その名前をつけたんですね! 

そうすると、私の家は「ヨーキー・コテッジ」だわ♪♪
名前負けしているふつ~の家だけど(;^_^A 

途中、おトイレ休憩を入れて、バスで走ること約3時間。
地図で見るとそんなに時間がかかるようには見えませんが、アメリカって本当に広いなあと感じます。 
携帯電話の電波が通じないほどの山奥だと、ガイドさん。
住所は非公開らしく、以前ご案内したことがあるというガイドさんの記憶と、目印を書いたメモを頼りに、森の中をさまよい、なんとか、到着。

傘をさしたセスさんがわかりやすい場所で待っていてくださいました。 
バスを降りた途端、蚊がわあ~~~っと寄ってきます。雨なのでまだ少ないほうだとか。

私はプリンス・エドワード島での生活で、いくら北の極寒の地域でも、蚊はちゃんと生息していることは経験済み。
蚊よけスプレーを持参し、バスの中でみなさんにもお回ししました(笑) 

私たちのツアーは、ランチ込みでお願いしていました。
着いたのはお昼近くだったので、まずはランチ。
当初は外のベンチで、ということでしたが、雨で、肌寒かったためか、家の中にテーブルを用意してくださって、そこでいただけることに。ありがたい!! 


この建物は事務所だそうです。大勢のお客様が訪れた時に一旦集まってもらう場所が必要ですし、グッズを販売したりお手洗いなどの施設も必要なので、そのために建てられたようです。 



入ってすぐの薪ストーブのあるお部屋に現れたのは、エイミーさん!(ターシャの孫ウィンズローさんの奥様) 
NHKの番組で見て知っていても、実際に見ると本当にかわいい!!女優さんみたい!!  

サンドイッチやフルーツ、スイーツなどをたっぷり、用意してくださいました。
どれもとてもおいしかったです! 
グッズ売り場も、とってもかわいらしくて、食べるのもそこそこに、どれを買おうか物色しちゃいました(笑) 



 

旅行記はつづく