少しでも早い復旧をお祈りしています。
先週の土曜日(2019年10月12日)、久留米市美術館さんで11月4日まで開催中の『タータン 伝統と革新のデザイン』展にて、「タータンの魅力」と題した講演会をさせていただきました!
台風19号が接近していたので、どのくらいのお客様がご参加くださるか、心配でしたが、会場がいっぱいになるほどの方々に聴いていただくことができました。
あいにくの天候の中、足をお運びくださいまして、ありがとうございました<(_ _)>
タータン好きの方とお話をすることができて、私自身もとても楽しかったです(#^.^#)
タータン展は、昨年2018年は神戸、東京で開催し、今年の春には岩手で。
そして久留米へと巡回。
どの会場でも呼んでいただき、講演会をさせていただくことができたこと、おかげさまで、ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
久留米市美術館さんをお訪ねするのは初めてでした。
西鉄久留米駅から歩いて約15分。緑あふれる公園の中にあります。
途中、いつものように、マンホールチェック(笑)
九州一の大河「筑後川」とその周囲に広がる「筑紫平野」、そして市の南東部に位置する「耳納連山」に市の花である「久留米ツツジ」がデザインされているそうです。
江戸時代後期1800年頃、久留米藩の城下に生まれた井上伝(1788年-1869年)という13歳の少女により考案された、先染め織物。
木綿の糸を麻で括り、藍染めして斑模様を作り、別の染めパターンの糸を縦横に折り合わせることで、さまざまな布面を生み出す、とのこと。
公園の入り口のバス停横に、大きなタータン展の看板が。目立ちます♪
真ん中に設置されているペリカンの噴水。
いつもは水を噴き上げていますが、台風が接近するというので止まっていました(残念)。雨は降りませんでしたが、強い風が吹き荒れていました。
美術館やコンサートホール、図書館などが並ぶこの公園一帯(石橋文化センター)は、1956(昭和31)年に株式会社ブリヂストンの創業者である石橋正二郎(久留米市名誉市民)氏が、故郷である久留米市に寄贈したもの。
氏の功績を学べる記念館もあります。
今週土曜日(10月19日)から「秋のバラフェア」まつりが開催されるそうです♪♪
バラをテーマにしたイベントがいろいろあるそうですので、この期間に訪ねてみてはいかがでしょうか。
タータン展とのコラボで、タータンを身に着けてこられた方には特典があるようですよ。
もちろん、タータン展を開催している久留米市美術館でも、19日、20日は、チャームやくるみブローチを作るワークショップも開催しますので、ご参加くださいね!
講演会は午後2時からだったので、お昼は、美術館となりの「楽水亭(カフェ&ギャラリーショップ)」さんにていただきました。
窓から美しい日本庭園が望める、落ち着きのある空間です。
私はスコーンを頼みました!サクッとしていておいしかったです。
さて、タータン展のほうは、同じ展示物であっても、展示する場所によって、展示方法などが変わるので、毎回新鮮です。
フォトスポットも、美術館によって違っています。久留米さんのほうでは二か所。
会場入ってすぐのところにあるのが、タータンがまきつけられた円柱が並ぶフォトスポット。 展示の最後にあるのがこちら。
堂々とタータンバックにタータン・ファッションショーをやっても!?
タータン展は、世界中探しても、こんなに大きな規模でやった場所はどこにもありません!日本が世界で初めて。
英国王室専用の「バルモラル・タータン」も、実物が展示されています(王室の許可を得て、初めて海を渡って公開された画期的な出来事なんですよ)。
お待ちしています(≧▽≦)
ギフトショップでは、私の4冊のタータン本を販売していただいています!
『タータンチェックの文化史』(白水社)は、残部わずかです。
『スコットランド タータンチェック紀行』(産業編集センター)は、スコットランドをタータンをテーマに旅行するガイドブック的な本で、カラー写真がいっぱい!
そして『図説タータンチェックの歴史』(河出書房新社)は、文字がいっぱいですが、タータンの知識をつけたい方にはおすすめ、クランタータンも網羅しています。
どれも、同じことは書いていませんので、揃えていただけたら嬉しいです(^^♪