本好きにとってはうれしいことですが、コロナで図書館がクローズしているのがうらめしいです…(;O;)
クローズする前に図書館から借りた、大好きなイラストレーター田村セツコさんの『おちゃめな老後』(WAVE出版)。
エッセイです。おちゃめとは、むじゃきで愛らしいという意味ですが、セツコさんの言うおちゃめは――ものごとを難しく考えないで生きる姿勢の事――だと書いてあります。
その通り、ご高齢でありながら、精力的に仕事をこなすセツコさんの生き方がやさしい言葉で書いてあって…ただのエッセイではない、これが奥が深い!!
ご病気になった妹さんとお母様の二人をご自宅で6年間介護されていたお話は知っていましたが、ものごとを難しく考えない、というのは介護の現場ではなかなかできないことだろうと思うんです。
でも、セツコさんは大変なことも明るく受け止め、幸せだった、守ってもらったのは自分のほうだとおっしゃる。
なかなか言えませんよね…。
人と比べない
自分を信じてあげよう
笑顔がハッピーをつれてくる
謙虚に
感謝を忘れない
セツコさんから言われるとスウッ~って、心に入ってくるんですよね。
去年の7月、セツコさんの日帰りバスツアーに私、参加させていただいたのですが、実際にお目にかかってお話をさせていただいて、セツコさんのお人柄が、みんなに元気をくれるのだということを実感。
私もこんなふうに年を取りたい!と思いました。
コロナでいろいろ大変だけど、乗り切ってまたセツコさんのツアーに参加したい!! 去
年のバスツアーの日記はこちら。
おちゃめつながりで…エニード・ブライトンの作品も読みました。
イギリスの有名な女性児童文学作家ですが、実は読んだことがなかったのです。
まずは写真にもうつっている、『おちゃめなふたご』
こちら、田村セツコさんが挿絵を描かれています!!
双子の姉妹の、寄宿学校での生活を描いた学園もの。これが……期待していた以上におもしろかった!!
すぐに、続きの『おちゃめなふたごの秘密』も読了。
さらに、『フェイマス・ファイブ 宝島への大冒険』、『五人と一匹(1)ミルトン屋敷の謎』もあっという間に読んでしまいました♪
どれもおもしろくて、はまってしまいました!
実に多岐に渡る本を書いているんですね~この作家は。
エニード・ブライトン(Enid Blyton:1897~1968年)は、私が大好きな作家アリソン・アトリー(『時の旅人』『グレイ・ラビット』シリーズ『チム・ラビット』シリーズなど多数執筆)がライバル視していたという作家なので、なんとなく読む気がしないできてしまいましたが…(^-^;
いやいや、これは読まなくちゃ、です(笑)
同じように子ども向けの作品を、数多く書いている女性作家ということで似ている気がしないでもないですが、実は全然違う色の作品を書くので、アトリーがライバル視するのはおかどちがい。
たぶん、売れっ子作家だったので、やっかんでいたのではないかしら…。
エニードが、アトリーが住んでいたベコンズフィールドという同じ町に住んでいたことも影響したのかな。
二人は一度、会ったことがあるようですが、アトリーは近しくすることはなかったのです。
2009年に、「エニード」という映画がつくられたそうです。エニード役はヘレナ・ボナム=カーター。うーん、観たい……。
なぜ日本で公開してくれない…?
エニードの作品は日本でもたくさん翻訳されているのにな。
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