2020年9月26日土曜日

おしゃれなイグサ雑貨

昨日、地元静岡の夕方のTV番組で、焼津市の松葉畳店さんが、畳文化を絶やしたくないと、イグサを使ったおしゃれな雑貨を販売していると、やっていました。

畳店の三姉妹の末娘さんが、会社勤めをやめ、一念発起で始められたとのこと。 
イグサや畳べりを使ったポーチや、ブックカバー、コースター、名刺入れ、バッグ……などをオリジナルでデザインして販売。 

イグサは、香りもよく、調湿性があり、日本が古来から使っているすばらしい天然素材。 
畳って、中国由来じゃなくて、日本独自の文化なんだそうです!! 

松葉畳店さんの雑貨の中に、20~30センチくらいの、私も買って持っている小さい畳を見つけました♪ 
松葉さんのことはテレビで初めて知ったので、私が持っているのは、岡山でお土産として買ってきたものですが↓ 


大きい2枚(25×35cm)は、倉敷で買ったもの。 
一番上の小さいのは、たしか…だいぶ前、備前で買った気がします。
寝るときの、メガネ置きとしてちょうどいいので、ずっと愛用しています。

へりの模様が、チェックだったのにビビッときて!!
ほら、私、チェックばかですから…(笑) 
チェックの布地は、畳専用の畳縁(たたみべり=畳の縁に付ける帯状のもの)ではありません。
大きい2枚は、畳縁がちゃんと使ってありますが。 

今、畳縁も、いろいろな柄があるんですよねー。
それに、畳自体の色も、写真のように、カラフルになってるんです。
おしゃれですよね。 

岡山県は、1960年代後半まで、日本一のイグサの生産量を誇っていたそうです。
気候のよさや干拓地の影響らしいです。でも今は衰退。 
現在、日本の畳表の80%は輸入物。残り20%が国産ということになりますが、国内90%以上のシェアを誇っているのは熊本県で、高齢化、跡継ぎ問題でどんどんイグサ農家さんが減っているそうです。 

松葉畳店は、国内のイグサ農家さんを応援しているとのことなので、松葉さんの商品を買うということは、日本国内の産業を守ることにもつながるんですね。 


畳表と、畳べりは、作っている人が違います。
上の写真の左にうつっているのが、畳べり。しっかりと織られたリボンのようなもの。畳のふちを、くるっとおおうんですね。

私が買った、写真の畳べりは、リバーシブルです(^^♪ 
この畳べりも、写真の大きい2枚の畳も、倉敷美観地区にある、畳べりシェア日本一の織元・高田織物さんのファクトリーショップ「FLAT」で買いました。一目ぼれです(≧▽≦) おまけにセールだったの~~~!!!(オバチャンはセール大好きです) 

お店にはそれはた~くさんの種類の畳べりが並んでいて、デザインも素敵。
伝統模様だけでなく、キティちゃんの柄や、お子さんが喜びそうな動物柄、花柄……などなど。古臭いという印象の畳べりの印象ががらりとかわりました。 

畳べりだけで、バッグやお財布や、いろいろなものを作って販売もされていて、なるほど~アイデア次第でいろいろなことに使えることがわかって、すごく楽しかったです! 

畳べりだけ売ってもいるので、好きな畳べりを買って、自分で好きなように使えたり仕立てられるのは、布地やリボンと同じですね。

松葉畳店さんも、畳べりを上手に使って雑貨を作っていますよね。 
私の好きなチェック柄の畳べりを探しましたが…あれ、ない!アーガイル模様はありましたが…。

チェック柄は誰もが好きなので、ぜひ作ってほしいな~!! 
もちろん、畳べり専用のチェックでなくても、私がメガネ置きとして使っている小畳のように、違うチェックの布地を使ってもいいんですよ~。 

私、タータンの布地はやまのように持っているので(^^; 
オーダーで作ってもらおうかな? 異素材コラボ、流行ってますしね~。 



 
お雛様とか兜とか、日本の行事に使うものを置くのに使ったり、お花を活けた花瓶を置いたり、上の写真のように、テーブルクロスのような役割をしても美しく…。 

ちょうど一人分の食事を乗せられる大きさなので、ランチョンマットの代わりになるんですよね~。
高さがあってしっかりしているので、お盆にもなるので、料理を乗せたまま、テーブルまで持って行けるし…。 

あると何かと便利な小畳です。 
イグサ雑貨はとっても興味があるので、お店に行って、実際に見てみたいと思います(#^^#)