2020年9月2日水曜日

直虎と姫様

先日の日記の続きです。 

車を停めた「浜松市地域遺産センター」も、今回初めて訪れる場所。 
浜松に残された文化遺産の保存・活用事業を行う施設だそうで、文化財の魅力を伝える展示や講座などを開催しているそうです。 

そんなわけで、展示を見てきました! 
私は古墳や、遺跡、発掘された埴輪や銅鏡などにすごく興味があるので、展示もおもしろかったです。 
浜松市内にこんなにたくさんの古墳があるとは思わなかった。我が家のそばにもあった…!!小さい円墳が。 


 
物販コーナーには、古墳型のポストイットや、古墳クリップ、縄文や弥生マステ、古墳や埴輪マステなんかも売ってて、私はテンションあがっちゃいましたよ!! 

古墳グッズが密かに人気があるって、以前テレビで見たんですが、売っているのを見たことがなかったので、思わず全部買っちゃいそうになったけど、いやいや、待て待て。いっぱいあるでしょ、と、ブレーキをかけ(笑)
クリップとブックレットだけ買ってきました。 

発掘調査、発掘品の調査研究、保護、展示など、文化財の保存や管理はすごく地道で、大変な仕事なんですよね。
でも、意義のある仕事でもあるので、私、昔、そういう仕事に就きたいと思ったことがあります。 

2017年に放送された大河ドラマ『おんな城主直虎』のメモリアル展示もありました。
懐かしい!!!
直虎のことは知らなかったけど(浜松市民のほとんどが、直虎って誰?だったと思います…(^-^;)、ちゃんと全話、観ましたよ!!! 

直虎の生涯、当時の歴史がプロジェクションマッピングを用いてわかりやすく伝える工夫がされていました。 
ドラマの題字の本物の書が飾られていたし、出演者が写っている写真も…。
三浦春馬さん、直親(なおちか)役で出演されていましたね…。 

大河放映時に作られた、直虎のふるさと井伊谷マップもありました。
これはとてもわかりやすい。まだまだ行ったことのない場所があるので、時間を見つけて訪ねてみたいと思います。 


 
一階の、直虎の記念撮影コーナー。
写真左隅にある、兜や甲冑をつけて、ここで写真が撮れるようになっていましたよ。 

遺産センターを満喫したあとは、銘菓「姫様スティック」を買いに、気賀外山本店へ。
創業明治18年という老舗菓子店です。

以前、お友だちに連れて行ってもらってこのお菓子を買って食べたのですが、アーモンド好きの私をとりこにしたおいしいお菓子でした。 


いちごジャムをはさんだスポンジが層になっている、上品なお菓子。 



アーモンドのお菓子はもう一つ「姫様千両」もあり、こちらはサクサク感のあるクッキーです。こちらもおいしい♪ 
今回は贈答用に、「姫様千両」との詰め合わせを買いました。 


 
まだ食べたことのないお菓子を味見したいと、「関所どら」と「姫様もなか」を購入してみました。
姫様が乗ったお籠の形をしているもなかは、甘みを引き立てるゆかりが入っていてなかなかおいしかったです。 

関所どらは、気賀の関所からの命名。関所のあった気賀宿は、浜名湖の北岸を迂回する、東海道の脇街道の宿場です。 
現在は「姫街道」という名前で親しまれていますが、街道をこの名前で呼び始めたのは、幕末ごろからといわれています。 

なぜ、かわいらしい「姫街道」という名がついたのかにはいくつか理由があるようです。 

*女性が新居の関所の厳しい取り調べを避けた。 
*女性が浜名湖を渡る危険な渡船を避けた。 
*浜名湖にある新居関所は別名「今切関所」といい、今切が不吉な言葉なので女性が避けた。 
*東海道を男性に、脇街道を女性に見立てて、「姫」とした。 など。 

また、このあたりでは、江戸時代に公家や大名の姫様が姫街道を往来した様子を再現したお祭り「姫様道中」が、毎年4月に行われます。 
20年以上浜松に住んでいるけれど、実はまだ一度も見たことがありません(^-^; 
見たいんですけど、混雑が嫌で…。今年はコロナで中止になりました…( ;∀;) 

そんなわけで、“姫様”という名前が商品についていることが多いのです。 
直虎も、井伊家のお姫様だったんですよね(直虎は別人だったという説もありますが、お姫様だったことは確か)。 

大河のおかげで、すっかり、直虎が浜松でも市民権を得た感じがします。


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