2024年11月4日月曜日

タータンチェックのお茶会@芦屋、掛川

浜松は日中は24度くらいまで暑くなりますが、さすがに朝晩は秋らしくなりました。
タータンの洋服を着るのにいい気候です。

タータンの洋服は数年サイクルで、秋冬ファッションで爆発的に流行しますが、今年はその当たり年になっているように思います。

先日『HOME SPUN~つかう、つたえる 岩手が紡いだ100年の布~』という本を送っていただきました。
出版社は岩手日報社さん。

この本の構成&編集をされたのは、以前、タータン展でも大変お世話になった「まちの編集室」さん♪
盛岡発のミニコミ誌「てくり」を発行されています。

ホームスパンとは、(株)日本ホームスパンさんのHPから引用すると・・・

英国生まれの毛織物。家(home)で紡ぐ(spun)という言葉の通り、羊毛農家が羊の毛を自家用に紡ぎ、織ったのが始まりです。
厳選した羊毛を手で染め、手で紡ぎ、手織りでゆっくりと仕上げた織物は、柔らかく、あたたか。

現在では、手織り・手紡ぎに限らず、ハンドメイドの感覚を大切にしたツイード(太い紡毛糸で織った厚地で丈夫な織物)の一種を指し、ホームスパンと呼んでいます。

ホームスパンの技術が日本に伝えられたのは明治時代。
軍服用の毛織物の需要が高まる中、各地で緬羊飼育が奨励されました。
しかし第二次世界大戦が始まると、羊毛は軍需物資として管理され、ホームスパン生産は規制されてしまいます。

休眠状態だったホームスパンが再興したのは戦後。

国内の産地が消滅していく一方で、岩手のホームスパンは伝統産業として守られ、制作者は高品質の作品を生み出すことに力を注ぎました。

岩手県のホームスパンは、今では全国生産額の約8割を占めています。


ということで、ホームスパンについては以前、小説『雲を紡ぐ』の感想とともにブログに書かせていただきましたのでご覧ください。

この小説の舞台ももちろん岩手。
岩手はホームスパンがさかんで、羊毛から作られるタータン生地とも深いかかわりがあるので、2019年に岩手県立美術館さんで開催した「タータン展」でも、多くの方にご来場いただき、私の基調講演もたくさんの方に聞いていただきました。ありがとうございました。






この本の中で、岩手銀行創立90周年プロジェクトとして「いわぎんタータン」が作られたことが書かれてあります。
もちろん、スコットランドタータン登記所に登録されました。

いわぎんタータンを作るにあたり、私のタータン本を参考にしてくださったとのことで私へこの本を送ってくださいました。とてもうれしいです!!!

いわぎんタータン製作の過程では”神戸タータン”に尽力されたテイラーさんが関わっておられます。神戸タータン、すっかり神戸のシンボル的存在になりましたね。
グッズも次々と出ていますよね!(^^)!

いわぎんタータンも、これからさまざまな商品展開をされているのでしょうか?とてもきれいな色合いなので、楽しみにしています。

さて、知っているようで知らないタータンの魅力、秘密について、お茶会でお話をさせていただきます(●^o^●)

日程の早い順からご案内!

【タータンチェックのお茶会@芦屋】
芦屋・苦楽園の「ティーレッスンTea&Cake Midori W.」さんとコラボさせていただき、タータンチェックのお茶会をさせていただくことになりました。
奥田実紀がタータンのお話をさせていただき、みどりさんの手づくりの英国菓子、厳選したお茶数種類(スコットランドのキネトルズ茶園の稀少紅茶含む)をアフタヌーンティーとして味わえる、大変お得な内容です。

11月27日(水)15:00~ 
参加費:8,500円
場所:参加者様へ個別にお知らせいたします(芦屋駅、夙川駅からバス。または苦楽園駅から徒歩15分)

参加費が安いと思えるほどの、充実した内容にすると、先生が張り切っておられました。おなかがいっぱいになると思うので、食事抜きでお越しいただくのがよいと思います!


【タータンチェックのお茶会@掛川市】
アフタヌーンティーほど豪華にはできませんが、紅茶とお菓子をいただきながら、タータンについてお話をいたします。
12月14日(土)13:30~15:00 
参加費:2,800円(紅茶とお菓子付)
場所:カフェ&サロンSerendipity(掛川市大多郎39)

どちらもお申込みは奥田まで。


来年の話になりますが、2025年3月9日(日)、
『第4回タータンサミットin多可』(兵庫県多可郡多可町余暇村公園内)が開かれます!!

そこでタータンのお話をさせていただくことになりました。
このブログで言及させていただいたいわぎんタータンや神戸タータンなど、日本国内のタータンが集まりますよ♪
私が所属する日本スコットランド協会のタータン(JSSタータン)も見に来てくださいね!!!!


モンゴメリ生誕150周年記念赤毛のアンティー5種セットは完売となりましたが、特別にそのうちの2種をおつけする講座をNHK文化センター浜松教室さんでさせていただきます。

見逃し配信付のオンラインセミナーなので、全国どこからでも視聴できますよ♪
アンティーは郵送となりますのでお早めにお申込みください。




「赤毛のアンのティータイム」

『赤毛のアン』の時代背景は19世紀後半。当時、お茶の席を設けることは社交の一貫でもありました。物語に描かれたお茶のシーンをふり返りながら、アンの時代のティータイムについてお話します。

11月16日(土)13:30~15:00

オンライン(見逃し配信付)のお申込みはこちらから。

会場でのリアル参加はこちらから。


おうちで赤毛のアンの講座を受講できるオンデマンド講座も受付始まりました!

「赤毛のアン」の魅力再発見!


録画済の動画を視聴する講座です。
配信期間内でしたら、お好きな時にお好きなだけ見ることができます。

NHK文化センター浜松教室さんで6回シリーズで2年前に開催させていただいたもの。
今年はモンゴメリ生誕150周年ということでオンデマンドでもう一度見られるようにしていただきました!

6回シリーズはそれぞれ、違うテーマでお話をしています。
ご興味のある講座をセレクトしていただくことも可能ですが、6回まとめていただくと少し受講料がお安くなります。

入会は不要。



「赤毛のアン」の魅力再発見!【6回】


「赤毛のアン」の魅力再発見!物語の時代背景


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの物語に登場する植物


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの物語に登場する食べ物


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの物語に登場するニードルワーク


「赤毛のアン」の魅力再発見!アンの続きの話と映像化


「赤毛のアン」の魅力再発見!作者L・M・モンゴメリについて


お問合せがございましたら奥田あてに!

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携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。



これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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