2016年6月8日水曜日

2016スコットランド訪問その2

イギリスの通貨ポンドはいつも強くて、私が訪れた中で一番高かった時が1ポンド200円。今回は1ポンド160円だったので、少しは楽な旅行になるかと思いきや、物価は以前よりさらに高くなっていると感じました。

今年イギリス旅行をした知人からも、物価が高いということは聞いていて、だから今は、チップなども一切払わなくてもよくなっているのだとか。
お店が勝手にサービス料をつけて請求してくるのは仕方ないとしても、それ以外は私も払わないで通しましたが……。
ホテルも、1万円以下で泊まれるところはほぼないといってよい状態でした(>_<)  

さて、今回、泊まらせていただいたのはJury's Inn
ウェイバリー駅から歩いて3分くらいの便利な場所。無料wi-fiありました! 

また、部屋も清潔で設備も整っており、ブッフェ式の朝食も種類が豊富で充実していました。日本人に人気があると聞きましたが、確かに、納得です。

朝食メニューの中には、スコットランド名物の「ハギス」もあり、びっくり! 

私はもともとパン食は好んでしないほうで、年齢を経るに従いよけいに和食党になってきてしまったため、海外旅行がどんどんきつくなってきているのですが、スコットランドは大麦のお粥「ポリッジ」があるので、とても助かります。
数日後にロンドンへ移動したのですが、ポリッジがメニューから消えてしまったことが、とても残念でした。
スコットランドを訪れる方は、ぜひ、ポリッジを。
あちらの方はミルクや砂糖を入れて食べますが、そのまま食べるとお粥みたいでほっとしますよ(●^o^●)  



上の写真が、私が泊まった部屋からの眺め。左奥に見えるのが「アーサーズ・シート」。
一度登ってみたいのですが、まだ叶っていません。

すばらしい眺めです、が――。右手前に、建物がありますよね、ここの屋根がカモメたちの休憩所になっているらしく、なんと、朝の3時とか4時とかに、カモメの声で起こされました!! 
カモメって、すごい声で鳴くんですよ、全然かわいらしくない、さかりのついた猫のような……もうびっくりです。

時差もあるのか、一度起こされてしまうとそれからもう眠れなくなってしまい、朝7時からの朝食は一番乗りでした(^_^;)。

連泊した毎日、朝のカモメが目覚まし代わり、これにはまいりました……。  

さて、今回スコットランドで初めての経験は電車です。
今まではあちこち周遊していたので、移動が楽なレンタカーを借りていました。時刻表通りに来ないとか、停まってしまうとかいう話を聞くと、よけいに信頼できないというか……。今まで眺めるだけだったウェイバリー駅から電車に乗ってみて、思っていた以上に快適! 時刻表通りの出発(笑)! 









こちらの鉄道は自転車だけでなく、犬も乗せることができるんです。
これには驚きと同時に、うれしいサービスだなあ、と思いました。
上の写真はそのお知らせ看板。片道料金で、往復乗れます、と書いてあります。
そういえば、ロンドンでは地下鉄にも犬連れでみなさん乗っていました。しつけ、周りの理解が日本よりしっかりしているんでしょうね。

スコットランド訪問記はその3へつづく


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2016年6月7日火曜日

2016スコットランド訪問その1

2016年5月21日(土) 

パリ(シャルル・ドゴール)経由で、エディンバラに21:30到着。
フライト時間は2時間かかりません。近いですね。
入国審査も、到着時刻が夜だったこともあるのか、ヒースローに比べればずっと小さなエディンバラ空港ということもあるのか、あっという間に終了。これはうれしい!  

2009年が最後に訪ねた年なので、7年ぶりのスコットランドです。  

寒さに風邪をひくことが心配で、ダウンまで持っていきましたが、そんな心配はないくらい、快晴が続きました。朝晩は確かに肌寒くはなりますが、ダウンを着るほどではありません。
先週までは寒かったみたいですが、今週になって一気に暖かくなり、緑も待ってましたとばかりに芽吹いて、春のエネルギーが満ち溢れ、田園風景をただ眺めているだけでもその美しさに見惚れてしまうほどでした。

地元の方が「今が一番いい季節!」と絶賛していた通り、本当にいい時期に当たったと感じました。  

エディンバラでは、私の著書でご紹介したお店に、また行くことができました
『スコットランドタータンチェック紀行』(産業編集センター)
でご紹介した「ANTA」(82ページ)。

移転になっていましたので、お知らせさせていただきます。  

以前はエディンバラ城にほど近い旧市街にありましたが、新しい店舗は、ウェイバリー駅をまたいだ北側、新市街です。
119 George Street, Edinburgh, EH2 4JN 無休  

ハイランド、グラスゴー、ロンドンにも店舗があり、ハイランドの店舗にはティールームも併設されています(行きたい~!)。ホームページはこちら。 

以前は落ち着いた色味のものが多かったですが、今回お訪ねしましたら、明るい色の商品も多く、ああ、やっぱりこのみだわ~~~(^◇^)としみじみ思った次第です。



とはいえ、お値段はかなりしますので、今回も購入できたものはごくわずか。
少しずつコレクションしていくしかないな~と覚悟を決めました(^_^;)  

75ページでご紹介している「Tartan Weaving Mill」は、経営者が変わっていました。
以前は有料の博物館部分がありましたが、今はなくなり、商品販売スペースがひろ~くなっていました。
タータン衣装を着て記念撮影するコーナーは残っていて、ここだけが有料でした。  

「王室のタータン」と題した特別企画が開催されている「ホリルード宮殿」にはどうしても行きたかったのですが、なんと、ロイヤルファミリーが滞在されているとのことで、中に入ることはできませんでした。

以前、バルモラル城が、2回行って2回とも、ロイヤルファミリーの滞在で見ることができなかったことを思い出しました……。
クローズする時はHPにその旨、書いてあるので、訪れる際はチェックしてくださいね。
それにしても今回は残念無念。開催中にまたスコットランドに行くことはまず無理でしょうから……(;O;)  

訪問記はその2へつづく


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2016年6月3日金曜日

まるで英国!佐倉マナーハウス

仕事でイギリスへ。

成田空港を11:00に出る飛行機でしたが、浜松からはその日の朝に家を出るのでは間に合わないため、空港のそばのホテルに前泊しました。

これはいい機会!! お世話になっている「Cha Tea紅茶教室」さんが以前イベントをされたあの場所に、ホテルに行く前に立ち寄ってみようと決めました。

あの場所とは佐倉マナーハウスさんです! 

Burleighの食器、アンティーク雑貨のお店で、ティールームを併設しています。
Cha Teaさんのイベントの時に行きたいと思っていたのですが、予定が合わず、でもいつか!!と思っていました。

一番近い駅は京成の「志津駅」と書いてありましたが、志津駅ではタクシーは電話で呼び出さないといけなく、そのタクシーの評判もネットで見るとあまりよろしくなかったので、京成勝田台駅の100円レンタカーというものを利用してみました。
20分100円。聞いてはいたけれど利用したのは今回が初めて。

ちょっと駅から歩きますが、まあ、安いので我慢、我慢。

京成勝田台から、佐倉マナーハウスさんまで、10分もかからずに到着してしまいました!(ガソリン、全然使ってない……(^_^;))



静かな住宅地の中の、緑の森の中に建つその姿は、まさに英国!! 
うわー!!!と感動してしまいました。
ここが千葉だということを忘れてしまうほどです。




ティールームは温室のようにガラス張りで、明るく、気持ちがいい。
もちろん、頼んだのはクリームティー(スコーンと紅茶のセット)。



こちらは英国Burleigh社の食器の正規輸入代理店ということもあって、食器はもちろん、バーレイ。これから英国へ向かう私はますます気持ちが高ぶります~。


店主の方も気さくに話しかけてくださって、商品のことも丁寧に説明して下さいました! アンティーク雑貨もすてきなものがたくさんあり、見ているだけで楽しくなります。

北海道から訪れるお客様もいるとのこと、静岡県から来た私などはまったく近いものですね(^_^;) 近くにこんなお店がある方がうらやましい。
英国好きの方、ぜひ行ってみてくださいませ~。


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2016年5月20日金曜日

三日間、和紅茶イベント続きました

先週末は「世界お茶まつり2016」春の祭典が開催されました。
3年に一度の大きなお茶まつり。  

私は2016年5月13・14日と、お茶の郷会場にて、「水出しと熱湯で愉しむ和紅茶」というプログラムをやらせていただきました。
二日間、多くの方にご参加いただきましたこと、お礼を申し上げます。


茨城や神奈川などからもお茶まつりを楽しみに、来てくださった方がいらっしゃいました。ありがとうございました! 

20種類ほどある和紅茶から、お好きなものを選んでいただき、あまりなじみのないテイスティングカップで味わっていただきましたよ。
こんなにたくさん種類があるんですね~と、楽しんでいただけたようで、私もうれしいです。

全国を見渡せば、もっともっとたくさんの種類があります。
多くの方に和紅茶の魅力を味わっていただけたらと思っています。  

世界お茶まつり秋の祭典は2016年10月27(木)~30(日)まで。
私はこちらでも和紅茶セミナーをさせていただけたらと思っております~~~。詳細が決まりましたらまたブログにUPしますのでチェックしてくださいませ。  

5月15日(日)は、地元・浜松の、山間部・渋川での「渋川つつじ祭り」があり、そこでも和紅茶のテイスティングとティータイムというイベントをさせていただきました! 

一日限りのイベント(つつじ祭り自体は週末を中心に29日まで開催中!)でしたが、こちらも、遠くからはるばるお越し下さった方もいらっしゃり、感激至極です。

お忙しい中、ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。  

渋川の古い民家をカフェにした「笑庵」さんを会場に使わせていただき、お菓子も渋川の食材で作ってくださいました! 
渋川でも紅茶を作っておられる方がいらっしゃいます。
お菓子と一緒に飲んでいただいたのは、もちろん、渋川の紅茶です。









「笑庵」さん、ウコッケイを飼っておられます。
時々、元気よく鳴き、私たちの気分を明るくしてくれました。こののどかな雰囲気、いいですね~~~。

渋川は浜松から車で50分くらいで行ける癒しのカントリーですね。第二東名ができたことで、道路も整備され、行きやすくなりましたね!!  

渋川は、大いちょうの木で有名です。   
秋には黄色の葉をたくさんつけてくれるそうです。
今は――つつじが満開です。渋川つつじ祭りはまだ続いていますので、週末、おでかけになってはいかがでしょうか。





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2016年4月29日金曜日

3日(火)テレビに出演させていただきます!!

2016年5月3日(火)、4チャンネル(静岡第一テレビ)、夕方の情報番組「まるごとワイド」の、「ときめき+」というコーナーに出演をさせていただくことになりました!   

初!!! テレビ出演!!! 

ビジュアルがよくないので(^_^;) 出演をためらっておりましたが、思い切って!!!

『紅茶をめぐる静岡さんぽ』(マイルスタッフ)のご紹介をしてくださりながら、紅茶にスポットを当ててくださいました。



当初は二週連続で、ということでしたが、予定が変わりまして、3日のみの放送となりましたので、ぜひぜひ、お見逃しなく!!!! 
録画予約をされると確実です。

3日の夕方、16:53~です。  

緊張でこわばっている私の顔を見て笑わないでくださいませねー(>_<) 
いつもは眼鏡ですが、今回はせっかくのテレビなのでコンタクトを入れてがんばりましたよ~(^◇^)  

一日、収録をさせていただいたわけですが、テレビのお仕事も本当に大変なんだなと実感しました。取り上げていただき、スタッフのみなさま、ありがとうございました!!!
  


上の写真は「萬千吉茶坊」さんでの撮影の一こま。


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2016年4月22日金曜日

国産紅茶の父をしのぶお茶会

国産紅茶の父といわれた多田元吉(1829~1896)。

元吉が果たした国産紅茶への偉業をたたえ、元吉が住んでいた静岡市駿河区丸子で国産紅茶を作り始めたのが、「丸子紅茶」の村松二六さんです。  

4月2日(土)、「多田元吉翁ゆかりの品種の紅茶と包種茶(烏龍茶)を楽しむ会」が行われ、参加させていただきました。

4月2日は、多田元吉の亡くなった日ということで、いつかその日に、多田元吉をしのぶ茶会をやりたいと希望していた村松さんの思いに応えたいと、「萬千吉茶坊」さんが、多くのご協力者を得て実現されました。

多田元吉顕彰碑の前での、屋外のお茶会です。
心配していた雨もなんとか持ち、過ごしやすい日となりました。

  

私は午前に「茶菓きみくら」さんでの紅茶イベントがあったので少し遅れて行ったのですが、た~くさんの方がいらっしゃり、村松さんが満面の笑顔で、お茶について自由にお話をされていましたよ。多田元吉をしのぶ献花台も置かれていました。  

多田元吉ゆかりの茶の品種は「べにほまれ」「ただにしき」「べにふうき」「べにふき」「いずみ」とあり、それらで作った紅茶や包種茶などが、なんと13種類も出していただきました!!! 
それも、それぞれのお茶に合わせた茶器とお菓子が組み合わされて――。  

30人以上の参加者へ、これだけこだわって一つ一つのお茶を、丁寧に、おいしく出してくださるなんて、本当に感激です。
裏方のみなさんのご苦労は大変なものだったことでしょう。



ひとえに、村松さんのお人柄と、多田元吉への熱い尊敬の念、そしてそれに共感して協力を惜しまないお茶好きのみなさんの思いのたまものだと感じました。
こんなすばらしい会に参加できたこと、幸せです。みなさま、ありがとうございました。








 
二六さんの、「2」と「6」の数字で作ったクッキー。もちろん、丸子紅茶の茶葉入り♪



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2016年4月10日日曜日

赤毛のアン展、ありがとうございました!

 「永遠の赤毛のアン展」 
赤毛のアン研究家で著書を多数出版している奥田実紀と、東京でイラストレーターとして活躍している竹永絵里さんとのコラボ展

2016年4月4日(月)~4月10日(日)
10:00~18:00(最終日は17:00まで) 
期間中休みはありません。
入場無料
場所:ひでさんぎょうの美術室(浜松市東区上新屋76-1) 
駐車場:10台




 今週一週間、浜松市で開催させていただきました、「永遠の赤毛のアン展 ~奥田実紀&竹永絵里 2人展~」、無事、本日終了いたしました!!!

一日だけ大雨の日がありましたが、あとは晴れに恵まれ、多くの方にご来場いただきましたこと、心よりお礼を申し上げます。
静岡新聞さん、中日新聞さんにも取材に来ていただきました!



金曜日はトークイベントをさせていただき、遠くからお越しいただき、感激しました。
ありがとうございますm(__)m

土・日は竹永さんが東京からいらしてくださり、賑やかになりましたよ(^O^)/ 

一週間、まいにち在廊するのは大変といえば大変でしたが、多くの方にお会いし、お話ができる貴重な機会で、私としても勉強になり、今後の活力となりました。
おかげさまです。本当にありがとうございました!! 





↑ こちら、デアゴスティーニの「赤毛のアンの家」。
私はこの「赤毛のアンの家」シリーズのマガジンの数ページを担当させていただきました。
送っていただいた100号、自分で組み立てましたが・・・大変でした(*_*;




会場を貸してくださった「ひでさんぎょうの美術室」のご夫婦にも大変お世話になりました。こちらの会場は貸しギャラリーなので、今後も違う方が借りてさまざまな展示をされると思いますので、隣りの骨董屋さん同様、時々お立ち寄りくださいませ。

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