2018年4月27日金曜日

4月の台湾旅行記 その5(華山1914文創園区・永康街)

迪化街のあとに立ち寄ったのが、「華山1914文創園区」。
ここは1914年に酒と樟脳(しょうのう)の工場として建てられ、1922年に廃業。

長い間、放置されていましたが、2007年からクリエイティブでアートな空間として再開発が始まりました。 






 

工場の跡地のリノベーションとしては、台北には「松山文創園區」もあります。
こちらは1937年に建設された、台湾最初のタバコ工場(1998年に閉鎖)でした。
崋山1914よりも早くに、アートな文化施設として開発が始まったところです。
ここは時間がなくて写真をぱぱっと撮るだけしかできませんでした…。

池(タバコ工場の時からあったとか)の周りは緑が豊かで公園のよう。
都会の中のオアシスという感じです。


↑ 松山文創園區


話は”崋山”に戻ります。
広い敷地を見て回っているうちに、天気がどんどん悪くなり――きました!スコール!! やっぱり南国なんだな~と実感。

すごい雷雨なので、おとなしく小降りになるまでじっと待ちました(・_・;) 
20分くらい待って落ち着いてきたので、夕食を予定している「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の本店へと向かいました。 

「鼎泰豊」は、日本にも支店がある、小籠包で超有名な台湾料理店。
ミシュランガイドにも掲載されたそうです。
どこの店舗も連日行列で順番待ちということで、どうしようか迷っていたのですが、今回、ホテルへの送迎バスの中で、ガイドさんが、優先的に入れてもらえるミールクーポンを案内してくれたんです。
内容が決まったコース料理で、もちろん小籠包もその中の一品として含まれています。
このクーポンを持っていると、順番待ちの人がいても優先されるので、時間帯によってはほぼ並ばずに入れるというので、料金がちょっとお高かったけれど、クーポンを購入しました。 

行く時間は自由とのことで、お店に着いたのは18時過ぎ。
夕食時なのでたくさんの人が順番待ちをしていました。クーポンをスタッフの方に渡すと、本当に、すぐに席へと案内されました!!(クーポンの威力、すごし) 

外から見ると小さなお店に見えましたが、奥に長く、二階、三階もあって、私たちは二階に案内されました。
掃除も行き届いていて、気持ちがいい店内です。
そして、スタッフの人がみんな若い!!!
そして女性は美人さんで、みんなミニスカート(きゃ~)。
日本語もほぼ伝わります。 




 
小籠包のほかに、海老餃子、野菜餃子、焼売、チャーハンなどがどんどん出てきましたが、やっぱり一番おしかったのは小籠包です!!! 
その次がチャーハン。

酸辣湯(サンラータン)は、私には辛すぎました…(>_<) 
名前や評判に負けないお店だと思いました。
そのうえサービスもよく、人気があるのもうなづけます。
次回は小籠包をもっとたくさん食べたいので、並んで入ることにします! 

おなかがいっぱいになったあと、永康街(ヨンカンジェ)をぶらぶらしました。
「鼎泰豊」本店のそばの通りが永康街で、茶館やかき氷屋、雑貨屋さんなど、グルメやショッピングが楽しめるエリアです。
ガイドブックにも載っていて、2月の台湾旅行でも来て、茶藝館でお茶を楽しみました。

夕食後なので20時近くになっていましたが、まだ開いているお店が多く、観光客にはありがたいですね。
前回行ったお店も商品が新しくなっていたり。ブティックのようなお茶屋さんを見つけたりと、夜のショッピングも楽しみましたよ。 

おなかがいっぱいでしたが、今回こそ、台湾名物・タピオカミルクティーを飲みたかったので!!買いました!! 
量がありすぎて、とても一人では飲みきれなかったので、友達に手伝ってもらいました(笑) 

タピオカミルクティーは、東京の「貢茶」(台湾ティー専門店)で飲んだことがあり、味もおんなじでしたが(^_^;) 
ミルク感がやはり本場だからか、濃い感じ。 


 
夜ごはんの話になったので。
昨日の夜はどうしたかというと…。 
お茶料理を食べたくて、「竹里館」へ行ったのですが、お店が18時で終わるとは思わず、「閉店です」と言われて頭真っ白…。
困っていたら、お店の方が、同じオーナーが経営している火鍋のお店を紹介してくれました。
辛いのは苦手だと言うと、「辛くない味もありますよ。もうお店が終わったので私が連れていってあげますよ」と。なんて親切な!! 
これもご縁です。お言葉に甘えて、火鍋のお店「若荷(ルオホー)」で夕食をとったのでした。

暑かったので鍋はまったく頭になかったけれど、こちらの方は暑くても鍋を食べるそうですね。
案内してくださった女性は日本に住んだご経験もあるそうで、日本語がぺらぺら、本当に助かりましたm(__)m 

オーナーさんはベジタリアンで仏教徒だそうで、ベジタリアンでも食べられる、手軽な料金の火鍋のお店をオープンされたとのこと。
しかも茶館のようなたたずまいで、オシャレなんです。 


 
鍋のスープの味は6種類から選べます。「薬膳」と「トマト」にしました。
ベジタリアン鍋なので、具材は野菜類がた~くさん。
前菜、ドリンク、デザート類もあり、すべて食べ放題というブッフェ形式です。

私は、お昼に猫空で食べた茶葉料理がまだ消化されておらず(;O;) 
残念ながらたくさん食べることはできませんでしたが、そんな時でも野菜は入る!!ありがたや~。

しかも鍋でかさが減るので、なんだかんだ言って食べたかも・笑。 

まだまだ、食べていない台湾めしはたくさんあるので、次回訪問も楽しみです(もう次も来る気でいる私^_^;) 

 その6につづく