2018年4月28日土曜日

4月の台湾旅行記 その6(最終回・二二八和平公園)


2018年4月13日(金) 台湾での最終日。

空港までの混載送迎バスのピックアップが10:40と、かなり早いのが痛手ですが、それまでの数時間も無駄にしたくはありません!! 

とはいえ、お店は開いてないので…レトロな建物を見て回ることにしました。 

MRT「台大医院駅」で降りると…向かいには緑豊かな「二二八和平公園」が広がっていました。
テレビで見たあの光景が!あちこちで太極拳をやっている人々、本当にいる~~(加わりたい!!笑→実は本気でそう思った) 




中国風のあずまやが、台湾情緒を盛り上げてくれます。 


公園内にあるこちらの建物は↑「国立台湾博物館」。台湾一美しいとの評判。
ギリシャ・ローマ様式の入口と、丸いドーム屋根が特徴的ですね。
落成は1915年。中を見たかったけれど、時間がない…(>_<) 


そしてこちらが↑「台湾大学医学院旧館」。1916年に完成。
思わず「うわ~」と声が出たほどの迫力と美しさに圧倒。
まさに”美しすぎる病院”だと思いました!!

二本一組のドーリア式の柱、二階の丸窓、いちばん上の弧を描いた両側に対称の屋根部分も凝ってますね~。
今も現役で使われているのもすばらしく、中にも入ってみたかったのですが、何しろ時間がない…(>_<) 


 ↑一番見たかったのがこちらの「総統府」。1919年落成。
当時、どこからでもこの建物が見えたというくらい、さすがの大きさ、堂々たる建物。
中央の棟は60mもあるそうです。

第二次大戦でかなりの損傷を受け、1946年に再建されました。
衛兵やら警官やらがあちこちにいて、ものものしい雰囲気です。
近くからの撮影は禁止されているとネットで読んだので、遠くから…。
こちらも内部が見学できますが、今回は無理~~。 


 ↑総統府のとなりにあるのが「司法大厦」=台湾の最高司法機関「司法院」。1934年落成。
こちらも現役で使われているとのこと。
地味なタイルのモスグリーンは「国防色」と呼ばれ、空襲を避けるためだったそうです。 


  ↑総統府の裏にあった「国史館」。
台湾総監督府交通局逓信部として1924年に竣工。
博物館になっていて見学できるようです。 


西門駅へ続く通りにも、引きつけられる古い建物がいろいろ。 


↑こちらの「旧台北信用組合」は1927年の建築。 
窓の上にフクロウの彫刻、「夜もあなたの大事な財産を守っていますよ」という意味があるそう。 

こうして建物を見ながら、宿泊ホテルの最寄り駅「西門駅」まで歩きました。
西門駅のそばにも、「西門紅樓」という古いレンガ造りの建物があります。
1908年に市場として建てられたもの。
現在はカフェやショップなどが入るリノベ複合施設です。 



 
名残は惜しいけれど、9時過ぎにはホテルに戻ります。
朝早くホテルを出たけれどもう蒸し暑くて、そんな中歩いて回ったので汗びっしょり。
シャワーを浴びてから朝食へ。
いっぱい歩いたのでたくさん食べました^_^; 

送迎バスは空港へ向かう途中に免税店へ立ち寄りました。
観光客相手の免税店で、いつもはこうしたお店は素通りしてしまうので新鮮でした。
免税店では買い物はしませんでしたが、空港内で、変わり種のパイナップルケーキ(鳳梨酥)を見つけて購入。プレーン以外の味も試したかったのです。 


 
後日、家で食べ比べ ↑
左がプレーン、まん中が阿薩姆(アッサム)紅茶味、右の緑が文山包種茶味。

もうひとつ、紅麹味の赤いパイナップルケーキも入ってました。
どれもおいしく、パッケージもかわいしかったので気に入りました。

台湾のパイナップルケーキには、冬瓜が入ったものもあって、それは安いパイナップルケーキだとか。
冬瓜の入ってない正統派には「土」がつくらしく、このパイナップルケーキにも「土鳳梨酥」と書いてありました。

でも、安いパイナップルケーキは子どもの頃食べた懐かしい味と言って、そちらを好む台湾人も多いそうです。 

14:30発のチャイナ・エアラインは、20分くらい、出発が遅れましたが、無事に静岡空港へ到着。
自分の車で行けるので、重かったり、かさばったりするお土産も安心して買うことができたのも、静岡空港利用の利点です。おまけに駐車場代は無料♪ 
3泊4日はあっという間でした(初日は寝るだけで終わってしまうし…)。

今度は4泊5日くらいはしたいところです。
次は台中にも行きたいな~。
もちろん、暑い時期は避けて…(^_^;)