空港までの混載送迎バスのピックアップが10:40と、かなり早いのが痛手ですが、それまでの数時間も無駄にしたくはありません!!
とはいえ、お店は開いてないので…レトロな建物を見て回ることにしました。
MRT「台大医院駅」で降りると…向かいには緑豊かな「二二八和平公園」が広がっていました。
テレビで見たあの光景が!あちこちで太極拳をやっている人々、本当にいる~~(加わりたい!!笑→実は本気でそう思った)
ギリシャ・ローマ様式の入口と、丸いドーム屋根が特徴的ですね。
落成は1915年。中を見たかったけれど、時間がない…(>_<)
思わず「うわ~」と声が出たほどの迫力と美しさに圧倒。
まさに”美しすぎる病院”だと思いました!!
二本一組のドーリア式の柱、二階の丸窓、いちばん上の弧を描いた両側に対称の屋根部分も凝ってますね~。
今も現役で使われているのもすばらしく、中にも入ってみたかったのですが、何しろ時間がない…(>_<)
当時、どこからでもこの建物が見えたというくらい、さすがの大きさ、堂々たる建物。
中央の棟は60mもあるそうです。
第二次大戦でかなりの損傷を受け、1946年に再建されました。
衛兵やら警官やらがあちこちにいて、ものものしい雰囲気です。
近くからの撮影は禁止されているとネットで読んだので、遠くから…。
こちらも内部が見学できますが、今回は無理~~。
こちらも現役で使われているとのこと。
地味なタイルのモスグリーンは「国防色」と呼ばれ、空襲を避けるためだったそうです。
台湾総監督府交通局逓信部として1924年に竣工。
博物館になっていて見学できるようです。
窓の上にフクロウの彫刻、「夜もあなたの大事な財産を守っていますよ」という意味があるそう。
こうして建物を見ながら、宿泊ホテルの最寄り駅「西門駅」まで歩きました。
西門駅のそばにも、「西門紅樓」という古いレンガ造りの建物があります。
1908年に市場として建てられたもの。
現在はカフェやショップなどが入るリノベ複合施設です。
名残は惜しいけれど、9時過ぎにはホテルに戻ります。
朝早くホテルを出たけれどもう蒸し暑くて、そんな中歩いて回ったので汗びっしょり。
シャワーを浴びてから朝食へ。
いっぱい歩いたのでたくさん食べました^_^;
送迎バスは空港へ向かう途中に免税店へ立ち寄りました。
観光客相手の免税店で、いつもはこうしたお店は素通りしてしまうので新鮮でした。
免税店では買い物はしませんでしたが、空港内で、変わり種のパイナップルケーキ(鳳梨酥)を見つけて購入。プレーン以外の味も試したかったのです。
後日、家で食べ比べ ↑
左がプレーン、まん中が阿薩姆(アッサム)紅茶味、右の緑が文山包種茶味。
もうひとつ、紅麹味の赤いパイナップルケーキも入ってました。
どれもおいしく、パッケージもかわいしかったので気に入りました。
台湾のパイナップルケーキには、冬瓜が入ったものもあって、それは安いパイナップルケーキだとか。
冬瓜の入ってない正統派には「土」がつくらしく、このパイナップルケーキにも「土鳳梨酥」と書いてありました。
でも、安いパイナップルケーキは子どもの頃食べた懐かしい味と言って、そちらを好む台湾人も多いそうです。
14:30発のチャイナ・エアラインは、20分くらい、出発が遅れましたが、無事に静岡空港へ到着。
自分の車で行けるので、重かったり、かさばったりするお土産も安心して買うことができたのも、静岡空港利用の利点です。おまけに駐車場代は無料♪
3泊4日はあっという間でした(初日は寝るだけで終わってしまうし…)。
今度は4泊5日くらいはしたいところです。
次は台中にも行きたいな~。
もちろん、暑い時期は避けて…(^_^;)