2022年2月6日日曜日

著書紹介『赤毛のアンレシピ・ノート』

おうち時間が長くなっている中、ぜひ、読書を楽しんでください~(#^^#) 
私の『赤毛のアン』関連書、今回は翻訳させていただいたものをご紹介します♪♪


 『赤毛のアン・レシピノート』(東洋書林) 
 原書は“Aunt Maud's Recipe Book”。 
「赤毛のアン」の作者・モンゴメリが実際に使っていたレシピをまとめた本で、「赤毛のアン」に出てくるお菓子や料理のレシピももちろん入っています。 



上の写真の、右側が原書です。
全然違うでしょう??なぜ、こんなに暗い装丁をしているのか、と思いませんか。
実はこの茶色のノートが、モンゴメリ手書きのレシピが書いてあったレシピ帳なのです。
実物に限りなく近い装丁にしてあるわけなのです。 


 
中はこんな感じ。 
左下が、私が翻訳させていただいたもの。
右上が、原書。

原書は、イラストも何もなく、シンプルです。

作り方も、1,2,3…と、わかりやすく書いてはおらず、簡単な指示だけなので、翻訳する際は、日本のレシピ本に合わせて、1,2,3…と、わかりやすくまとめています。 

これまで日本で出版された赤毛のアン関連の料理書は、19世紀~20世紀初頭に海外で出版されたレシピ本を参考に、こういう料理を食べていたであろう、というまとめ方でした。 

しかし、この本は、実際に、作者のモンゴメリが使っていた、本物のレシピを紹介しているのです! 

原書を見て、これは絶対に日本で翻訳してみなさんに見ていただきたい!と思いました。 

私は翻訳家ではないですが、がんばろうと決めて、出版社に売り込みをしました。

19世紀後半から20世紀初頭にかけての、カナダの食事情もわかる、資料的価値のある本になっているのも特徴で、おかげさまで何刷りも重ねています。 

いざ訳し始めると、出てくる材料がわからない、日本では手に入らない材料が・・・と壁がいくつも。

そこで、『赤毛のアン お料理ブック』を出されたPEI在住のテリー神川さんに助けていただきました。
自分でも、この本の半分以上の料理を作ってみました。 
 苦労が多かったのですが、たくさん勉強させていただき、私にとってこの本は特別な思い入れがあります。 

邦訳版には、松成真理子さんのイラストも入って、原書とは違う魅力が加わりました。 

ご自分用、プレゼント用にいかがですか。
サインもお入れします! 私まで、お問い合わせください♪ 



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★★「念いのかけら」→ https://ncode.syosetu.com/n7968gc/ 
『赤毛のアン』へのオマージュで書いた小説です。これがネット小説第一号でしたが、サイトが閉鎖されてしまいましたので、新しく、大幅に加筆して再公開しました。赤毛のアンの舞台になったプリンス・エドワード島に住んでいた私の実体験をもとに、一人の少女の成長物語を描きました。 

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私自身の、女子高校時代を懐かしんで書きました。ラノベ、ラブコメといえなくもない…(笑)だんだん女子高、男子高がなくなっていくのが寂しいです。 

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中学生の女の子が、突然現れた勝軍地蔵様からお願いされたこととは…??

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