私の『赤毛のアン』関連書、今回は翻訳させていただいたものをご紹介します♪♪
原書は“Aunt Maud's Recipe Book”。
「赤毛のアン」の作者・モンゴメリが実際に使っていたレシピをまとめた本で、「赤毛のアン」に出てくるお菓子や料理のレシピももちろん入っています。
上の写真の、右側が原書です。
全然違うでしょう??なぜ、こんなに暗い装丁をしているのか、と思いませんか。
実はこの茶色のノートが、モンゴメリ手書きのレシピが書いてあったレシピ帳なのです。
実物に限りなく近い装丁にしてあるわけなのです。
中はこんな感じ。
左下が、私が翻訳させていただいたもの。
右上が、原書。
原書は、イラストも何もなく、シンプルです。
作り方も、1,2,3…と、わかりやすく書いてはおらず、簡単な指示だけなので、翻訳する際は、日本のレシピ本に合わせて、1,2,3…と、わかりやすくまとめています。
これまで日本で出版された赤毛のアン関連の料理書は、19世紀~20世紀初頭に海外で出版されたレシピ本を参考に、こういう料理を食べていたであろう、というまとめ方でした。
しかし、この本は、実際に、作者のモンゴメリが使っていた、本物のレシピを紹介しているのです!
原書を見て、これは絶対に日本で翻訳してみなさんに見ていただきたい!と思いました。
私は翻訳家ではないですが、がんばろうと決めて、出版社に売り込みをしました。
19世紀後半から20世紀初頭にかけての、カナダの食事情もわかる、資料的価値のある本になっているのも特徴で、おかげさまで何刷りも重ねています。
いざ訳し始めると、出てくる材料がわからない、日本では手に入らない材料が・・・と壁がいくつも。
そこで、『赤毛のアン お料理ブック』を出されたPEI在住のテリー神川さんに助けていただきました。
自分でも、この本の半分以上の料理を作ってみました。
苦労が多かったのですが、たくさん勉強させていただき、私にとってこの本は特別な思い入れがあります。
邦訳版には、松成真理子さんのイラストも入って、原書とは違う魅力が加わりました。
ご自分用、プレゼント用にいかがですか。
サインもお入れします! 私まで、お問い合わせください♪
ーーーーーーーー
★★私の創作物語を【小説投稿サイト 小説家になろう】にアップしています。
無料ですので、お時間のある時に、読んでいただけましたら幸いです。
★★「天狗になりたい?!」 →https://ncode.syosetu.com/n6069gr/
読むだけでしたら、会員登録もいりません(ブックマークに登録する場合は会員登録が必要)。
★★「念いのかけら」→ https://ncode.syosetu.com/n7968gc/
『赤毛のアン』へのオマージュで書いた小説です。これがネット小説第一号でしたが、サイトが閉鎖されてしまいましたので、新しく、大幅に加筆して再公開しました。赤毛のアンの舞台になったプリンス・エドワード島に住んでいた私の実体験をもとに、一人の少女の成長物語を描きました。
★★「おれは女子高生」→ https://ncode.syosetu.com/n8540gc/
私自身の、女子高校時代を懐かしんで書きました。ラノベ、ラブコメといえなくもない…(笑)だんだん女子高、男子高がなくなっていくのが寂しいです。
★★「勝軍地蔵 お頼み申す」→ https://ncode.syosetu.com/n5652gg/
中学生の女の子が、突然現れた勝軍地蔵様からお願いされたこととは…??
小学校4年生の西尾巧は、ある日突然自分が天狗族であることを知らされた!