ロンドンツアー日記
その11 コッツウォルズツアー①バイブリー
その12 コッツウォルズツアー②バートン・オン・ザ・ウォーター
その13 ストウ・オン・ザ・ウォルド
その14 チッピング・カムデン
コッツウォルズ日帰りツアー、最後の訪問地はストラトフォード・アポン・エイボン。
ここも、私は1993年のバックパッカー旅行で訪れた町。二泊してます。
その時は鉄道利用でした。宿も決めてなくて(インターネットのない時代(^^;)空きの看板のあるB&Bを見つけてそこに泊まった記憶があります。
ストラトフォード・アポン・エイボンは、言わずと知れた、シェイクスピアゆかりの町。
そんなにシェイクスピアが好きでもないのに、なぜか二泊して、夜は劇場で演劇(「ヴェニスの商人」でした)を観ました。
どんな内容か、事前に読んでもいなかったので展開がわからず・・・。なんで劇場に行ったのか、当時の私に聞いてみたい(;^_^A
その翌日に、この町からのコッツウォルズ日帰りツアーに参加したんでした。
今回、5つの村を巡りましたが、1993年に巡った村を一つも思い出せませんでした。チッピング・カムデンは行ったような気がしましたが、はっきりしません。
たった1枚、残っている私のコッツウォルズでの写真がこれです。

この町並みを見て、どの村かわかる方、教えてください<(_ _)> →この日記を読んだ英国好きの知人から連絡があり、この村はStantonだとわかりました。ありがとうございました。
こんな記憶力の私ですから、今回のツアーのことも、きっと何十年かして生きていたら、忘れてしまうかもと思い、書き残しています(^^;
さて、今回のお話に戻ります。
ツアードライバーが、ぐるっと町を回って、位置関係を教えてくれました。
1993年に来た時は暗いイメージがありましたが、晴天だったからか、とても感じのいい(笑) 町に思えました。天気って大事よね・・・。

茅葺屋根の家もありましたよ。

町の名前の由来になった、エイボン川。
1993年時もこの川は見た記憶がありますが、こんなに広い川だったんだ・・・(;^_^A

ボートにも乗れるみたいですね。
滞在時間は1時間ちょっと。
ここで行きたかったのは、シェイクスピアの生家。
1993年にも来ていますが、中に入らなかったので、今回は入ってみたいと思いました。
シェイクスピアの生家は、ヘンリー・ストリート沿い。
集合場所(駐車場)からすぐでした。
あれ~~こんなにオシャレな通りだったかな~~~???
シェイクスピアの銅像。謎多き人物ですよね。
素敵なお店もいっぱい。
当然のことながら、ウィンドウディスプレイはシェイクスピア。
このブックスタンド、欲しいな~~。持って帰るのが大変そうだから買えなかったけど。

こちらがシェイクスピアの生家。

↑ 1993年のイギリス旅行時の数少ない私の写真(^^; 人に撮ってもらったので、家が切れてる(◎_◎;) こんなふうに撮ります???(笑) 当時は写ルンですで撮ってるから、どんなふうに撮られたのかは、現像するまでわからないのですよ。
写真を比べてみると、今は柵で囲われて、花もありませんね。
時間がないのでさっさと入ります。入場料は、他のシェイクスピアゆかりの場所とのセット券を買うと安くなるのですが、私たちは時間がないのでここのみの入場料を払いました。
ジョンは裕福な農家の娘メアリー・アーデンと1557年に結婚。町会議員、参事会員、町長なども歴任するなど、町の有力者の一人だったとのこと(のちに没落してしまうことになるのですが・・・)。
現在、シェイクスピアが10歳頃の室内の様子が再現されているそうです。
中に入ると、当時の衣装を着たスタッフのパフォーマンスが行なわれていました。
時間がないのでまずは中を見学します。

古い家なので、人数制限をしていました。

中に入ると意外に部屋数は多い。窓から庭が見えます。
シェイクスピア作品に出てくる植物が植えられているとのことで、家よりこの庭が見たかったというのが正直なところ(^^;
ゆっくり聴いている時間がないので、ほどほどで切り上げねばなりませんでした。残念。
記念に買ったのはテューダー・ローズのネックレス。ピューター製だからか、お安かった。しかもイギリス製でした!

バラ戦争と関係のあるテューダー・ローズ。
赤バラの中に白バラを重ねた二重のバラに描かれるのが普通です。
それは、15世紀のイングランドで、ランカスター家とヨーク家による紛争(バラ戦争)が行なわれていたことに由来。
ランカスター家は赤バラ、ヨーク家は白薔薇を紋章に使っていました。ランカスター家の血を引くヘンリー7世は、ばら戦争を終わらせるべく、 ヨーク家のエリザベスと結婚しました。そして両家の血を引く新たな王朝テューダー朝を築きました。
赤と白のバラが合わさったテューダー・ローズは、ユニオン・ローズとも呼ばれ、両家を結び付けたデザインなのですね。
途中渋滞はありましたが、18時過ぎにはパディントン駅に到着。出発が遅れたものの、ほぼ予定通りで、お見事でした。
ホテルに戻ったらもう出かける気力はなし。もともと日本から持って行った即席めんなどですませる予定だったので、疲れを癒しながら日本食でほっとしました。そのあとは、パッキングです。
でも、体力の衰えを感じる私にはこのくらいでよかったかも。
帰りはガトウィック空港利用。
ガトウィック空港へ向かう途中、通り過ぎたのがハマースミス。
あ、あれあれ、見覚えのある建物!
2017年のイギリス旅行の際、アフタヌーンティーをしたホテルが目に止まりました!
映画『小さな恋のメロディ』のロケがされた建物が「セント・ポール・ホテル」となっていて、そこでアフタヌーンティーをしたのです。
帰国後、検索しました。オーナーが変わったようで、ホテル営業はなくなり、レストランに。アフタヌーンティーもあるようなので、また行ってみたいと夢がふくらみました。
ガトウィック空港は、ヒースローに比べると、こじんまりとして使いやすい空港ですね(初めて利用しました)。
出国後の免税店のところで、またしてもお土産を購入(;^_^A かさばるのに・・・

ちゃんと茶葉も入ってます。
このあとは順調に・・・と言いたいところですが、飛行機が遅れに遅れました。
通常なら、ドーハでの乗り継ぎ便に間に合わないほど遅れたのですが(2時間くらい?)、ツアーで大人数だったこともあるのか、待っててくれて、スタッフの方の先導で、みなまとまって、小走りで移動・・・。もう一泊にならなくてよかった。
こうして予定通り帰国できました。
この物価高で、海外旅行自体、もう行けるかわからないので、激安のツアーに思い切って参加してよかったです。ツアーはツアーなりの楽しさと充実感があります。
浜松、掛川、静岡でさせていただいているお茶会は夏の間、お休みいたします。
10月から再開します。
10月以降のお茶会の予定です。
★★奥田実紀が同行する静岡お茶ツアー(一泊二日、日帰り参加可)
2025年10月24日(金)~25日(土)
現地集合、現地解散 詳細はこちらをご覧ください。
★★10月29日(水) ロンドンのお茶会@浜松市
ロンドンツアーのお写真をお見せしながらイギリスの魅力をお伝えします。
午前の部、午後の部とも満席で、キャンセル待ち受付中です。
参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有
★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。
参加費:3,000円
会場:英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。
★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。
参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有
お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!
こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。
これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。
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