商品名は「Nine Ladies Dancing Tea」(踊る9人の女性)
9人の女性グループTea Gardens of Scotlandが育てている茶の樹の葉っぱを、まとめて製茶したものです。
なぜまとめたのかというと、お一人お一人の茶樹はまだ少なく、製茶するには少なすぎるので、9人分をまとめて製茶にするという工夫をされたのです。
こうして、グループとして初めて、100%スコットランド産の紅茶が誕生。
フォートナム&メイソンで扱ってもらえるという成功を手にしました。
実はスコットランドの紅茶については『月刊 茶』で、「お茶の木は育たないと言われていたイギリスで、お茶栽培がさかんに!」というタイトルで4回にわたって記事を書かせていただきました。
2018年9月号 商業ベースの紅茶生産に初めて成功したトレゴスナン・エステート
2018年10月号 北部スコットランドで紅茶製造に取り組む女性グループ
2018年11月号 茶生産者を応援するティー・コンサルタント ベバリーさん
2018年12月号 イギリスで生まれたアフタヌーンティーの習慣について
10月号で紹介したのが、Tea Gardens of Scotlandで、11月号で紹介したベバリーさんが製茶をされました。
ベバリーさんはこのグループのティー・コンサルタントで、ご自分のお茶工場を建てられたんですよ。
ほかにも紅茶を作っている団体があって、そこのコンサルタントもされているとのこと。
「Nine Ladies Dancing Tea」は、ロンドンのフォートナム&メイソンに直接行って、希少カウンターで買うしかできないとのことでしたが、メンバーのお一人、スージーさんが、お店にかけあってくださって、送っていただけることに。
希少茶なのでお値段はしますが、グループを応援してきた私としてはお祝いのつもりでえい!と思い切りました。
20gで40ポンド。
で、送料が40ポンド~~~~!!!!!!!
他の方法は無理みたいなので、合計80ポンド。
さすがに1週間で到着しました!!
ミントグリーンは、フォートナム&メイソンのカラー。
これほど高価な紅茶は、今まで買ったことがありません~~~~
もったいなくてとても飲めません!!
もったいなくてとても飲めません!!
でも、飲まないと紅茶の意味を成しません!!(笑)
ということで、一人では怖いので、お友だちと一緒に飲むことにしました。
それについては次の投稿で。
***現在は、「Nine Ladies Dancing Tea」はCanton Tea shopのサイトから購入可能で、日本に送ってくれます。
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***「Nine Ladies Dancing Tea」はフォートナム&メイソンで引き続き、販売していくそうです。ロンドンに行かれる方は直接購入できます。***