前回の続きです。
練り切り指導をしてくださるのは島田市の菓子店「龍月堂」さんですが、場所は「日本料理 魚一」さん。
魚一さんは創業明治元年という老舗。移築したというこの建物はおそらく江戸中期のものではないかとのこと。
このお部屋で練り切り体験をさせていただきました。静岡で落ち着きのある空間。時を忘れてしまいますね。
お茶処ということもあるのか、島田市には和菓子屋さんがたくさんあります。
龍月堂さんは創業110年、4代目のご主人が3種類の上菓子を丁寧に教えてくださいました。
練り切り体験、私は3回目ですが、間が何年もあいていますし数個作るくらいでは初心者と同じです(;^ω^)
繊細な作業はなかなか難しい。プラスチック容器からはみ出る大きさになってしまって直していただいたり(^▽^;) そぼろ餡をくっつけるだけの作業も力を入れてすぎてしまってそぼろの形がこわれてしまいます。
そもそも、ドーム型、おわん型にまとめて、と言われてもその形にできない(笑)
雪をかぶった富士山のような形にしたいと思い奮闘するも撃沈。
桔梗
こぼれ菊
富士山
なんとか3種類できあがり、うれしくてたくさん写真を撮りました♪
2つは家に持って帰り、翌日またうれしくて写真を撮りました ↑
体験後は魚一さんが点ててくださった抹茶と一緒に1つ、いただきます。抹茶茶碗は志都呂焼きだそうです。渋いですね。
さらに、龍月堂さんのお菓子の詰め合わせがお土産につきました(*‘ω‘ *) お得だわ~~~。
写真はその一部。
手前は、島田茶をたっぷり練り込んだ「高級煎茶かすてら」、奥が島田産抹茶を餡に使ったパイ「島田宿」。
和菓子に洋菓子、いろいろ摂り揃っているんですね。今度お店に行ってみたいと思います。
あそぼうけんは11月まで使えるとのことなので、ご興味ある方、いかがでしょうか。
私の練り切り体験は3回あるといいましたが、2回目は京都の有名な「亀谷良長」さんで2017年11月(5年前ですね)に体験しています。
写真を出してきて調べました(^^; 記憶力が年々衰えてきて、こうやって時々確認しないとゼロになっちゃうかもです。
2017年の11月は「お茶の京都博2017 Kyoto Tea Expo」をやっていて、そこにスコットランドで紅茶を作っている「Tea Gardens of Scotland」から二人招待されて来日。講演もされましたが、残念ながら私はそれは聞くことができず( ;∀;)
でも、京都でお二人とお会いして日本を楽しんでいただきました。三洪庵さんのおそばをいただいたあと、亀谷良長さんで和菓子体験をしたのでした。
3種類の練り切り(やはり一つはそぼろ)を作り、お店の方が実演してくださったお干菓子も出していただきました。
スコットランドの方もとても喜んでくださって、私も同行してくれたお茶友さんも一緒に4人で楽しい時間を過ごすことができました。
このご縁で、翌2018年に私はまたスコットランドへ行った際、お城に泊めていただくことになるのです。その時の日記はこちら。
100%スコットランド産紅茶についてはこちらの日記に書いています。
あ~書いていたら、スコットランドに行きたくなってしまいました。コロナ禍はいつまで続くんでしょうね・・・(;O;) ロシアとウクライナ情勢もあるし。
落ち着くまで国内を楽しんで(国内も行きたいところがいっぱいある!)、行ける日を待とうと思います。