2025年10月12日日曜日

英国の街を楽しむお茶会@名古屋

名古屋の「Reading Mug」さんで開催された、山田佳世子さんのお茶会に参加させていただきました(^^)/

Reading Mugさんは”多様性を伝えるセレクト本屋”さんで、今年で4周年。
オープンされた時からSNSでみなさんがご紹介していて、一度行ってみたいと思いながらなかなか行けず、やっと叶いました。

Reading Mugさんがお店を開くいきさつについてはこちらのソトコトさんの記事に詳しいので読んでみてくださいね。



地下鉄「星ヶ丘」駅から、てきてく、歩いて20分くらい。
商店街にある、イギリスの片田舎にあるカフェや本屋さんのようなたたずまいでした♪





店主のキムラナオミさんがイギリス大好きで、イギリスで買い絵本やアートブック、クックブックなどの洋書古本を買い付けてこられることは知っていたので、お茶会の時間よりも早くお伺いさせていただき、本棚をチェック、チェック(*'ω'*)

山田さんには私のタータンセミナーにご参加いただいたことからの、イギリスつながりのご縁です。

建築士・住宅設計プランナーであられる山田さんが『日本でもできる! 英国の間取り 』(エクスナレッジ)を出された際には、木谷朋子さん主催の旅カルチャー講座での間取りのセミナーも受講させていただきました。
手描きのあたたかみのあるイラストが好きです。


今回は名古屋で原画展&お茶会をされるとのことで、名古屋なら!!しかも平日!日帰りで行ける!とすぐに申し込みました。

お茶会が終わってからではみなさん山田さんとお話をされたいだろうから、早く行けば私にも時間を取っていただけるかな~と思い、1時間以上早くうかがって、原画もしっかり見せていただきましたし、山田さんともお話できました(#^.^#)




原画は、今年刊行された『一度は訪れたい英国の小さな街』(大和書房)の原画です。

すでに購入していたので、持参し、本にサインもしてもらいました(*´ω`*) 
オリジナルで作られたというクリアファイルも購入。

どんなお茶会になるのかな~と思っていたら、『一度は訪れたい英国の小さな街』で紹介された街のお写真をたくさん見せてくださいながら、各街の魅力を語ってくださいました。
本ではイラストなので、実際に写真を見るとなるほど、こういうことだったのか、と納得いった点もたくさん。

本は購入して読んでいるのに、20もの街が紹介されているので自分の中で整理できていなかった(^-^; 復習がてら、お話が聞けてよかったです!
お茶会というより、推しの街を2時間びっちり語っていただくセミナーでした!

私、5月にロンドンに行った時、一日フリーデーがあったので、山田さんのこの本も参考にさせていただき、どこに行こうか悩みました。
時間的な制約もあったので、自分で動くことはやめて、コッツウォルズの日帰りツアーに参加することにしたのですが、この本でもコッツウォルズはもちろん紹介されていましたね。コッツウォルズは外せません!

コッツウォルズと一口にくくられていますが、建材の石の違いによって街並みもだいぶ印象が変わるということで、確かにそうだな~と、5月に行ったコッツウォルズを思い出しました。



お茶とお菓子を出していただきました。
神戸の人気英国菓子店アンダーグラウンド・ベーカリーさんのファット・ラスカルと、ショートブレッド。完食しました(^^♪




イギリスで使われている地元の石材。写真を見るだけでも違うことがわかります!

2時間はあっという間でした。
ローカル線を乗り継いで名古屋に行ったので(^▽^;) 長居できず、終了後はすぐに失礼させていただいたのですが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
Reading Mugさん、山田さん、ありがとうございました。

山田さんの原画展は10月25日(土)までReading Mugさんで開催中ですので、ご興味のある方は行ってみてくださいね。

さて、今後の私のお茶会です♪

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★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

午前の部 10:30~12:00 空きあり
午後の部 13:30~15:00 残席2席

参加費:3,000円
会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。静岡駅からバスをご利用いただくか、周辺のコインパーキングをどうぞ。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。

参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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2025年10月11日土曜日

12/2 赤毛のアンのクリスマスお茶会@仙台市

 ***「赤毛のアンのクリスマス」お茶会のお知らせ***


Geminiで作成

昨年に引き続き、故郷である仙台でお話会をさせていただきます。
「赤毛のアンの読書クラブ」さんとのコラボイベントです。

『赤毛のアン』の時代、19世紀末のクリスマスはどんな過ごし方をしてどんな飾りつけをしていたのでしょうか。
アン・シリーズのクリスマスの場面を交えながら、奥田実紀がお話いたします。

アンがお好きな方は物語がさらに深まり、アンにそれほど詳しくなくてもカナダのクリスマスについて知ることができる楽しい機会ですよ。


2025年12月2日(火)

午前の部 10:30〜12:30
午後の部 13:30〜15:30


場所:アンティーク雑貨カフェTiTi(仙台市宮城野区鉄砲町中5-8)仙台駅東口から徒歩約10分

参加費 ¥4,500 (TiTiさん特製のスイーツとドリンク付き)

それぞれ定員があります。私まで、お早めにお申し込みください。TiTiさんは場所をお借りしているだけですので、お申込み、お問い合わせは私までお願いします。




お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
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メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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2025年10月7日火曜日

ウィリアム・メレル・ヴォーリズのお茶会


「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の名前は知らなくとも、メンソレータムという軟膏、あるいはそれを販売した近江兄弟社の名前は知っている人が多いかもしれません。

近江八幡市に、学校や病院も作り、地域に貢献しました。

あるいは全国各地に今も現存するヴォーリズが設計した洋風建築の数々。

たとえば、大丸大阪心斎橋店、関西学院大学、神戸女学院、同志社大学、山の上ホテル、東華菜館・・・・教会もそれはたくさん手がけました。
そして現存しているものが多いです。

アメリカで生まれ、1905年に来日。
今年はヴォーリズが日本に来てから120年に当たります。

華族の令嬢と結婚し、のちに帰化。戦争を乗り越え、日本の地で最期を迎えました。

今回はヴォーリズの洋風建築を中心に、その魅力をお話しします。

静岡市での開催は、ヴォーリズが建築した旧宣教師館(通常は非公開)が会場です。

ご興味のある方はぜひお申込みくださいね。

浜松でも開催いたします。


★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

午前の部 10:30~12:00 空きあり
午後の部 13:30~15:00 残席2席

参加費:3,000円
会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。

参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

お申込みは奥田あて!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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2025年10月6日月曜日

荻窪三庭園めぐり②荻外荘

間が空いちゃいましたが、前回の続きです。
荻窪さんぽ、次に訪れたのが「荻外荘(てきがいそう)」

こちらは去年12月に一般公開され、大きな話題になりました。お友達がSNSにあげているのを見て、行きたいリストに入れていました。



荻窪駅から来るとこっちが正面ですが、私たちは角川庭園から下っていく感じで歩き――



この南側の芝生広場のほうから入りました。建物が高台に見えて、格の高さを物語っている感じ。

ここだけ入場料がとられ、300円。安いです。

内閣総理大臣を3度務めた政治家・近衛文麿が、1937年の第一次内閣期から1945年12月の自決に至るまでの期間を過ごした邸宅を復元したもの。


建物自体は、入澤達吉(いりさわ・たつきち/東京帝国大学医学部教授・大正天皇の侍医頭を務めた)の別邸として1927年に建設。

「平安神宮」や「築地本願寺」などで知られる建築家・伊東忠太の設計。伊東は入澤の義弟だったそうですね。伊東による邸宅は4軒しか現存していないとのことで貴重だそうです。

その後、1937年に近衞が譲り受け、移り住みました。

昭和前期の政治の転換点となる重要な会議を数多く行った場所ということで、国の史跡に指定されました。




この前で近衛が立っている写真が飾ってありました。







この廊下と縁側が一体になったような部分が素敵ですね。芝生広場が見えます。




近衛家の家紋「近衛牡丹」





ハート(猪の目)見っけ。

2012年に近衛の次男が逝去し、地域住民から荻外荘を保護する声が上がります。
2014年から本格的に「荻外荘復原・整備プロジェクト」が始まったそう。

荻外荘の東側の一部は1960年に豊島区へ移築されていましたが、それを取り戻し、解体、補完等、7年かけてもとの姿に復原したとのこと。
保存するからには元の姿で・・・という熱い思いが伝わってきますね。




豊島区から移築された東側部分の玄関。




玄関を入ってすぐにある応接間。
中国風の意匠を凝らした空間なのは、伊東の設計様式や入澤の中国趣味が反映されているのこと。




 伊東がデザインしたという竜の文様の敷瓦が床に使われています。
当時の部材が多く残されていたため、オリジナルの敷瓦とレプリカが混じっているんだそうですよ。

木材も、当時のものを使える範囲で新しいものと組み合わせているとのこと。




荻外荘と命名した西園寺公望の筆跡による「荻外荘」の扁額。

館内にはボランティアの方でしょうか、説明をしてくださる方がいらっしゃったので、丁寧に復元の話、近衛文麿の話などを聞くことができました。




この客間は、「独伊三国軍事同盟」の締結などの契機となった「荻窪会談」や「荻外荘会談」など、重要な会談が行われた場所。
1940年7月19日、日中戦争が長期化する中で戦争路線の方針を決める「荻窪会談」がここで行われました。

当時の会談風景を再現したVR映像を見せていただきました。東條英機らが議論を交わしている姿(会談の様子が映されたモノクロ写真や新聞などの文字情報から再現したとのこと)が観れて、過去の人々なのに動いていて、なんだか不思議な気持ちになります。

歴史にうとい私には説明していただいたことでとても勉強になりました。




食堂。この邸宅を建てた入澤達吉が、主に来客用の食堂として使用していたそうです。



食器棚は再現で、食器はすべて当時のものだとか。


食堂の横に、書斎があります。第二次世界大戦終戦後、戦犯容疑をかけられた近衞は、1945年12月16日早朝、この書斎で青酸カリを用いて自決。
ほぼ手を加えておらず、その当時の姿のままだということですが、怖くて直視できません・・・



和室の一部がカフェになっていたので一休みしました。



私が訪ねたすぐあとに、建築家の隈研吾氏が設計したカフェが新たに建てられオープンしたので、この和室のカフェはなくなったみたいです。それはそれで貴重だったかな。

今後のお茶会のお知らせです♪

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★★10月29日(水) ロンドンのお茶会@浜松市
ロンドンツアーのお写真をお見せしながらイギリスの魅力をお伝えします。
午前の部、午後の部ともキャンセル待ち受付中です。
参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有


★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

午前の部 10:30~12:00 空きあり
午後の部 13:30~15:00 残席2席

参加費:3,000円
会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。

参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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2025年10月3日金曜日

地紅茶製造実習に参加しました♪

 先週、地紅茶学会主催の「紅茶製造実習」が静岡県菊川市であり、参加させていただきました。


地紅茶学会は、地紅茶(日本自生の茶の木から作られる紅茶)を研究し、さまざまな形でさかんにしていこうという集まりです。

お茶農家さんや茶研究家だけでなく、私のようなただ紅茶が好きな民間人もたくさん会員になっています。


毎年場所を変えて開催されている「全国地紅茶サミット」の世話人の方が発起人で、2年前に設立されたばかりの会です。
日本の紅茶(地紅茶、和紅茶)好きの方、会員になりませんか?


全国地紅茶サミットは、私も2012年の岡山県高梁市の時からほぼ毎年、来場させていただいてます。
サミットを目的に、行ったことのない場所を旅行するのはとっても楽しい!


今年は12月6・7日、長崎県対馬市で開催とのこと。
対馬までは行けそうにないけど、来年2月に静岡県島田市で行われる次の地紅茶サミットには行く予定です。

さて、地紅茶学会の紅茶製造実習の話です。

紅茶の品質を高めるために毎年行われているそうで、昨年までは丸子紅茶の村松二六さんの茶工場で行われていました。
しかし、二六さんが昨年お亡くなりになり(いまだに信じられない私なのですが・・・)今年は県の試験場を借りての実習となりました。


会場の静岡県農林技術研究所茶業研究センターは、100年以上の歴史のある茶の研究施設です。

今年の3月にあらたに生まれ変わり、ChaOI-PARC(チャオイパーク)という名称で呼ばれるようになりました。
なんの略称かというと、Cha Open Innovation Practical and Applied Research left、だそうです!


建て替えられる前の研究センターには、私、和紅茶の取材でおうかがいさせていただいたことがあります。
建て替えられた施設の、立派できれいなこと!!




昨年私が企画から販売までさせていただいた赤毛のアン・ティーをケースの中に飾ってくださっていました(*^-^*)

なぜかというとChaOI PARCが関係するChaOIフォーラムの会員になっているからなんです。
地紅茶学学会同様、お茶好きの一般の方でも会員になれるので詳しくはこちらをご覧ください。会員登録は無料です。

取材がなければ、私のような一般市民がお世話になることはまずありませんが、ChaOI PARCは夏休みなどに茶摘みや手もみ、お茶の試飲などができるオープンイベントを開催しているようなので、ご興味のある方はチェックしてみてください。


静岡県はこれまで緑茶一辺倒でしたが、時代の流れに順応すべく「発酵茶ラボ」という、発酵茶(ウーロン茶、紅茶)製造技術の普及そして新商品開発のための施設整備と貸し出しを始めました。

発酵茶ラボにはずっと行ってみたいと思っていましたが、私は紅茶の製造者でもなし(^-^; 機会がありませんでしたので今回とても楽しみにしていました。

発酵茶ラボはもうできてから10年以上たつんですね!
月日の早いこと!
で、愛称も「ChaOIファクトリー」となり、発酵茶を含めた新商品開発研究施設となりました。





緑茶の製造機械を紅茶に代用するのは、よい紅茶にはできれば避けたほうがよいとされているので、わざわざこの八紅茶専用施設を借りて紅茶を作る農家さんもおられますし、大学や今回の地紅茶学会のように紅茶試作のために施設を借りる団体も多いようです。


専属のスタッフの方が立ち合ってくださるので、機械の操作方法なども慌てることなくできるとのこと。

今回は、カネトウ三浦園の三浦さん(和紅茶界でも知られている)が加わってくださったのと、お茶の権威・武田先生も同席、お話をしてくださったので、とても贅沢な時間となりました。


茶葉は、菊川の井村園(こちらも和紅茶界で有名な)の井村パパさんが摘んできてくださった「べにふうき」。

時期的にもう茶葉は硬くなってしまってなかなかに苦労されていました。


茶農家さん、和紅茶ファンの方など20名近くが参加されていて、実際に茶葉にふれたり、機械に茶葉を投入したり回収したりといった作業も私たちにも手伝わせてくださったので、見ているだけではわからない機械の作りや、製造の流れなども知ることができました。


朝8時半から夕方4時まで。どうしても紅茶づくりは時間がかかってしまいますが、紅茶好きの方が集まっているので、当日は30度を超す暑さにもかかわらず交流も含め、楽しく過ごすことができました。




できあがった紅茶は、参加者さんが製造し持参した紅茶と並べてテイスティング。
そして、お土産としていただくこともできました。

2週間くらい置いておいたほうがいいのですが、我慢しきれず開けて自宅で飲んでしまいました(^-^;







自宅でのティータイムのお供は”天空の抹茶”を使ったマフィン。杏林堂薬局さんのオリジナル。

”天空の抹茶”というのは静岡県の小柳津清一商店さんが扱っている、県内の寒暖差が大きい山間地域で栽培された、一番茶で作った抹茶で、商標登録がされているようですね。

菓子メーカーがこの抹茶を使った限定商品なども出しているので見たこと、食べたことのある方もいらっしゃるのでは?

世界的ブームになっている抹茶、海外ではそのまま飲むというより、ラテなどに加工されることがほとんどなので、もっと本当の抹茶を知ってからにしてほしいと思うのですが。

あるいは加工するなら煎茶(濃茶)でもいいわけで、この機会に煎茶をばんばん営業するのも手なのではと思ったりもします。実際、煎茶も売れているようです。

私自身はお茶も抹茶もそのまま飲むのが好きだし、だいたい、抹茶を使ったお菓子のほとんどが抹茶の味がしなくて、かえってプレーンのほうがおいしかったりしますし、緑色を出すためにクロレラ入れてたりするので(^-^; 積極的には抹茶菓子は買いません。
今回はセールになっていたので買ってみました。やはり抹茶の味がしない、もったいなさを感じるお菓子でした。



お菓子といえば、先日、探していたお菓子をやっと見つけたので買ってみました。

COOPの五三焼きカステラ。

これ、テレビの「サタデープラス」のひたすら試してランキングというコーナーがあるのですが、カステラひらすら試してランキングの総合一位になったものです。

カステラを買って食べるほど好きなわけではないのに(^-^; 審査員の方があまりに絶賛していたのでメモしていました。COOPはよく行くので、そんなに絶賛するなら買ってみようかな、って思って。

でもどこのCOOPにもなくて、本当に売ってるの?って思ってました。

すっかり忘れた先日、レジ横に置いてあるのを見つけて、あ、これだ!とひと箱購入。

食べてみると、確かにおいしい。これは納得ができました。


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今後のお茶会のお知らせです♪

★★10月29日(水) ロンドンのお茶会@浜松市
ロンドンツアーのお写真をお見せしながらイギリスの魅力をお伝えします。
午前の部、午後の部ともキャンセル待ち受付中です。
参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有


★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

午前の部 10:30~12:00 空きあり
午後の部 13:30~15:00 残席2席

参加費:3,000円
会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。

参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

お申込み、本のお申込等のお問合せは奥田あてに!

こちらからどうぞ(goole form) 。返信はパソコンのフリーアドレスになります。受信拒否設定されていると返信メールが届かないので、数日たっても返信がない場合はお手数ですが設定を変更されるなど、お客様のほうで対処お願いします。
こちらからメールをしないということはございません。
携帯メールを使って送られてこられた方への私の返信がブロックされる例が多発しています。こちらでは対処のしようがありませんので、ご自身の設定を確認お願いします。
メールアドレスの入力ミス(打ち間違い)も過去ございました。再度フォームから入力をしてみていただくのも一案です。


これまで出版していただいた本がどんどん絶版になっています。原料高で増刷もないとのことです。新品でまだ購入できる本をまとめてあります。サインもいたしますのでご希望の方は ↑ からご連絡くださいね。


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2025年10月1日水曜日

アニメのアンが最終回、アンの話題

今日から10月。日中はまだまだ蒸し暑いですが、朝晩は涼しくなりました。
動きやすくなってきたのでそろそろ私も動いていこうと思っています。

さて、4月から放送開始したアニメ「アン・シャーリー」がとうとう最終回を迎えましたね。

『赤毛のアン』から始まるアン・シリーズを、3巻まで24話で構成すると聞いて、進行が速いんだろうな~と予想はしていましたが、本当に早かった(;^_^A

10~20代の若い世代にアンを知ってもらうのが目的なのはわかるので、今の子は早送りで番組を見るそうですね。なのであの早さでも違和感ないのかもしれませんね。

それより、2巻目『アンの青春』、3巻目『アンの愛情』は、これまでアニメになったことがなかったので、なるほど、こんなふうにアニメとしてまとめたのだな、と興味深く見ました。

最後の最後、アンが神へ感謝を述べるところも実にいい。

キャラクターデザインは好みかと言われれば好みではないけれど、たぶんどのキャラクターデザインがされても私のイメージとは違うと思うので。ただ、フィリッパはちょっと受け付けられなかったかな。

つっこみどころはあったけれど、新しいアンは新鮮でおもしろかったです。挑戦してくれてありがとうございますと感謝です。

番組のHPを見ると、オリジナル・サウンドトラックがリリースされるとか。約85分2枚組だそうで、音楽が良かったので聞いてみたいなと思いました。
ただ、ジャケットに使われた絵が、え、これ・・・物議かもしたあの絵を使うんだ・・・って、ちょっとがっかり(;^_^A
違うシーンを使ってほしかった。


情報としては、『原画に学ぶアニメ作画 アニメ『アン・シャーリー』と土屋堅一の世界 神技作画シリーズ』という本も発売されるようです。
キャラクターデザインを担当した土屋堅一さんが、『アン・シャーリー』を見本に、唯一無二のアニメーションが生まれる制作工程を徹底公開――
って書いてあります。
これは読んでみたいですね。

アンつながりで・・・

日本版『赤毛のアン』と言われている小説『お勝手のあん』シリーズ。

幕末、女料理人として切磋琢磨するおやすが主人公。
シリーズはどこまで続くのか・・・終わらないんじゃない?と思う今日この頃(;^_^A

やっと図書館で回ってきた10巻を読み終えました。
もうこのあたりまでくると、赤毛のアンぽさはまったくありません。小説のつかみが、アンに似てるっていうだけで最初から日本版アンには私には思えなかったんですが、物語自体がとてもとてもおもしろく、ずっと読んでいます。

この10巻に、紅茶が出てきました♪
おやすが横浜に行って西洋料理を食べる場面で、あまいお菓子のあとに”ほうじ茶に似た赤い色のお茶”を飲む。これまで嗅いだことのない不思議な香りがした、と描写され、茶葉を摘んでから醸してあるそうです、と案内の男性に言われる。醸すと赤くなるんですね、でも同じお茶の葉なんですね、とおやすが言う。話題はすぐに変わってしまうけれど、かすていらに似たお菓子にきっと合っていたことでしょうね~(*^-^*)

テレビ「旅サラダ」の海外の旅。
”アトランティック・カナダ”とうたってたので、本当にちゃんと4か所行くのかな、途中で終わるんでは、とどきどきしてましたが見事にやってくれて、えらい!
最後のニューファンドランドは時間が短くない?って感じましたが、ここまで行く日本人はいないだろうってくらいマイナーなニューファンドランドをやったんですものね。
実は私、ニューファンドランドには行ったことがありません。他の3州は行ったんですけど。
島に住んでいるときに思い切ってここも行けばよかったなぁ・・・

「吉高由里子 プリンスエドワード島の旅」番組は、BSP4Kじゃないと観れないと知ってがっかり。
BSP4Kってなに????全然知らなかった(^-^; 
みなさん普通にこれ観れるのでしょうか?
みんなが観れるところでやってくれなきゃ・・・観てもらってなんぼでしょ。
いずれBSとかでやってくれることを祈ります。

今日から、早稲田エクステンションセンターの、赤松佳子先生のオンライン講座「L・M・モンゴメリと『赤毛のアン』」が始まりました!
研究家としての赤松先生の視点が学びになります。見逃し配信で復習しなくちゃ。


劇団四季さんのミュージカル「赤毛のアン」は京都公演が最後ですね。
11月24日まで。まだお席は取れるようですよ。
プロモーションビデオも楽しいのでYouTubeでご覧になってね


アンつながりの話題、最後はタータン(チェック)。

今年の4月、スコットランドタータン登記所に赤毛のアンのタータンが2種、登録されました。
ひとつは「Anne of Green Gables」という名前。
新しく作られるタータンには使われる色に意味が持たせられることが多いのですが、このタータンはベン・スタールの油絵「夏の野原を越えてBeyond the Summer Fields」が反映されているそうです。
スタールのBeyond the Summer Fieldsは、PEIのお土産店でも見かける絵葉書や『赤毛のアン』出版100周年切手に使われた絵でもおなじみ。






ベン・スタールの描いたアンを陶器人形にしたもの。
Cavendish Figurinesは『赤毛のアン』の登場人物やいろいろな場面の置物を製造していましたが、もう中止にしたようです。
お値段が高いのでとても買えませんでしたが、このアンは、帽子の後ろが大きく欠けていて(写真では見えないですが)19ドルという破格の値段で、売っていた場所もなぜかミニゴルフ場だったという、不思議な縁で購入したものです。
そう、15年くらい前。重くて、壊れやすいので家から持ち出したことはありません(;^_^A

アンのタータンの話でしたね(;^ω^)

もうひとつは「Anne of Green Gables Farm House」という名前。
キャベンディッシュのグリーン・ゲイブルズ・ハウスの色(つまり緑)を反映させたそうで、かなーりシンプルな緑のタータンになっています。

当然、ライセンスは取得していて、デザイナーのロバート・パーターソン氏が経営するパトリック・キングス・ウーレンカンパニーではこのタータンはじめ、タータングッズをいろいろ展開しています。

私個人的には、アン関連のタータンの誕生はうれしいけれど、どちらのタータンもかわいらしい感じがなくて物足りない。グッズは買わないかな。
やっぱりプリンス・エドワード島タータンが好きです。PEIタータンのグッズがこのサイトにでているけれど、もうPEIタータンは織られないとも聞いているので、真相はどうなんでしょう。

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今後のお茶会のお知らせです♪

★★10月29日(水) ロンドンのお茶会@浜松市
ロンドンツアーのお写真をお見せしながらイギリスの魅力をお伝えします。
午前の部、午後の部ともキャンセル待ち受付中です。
参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有


★★11月20日(木)ヴォーリズのお茶会@静岡市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。会場の旧宣教師館ミス・カニンハムは、ヴォーリズの建築です。通常は非公開。

午前の部 10:30~12:00 空きあり
午後の部 13:30~15:00 残席2席

参加費:3,000円
会場:静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム(静岡市葵区西草深町34-13)駐車場はありません。


★★11月26日(水) ヴォーリズのお茶会@浜松市
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたる今年。彼が手がけた建物を中心にその魅力をお伝えします。
13:30~を予定していますが、ご希望が多ければ午前も開催します。

参加費:2,800円
会場:浜松市入野の個人宅 駐車場有

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