2022年6月3日金曜日

小田原観光:偉人たちの足跡

 昨日の小田原探訪のつづきです。


如春園さんのそばには、近代日本の礎を築いた偉人の居宅が残っています。
歩いてそれらを観光できます。いい散歩コースです(*‘ω‘ *)
だいたいが土日にしかオープンしないので(-_-;)
平日のこの日に見ることができたのは2か所でした。




↑ まずは皆春荘(かいしゅんそう)。

明治の軍人・政治家、山縣有朋(やまがたありとも)の側近で、第23代内閣総理大臣・清浦奎吾(きようらけいご)の別宅だったところ。
のちに、山縣の別邸(別庵)となったそうです。


庭は、山縣が自ら作庭を指揮したといわれます。軍人ながら、和歌や俳句、書といった風流を愛した山縣。
京都の無鄰菴(むりんあん)のような庭を作りたかったようで、似ている部分があるとのこと。

無鄰菴!!!
私、行きましたよ!!!その時の日記はこちら
そして!山縣の庭として有名なもう一つが、東京の椿山荘
そちらも私、訪ねていました。その時の日記はこちら


↑ そのあとは、松永記念館へ。



写真右側が、記念館。
「電力王」といわれた松永安左エ門が、自ら収拾した古美術品を一般に公開するために建てたもの。

庭園もきれいです。形式にとらわれない、自然の趣のある庭を、松永は好んだとか。
「日本の歴史公園100選」にも選ばれたとのことで、確かにこの池の周りの散策路は、堅苦しくなく、歩いていて気持ちがいいです。



松永は、茶道にも造詣が深く、「耳庵(じあん)」という茶名を持っていました。近代三茶人の一人なんだそうで、こちらの敷地の中にも茶室がいくつもあります。



推定樹齢400年ともいわれるケヤキの巨木と、10トン以上はある石!!
これは見ごたえがありますよ~。
黒部ダムの建設に松永が関わったってことで運ばれたとされる黒部渓谷の自然石。
こんな大きくて重い石を、富山からここまで運ばせられたって、どんだけお金持ち!!!さすが電力王!!!



ケヤキの老木と巨石に出迎えられ、石段をのぼっていくと・・・見えてくるこれまた風情のある木造の家。
耳庵が夫人とともに暮らした家「老欅荘(ろうきょそう)」。さきほどみた、樹齢400年のケヤキの老木から名前をつけたそうです。国登録有形文化財。





まるで茶室のようなしつらえがあちこちに。
茶人だった耳庵のセンスですねー。
どこででもお茶が楽しめるようにと、家のあっちにも茶室、こっちにも茶室。




本当に好きだったんですね。
多くの茶会を開き、政界の要人、画家、学者、建築家などがたくさん訪れたそうですよ。



窓を開けると、庭と一体化するかのような開放的な空間に。写真左側の文机に座って本を読んでいたそうです。

あまり長くは小田原にいれなくて、観光はこれでおしまい。
駅までは歩いて戻りました。



こちら、「ミナカ小田原」。江戸情緒ぷんぷんの建物がすごいです!!
この中のショップを見ながら、小田原駅まで雨に濡れずに歩いていけました。



買ったお土産。まずは「北条虎朱印」。
小田原は100年に渡って北条氏がおさめた城下町。
北条家が五代にわたって公文書に使用した印判を「虎朱印」と言い、それを模したもなかだそうです。
デザインがかっこよくて買ってしまった。




同じく正栄堂の梅太郎。こしあんを求肥でつつみ、甘露煮にした紫蘇の葉で包んだもの。
「水戸の梅」が好きなので、つい買ってしまいました。水戸の梅は白あんだけど、こちらはこしあん。



写真の下の黒いまんじゅうは「菜の花」の「ご黒うさん」。ご苦労さん!だね!
黒ごまあんと、竹炭が入った真っ黒くろすけ、でも好みの味でした!ごま大好き♪
もなかと、梅太郎は、私的には甘すぎた・・・・こんなに甘くなくても・・・(~_~;)




「菜の花」の、期間限定の焼きモンブラン。
これが~~~~好み~~~~ものすごく好み~~~。
もっと買ってくればよかったな。



**インスタグラムやっています。フォローお願いします(^◇^)気軽な投稿はインスタのほうが頻繁です~*** ***フェイスブックはこちら。***


NHK文化センター浜松教室さんで行っているシリーズ講座「赤毛のアンの魅力再発見!」は、途中からでも申し込みできます♪オンライン受講(見逃し配信付)も可能です。
2回、終了してしまいましたが、残り4回分、ご受講できますので、この機会にどうぞ。
私個人ではオンライン講座はできませんので(~_~;)
残りの回数、一括のお申込みとなります。詳細はこちら


また、私と一緒に北海道のカナディアンワールド、富良野のラベンダー園、小樽を旅するツアーの申し込み締め切りが近づいてきました。
催行決定となりましたが、7月10日の出発便が変更になり、07:45 羽田発 となっております。
お申込み、お待ちしています!!ページはこちら。 ツアー詳細はこちら

***7月10日~12日 2泊3日

私は帰りは、羽田ではなく、静岡空港への便を利用します。私のように、静岡空港に帰ることも可能ですので、旅行会社にお問合せくださいね。




★★私の創作物語【小説投稿サイト 小説家になろう】にアップしています。 無料ですので、お時間のある時に、読んでいただけましたら幸いです。
読むだけでしたら、会員登録もいりません(ブックマークに登録する場合は会員登録が必要)。 

★★「念いのかけら」→ https://ncode.syosetu.com/n7968gc/ 
『赤毛のアン』へのオマージュで書いた小説です。これがネット小説第一号でしたが、サイトが閉鎖されてしまいましたので、新しく、大幅に加筆して再公開しました。赤毛のアンの舞台になったプリンス・エドワード島に住んでいた私の実体験をもとに、一人の少女の成長物語を描きました。 

★★「おれは女子高生」→ https://ncode.syosetu.com/n8540gc/ 
私自身の、女子高校時代を懐かしんで書きました。ラノベ、ラブコメといえなくもない…(笑)だんだん女子高、男子高がなくなっていくのが寂しいです。 

★★「勝軍地蔵 お頼み申す」→ https://ncode.syosetu.com/n5652gg/ 
中学生の女の子が、突然現れた勝軍地蔵様からお願いされたこととは…??

★★「天狗になりたい?!」 →https://ncode.syosetu.com/n6069gr/
小学校4年生の西尾巧は、ある日突然自分が天狗族であることを知らされた!